Tier10 ドイツ 中戦車 / 日本語表記: レオパルト1 
↑ Leopard 1 + 10,5 cm Bordkanone L7A3
薄い装甲ゆえ防御力は高くないが、近代的な車体と砲塔に目を引かれる。
OVMの小物や各種装備品にドイツ戦車らしさを感じる。
スペック(v1.10.0) 
車体
耐久値 | 1,850 |
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車体装甲厚(mm) | 70/35/25 |
最高速度(前/後)(km/h) | 70/23 |
重量(t) | 40 |
実用出力重量比(hp/t) | 20.75 |
本体価格(Cr) | 6,100,000 |
修理費(Cr) | 28,000 |
超信地旋回 | 可 |
ロール | 狙撃型中戦車 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
10,5 cm Bordkanone L7A3 | 6.45 | APCR APCR HE | 278 323 105 | 420 420 510 | 2,710 | 0.29 | 1.7 | 1,480 1,613 1,173 | 60 | 1,200 4,800 880 | 1,282 | -9°/+20° |
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砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視認範囲(m) | 重量(kg) |
Leopard 1 | 52/60/60 | 40 | 410 | 7,718 |
---|
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
MTU MB 838 CaM 500A | 830 | 10 | 1,700 |
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履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
Leopard 1 | 42 | 50 | 10,000 |
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無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
SEM 25A | 750 | 50 |
---|
乗員
1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Loader |
---|
拡張パーツ
![]() | Class2 | ![]() | Class2 | ![]() | Class1 | ![]() | Class1 | ![]() | Class1 | ![]() | Class1 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | ○ | ![]() | ○ | ![]() | Class1 | ![]() | Class2 | ![]() | Medium |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
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静止時 | 14.08% | 2.94% |
移動時 | 10.55% | 2.2% |
派生車両
派生元 | Leopard Prototyp A(MT/216,000) |
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派生先 | なし |
開発ツリー
10,5 cm Bordkanone L7A3 (初期/290,000) | |
Leopard 1 (初期/82,500) | |
SEM 25A (初期/55,000) | |
MTU MB 838 CaM 500A (初期/95,000) | |
Leopard 1 (初期/82,500) |
車両に関する変更履歴
v0.9.2 | 装填時間を9秒から8.7秒に変更 |
v0.9.8 | HDモデル化 |
v0.9.10 | ビジュアルモデルに関する問題を修正 |
v1.5.1 | 耐久値を1,950から1,850に変更 最高速度を65km/hから70km/hに変更 各砲弾を置き換え 課金弾の弾種をHEATからAPCRに変更 装填時間を8.7秒から9.3秒に変更 貫通力(mm)を268/330/53から278/323/105に変更 攻撃力を390/390/480から420/420/510に変更 精度を0.3mから0.29mに変更 照準時間を1.9秒から1.7秒に変更 弾速(m/s)を1,478/1,173/1,173から1,480/1,613/1,173に変更 砲塔旋回時の照準拡散を12%縮小 移動・車体旋回時の照準拡散を28%縮小 砲塔の旋回速度を36°/sから40°/sに変更 履帯の旋回速度を54°/sから50°/sに変更 |
解説 
- 火力
俯角は-9°と優秀であり、前身のLeopard Prototyp Aより地形に対応しやすくなった。
ただし、前身やSTB-1と同じく、車体後部のエンジングリル付近は俯角を取れないので注意しよう。- 10,5 cm Bordkanone L7A3
Leopard 1の史実砲。
v1.5.1での性能調整により単発火力420、通常弾の貫通力278mmと、105mm砲ながら他国の120mm砲を凌駕する性能を持つまでに強化された。
一方、課金弾はHEATからAPCRに弾種変更され、貫通力が323mmとやや下げられているが、APCRとなったため空間装甲による減衰が低くなり、相対的に性能が向上したと見ることもできる。
ちなみに課金弾の弾速が全車両2位の1,613m/sとなったため長距離での偏差射撃でも抜群の命中効率を誇る。
なお、HE弾も強化され単発火力510、貫通105mmとなったため、軽装甲車両相手に何発か積んでおこう。
精度・照準時間ともに最高クラスであり、ドイツ戦車の中ではGrille 15に次ぐ高精度を誇る。
以前は大きな欠点として有名だった照準拡散の悪さもこの調整で緩和されており、射撃については同格中でも上位の性能を持つようになった。
v1.10.1以降は前身のLeopard Prototyp Aの照準拡散がかなり悪化しているため、乗り換えた際はスペック以上に命中率の向上を体感できるだろう。
ただし、DPMは悪くはないが平凡の域を出ないため、接近戦は相変わらず苦手なままである。装甲も全くあてにならないので、優秀な精度、貫通力、単発火力を生かした狙撃が主な任務となるだろう。
- 10,5 cm Bordkanone L7A3
- 装甲
非常に薄いためこのTier帯では役に立たない。
当たり所によってはHEすら貫通する可能性があり、しかも弾薬庫が非常に壊れやすい。
このため、基本的には地形を生かしたハルダウン等で被弾自体を避ける運用となるが、先述の通り非常に撃たれ弱いので特定地点の防衛は苦手である。
また、HPが1,850と同格MTの中では低いため、HP管理をしっかり行わないと装甲の薄さも相まってすぐに撃破されてしまう。
- 機動性
最高速度は70km/h、出力重量比20.75と高レベルに纏まっている。
一方で砲塔旋回速度がやや低めになっているが、履帯の旋回性能が優れているので緊急時の近距離戦も十分に可能である。
その機動性は陣地転換や自陣地防衛、強襲となんでもこなすことができるが、装甲は前述のように全く当てにならないので移動の判断は早めにしよう。
- その他
視界は410mと非常に広く、ある程度は自分で視認して撃ちに行く事もできる。
ただし、隠蔽率はTier10中戦車の中では極々普通の値であり、偵察にだけ専念するのは少々難しい。
- 総論
味方への依存度が高い狙撃屋気質の快速中戦車である。
卓越した精度・照準速度に加え、それを迅速に射撃地点へと運ぶ機動性を併せ持っているため、その精度を生かした中遠距離での狙撃が主体となる。
その一方で装甲やHPは全く頼りにならず、弾薬庫も壊れやすいので被弾を避ける立ち回りが必須である。
また、発射速度が平凡なこの車両ではオートローダーやDPM型の車両が天敵であり、強引な接近戦を仕掛けられると撃ち負けることが多い。
そのため、常に味方との位置関係を把握しながら、強力な視認範囲を生かし、支援をし合える位置取りをすることを心がけるとよい。
そうすれば自ずと戦果も上がってくるはずだ。
史実 
レオパルト1(独:『レオパルト アインス』*1)は、第二次世界大戦後に西ドイツ(1949年5月23日~1990年10月3日)が開発した第二世代主力戦車である。
1957年、イギリス製のロイヤルオードナンス105mmL7ライフル砲を搭載し、密閉型の構造を持つ事でNBC戦(核・放射能兵器、生物兵器、化学兵器)に使用出来る30トン級戦車としてフランスやイタリアとの共同開発に始まったが共通化出来ず、ポルシェ社主体の独自設計となった。
1964年から生産され、1979年までに西ドイツ用で2437両が、それ以外を含めると4561両が生産された。
フランスのAMX-30などと同じく機動力で防御力を補うという設計思想を持つ。
その為、最大装甲は防盾の70mmで傾斜装甲こそ有するが東側主力戦車の主砲に耐えられなかった。
一方、830馬力のダイムラー·ベンツV-10 ディーゼルエンジンにより路面最高速度は65km/h、航続距離は600km近くであり、AMX-30より4.4トンほど重いにも関わらず、機動性能で上回っていた。
当初、曳光弾を発射して主砲の照準を行うために同軸機銃が装備されていたが、後に光学照準器に差し替えられている。
イタリア、オーストラリア、ベルギー、カナダなど10カ国以上で採用され、西側の標準戦車となった。
更に回収車や対空自走砲、訓練用など多くのバリエーションも生まれている。
ドイツ陸軍では2003年にレオパルト2に更新され全車退役した。
実車解説動画
「Inside the Chieftain's Hatch. Snapshots: Leopard 1 [World of Tanks] 」
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