ガングート級戦艦1番艦 ガングート
性能諸元
・基本性能
Tier | 4 | 種別 | ツリー艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 戦艦 | 派生元 | Knyaz Suvorov |
国家 | ソ連 | 派生先 | Pyotr Velikiy |
生存性 | 継戦能力 | (A) 37,600 (B-C) 40,500 | |
装甲 | 13-305mm ・防郭 0-1mm ・艦首・艦尾 19-125mm ・砲郭 0-1mm ・装甲甲板 0-1mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | (A-B) 9% (C) 9% | |
機動性 | 機関出力 | 前期 42,000馬力[hp] 後期 42,000馬力[hp] | |
最大速力 | 前期 23.0ノット[kt] 後期 23.0ノット[kt] | ||
旋回半径 | 660m | ||
転舵所要時間 | (A) 14.3秒 (B-C) 10.2秒 |
隠蔽性 | 通常 | 副砲 | 主砲 | 火災 | 煙幕 | |
---|---|---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 13.6km | - | - | 0.0km | 0.0km | |
航空発見距離 | 8.9km | - | 0.0km | 0.0km | - |
射撃管制装置 | 船体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
A-C | mod.1 | 0.0km | 0m | |
mod.2 | 0.0km | 0m |
主砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 | 弾種 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 305mm/52 | 4基×3門 | HE弾 4500(33%) AP弾 8600 | 36.0秒 | 56.3秒 | HE AP | |
0mm/0 | 基×門 | HE弾 00(0%) AP弾 00 | 0.0秒 | 0.0秒 | HE AP | ||
C | 305mm/52 | 4基×3門 | HE弾 4500(33%) AP弾 8600 | 36.0秒 | 56.3秒 | HE AP | |
0mm/0 | 基×門 | HE弾 00(0%) AP弾 00 | 0.0秒 | 0.0秒 | HE AP |
副砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
---|---|---|---|---|---|---|
A | 0mm/0 | 基×門 | HE弾 00(0%) | 0.0秒 | 0.0km | |
B | 0mm/0 | 基×門 | HE弾 00(0%) | 0.0秒 | 0.0km | |
C | 0mm/0 | 基×門 | HE弾 00(0%) | 0.0秒 | 0.0km |
魚雷 | 船体 | 口径 | 基数×門数(片舷) | 最大ダメージ | 装填 | 射程 | 雷速 | 発見 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 0mm | 基×門(門) | 00 | 0秒 | 0.0km | 0kt | 0.0km | |
0mm | 基×門(門) | 00 | 0秒 | 0.0km | 0kt | 0.0km | ||
C | 0mm | 基×門(門) | 00 | 0秒 | 0.0km | 0kt | 0.0km | |
0mm | 基×門(門) | 00 | 0秒 | 0.0km | 0kt | 0.0km |
対空砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 秒間平均ダメージ | 射程 |
---|---|---|---|---|---|
A | 0.0mm/0 | 基×門 | 0 | 0.0km | |
B | 0.0mm/0 | 基×門 | 0 | 0.0km | |
C | 0.0mm/0 | 基×門 | 0 | 0.0km |
・アップグレード
スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 | スロット5 | スロット6 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
・消耗品
使用回数は第1消耗品、詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
ガングートは、ロシアで建造されたものとしては初の弩級戦艦の艦級の 1 隻であり、主砲を合計 12 門搭載していました。その特徴として、舷側の広大な範囲に装甲が施されており、全体的なレイアウトの工夫により、片舷側で全門斉射可能な射角を可能な限り広くしていました。
1907年末、新型戦艦の要求仕様が決定された後、造船調達局はロシアおよび外国の造船会社に入札への参加を呼びかけました。提出された23種類の計画案から9種類の計画案が選定され、その中でもバルチック工廠の計画案が最も優れていると評価されました。そして4隻の新しい戦艦(ポルタヴァ、ペトロパヴロフスク、セヴァストーポリ、ガングート)の建造は1909年から1911年まで続きました。後者は1950年代の終わりまで海軍で運用されました。
解説
- 主砲
3連装4基12門と、数は撃てるように見えるが、装填が遅いのが難点。遅い旋回と装填速度は、戦艦らしいと言えば戦艦らしい。1,2,3番主砲の前方射角はいいが、4番砲の前方への射角が少し悪い。よくあることだが、全力転舵に主砲旋回が追い付かない。
- 魚雷
ない。戦艦で魚雷を撃ちたかったら、プレ艦を買うか、無課金にこだわるならドイツツリーをグナイゼナウまで進めることをお勧めする。現在は独戦第2ツリーが実装され、Tire7以降の艦はすべて魚雷が撃てるので進めてみるといいだろう。
- 対空
対空セクター強化側を向けてもなかなか落ちてくれない。もし空母にまとわりつかれてイラっときても、自分が空母だったらあなたはこの船にまとわりつくだろう。
- 抗堪性
やはり応急工作班には回数制限がある。使いどころを見極めるか、艦長スキルで増やして経戦能力を水増ししよう。それと、「十字砲火を受けると危険」であることを頭に入れて立ち回ろう。突撃しすぎないように気を付けなければならないが、本ページ下のコメント欄にあるように遠距離になると砲弾の精度が大きく下がるので、前へ出て戦いたいところだが、それは同時に側面をとられるリスクが高まることでもあるので位置取りの勘を磨こう(精神論ばかりで申し訳ない)。
なお水雷防御は同格最底辺クラスであるため、前線に出るときは魚雷への警戒も必要。
- 機動性
速力や旋回に関しては期待しないこと。これは戦艦。感動的な速力も、素晴らしい旋回もない。
- 隠密性
初期状態だと、被発見距離が主砲射程を上回っているので、全ての敵艦艇から先制攻撃を受けることになる。主砲射程の延長も前向きに考えたいが、遠距離が得意でないので、島とお友達になるのも一手(ただし衝突しないように注意)。
- 総評
主砲門数と近距離の精度を生かすのがなかなか難しいが、敵のロケットや小口径の榴弾には結構耐える。敵戦艦の砲撃も角度次第ではかなり粘れるので、ぜひこの船の長所を伸ばしてあげてほしい。
史実
ロシア帝国海軍初の弩級戦艦。現在のところ、ソ連戦艦ツリー唯一の史実就役艦。
ロシア海軍初の弩級戦艦建造計画は予算の認可が下りず、ただの計画で終わってしまった。しかし、弩級戦艦の建造が放棄されることは決してなかった。
1907年4月、海軍参謀本部は規模が異なる4種の艦隊整備計画を作成し、このうち最も小規模なものが皇帝ニコライ二世の承認を受けた。これによって、弩級戦艦4隻の建造枠が確保された。
しかし、整備計画の実施予算はなかなか発行されなかったため、ロシア海軍は対馬での戦訓研究や海外の弩級戦艦の研究をより深化させる作業に没頭することとなった。
その結果、
- 原則的に主砲は全門斉射可能であるべき
- 全主砲に可能な限り広い射界を与えるため、主砲塔は全て中心線に配置されるべき
- 背負い式配置は上部砲塔の砲煙が下部砲塔の照準器を塞ぐリスクがあり、さらに上部砲塔のバーベットは高さが増すので重量増加をもたらす。全砲塔が同じ高さであればこれらの問題が回避でき、火器管制はより容易になり、艦の全高が抑えられることで視認性を低くすることもできる
- 三連装砲塔を導入して砲塔の基数を削減すれば主砲重量が15%削減でき、弾薬庫をなるべく近い距離に配置することも可能である
こういった結論が導き出されていた。新戦艦の大枠はこの時点ですでに固まっていたのである。
しかしながら、海軍省は海外からも広く設計案を募集する道を選んだ。自国の技術に一抹の不安を抱いていたのかもしれない。
呼びかけに応じてコンペへ参加した企業は国内外合わせて18社。応募が締め切られた1908年2月28日時点で計51種もの設計案が応募される一大コンペであった。
ジョン・ブラウン(英)/ヴィッカース(英)/アームストロング(英)/キャメル・レアード(英)/パルマーズ(英)/フルカン(独)
/ブロム・ウント・フォス(独)/シハウ(独)/地中海鉄鋼造船所(仏)注:いわゆる「FCM」である/アンサルド(伊)/オルランド(伊)/
ウィリアム・クランプ・アンド・サンズ(米)/バルチック造船所(露)/アドミラルティ造船所(露)/プチロフ造船所(露)/ネフスキー造船所(露)/フランコ=ロシア工場(露)/ニコラエフ造船所(露)
コンペを勝ち残ったのはブロム・ウント・フォス案とバルチック造船所案、そして鬼才クニベルティの手によるアンサルド案であった。(……と従来言われていたが、どうも勝ち残った最後の一枠はアンサルド案でなくヴィッカース案であるとする説も出てきているようだ。今後どうなるものやら?)
勝ち残った三案が検討会議にかけられた結果、ブロム・ウント・フォス案が最優秀賞に見事輝いた。
早速ブロム・ウント・フォスへと建造が発注され、ドイツの手による最新鋭弩級戦艦がロシア海軍に……やってくれば良かったのだが、ここで思わぬ問題が発生した。
フランスが「フランスの融資した金をドイツに支払って戦艦を建造するとは何事か」と不満を表明してきたのである。(ものによっては「激高」という表現を使っている資料もある。生半可な反応ではなかった可能性が高そうだ)
実際に建造予算がフランスの融資した資金であったのかどうかは分からない。分からないが、「ブロム・ウント・フォス社から図面を買い上げる」という体裁で『補償金(というか、手切れ金)』を支払ってブロム・ウント・フォス社との関係を解消するハメになったことは確かである。
最優秀賞の設計案を建造する道が閉ざされたため、次点であるバルチック造船所案が繰り上がりで建造されることとなった。紆余曲折して結局振り出しに戻った感がなくもない。
ともあれ、コンペの結果は1908年12月17日にニコライ二世へと報告され、新戦艦4隻の建造開始は皇帝陛下の認可を受けた。
こうして建造作業が速やかに開始……されなかった。1隻3700万ルーブル、4隻合計1億4800万ルーブルという多大な建造費は財務省が海軍に割り当てた年間予算だけでは到底賄いきれるものではなかったのである。
というか、建造費を支払うどころか、建造作業を始めることすら追加予算が必須という凄まじい有様であった。
しかし、これが得られるかどうかはドゥーマにおける投票の結果に完全に依存していた。
……そして、投票結果は全会一致で「予算割り当て拒否」であった。
海軍省の日露戦争後の艦隊再建作業における予算の使い方に対してドゥーマが不満を抱いていたせいだとも、海軍における革命運動の伸張に苛立つドゥーマが「戦艦を建造することは反乱軍の数を増やす結果にしかならない」と考えたとも言われている。
いずれにせよ追加予算は一銭も得られず、建造作業に着手できないまま時間だけが過ぎていった。
この状況は首相であるピョートル・ストルイピンの尽力によってどうにか打開されようとしていた。彼は「予算を分割し、予算の一部だけを国家評議会から通すことでドゥーマを迂回する」という裏技を使って小額ではあるが予算の通り道を確保したのである。
この辣腕ぶりによって建造作業開始資金だけは何とか確保できたため、1909年6月3日にロシア初の弩級戦艦が4隻同時に起工された。
戦時でもないのに四つ子とは少々珍しい気もするが、「起工しちまえばこっちのもん」といった腹積もりだったのだろうか……
4隻の弩級戦艦の建造期間は38ヶ月、つまり1912年8月竣工予定であった。しかし、この予定が守られる可能性は作業開始直後から絶望的になっていた。
建造作業開始後も裏技で確保できる小額の予算しかつかないのではどうにかなるはずもない。小額予算で発注できる部品の数などたかが知れていた。
起工を祝う式典こそ6月3日に行われたものの、実質的な作業は9月から10月ごろにゆるゆると始まり、部品がちょこっと届いてはちびちびと建造してやることがなくなり、また部品が届いてはちびちび建造するという悲惨な状態であった。
ポツポツと時折垂れる水滴だけでバケツを満杯にしようというのが土台無理な話なのである。
小ネタ
編集用コメント
- 性能諸元作業中にて、ゼロの部分と正しい数字が混じっております。 -- 2019-10-14 (月) 10:09:23
- ゲーム内説明追記(v12.10) -- 2023-11-17 (金) 19:36:53
コメント欄
- 進水して3戦目、空母3vs3マッチに放り込まれた。2隻の鳳翔から延々と狙われて、まあ攻撃量8000弱で終わったんだけど、撃沈されるまでに魚雷11本を被雷していた。回避したのは6~7本ぐらいだったか。他にはロケット6発被弾。こんなに耐えられるものなん?水雷防御なんか9%しかないんだけど。浸水は運よく1回しか発生しなかったと思う。 なお、戦自体は勝利したので苦労が何とか報われた格好。 -- 2019-11-30 (土) 11:13:01
- それは空母3隻マッチが明白なクソマッチなだけだから安心して。あんなの実力いくらあったって無理よ -- 2019-11-30 (土) 11:15:43
- 独米の箸休めに乗ってみたら砲がすごく扱いやすく感じた。三発並んで飛んでいくとめっちゃ気持ち良く当たって楽しいな! -- 2020-01-13 (月) 01:04:31
- 4番砲塔はもう砲側照準で別の敵狙ってくれって気分になってきた -- 2020-05-07 (木) 23:33:13
- 短射程高精度高火力の主砲が活きる近距離戦で輝く船だな。同ティア戦艦の中だと良好な機動力を活かして駆逐や巡洋艦と一緒に前線に出ると圧倒的な火力を楽しめるぞ -- 2020-06-09 (火) 23:52:32
- 強いけど、格上巡洋に抵抗できないのが辛い -- 2020-06-14 (日) 09:47:30
- このコメ欄みてなるべく9.0km以内で斉射するようにしたら敵巡洋艦をフルHPで即チンさせるわ、戦艦を2万毎回削るわ、駆逐を粉砕するわで糞たのしい。 -- 2020-06-16 (火) 01:36:07
- 走攻守揃ってて気持ちがいい。でもこいつの主砲になれちゃうと他国の戦艦乗れなくなりそう -- 2020-07-17 (金) 00:50:02
- むしろ180度一分近い照準速度に耐えられるなら何だって行けそうだけど、問題はプレイヤーの遠距離砲戦能力が育つかどうかだな。 -- 2020-07-17 (金) 01:10:26
- 走攻守 -- 2020-07-17 (金) 23:42:38
- 空母2マッチだと集中攻撃されるな。この船って空母から見たらカモリストに乗ってるのか? -- 2020-09-05 (土) 13:20:29
- T4艦ってほぼ対空無いから。ガング―トはその中でも対空が貧弱な部類。 -- 2020-09-05 (土) 14:25:26
- 対空低いんだけど、変に狙われる所為で撃墜数が伸びる悲しさ・・・・50機って・・・・ -- 2020-10-03 (土) 16:01:42
- T4艦ってほぼ対空無いから。ガング―トはその中でも対空が貧弱な部類。 -- 2020-09-05 (土) 14:25:26
- 接近戦 敵の弾はじくは、防郭抜かないけど結構ダメージ持ってけるし接近戦強い -- 2020-11-30 (月) 09:10:17
- それな -- 2020-11-30 (月) 19:44:42
- 5分で最初の獲物 破壊的一撃×2 大口径をとった -- 2020-12-01 (火) 09:26:23
- 固い。一撃が重い・・・。魚雷で沈めないと骨が折れる -- 2020-12-01 (火) 12:21:26
- この船空母からしたらいい鴨ですね 所詮コミューンの船などこの程度なのです -- 2020-12-07 (月) 07:01:56
- この船買ってシルバー残り90000...😭 -- 2021-07-29 (木) 18:40:05
- ソ連戦艦ツリー唯一の史実就役艦って...どれだけWGが頑張ったか分かるな...。 -- 2022-08-25 (木) 23:25:31
- 「ソ連」戦艦ツリーだって???(めんどくさい人) -- 2022-08-26 (金) 00:02:35
- ソ連戦艦ツリーなんだからソ連戦艦でしょ?(本当は帝政ロシア時代の奴でソ連時代の奴はプレ艦のオクチャブリスカヤ・レヴォリューツィヤの方である。 -- 2022-08-26 (金) 00:52:05
- 「ソ連」戦艦ツリーだって???(めんどくさい人) -- 2022-08-26 (金) 00:02:35
- こいつに瀕死MOLTKEの道連れ至近距離斉射を完全跳弾されて悲しい(´;ω;`) -- 2023-08-15 (火) 00:50:36