E 50

Last-modified: 2025-11-11 (火) 21:48:04

Tier9 ドイツ 中戦車

E_50_1.jpg
E 50 Ausf. A + 8,8 cm Kw.K. 43 L/71 (50)

E_50_2.jpg
E 50 Ausf. B + 10,5 cm Kw.K. L/52 Ausf. B
最終状態。車体は設計の共通化が図られており、足回りと装甲厚を除いて重戦車のE 75とほぼ同一である。

特別3Dスタイル「Revenant」

halloween_e50_2_1024x.jpg
「サイレントヒル」シリーズなどを手掛けた伊藤暢達氏監修の3Dスタイル。2019年のミールヌイ13イベントにて販売された。

v0.9.17まで

E50+1.jpg
E-50_1.jpg

スペック(v2.0.0)

車体

耐久値1,720⇒1,800
車体装甲厚(mm)150/80/80
最高速度(前/後)(km/h)60/20
重量(初期/最終)(t)59.18/62.6
実用出力重量比(hp/t)15.97
本体価格(Cr)3,450,000
修理費(Cr)約19,400
超信地旋回
ロール攻撃的中戦車
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
8,8 cm Kw.K. 43 L/71 (50)9.68
⇒10
AP
APCR
HE
223
261
44
280
280
370
2,710
⇒2,800
0.3
⇒0.29
21,150
1,438
1,150
66
⇒74
676
4,400
616
3,350-8°/+20°
10,5 cm Kw.K. L/52 Ausf. B6.25AP
APCR
HE
230
270
60
390
390
510
2,4370.32.11,200
1,500
1,200
481,245
4,000
1,211
3,000
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
E 50 Ausf. A185/60/60303908,438
E 50 Ausf. B215/80/803040010,500
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Maybach HL 230 TRM P30 (50)880201,200
Maybach HL 234 TRM P301,000201,200
 

履帯

名称旋回速度(°/s)重量(kg)
E 504215,000
E 50 verstärkteketten4415,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
FuG 12710150
 

乗員

1Commander2Gunner3Driver4Radio Operator5Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class2装填棒Class2砲垂直安定装置Class1改良型旋回機構Class1改良型照準器Class1追加グローサーClass1
改良型無線機車長用視覚システム改良型モジュール構造Class1改良型装甲材Class1内張り装甲Medium
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時9.06%1.89%
移動時6.78%1.42%
 

派生車両

派生元Panther II(MT/161,790)
派生先E 50 Ausf. M(MT/183,010)
 

開発ツリー

クリックで表示
7,5 cm Kw.K. 42 L/70
(初期/53,000)

7,5 cm Kw.K. L/100
(16,100/128,570)

8,8 cm Kw.K. 43 L/71
(16,500/112,180)

E 50 Ausf. B
(23,670/52,000)
10,5 cm Kw.K. L/52 Ausf. B
(59,400/225,600)
E 50 Ausf. M
(183,010/6,100,000)
E 50 Ausf. A
(初期/31,700)

8,8 cm Kw.K. L/100
(43,500/174,550)
FuG 5
(初期/630)
FuG 7
(1,360/8,160)
FuG 12
(7,200/43,200)
Maybach HL 230 TRM P30
(初期/55,000)
Maybach HL 234 TRM P30
(24,500/88,000)
E 50
(初期/32,900)
E 50 verstärkteketten
(23,500/62,900)
 

車両に関する変更履歴

クリックで表示
v0.6.6本サーバーに実装
v0.9.3トランスミッションが砲撃を受けた際に火災が発生しなくなるよう修正
v0.9.17.1HDモデル化
改良砲塔時の8,8 cm Kw.K. L/100 gunの散布界を0.3から0.29に変更
8,8 cm Kw.K. L/100 gunの砲塔旋回時の散布界を0.12から0.1に変更
改良砲塔時の8,8 cm Kw.K. L/100 gunの装填時間を6.6秒から5.0秒に変更
改良砲塔時の8,8 cm Kw.K. 43 L/71 gunの装填時間を7秒から5.5秒に変更
初期砲塔時の8,8 cm Kw.K. 43 L/71 gunの装填時間を7.3秒から6.9秒に変更
改良砲塔時の8,8 cm Kw.K. L/100 gunの照準時間を2.9秒から2秒に変更
初期砲塔時の8,8 cm Kw.K. L/100 gunの照準時間を2.9秒から2.2秒に変更
すべての砲塔の俯角を-5 °から-8 °に変更
v1.9.0E 50 Ausf. B砲塔時の7,5 cm Kw.K. 42 L/70の総弾数を90発から110発に変更
E 50 Ausf. A砲塔時の7,5 cm Kw.K. 42 L/70の総弾数を80発から95発に変更
v1.10.18,8 cm Kw.K. L/100(E 50 Ausf. B砲塔時)の装填時間を5秒から6秒に変更
8,8 cm Kw.K. L/100の単発ダメージを240/240/295から280/280/370に変更
10,5 cm Kw.K. L/52 Ausf. BのAP弾の貫通力を220mmから230mmに変更
両砲塔の装甲の強度を改善
(E 50 Ausf. Aの正面装甲を120mmから185mmに変更)
(E 50 Ausf. Bの正面装甲を185mmから215mmに変更)
v2.0.0詳細

解説(v2.0)

  • 概要
    Tier9のドイツ中戦車
    E計画の一輌であり、Pantherの後継車両の計画案である。
    中戦車のカテゴリには属してはいるが、大型・重装甲化した車体とそれに伴う隠蔽率の低下など、Panther以上に重戦車に近い特性を備えている。
     
  • 火力
    俯角はほぼ全周-8°(後方のみ-7°)となっており、まずまずの地形適応力を有する。
    • 8,8 cm Kw.K. 43 L/71 (50)
      同格中戦車トップクラスの精度と非常に高いDPM*1を誇るが、前身から単発火力と貫通力が据え置きとなっている。
      貫通力は課金弾を用いることである程度対処可能だが、単発火力は耐久値が飛躍的に上昇するTier10・11車両相手には物足りないと言わざるを得ず、10.5cm砲の開発を急ぐことを推奨する。
       
    • 10,5 cm Kw.K. L/52 Ausf. B
      精度・照準時間・弾速・威力・DPMのいずれも平均以上で非常に優秀な砲である。通常弾の貫通力こそ控えめだが、金弾の使用をためらわなければ困ることは少ない。装甲と並びこの車両の明確な強味である。
       
    • 体当たり
      62tを超える全備重量に加えて中々の快速を誇る為、体当たりの威力がかなり高い。
      首の皮一枚で生き残った相手へのとどめや軽戦車を止める等の他、ドイツ戦車と見て接近戦を挑んできた相手に手痛い一撃を食らわせる事が可能だ。
       
  • 装甲
    前身のPanther IIより大きく強化された。
    耐久力は初期砲塔で1,720、換装後は1,800と高水準である。
    天板は40mmと厚めである。側背面も80mmあるため自走砲の榴弾に貫通されることはまずないだろう。
    車高はPanther IIとほぼ同じだが、全幅が増えた分車体サイズが大型化している。隠蔽率の低さも相俟って多少被弾し易くなっている点には注意したい。
    • 砲塔
      改良砲塔正面は垂直装甲だが215mmとそこそこの厚みを持ち、格下の通常弾に対しては有効。
      側面も前半分のみだが130mmとなり、安定感が増している。
      キューポラは傾斜のきつい円錐形。根本の垂直部と中央部は150mm程度だが外縁部は200mm以上となる。
      なお、砲塔側面にある測距儀は60mmの空間装甲。その付け根の本装甲は0mm厚となっているが、範囲が狭いため正面から射抜くのは難しい。
    • 車体
      史実通り、E 75との設計共通化により装甲厚こそ違えど同じ形状を有している。
      前面上部は150mmの装甲厚に加え強い傾斜により250mm超の高い防御力を誇るが、下部は100mm傾斜で180mm前後と比較的薄いので弱点となっている。
      側背面は80mmで傾斜も緩やかなため、極力相手に晒さないようにしたい。豚飯はできなくもなく、無駄撃ちさせる手段としては使えるものの、60度で実質184mm、70度で270mmと角度調節がかなりシビアである。
       
  • 機動性
    機動力は前身から大きく改善された。
    最高速度は60km/hと優秀で、出力重量比も15.97まで向上している。依然として同格中戦車の中では低めだが、履帯性能が良好なため、動き出しや登坂時を除けば鈍重さはあまり感じない。
    旋回速度も同格中戦車の平均程度あり、豚飯の角度調整や陣地転換の際に恩恵を感じるだろう。
    一方で砲塔旋回速度は据え置きのため、接近戦や格闘戦は苦手。開けた場所で軽戦車などに捕捉されると、重戦車のように翻弄される危険がある。
    また、大重量ゆえに制動距離が長いという欠点も持つ。遮蔽物から飛び出しすぎたり、下り坂で制御を失ったり、味方車両に衝突するなどの事故を防ぐためにも、減速時には注意を払いたい。
     
  • 総論
    ドイツ車両らしく走攻守のバランスが良く、明白な欠点は少ない。
    装甲は中戦車として優秀で前に出たくなるが、砲塔はやや抜かれやすく、本車より単発火力やDPMで勝る相手も少なくない。
    したがって精度と貫通力を活かして側背面を晒させずに長距離から仕留める立ち回りを基本とするのが望ましい。
    接近戦が得意とは言えないものの、状況次第では優れた速度を活かした突撃も有効であるため、臨機応変に行動することが求められる。
     

史実

E-100、E-75、E-25、E-10の一連の戦車と同じく、戦車の各種構成品を共通化して生産性を高め、また重量ごとに戦車の標準化を行おうという E(Entwicklungstypen=開発タイプ)計画の一環として計画された。
E 50は中戦車であるPantherを代替することをその目的としていたが、実際にはサスペンションの作成とテストが行われたのみであった。
E 75とは装甲厚、転輪の枚数を除いた全てを共通化する予定で、外見はほぼ同一だったとのこと。
本車はE 75に対して装甲厚で劣り、機動性で勝ることで差別化が図られた。
なお、E 100を除く一連のEシリーズは、車体すら完成していない。

 

エンジンはHL234 V型12気筒液冷ガソリンエンジンを搭載する予定で、900hpを発揮した。
最高速度は60km/hとされた。
主砲には8,8cm KwK 43 L/71を採用。
10,5cm KwK L/68も考慮されたが、最終的には却下された。
よくE 50の主砲として名前が挙がる7,5cm KwK 44/1 L/70は、Panther F型との混同が原因で、実際にはE 50に7,5cm砲を搭載する計画は無かったようである。
またゲーム内で搭載されている8,8 cm KwK L/100に関しても、対戦車砲として計画が進められていた物でE 50用ではない。
車体はTiger IIに酷似した形になる予定で、正面装甲板の傾斜角を増し耐弾性を高める設計になっている。
砲塔はクルップ社が新規に設計したものを搭載する予定で、こちらも形はTiger IIに酷似したとされる。
かつてはPanther F型で採用されたシュマールトルムがE 50にも搭載される予定だったと言われていたが、戦後のミリタリー雑誌などによる後付けであったとのこと。
装甲厚に関して、一部ではPanther IIの車体(100mm)とTiger IIの砲塔(180mm)を組み合わせたものが最も妥当だと言われているが、推測の域であり実際の数値は不明である。

 

【出典】
http://warspot.ru/8550-istoriya-neudavsheysya-unifikatsii

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  • だいぶ変更があったから開放するぞ -- 2017-03-03 (金) 02:06:41
  • L100が強化されたりパンツで開発できるようになったりと乗り出しが大分楽になったんじゃなかろうか。 -- 2017-03-03 (金) 07:36:45
    • L100のほうがいいんじゃないかってレベルになってんだよな。全力でリロード強化すると4秒切ったはず。小隊で強襲かけたりすると洒落にならん -- 2017-03-03 (金) 10:45:57
      • その運用だと正直オートローダのほうがいいからなー汎用性が大きくおちるから正直微妙な気がする -- 2017-03-03 (金) 23:38:12
      • まぁそうだな。ハルダウンしてるエミール共にぶち込む榴弾とかは欲しいんだよな実際 -- 2017-03-04 (土) 03:15:26
  • L100+戦友+装填棒+換気扇+チョコレートで装填時間3.96、精度0.25、照準時間1.76 AT15かな? -- 2017-03-03 (金) 11:14:10
  • L100は精度も全車両中単独2位ですね -- 2017-03-03 (金) 11:46:49
  • 敵の車輌と距離次第で駆逐運用も、中戦車運用も重戦車運用も出来る。汎用性の高い優秀な中戦車(隠蔽率と機動力の低さには目を瞑らないといけないが -- 2017-03-03 (金) 12:07:42
  • L/100のDPMすごいなこれ 10.5cmとの使用感の差とかわかる方いたら教えてくれませんか? -- 2017-03-03 (金) 22:17:47
    • 61式も90mmがDPM が高めで良さそうに思えるが、装填時間4秒は以外と長く致命的な隙になりやすい 攻勢時には高DPM を活かしやすいが、ほとんどの場合10.5cmのほうがいい。今回のアプデは膨大な開発経験値の負担を減らすのと、パンツのbuffが一番じゃないかな? -- 2017-03-03 (金) 23:34:26
      • ただ、61式と違って精度が超優秀なので、あちらと違って最終砲候補にはなると思うよ -- 2017-03-03 (金) 23:46:12
      • 61式は最終砲がSTBと同じだから貫通が高い。ただこいつの場合は8.8L100も10.5も殆ど貫通力同じだから好みになるんじゃない? -- 2017-03-04 (土) 00:32:50
      • 61式と違ってこっちは精度で上で貫通差も小さいAPは上まであるから少なくとも積んだら戦犯レベルでは無いな。まぁ普通は10.5cmがいいのはそう思うけど。 -- 2017-03-04 (土) 00:36:11
      • 俺みたいにレート型の砲が極端に得意とかならともかく最終砲のほうがいろいろ便利だし、選ぶならそっちだろうな -- 2017-03-04 (土) 03:17:35
    • まぁ当たり前的に履帯はめしやすいし連続して撃てるならダメ力すごいけどワンチャン一発やターン性でしょっぱい思いをすること多いしあと1発が10.5cm砲より高い金弾を連射するのでクレ消費が洒落にならない。気分転換に使うのは面白いがあくまで趣味砲って感じ。 -- 2017-03-04 (土) 00:27:00
    • あまりの長さによる威圧感で砲塔砲身をくるくるさせて遊んでると味方からlooooongって言われて遊ぶ砲じゃないかな -- 2017-03-07 (火) 03:13:39
      • 普通に強いからな?この砲。ターン制を積極的に崩しに行ったりできる技量があればかなり優秀だが、相手が悪いと微妙なことになる。まぁ10.5cm安定じゃある。軽いし -- 2017-03-07 (火) 03:47:49
      • 総弾数74って同格2位なのな。弾切れの心配が無いのも利点の一つかも。 -- 2017-03-07 (火) 16:01:00
  • チームダメージが無くなった今、特記するほど味方への衝突を注意する必要があるだろうか。旋回が鈍くてぶつかりやすいくらいならいくらでも他にいるし。 -- 2020-10-24 (土) 16:16:40
  • 砲塔めっちゃ固くなって稜線挟んでオラオラが最強の車両に -- 2020-12-02 (水) 00:43:20
  • 開発の項に書いてある「皿ワッシャ」って何…? -- 2021-01-02 (土) 02:23:01
    • 俺が書いたわけじゃないからアレだけど昔の改良型サスペンションじゃない?見た目が皿ワッシャーぽかったはず。拡張パーツの仕様変更で改良型装甲材に置き換えられたんで今は存在しないし記事更新するならどうぞ -- 2021-01-02 (土) 04:15:21
  • 敵として合ったら装甲硬いな…って思ってたけど、自分で使うと前身と同じで「頼れる」ものじゃないんですね…。でも期待してないところで弾いたりもするし、なんだかよくわからなくなってきた。 -- 2021-06-12 (土) 19:11:09

*1 同格中戦車4位