AMX 30 1er prototype

Last-modified: 2024-04-05 (金) 20:07:37

Tier 9 フランス 中戦車 / 略称: AMX 30 読み方: ア・エム・イクス トラント プルミエ・プロトティープ

AMX30_Developing.jpg
↑ AMX 30 1er prototype + 90 mm F3
初期状態。フランスによる欧州標準戦車の試作車輌。

AMX30_Developed.jpg
↑ AMX 30 A pré-série + 105 mm mle. F1
最終状態。主力戦車AMX 30 Aの史実装備。
Leopard 1のような戦後の主力戦車らしいルックスになった。
ちなみに105 mm mle. F1は搭載した砲塔に合わせて形状が大きく変化する。試作車用と量産車用の2パターンが存在するというこだわりの仕様である。

スペック(v1.10.0)

車体

耐久値1,550⇒1,650
車体装甲厚(mm)80/30/30
最高速度(前/後)(km/h)65/23
重量(初期/最終)(t)32.37/32.5
実用出力重量比(hp/t)22.15
本体価格(Cr)3,550,000
修理費(Cr)15,974
超信地旋回
ロール狙撃型中戦車
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
90 mm F37.59⇒
7.89
AP
APCR
HE
170
248
45
240
240
320
1,823⇒
1,895
0.34⇒
0.33
2.4⇒
2.3
930
1,163
930
73255
4,800
255
2,200-8°/+20°
100 mm SA476.59⇒
6.74
AP
APCR
HE
232
263
50
300
300
400
1,978⇒
2,022
0.36⇒
0.35
2.6⇒
2.4
1,000
1,250
1,000
501,030
4,000
650
3,000
105 mm mle. F16.67⇒
6.9
APCR
HEAT
HE
248
300
53
390
390
480
2,600⇒
2,690
0.38⇒
0.37
2.5⇒
2.3
1,100
800
700
471,210
4,800
680
3,000
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
AMX 30 1er prototype80/40/30403807,000
AMX 30 A pré-série150/40/30443907,000
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
SOFAM 12 GSds720152,100
Hispano-Suiza HS 110 pré-série720121,426
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
AMX 30 1er prototype32.7348,500
AMX 30 A pré-série37.8368,500
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
TRVP-11(Banane)72080
TRVP-1375080
 

乗員

1Commander2Gunner3Driver4Loader(Radio Operator)
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class2装填棒Class2砲垂直安定装置Class1改良型旋回機構Class1改良型照準器Class1追加グローサーClass1
改良型無線機車長用視覚システム改良型モジュール構造Class1改良型装甲材Class2内張り装甲Medium
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時14.82%⇒14.91%3.12%
移動時11.12%⇒11.18%2.34%
 

開発ツリー

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90 mm F3
(初期/87,000)
100 mm SA47
(34,500/127,550)
105 mm mle. F1
(55,000/290,000)
AMX 30 A pré-série
(25,000/64,000)
AMX 30 1er prototype
(初期/32,500)
TRVP-11 (Banane)
(初期/45,500)
TRVP-13
(9,000/54,000)
SOFAM 12 GSds
(初期/86,050)
Hispano-Suiza HS 110 pré-série
(32,000/94,250)
AMX 30 1er prototype
(初期/32,000)
AMX 30 A pré-série
(24,000/63,000)
 

車両に関する変更履歴

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v0.9.7新規実装
v0.9.18新規車輛追加による開発元車輌の変更
v0.9.20砲塔正面装甲を強化
初期履帯の拡散因数を0.18/0.18から0.16/0.16に変更
改良履帯の拡散因数を0.16/0.16から0.14/0.14に変更
初期砲塔搭載時の105 mm mle. F1の装填時間を10.2秒から9秒に変更
初期砲塔搭載時の105 mm mle. F1の精度を0.34から0.38に変更
初期砲塔搭載時の105 mm mle. F1の拡散因数を0.2/3/2から0.14/3/2に変更
改良砲塔搭載時の105 mm mle. F1の装填時間を9.9秒から8.7秒に変更
改良砲塔搭載時の105 mm mle. F1の精度を0.33から0.37に変更
改良砲塔搭載時の105 mm mle. F1の拡散因数を0.2/3/2から0.12/3/2に変更
105 mm mle. F1の通常弾の弾速を1,525m/sから1,100m/sに変更
105 mm mle. F1の通常弾の貫通力を260mmから248mmに変更
105 mm mle. F1の課金弾の弾速を1,000m/sから800m/sに変更
105 mm mle. F1の課金弾の貫通力を320mmから300mmに変更
v1.9.0通常車輌からコレクション車輌に変更

解説(v1.9.0)

  • 概要
    v0.9.7で追加されたTier9フランス中戦車。(コレクション車輌
    AMX社が開発した主力戦車AMX 30の試作車輌である。
     
  • 火力
    Leopard Prototyp Aと同じく俯角は-8°と良好な値であり、地形を上手く活用していきたい。
    • 90 mm F3
      初期砲。
      重戦車ルートではTier6から使えるような砲であり通常弾貫通力は170mmしかない。
      課金弾を使えば同格までは何とか貫通できるものの、Type 61E 50のようにDPMに優れている訳でもなく、Tier9中戦車としてはかなり厳しい性能である。
      100 mm SA47を他車両で事前に開発しておくか、フリー経験値で飛ばしてしまおう。
       
    • 100 mm SA47
      AMX 50 100などと互換性がある中間砲。
      オートローダー車両と比べて精度や照準時間がやや優れているが、単発砲化した事で凡庸な性能になってしまった。
      DPMが良い訳でもないので最終砲への換装を急ぎたい。
      履帯を換装するか、改良型装甲材を搭載しないと重量オーバーになるので開発時は注意。
       
    • 105 mm mle. F1
      AMX 30 1er prototypeの史実砲。
      単発火力390と優秀な発射速度を誇り、DPMが非常に高いという長所がある。
      通常弾のAPCRは貫通力248mm、課金弾のHEATは貫通力300mmとLeopard PT AやType 61の105mm戦車砲にはやや劣るが、Tier9中戦車の主砲としては十分。
      一方で照準拡散はそこそこだが、精度が悪い上に弾速がやや遅く、ソ連・中国戦車ほどではないが遠距離狙撃は苦手な部類となっている。
      短所も有るが、全体としてはTier9中戦車内でも屈指の性能を誇る砲である。
       
  • 装甲
    • 砲塔
      v0.9.20にて強化され、砲塔に関してはそれなりの装甲を持っている。
      防楯は200mm+傾斜で260mm程度の防御力があり、同格の砲撃も防ぎうる。オデコも45mm厚あり跳弾を誘いやすい。
      キューポラは100mmで傾斜があまり無く、大型なので目立つ弱点である、なるべく狙わせないようにしたい。また防楯脇(ほっぺ)も貫通されやすい。
      キッチリと俯角を取ってハルダウンを行えば跳弾できる面積が増え、キューポラもある程度隠すことが出来る。総じてTier9MTの砲塔装甲としてはなかなかのものを持つと言える。
      なお強化されたのは正面だけであり、背面は薄いまま(40~30mm)であるので多方向からの攻撃には弱い。
       
    • 車体
      正面先端と下部は55mm~80mm程度あるが、傾斜が緩いので防御力には期待できない。
      上部の傾斜面は40mm厚の74°傾斜で、こちらは口径120mmまでのAP弾であれば跳弾できる。ただし撃ち下ろし状態だと防御力は発揮できず、HEAT弾にも無力。
      更に車体前部には巨大な燃料タンク判定があり、正面を撃たれると火災が発生することがある。
      側背面も30mmしかない為、強制跳弾すら狙うことが困難であり、榴弾にも楽に貫通される。
       
  • 機動性
    この車両の主砲に次ぐ長所であり、最高速度65km/hは中戦車の中でトップクラス。出力重量比は20を超え、長距離の陣地転換であっても楽々行える。
    ただし、履帯の旋回速度が36deg/sとTier9中戦車の中でE 50Centurion 7/1に次いで低い事には注意が必要。*1
    重戦車に劣らぬ重装甲をもちあわせているE 50に比べ、こちらは前述したとおりの紙装甲。この車体旋回性能の低さに伴う回避の遅れで、予期しない被害を受ける事がままある。
    このため自走砲からの攻撃を回避し辛かったり、自走砲を狩りに行ったが車体が回らず、紙装甲と相まって返り討ちにされるといった事も。
    機動力自体は総じて高いが、小回りが利かないという特徴を念頭に置いておこう。
     
  • その他
    一般的な中戦車並の隠蔽率は確保されており、不足を感じる事は少ないだろう。
     
    視認範囲は改良砲塔で390mとLeopard PT Aらには僅かに劣るが、Tier9中戦車としては平凡な数値。
    搭乗員スキルや拡張パーツで強化しておこう。
     
  • 総論
    高性能の主砲を高機動力で持ち運べる攻撃的な車輌である。
    v0.9.19.1以前はLeopard Prototyp Aに酷似した性能であったが、DPMの向上、砲塔の強化、貫通力および精度の低下という調整をされ独自の地位に落ち着いた。
    薄い車体装甲と車体の取り回しの遅さ等の防御面の短所もあり、特に自走砲のいる戦場では前線での継戦能力・対応能力に不安がある。
    しかし、総合的に高水準でまとまった主砲と機動力は戦況に応じて柔軟に戦う場所を選択する事を可能としている。
    的確に状況を読み・自在に戦場を駆け回る事で、戦況を左右できる性能をもつ戦車であることは間違いないだろう。
     

史実

詳細

AMX_30_Prototype_history.jpg
↑AMX 30の試作車輌
AMX-30_prot_history1.jpg
↑ソミュール博物館のAMX-30 A
AMX-30_prot_history2.jpg
↑後部
AMX-30_prot_history3.jpg
↑量産型との比較

 

AMX 30 1er prototypeは、主力戦車AMX 30の試作車両である。
詳細はこちらにて。

 

参考

 

情報提供

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マスター(M)バッジ報告専用スレができましたのでそちらへお願いします
使用感や装備など、アーカイブスペック解説に表記されています。

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※実装または車両性能変更アップデートから3か月以上経過した車両であるため、管理人の提案に基づき新規コメント欄を非表示にします。本車両について語りたい方は外部掲示板を利用してください。


*1 ただしCenturion 7/1はエンジン換装により出力が上がるため実質ブービーと言える