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Tier 5 フランス 軽戦車 / 日本語表記:AMX製ELC戦車改良型
↑ 75 mm SA32L
初期状態。初期砲は榴弾砲に近い性能。
↑ 90 mm D. 915
高い威力を持つ90mm砲だが、この砲を搭載すると砲塔が限定旋回となる。
側面から。
車高がとても低く、他の車両が平気な浅瀬や竜の歯でも立ち往生してしまう事があるので注意が必要。
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 490 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 25/10/15 |
最高速度(前/後)(km/h) | 60/20 |
重量(初期/最終)(t) | 6.66/6.76 |
実用出力重量比(hp/t) | 26.63 |
本体価格(Cr) | 315,000 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 不可 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
75 mm SA32L | 13.33 | AP HEAT HE | 74 91 38 | 110 110 175 | 1,467 | 0.42 | 2.3 | 600 480 600 | 70 | 46 2,800 38 | 1,520 | -5°/+13° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
75 mm SA44L | 13.33 | AP APCR HE | 100 129 38 | 110 110 175 | 1,467 | 0.4 | 2.1 | 735 919 735 | 60 | 70 2,800 38 | 1,400 | |
90 mm D. 915 | 4.29 | AP APCR HE | 120 150 45 | 240 240 320 | 1,029 | 0.38 | 2.9 | 930 1,163 930 | 44 | 255 4,800 255 | 1,560 |
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
AMX ELC bis | 20/15/10 | 44 | 360 | 500 |
---|
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
SOFAM de 150 cv | 150 | 20 | 340 |
---|---|---|---|
SOFAM de 180 cv | 180 | 15 | 400 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
AMX ELC | 7.3 | 36 | 1,500 |
---|---|---|---|
AMX ELC bis | 7.95 | 38 | 1,500 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
ER 52 | 300 | 100 |
---|---|---|
SCR 508 | 400 | 100 |
乗員
1 | Commander(Gunner/Radio Operator/Loader) | 2 | Driver |
---|
拡張パーツ
Class3 | Class2 | Class2 | Class2 | Class2 | Class2 | ||||||
× | × | Class2 | Class2 | Light |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 21.89% | 5.21% |
移動時 | 21.89% | 5.21% |
(90mm砲搭載時)
派生車両
派生元 | AMX 40(LT/14,900) |
---|---|
派生先 | AMX 12 t(LT/28,150) / Panhard AMD 178B(LT/32,030) |
射界(※90mm砲搭載時のみ)
射界 | 左15°/右15° |
---|
開発ツリー
75 mm SA32L (初期/11,000) | ━ | 75 mm SA44L (2,700/27,200) | ━ | 90 mm D. 915 (3,880/61,000) | ━ | AMX 12 t (28,150/875,000) |
AMX ELC bis (初期/4,800) | ||||||
ER 52 (初期/0) | ━ | SCR 508 (1,460/21,600) | ||||
SOFAM de 150 cv (初期/700) | ━ | SOFAM de 180 cv (1,100/15,800) | ━ | AMD 178B (32,030/895,000) | ||
AMX ELC (初期/4,200) | ━ | AMX ELC bis (2,420/9,510) |
車両に関する変更履歴
v0.9.7 | 「ELC AMX」から「AMX ELC bis」に改称 HDモデル化 |
v0.9.18 | SCR 508無線機を追加 75 mm SA44L、75 mm SA32Lを追加 SOFAM de 180 cvエンジンを追加 ER 53無線機を削除 75 mm SA44、75 mm SA32を削除 SOFAM 8 Gxbエンジンを削除 AMX ELCサスペンションの移動時・車体旋回時の拡散を26%減少 AMX ELC bisサスペンションの移動時・車体旋回時の拡散を28%減少 90 mm D. 915の砲旋回時の拡散を15%増加 90 mm D. 915の装填時間を12秒から14秒に変更 90 mm D. 915の通常弾の貫通力を170mmから120mmに変更 90 mm D. 915の課金弾の貫通力を248mmから150mmに変更 最高速度を65km/hから60km/hに変更 後退速度を23km/hから20km/hに変更 AMX ELC bis砲塔のモジュールTierを4から5に変更 耐久値を400から320に変更 75 mm SA44L、75 mm SA32L搭載時に砲塔全周旋回可能に変更 搭載可能な拡張パーツに砲垂直安定装置 Mk 1を追加 |
v1.4.0 | 派生先車輌にPanhard AMD 178Bを追加 |
v1.9.0 | 75 mm SA44Lの総弾数を48発から60発に変更 75 mm SA32Lの総弾数を60発から70発に変更 90 mm D. 915の総弾数を36発から44発に変更 修理費用を35%ダウン 収益性を5%ダウン HPを320から490に変更 |
解説
- 概要
v0.7.5で追加されたTier5フランス軽戦車。
戦後、ELC計画に基づいて開発された試作空挺戦車の改良型である。
前身AMX 40から打って変わり、装甲と引き換えに快速と打撃力を併せ持つ。この車輌からフランス快速車輌ツリーがスタートとなる。
偵察能力の高さから人気が高く、全車輛中4位の使用率を誇る。*1
- 火力
初期砲はTier4相当の性能なため早急な換装が望ましいが、アップデートにより全ての砲が専用装備となり他車から引継ぐ事ができなくなっている。幸い75 mm SA44Lへのリサーチは近いのでフリー経験値の使用も検討したい。
最終候補は全周砲塔で扱いやすい75mm砲と、単発火力と貫通力に優れる90mmの二択。
どちらの砲も発射速度の遅さからDPMが低めで、俯仰角も-5°/+13°しかない難点がある。- 75 mm SA44L
発射速度が若干劣る以外、Tier相応で可もなく不可もなくといった性能。
このTierの軽戦車が使用できる75mm砲としては弾速もそこそこ速く、遠距離の敵も狙いやすい。
精度や課金弾の貫通力も特筆すべき点はないが、アップデートにより全周砲塔での使用が可能になった事で取り回しが良くなり、NDKや置き偵からの攻撃も低リスクで行えるようになった。 - 90 mm D. 915
AMX ELC bisの史実砲。
Tier5軽戦車としては極めて優秀な単発火力を持ち、貫通力も同格中戦車レベルの十分な値を併せ持つ。弾速もかなり速い。
反面、発射速度・照準時間が非常に遅く、砲塔旋回時の照準拡散も大幅に悪化する。拡張パーツのスタビライザーは必須と言える。
最大の特徴は、この砲を搭載すると砲塔が限定旋回となり、左右の射界が制限されてしまう点にある。
つまり、駆逐戦車のような待ち伏せ向きの砲性能であり、行進間射撃や逃げ撃ちなどを他の快速戦車のように行う事は出来ない。このため接近戦には滅法弱く、低いDPMも合わせて基本的に格下軽戦車にも撃ち負けてしまう。
扱いは簡単ではないが、高い威力と後述する極めて優秀な隠蔽性と絡めれば、待ち伏せからの一撃や格上の瀕死車輌へのとどめなどで普通の軽戦車には真似のできない戦果を上げる事が出来るだろう。
- 75 mm SA44L
- 装甲
耐久力は490と殆どのTier4軽戦車より低い。
装甲も無いに等しいため、遮蔽物の無い場所で見つかると容易に致命傷を受けてしまう。
このため、随一の隠蔽率や車高の低さを活かして被弾率を下げる事が重要になる。
車体の軽さから車両同士の接触による被害も大きいため常に警戒しておこう。
- 機動性
アップデートにより以前ほどの驚異的な加速を失い、同格軽戦車では最も鈍い。
最高速度と出力重量比そのものは軽戦車として平均レベルにあるのだが、マスクデータである履帯の地形適応が非常に悪い数値に設定されており、加速が鈍く、減速しやすい。
加えて、馬力自体は180hpしかないため、体当たりで塀や建物を壊したり樹木をなぎ倒して移動しようとすると一気に減速する。
また、高速走行時はちょっとした段差でフリスビーのようにスピンしながら飛んで行ってしまう場合がある。落下時にはかなりのダメージや搭乗員の戦闘不能等が発生し、最悪の場合は一撃クラッシュも有り得るので、足元には充分注意しよう。
機動性を失ったため以前ほど気軽には使えないが、高速状態から一気に進行方向を約180度反転させることができる手段であるため、駆逐戦車の後ろを取る際などに停車⇒方向転換よりも若干素早く砲を向ける、あるいは少し距離を置いて追われている状況で即座に反撃に転ずるなどのテクニックで射界の狭さを補うことが可能になる。
- 偵察性能
隠蔽率は全車両の中でもトップクラスであり、茂みに隠れた本車を見つける事は(本車が不用意に発砲しない限り)非常に困難である。
カモフラージュスキルの恩恵が非常に大きく、茂みを併用すれば、50mの強制発見距離まで敵に発見されない事もある。
視認距離は同格軽戦車と同じ360mなので、レンズ被膜や双眼鏡でしっかり補強しておけば 置き偵察→視認→発砲→即退避→再び置き偵察 というサイクルも構築できる。
このような性能では、少し距離が離れただけで情報が共有できなくなってしまう。敵陣地やマップ端まで行くと味方と通信が途絶しやすく、折角偵察して敵を発見できても支援が望めない状況が有り得る。
確実に情報を伝える為には味方と通信距離を保つ、もしくは味方に通信距離を保ってもらう必要がある。
- その他の情報
- 搭乗員
乗員が2名で車長が操縦手以外を全て兼職しているので、乗員負傷時の性能低下が極めて大きいという弱点もある。
車長が負傷すると、視界の索敵のみならず、兼役している砲手と装填手と無線手の能力が一気に低下する。
負傷状態のまま戦っていると全滅の危険性も高いので、救急キットは必ず搭載しておこう。 - 搭乗員スキル
スキルの習得は計画的に行いたい。
車長は第六感を最優先し、偵察車両として必要な能力を高めるカモフラージュ、視界強化系を付けていくのが無難だ。
操縦手は車長と比べて取得可能なスキル数が少ないので、偵察車両として鉄板のカモフラージュ、機動性を底上げするオフロード走行等を優先すべきだろう。
履帯破損の応急対策で修理も出番が多めだ。
上述の無線の短さから、無線手スキルの信号の増強も付けたいが、本車の車長は付けたいスキルが非常に多く、優先順位的に後になってしまいがちである。
開発先であるAMX 12 tでは砲手が加わり乗員が3人に増えるため、ツリーを進めるのであれば砲手スキルは習得しないように。また戦友を習得しても、AMX 12 tで加わる砲手が習得するまでは効果を発揮しなくなるため注意が必要だ。ただし、前車のAMX 40で砲手も戦友を取得済みならば問題ない。
エリート化後に搭乗員訓練の促進を有効にすれば、倍速訓練で操縦手と2人で経験値を山分けできるので成長速度は比較的速めだし、共通スキルであれば2人習得だけであるので発動度も高い。
乗せ換え先で兼役が無くなった車両でも役立つ共通スキルや車長スキルの優先度が高いと言える。 - 拡張パーツ
拡張パーツの構成は、v1.10.0での刷新に伴い多様化している。
視界を強化する双眼鏡とレンズ被膜、隠蔽率を向上させる迷彩ネットや消音排気システム、全体的な性能を底上げする換気扇、リロードの遅さを補うラマー、照準の遅さを補うスタビライザー、機動性を向上させるターボチャージャー、照準と機動性の両方を向上させる改良型旋回機構からプレイスタイルに合わせて好きな3つを選ぼう。 - 超信地旋回
本ゲームでは駆逐戦車、自走砲をはじめとした射界制限のある車輌は(M3 Lee等の中戦車を含めて)超信地旋回が可能となっているが、その中で唯一本車だけが限定旋回砲塔(90 mm D. 915装備)かつ超信地旋回不可となっている。*3
あまり気にする必要はないものの、不便に感じることもあるため留意しておこう。
- 搭乗員
- 総論
アップデートにより突出した加速は失われたが、小柄な車体と高い隠蔽率は据え置きなため、依然として偵察の適性が高い軽戦車である。
また、駆逐戦車に匹敵する90mm砲の単発火力は一撃離脱と相性が良く、置き偵察と絡めて射線から逃れられる場所ならば、「撃っては即退避」を繰り返すことで火力要員としても運用可能である。高い単発と隠蔽率を併せ持つ本車ならではの戦術の一つと言えるだろう。
注意すべきは壊滅的な防御面で、格下軽戦車相手ですら撃ち負けてしまう程に弱体化したため、より敵の布陣の把握が重要となっている。機動力の低下も考慮し、引き際の判断は早めに行うよう心掛けたい。
史実
フランスのソミュール戦車博物館に保存されている「AMX ELC bis」
写真の戦車はゲーム内モデルと比べ転輪が1つ少ないことなどから改良前の「AMX ELC」と見られる。
1956年フランス国防省は、ELC計画を開始した。
この計画は、空輸可能な車両の開発を目的としており、試作車は低い車高と二人の乗員を砲塔に配置した。
量産はされず、配備されなかった。
詳細はWikipedia
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※実装または車両性能変更アップデートから3か月以上経過した車両であるため、管理人の提案に基づき新規コメント欄を非表示にします。本車両について語りたい方は外部掲示板を利用してください。