LST-325
性能諸元
・基本性能
| Tier | - | 種別 | AI艦艇 |
|---|---|---|---|
| 艦種 | 戦車揚陸艦 | 派生元 | - |
| 国家 | アメリカ | 派生先 | - |
| 生存性 | 継戦能力 | 10,000 | |
| 装甲 | 艦首艦尾 | 0-1mm | |
| 中央甲板 | 0-1mm | ||
| 中央側面 | 0-1mm | ||
| 上部構造物 | 0-1mm | ||
| 砲塔 | 0-1mm | ||
| 防郭 | 0-1mm | ||
| 対水雷防御 | ダメージ低減 | 0% | |
| 機動性 | 機関出力 | 0,000馬力[hp] | |
| 最大速力 | 25.0ノット[kt] | ||
| 旋回半径 | 0m | ||
| 転舵所要時間 | 0.0秒 | ||
| 隠蔽性 | 通常 | 火災 | 煙幕 | |
|---|---|---|---|---|
| 海面発見距離 | 5.24km | 0.0km | 0.0km | |
| 航空発見距離 | 0.0km | 0.0km | - |
| 対空砲 | 船体 | 距離 | 口径 | 基数×門数 | 継続的秒間ダメージ (爆発ダメージ*1) | 命中精度 | 有効ゾーン 0.1km - |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| - | 短 | 20mm Oerlikon | 12基×1門 | 0 | 0.0% | 2.0km | |
| 中 | 40mm/56 Bofors | 1基×2門 | 0 | 0.0% | 3.5km | ||
| 中 | 40mm/56 Bofors | 5基×1門 | 0 | 0.0% | 3.5km |
ゲーム内説明
解説
古くから存在の痕跡があった船。13.4.0.0イベントオペレーション「Dデイ」のAI艦としてついに登場を果たした。
史実
LST-325は米国で建造されたタイプ2 LSTファミリーのLST-1型に分類される。
「LST」とは「Landing ship tank」の略で、つまるところこれだけでは戦車揚陸艦の総称である。
船首扉を備え海岸に直接着岸し車両を揚陸するのがLSTの特徴。揚陸にはこのほか、搭載した小型舟艇を用いるものもあるが、こちらは揚陸艦と言うより舟艇母艦と言うべきか。この母艦タイプの日本海軍一等輸送艦もゲームデータ内にいるとかいないとか
LST-1型は米国で開発・建造された船だが、そのルーツは英国にある。ダイナモ作戦以降、来たる反攻に向け多数の揚陸艦を欲していた英国はタンカー改造の戦車揚陸艦を数隻確保したが、造船所は独潜水艦によって失われる輸送船の補充に忙しく新規建造を米国ギブス&コックス社に頼った。これに米国も乗じ誕生したのがタイプ2 LSTである。
タイプ2は戦中3・戦後4で計7つのサブタイプに分類出来たが、いずれも最初のLST-1型を金型に改善を重ねていったもので基本能力は共通している。総1052隻が建造され、何十隻かは工作艦・舟艇修理艦・舟艇母艦・魚雷艇母艦・病院船など様々に転職した。なおタイプ1・3は英国および英連邦で建造されたシリーズを指しこちらもいくつかのサブタイプに別れながら61隻が建造されたらしい。
LST-1型は基準排水量1,625t、満載4,080t。速力は11.6tと低速だが、水中抵抗が大きい船首扉を搭載したビーチング式揚陸艦としては平均的だった。搭載物件数は1,600~1,900t*2。車両数で見た場合主力中戦車なら20両、軽戦車のM24なら24両搭載出来たとされる。基本的にこれらの車両は艦内に格納されたと思われるが、格納庫はエレベーター(改良型はスロープ)で上甲板とも接続していたためトラックのような軽い車両は露天係止することもあったようだ。
戦争が終わると各国に在庫処分譲渡し、シチリア島上陸・ノルマンディー上陸に参加したLST-325もギリシャに渡りHS Syrosとして1964年から運用された。LSTは日本とも馴染があり、戦中は目前に迫る脅威とか捕虜の一次収容施設、戦後は復員船や海上自衛隊で掃海・災害派遣に運用されたので良し悪し印象ともかく記憶してる人は多いかもしれない。
なおLST-325は現在も残る保存船の一隻である。2000年に米団体がギリシャから買い取り帰国。この際、自力航行で大西洋を横断した。現在は故郷のインディアナ州エバンズビルに碇泊している。え?インディアナ州?内陸なので疑問に思う方もいるかもしれないが、ミシシッピ川・オハイオ川を直線距離1000km遡上し帰郷した。ビーチング式揚陸艦は喫水が浅いから川も進めるのだ。航行可能な状態であるためフラっとどこかへ出かけるらしく2005年には大戦記念の式典に参加するため東岸ボストンへ回航したりもしている。流石に外板・船殻にガタが来ているようで長旅は控えめだが、今でもオハイオ川流域都市を移動することがある様子。訪ねる機会があるなら不在だったなんてことが無いよう調べる必要がありそうだ。
小ネタ
モデルは古めだが、船首扉内側と10mほどの格納庫空間が作り込まれている。
上甲板に並ぶ円筒は換気用のベンチレーター。格納庫内で戦車がアイドリングしても窒息しないように多数が設けられている。キセル形のような防水能力がないので、換気不必要な状況や悪天候時は布で蓋をしていた。甲板上の黄色い丸はおそらく車両や物件をワイヤー固定するための眼環。
イベントDデイ開催にあたり、ゲーム内にはそれに関係した船舶が多数加わった。悲しいことに動かないオブジェクトなのだが紹介しよう。
LCA 強襲上陸舟艇
LCM 機動揚陸艇
LCT 戦車揚陸艇
編集用コメント
- 画像を追加しました。 -- 2024-05-30 (木) 20:47:25
コメント欄
- ノルマンディー上陸作戦にも参加したLST510はアメリカへの帰還後、1960年代に売却されMV Cape Henlopenとして大規模な改造を行われたのち沿岸フェリーとして利用されました。2019年には大規模なオーバーホールが実施され、何と現在でもニューヨークにほど近いロングアイランド航路に就航しています。大規模な構造物の設置で外見は全く異なっていますが、大発動艇から着想を得たという船首のランプには往時の面影が残っています。船内には功績を伝えるプレートがはめ込まれており、もし機会があれば今を生きる真のベテランとして余生を送る彼女に乗船してみるのも良いでしょう。 -- 2024-05-30 (木) 12:53:41
