Tier2 ポーランド 軽戦車 (読み:シェデムテープー)
↑ Bofors 2-osobowa + 47 mm QFSA
↑ PZlnź.220A + 40 mm Działko czołgowe Dł.55
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 360⇒380 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 17/13/10 |
最高速度(前/後)(km/h) | 35/18 |
重量(初期/最終)(t) | 9.82/10.06 |
実用出力重量比(hp/t) | 13.92 |
本体価格(Cr) | 3,950 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 不可 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
37 mm Bofors wz. 37 | 16.67 ⇒17.65 | AP APCR HE | 34 67 24 | 40 40 45 | 667 ⇒706 | 0.4 | 2.5 ⇒2.3 | 705 881 705 | 140 | 11 800 10 | 70 | -12°/+20° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
47 mm QFSA | 17.14 ⇒18.75 | AP APCR HE | 45 70 23 | 55 55 70 | 943 ⇒1,031 | 0.4 | 2.5 | 488 610 488 | 115 | 12 800 14 | 100 | |
40 mm Działko czołgowe Dł.55 | 21.43 | AP APCR HE | 55 71 23 | 55 55 70 | 1,179 | 0.4 | 2.3 | 732 915 732 | 120 | 18 1,200 16 | 160 |
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
Bofors 2-osobowa | 15/13/10 | 32 | 240 | 700 |
---|---|---|---|---|
PZInż.220A | 18/16/15 | 35 | 300 | 800 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
PZInż. 235 | 130 | 15 | 300 |
---|---|---|---|
PZInż. 155 | 140 | 15 | 350 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
7TP | 10.15 | 40 | 3,300 |
---|---|---|---|
7TP wz.39 | 10.8 | 45 | 3,300 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
N2 | 300 | 50 |
---|
乗員
1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Loader |
---|
拡張パーツ
Class3 | × | × | × | × | Class3 | ||||||
× | × | × | Class3 | × |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 14.36%⇒13% | 3.9% |
移動時 | 10.77%⇒9.75% | 2.92% |
派生車両
開発ツリー
37 mm Bofors wz. 37 (初期/2,200) | ━ | 47 mm QFSA (75/2,350) | ||||
Bofors 2-osobowa (初期/550) | ━ | PZInż.220A (90/850) | ━ | 40 mm Działko czołgowe Dł.55 (320/7,900) | ━ | 10TP (950/37,000) |
N2 (初期/0) | ||||||
PZInż. 235 (初期/900) | ━ | PZInż. 155 (160/3,800) | ||||
7TP (初期/310) | ━ | 7TP wz.39 (100/590) |
車両に関する変更履歴
v1.1.0 | 新規実装 |
v1.9.0 | 37 mm Bofors wz. 37の総弾数を70発から140発に変更 47 mm QFSAの総弾数を50発から115発に変更 40 mm Działko czołgowe Dł.55の総弾数を60発から120発に変更 修理費用を50%ダウン 収益性を23%ダウン Bofors 2-osobowa砲塔時のHPを180から360に変更 PZInż.220A砲塔時のHPを190から380に変更 |
解説(v1.1.0)
- 概要
v1.1.0で追加されたTier2のポーランド軽戦車。
Vickers Mk. Eの独自改良型であり、大戦初期のポーランド機甲部隊の一角を成した軽戦車である。
- 火力
前身と違い搭載可能な砲は全て単発砲。性能の特性差は少なく単純に上位互換・下位互換の関係を持つ。
俯角は12°も取れるので、なるべく地形活用を意識したい。- 37 mm Bofors wz. 37
初期砲。単発が劣るにも関わらず、発射速度を含めたほぼすべての性能が他の砲に劣る。
榴弾の貫通力が他砲より1mmだけ高いが、威力が低いので無意味。 - 47 mm QFSA
前身から引き継ぐ砲。購入したらまずはこの砲に換装しよう。
37mm砲よりは性能が良いが、40mm砲には性能が劣る。とはいえ、このTierでは平凡な性能。
弾速がAPで488m/s、APCRで610m/sと非常に遅い点に注意。
初期砲塔で運用するならこの砲を使う事になる。 - 40 mm Działko czołgowe Dł.55
最終砲。47mm砲の上位互換の性能。
通常弾の貫通力が10mm伸びて55mmとなり、Tier2LTの通常弾としては優秀で、Tier3相手にも有効射を与えられる可能性が高い。
またこのTierとしてはDPMも高い。
課金弾の貫通力は47mm砲から1mmしか向上しておらず71mmだが、その割に弾薬費が高い。通常弾が優秀な事もあり、積むとしても少なめで良いだろう。
なお、弾速については通常弾・課金弾ともに改善される。
- 37 mm Bofors wz. 37
- 装甲
砲塔・車体ともに前面でも18mm以下と薄く、頼りにならない。機関砲を角度で防げるかもしれない程度で、榴弾にも弱い。
なお、砲塔がやや左寄りに設置されているので、車両の右側を遮蔽物で隠すと投射面積を狭く出来る。
逆に前かナナメに右から出た場合、砲が出るのが遅くなり、被弾しやすくなる点に注意。
しかし装甲は薄いが、耐久力は改良砲塔で380と、Tier2としてはかなり耐える。
防盾外側の僅かな部分のみ30mm近くになる部位があるが、それでも機関砲を防ぐのが精々。範囲がとても狭いのもありとても頼れるものではない。
- 機動性
やや遅め。同Tierのフランス軽戦車などに比べればかなりマシだが、機動戦は苦手と言える。
- その他
視界は300mと平凡。隠蔽率も悪い。
なお、隠蔽率に関しては後期砲塔に換装する事でさらに低下する。
苦行気味な戦車のためだけにゴールドを使うのが惜しいのならば、装填手は兵舎に残しておくとちょっぴりお得。 - 総論
DPMと貫通力、そして耐久力に優れた車両。それ以外のスペックはTier2LTとしては至って平凡なものである。
装甲の薄さと頼れる程ではない機動力から、最前線で真っ向から撃ち合うには不安がある。戦闘前半はやや後方からの射撃に徹したほうがよいだろう。
史実
7TPはイギリスのヴィッカース6トン軽戦車をポーランドが独自に改良し生産された軽戦車である。7TPとは「ポーランド軍7トン戦車」を意味する。
旧式化したルノーFT-17の更新を狙って、ヴィッカース・アームストロング社は英国では採用されなかったが各国でベストセラーとなったヴィッカース6トン軽戦車をポーランドへ売り込こみ、ポーランドは1931年に50輌の購入契約とライセンス生産権を入手した。
しかし、ポーランドはオリジナルのヴィッカースMk.Eではなく、試作型のVAU-33を独自に改良したものを生産した。最大の改良点はオリジナルの空冷水平対向4気筒ガソリンエンジン(80馬力)から液冷倒立直列6気筒ディーゼルエンジン(110馬力)に換装した事である。この改良により機関室は戦闘室と同じ高さとなった。また装甲も僅かに厚くした結果、重量が2トンほど増加。それを補うためサスペンションも強化された。
尚、この時期にディーゼルエンジンを採用した戦車は帝国日本陸軍の八九式中戦車乙型がある。
1934年に生産が開始されるが、初期型は暫定的にヴィッカース6トン戦車type Aと同じ双砲塔に7.92mm機関銃を装備した。その後、単砲塔にWz.37戦車砲を搭載した型が1937年末または1938年に生産された。
単砲塔型は第二次世界大戦開戦時にポーランドが保有していた戦闘車輌の中で最も強力な車輌であったが、開戦時までに生産されていた7TPは130輌から140輌程しかなく、さらに無線を使って連携するドイツ戦車群に翻弄され各個撃破される車輌が続出し、数はともかく技量でもドイツ軍に対抗できる状況になかった。
ドイツ軍は鹵獲した7TPを「Pz.kpfw.7TP(p)」と名付け占領地の警備に使用した。また短期間ではあるが総統護衛大隊(後に旅団、師団に拡大)の第四中隊として、21輌が配備されていたこともあった。
7TP Wikipedia
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