Tier3 ポーランド 軽戦車 (読み:ジェシェンチテープー)
↑ Bofors 2-osobowa + 37 mm Bofors wz. 37
↑ Bofors 2-osobowa + 47 mm kan m/38 strv
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 410 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 20/20/20 |
最高速度(前/後)(km/h) | 50/20 |
重量(初期/最終)(t) | 12.38/12.58 |
実用出力重量比(hp/t) | 17.49 |
本体価格(Cr) | 37,000 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 不可 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
37 mm Bofors wz. 37 | 18.75 | AP APCR HE | 34 67 24 | 40 40 45 | 750 | 0.4 | 2.3 | 705 881 705 | 215 | 11 800 10 | 70 | -12°/+20° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
47 mm kan m/38 strv | 13.33 | AP AP HE | 56 72 24 | 75 75 90 | 1,000 | 0.4 | 2.3 | 782 782 660 | 190 | 29 1,600 25 | 200 |
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
Bofors 2-osobowa | 18/16/16 | 36 | 310 | 1,050 |
---|
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
American la France "J" V-12 | 200 | 20 | 510 |
---|---|---|---|
Maybach HL 120 TR | 220 | 20 | 530 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
C.L.P. | 12.7 | 50 | 4,000 |
---|---|---|---|
10TP | 14 | 45 | 4,000 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
N2 M | 300 | 50 |
---|---|---|
N2 S | 350 | 100 |
乗員
1 | Commander(Loader) | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Radio Operator |
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拡張パーツ
Class3 | × | × | × | × | Class3 | ||||||
× | × | × | Class3 | × |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 15.96% | 4.4% |
移動時 | 15.96% | 4.4% |
派生車両
開発ツリー
37 mm Bofors wz. 37 (初期/2,200) | ━ | 47 mm kan m/38 strv (960/16,300) | ━ | 14TP (3,250/134,000) |
Bofors 2-osobowa (初期/2,000) | ||||
N2 M (初期/200) | ━ | N2 S (100/610) | ||
American la France "J" V-12 (初期/4,500) | ━ | Maybach HL 120 TR (950/10,200) | ||
C.L.P. (初期/600) | ━ | 10TP (350/2,050) |
車両に関する変更履歴
v1.1.0 | 新規実装 |
v1.9.0 | 37 mm Bofors wz. 37の総弾数を108発から215発に変更 47 mm kan m/38 strvの総弾数を108発から190発に変更 修理費用を44%ダウン 収益性を13%ダウン HPを230から410に変更 |
解説(v1.1.0)
- 火力
俯角が-12°と優秀なので地形を上手く利用して戦いたい。が、前後に長い車体のせいでややハルダウンがやりにくい。- 37 mm Bofors wz. 37
7TPの初期砲。
DPMや総弾数こそ前車より強化されているものの、貫通力や火力はTier2相応の性能しかなく実用するには厳しいため、早めに最終砲に換装しよう。 - 47 mm kan m/38 strv
最終砲。Tier3軽戦車としては単発火力が高いが、DPMや貫通力は低め。
特に課金弾の貫通力が低く、格上の重装甲車輌相手には苦労する。
- 37 mm Bofors wz. 37
- 装甲
頼りになるものではなく、基本的に戦車砲にはすべて貫通されると思って良い。- 砲塔
キューポラといった明確な弱点部位こそないものの、防盾以外は全周16mmと薄い。 - 車体
正面装甲は16~20mmと薄い。ちなみに車体右前方に飛び出している機銃部(20mm)の方が、傾斜部(16mm)よりも装甲が厚い。
側面装甲は全面20mmだが垂直装甲で、昼飯の角度でも砲塔横の切り欠き部が弱点として残ってしまう。
車体天板は8mmと特に薄く、車体後方の傾斜部も同様なので背後にに回られると非常に脆く、自走砲にも要警戒である。
- 砲塔
- 機動性
最高速度はそれなりだが、加速力は今一つといったところ。旋回速度は平均的。
また、不整地での機動性に難がある点に注意。
- その他
隠蔽率・視界は同格軽戦車の中では平均的。
走り偵察・置き偵察のどちらも最低限はこなせるが、車体が長かったり加速が鈍かったりとどちらの運用にも懸念材料があることは忘れないように。
- 総論
ポーランド戦車らしい高い単発火力などいくつかの強みを持っているものの、低い貫通力・貧弱な初期砲・信頼できない装甲と低Tierのポーランド戦車に顕著な欠点が色濃く出た車両。
一応軽戦車としての最低限の性能は備えており、癖のある運用を強いられることもないため、軽戦車らしく味方の目になって貢献していこう。
史実
10TP(ポーランド軍10トン戦車)はクリスティー式戦車を参考に作られた試作戦車である。
1920年代末にアメリカの発明家ジョン・W・クリスティーが開発したクリスティー戦車は高速度走行、ストロークの大きいサスペンション、履帯無しで走れる装輪走行など魅力的な機能を持っていた。
ポーランドは軍技術調査研究所の担当官をアメリカに派遣し視察を行なった。調査報告を元に1930年に1両のクリスティー戦車の購入を決定し手付金も支払われたが、交渉がまとまらず購入計画は頓挫してしまった。そこでポーランドは公表されているデータや販促用リーフレット、さらに視察時に作成したスケッチ等を元に「クリスティー風(ア・ラ・クリスティー)」と命名した装輪/装軌両用戦車の開発を始めた。
しかし、その後ポーランドはイギリスからヴィッカース6トン戦車を購入、その改良型である7TP戦車の開発が始まり「クリスティー風」の戦車の開発は一時破棄されかけた。後に軍技術調査研究所に代って設立された装甲部隊技術調査室により計画は復活し「10TP」の名称で開発が再開された。
試作車は国営技術工廠の手により1938年夏に完成した。オリジナルのクリスティー式戦車が細い車体の先端中央に操縦手を配していたのに対し、完成した試作車は操縦手と前方機銃手を並べる幅広の車体になっていた。砲塔はボフォース37mm砲と同軸機関銃を搭載する7TPのものが流用された。また、他のクリスティー式にはない特徴として、装輪走行状態時に第2転輪を引き上げる機能があった。これにより接地抵抗が減り機動性が向上した。
走行試験は若干の修正箇所はあったものの、概ね満足のいく結果だったようである。しかし、複雑な装輪走行装置は実用性に乏しく不要と判断され、代わりに装甲を強化した発展型14TPの開発が開始された。
10TP Wikipedia
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