AMX 40

Last-modified: 2020-10-17 (土) 08:58:15

Tier 4 フランス 軽戦車

AMX_40_5-min.PNG
↑ AMX 40 + 47 mm SA34
初期状態。ほぼ曲面だけで構成された特徴的なフォルムをしており、他の車両とは見間違えようがない。
装甲も全周囲が曲面で形成されているため数多の敵弾を弾く事が期待出来る。

 

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↑ AMX 40 + 47 mm SA35
AMX 40の史実状態。アヒルのような小動物っぽさを醸し出していて可愛い。
初期砲塔側面の国籍マークやステレオスコープが目っぽく見える。

 

AMX_40_7-min.PNG
↑ Renault-Balland + 75 mm SA32
Renault G1の砲塔と主砲を搭載した最終状態。上部に配置された機銃塔がどことなくベレー帽にも見える。
T-54と見紛うような半円状の砲塔と、小さな機銃砲塔の二階建てというステキ感に満ち溢れる構成。

v0.9.21まで

AMX_40_0-min.PNG
↑ AMX 40 + 47 mm SA34

 

AMX_40_1-min.PNG
↑ AMX 40 + 47 mm SA35

 

AMX_40_2-min.PNG
↑ Renault-Balland + 75 mm SA32

 

AMX_40_3-min.PNG
AMX_40_4-min.PNG

スペック(v1.10.0)

車体

耐久値380⇒400
車体装甲厚(mm)70/65/40
最高速度(前/後)(km/h)50/20
重量(初期/最終)(t)20.18/21.86
実用出力重量比(hp/t)8.69
本体価格(Cr)147,500
修理費(Cr)
超信地旋回不可
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
47 mm SA3426.09AP
APCR
HE
25
46
24
50
50
62
1,3040.531.7450
563
450
31010
800
13
90-10°/+20°

-9°/+20°
47 mm SA3526.09AP
APCR
HE
45
79
24
55
55
70
1,4350.471.7660
825
660
27520
1,200
13
100-18°/+18°

-9°/+20°
75 mm SA329.68AP
HEAT
HE
74
91
38
110
110
175
1,0650.462.5600
480
600
10546
2,800
38
1,520-7°/+17°
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
AMX 4070/60/60323202,250
Renault-Balland80/60/60263402,500
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Aster15015540
Somua LM19020540
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
AMX 4020.23284,200
AMX 40 bis25.23304,200
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
ER 52300100
ER 53360100
 

乗員

1Commander(Radio Operator)2Gunner(Loader)3Driver
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class3装填棒×砲垂直安定装置×改良型旋回機構×改良型照準器×追加グローサーClass3
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造×改良型装甲材Class3内張り装甲×
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時14.36%⇒13.19%3.43%
移動時10.77%⇒9.89%2.57%
 

派生車両

派生元AMX 38(LT/4,610)
派生先AMX ELC bis(LT/14,900)
 

開発ツリー

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47 mm SA34
(初期/2,400)
47 mm SA35
(265/3,250)
Renault-Balland
(1,100/4,700)
75 mm SA32
(800/10,360)
AMX ELC bis
(14,900/315,000)
AMX 40
(初期/1,850)
ER 52
(初期/0)
ER 53
(610/3,650)
Aster
(初期/750)
Somua LM
(400/4,500)
AMX40
(初期/1,750)
AMX40 bis
(1,025/4,750)
 

車両に関する変更履歴

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v0.7.1実装
v0.8.2装甲に関する小さなエラーを修正
v0.9.22HDモデル化
v1.9.047 mm SA34の総弾数を156発から310発に変更
47 mm SA35の総弾数を156発から275発に変更
75 mm SA32の総弾数を70発から105発に変更
修理費用を35%ダウン
収益性を7%ダウン
AMX 40砲塔時のHPを280から380に変更
Renault-Balland砲塔時のHPを300から400に変更

解説

  • 概要
    v0.7.1で追加されたTier4のフランス軽戦車
    大戦初期に設計された騎兵戦車の計画案である。
    軽戦車でありながら格上重戦車に匹敵する装甲と奇異な外観を持つ異色の車両。通称『アヒル』。
     
  • 火力
    非力の一言に尽きる。同じTierの中戦車どころか一つ下の軽戦車と比較しても劣っている。
    47mm砲はいずれも貧弱極まりないので早急に75mm砲に載せ替えたいところだが、75mm砲は改良砲塔にしか搭載できず、かつ改良砲塔は履帯を改良しないと重量オーバーで載せられないので注意。
     
    • 47 mm SA35
      AMX 38から引き継げる。履帯と砲塔を改良しなくても使用することが出来る。
      最終砲に比べると発射速度に優れている他、弾速が速く偏差射撃を当てやすい。
      だが精度は口径の割に悪く、貫通力に至っては45mmとTier2以下の性能であり、課金弾を前提に運用しなければ格下にすら苦戦する事になる。
      肝心の課金弾も貫通力79mmとあまり頼れるものではないが、同格までなら辛うじて戦う事ができる。
      初期砲塔では-18°と驚異的な俯角が取れるので、ハルダウンで戦っていきたい。
       
    • 75 mm SA32
      本車の最終砲。SARL 42でも開発できるが、改良砲塔と履帯の研究が必要。
      単発火力と貫通力こそTier相応のものを得るが、発射速度の著しい低下により、DPMが通常砲として同格最低の1,065にまで落ち込んでしまう。
      本車の装甲を貫通可能な相手と撃ち合いをすれば敗北は確実で、かといって距離を離せば劣悪な精度が足を引っ張る。照準拡散・照準時間や弾速の急激な悪化のため体感的な当てやすさはかなり低下しており、精密射撃は非常に難しい。
      弾種配分としては、口径の大きさからHEが有効である。同格以下ならHEでも貫通可能な敵が多い他、格上戦車の履帯切りにも利用できるので、半分程度は積んでいくと良い。
      なお、金弾のHEATは貫通力の伸びが悪く、その割に高額なので使う意味は無い。*1
      格上相手にはどうしても貫通力が不足する為、履帯切りなどのアシストに徹する等で勝利に貢献しよう。
       
  • 装甲
    前身から更に装甲が増し、同格ではMatildaと並んで最も防御力が高い。
    単純な装甲厚で耐えるタイプのMatildaとは対照的にほぼ曲面だけで作られており、狙いの甘い弾は悉く弾いてくれる。
    一方、昼飯や豚飯を駆使し、なおかつ本車の火力を補ってくれる味方がいなければこの防御力を活かしきる事はできない。同格の課金弾は貫通力100mmを超えるものも多いので、リロード中は弱点を容易に狙わせない小刻みな動きも必要になる。

    画像による解説

    AMX_40_armor_3.png
    ↑左から初期砲塔、改良砲塔時の正面装甲。色はPz. IV Dの最終砲 75 mm L/43 のAP砲弾で撃った時の貫通のしやすさ。
    緑色=80mm前後、黄色=100mm前後、橙色=110mm前後、赤色はそれ以上。紫色はAP・APCRは跳弾。
    AMX_40_armor_2.png
    ↑障害物を利用した豚飯。水色の部分はエンジンルームの天板であり20mm厚。
    装甲モデルはtanks.ggより

    • 砲塔
      初期砲塔と改良砲塔は防御特性が異なり、装甲に関しては一概にどちらが優れているとは言えない。
      ただし初期砲塔では最終砲が載せられない上HPも非常に低い状態となるため、初期砲塔は実際の戦場ではそれほど見られない。
      側背面はどちらの砲塔も満遍なく60mmある。側背面から撃たれても、その形状のお陰で外縁部であれば弾いてくれる。
      • 初期砲塔
        概ね球形をした初期砲塔は、正面向き時に全域が110mm前後となる装甲を持つ。
        防楯の中央付近と防楯のすぐ横の縦長のエリアが80mm前後となるが、範囲が狭いので気にする必要はない。
        ただしその形状から、少しでもよそ見をしていると抜かれやすくなる。
        目のようなステレオスコープは空間装甲であり、特に弱点ではない。
      • 改良砲塔
        改良砲塔は半球形となるが、上部に特徴的な機銃塔が追加される。
        半球形部は正面時に90~120mmオーバーとなる強烈な防御力を発揮するが、その代わり機銃塔やその付け根は80~90mm前後の弱点となってしまっている。
        機銃塔は右側に偏っているため、障害物を上手く利用すれば隠しながら戦うことは可能である。
    • 車体
      正面上部と側面に関しては大変優秀な防御力を誇る。
      ただし正面下部と、砲塔の付け根ともなっているV字傾斜部分の2か所は75mm前後と比較的薄く、ある程度以上慣れたプレイヤーには弱点として狙われる。
      • 正面
        正面上部は60mmの70~80°傾斜によって150mmを優に超えるTier不相応な防御性能を発揮する。傾斜がAP及びAPCR弾の跳弾角度を超えているため、それらの砲弾に対しては無敵に近い。
        一方中部~下部はほぼ垂直の70mmであり比較的薄く、面積も広いので非常に狙われやすい。可能な限り、建物や盛り土などの障害物で隠して戦いたい。
        アヒルの首or襟のように見えるV字の楔形部分は60mmの傾斜装甲であるが、中央の操縦席バイザー付近は傾斜が緩く、75mm程度にしかならない。かといって昼飯の角度を取ると、楔形装甲が仇となり傾斜が相殺されて却って装甲厚が減少してしまう。隠すことが難しく、冷静に狙われると意外と脆い。とはいえ車体下部の方が面積が圧倒的に広い都合上、車体下部のカバーを優先し豚飯を使って戦うのが基本となるだろう。
      • 側背面
        車体側面は比較的傾斜の緩い中部がスペック通りの65mm厚、その上部(手すりよりも上)が傾斜のきつい45mm。下部(履帯裏)は40mm垂直だが、空間装甲として履帯10mmの他にサイドカバー30mmが備えられる。
        真横から撃たれた場合はいずれも80mm程度だが、きつい角度の豚飯を行うことで非常に安定した防御力を発揮する。
        背面は45mmの緩やかな傾斜装甲。格下の貫通力75mm以下の砲では唯一安定して抜ける他、105mm榴弾砲のHE(貫通力53mm)がギリギリ貫通してしまう装甲厚でもある。回り込まれないためにも、接近戦への抑止力となる味方との集団行動を常に意識しよう。
    • HP
      本車の防御面でもう一つ注意しなければならないのがHPである。
      重戦車のような装甲とは裏腹に改良砲塔で400しかなく、言うまでもなく同格軽戦車ワーストである。初期砲塔時(380)に至っては全ての同格駆逐戦車及びTier3軽戦車を下回ってしまう。
      このため10榴などの大口径HEに対しては非貫通でも痛烈な被害を受け、KV-2O-Iの15榴などに至っては非貫通時ですら一撃死する可能性があるため、絶対にまともに撃ち合ってはいけない。
       
  • 機動性
    20km/h台だったカタログ上の最高速度が一気に50km/hになり、亀の這うような速度で移動する生活ともオサラバ……かと思いきや、やはりこれまでの戦車のアキレス腱であったアンダーパワーは本車でも健在。
    下り坂を長々と走りでもしない限り、50km/hどころか40km/hを出すことすら叶わない。
    大体の速度はやはり20km/h前後で、あのKV-1に置いて行かれるレベルである。
    少しの上り坂でも速度が削がれやすく、5~10km/h程度にまで落ちてしまう程で、味方に追従する事すら困難を極める。
    戦場に着いたら味方/敵が壊滅して手遅れになっていた、という事も多々あるだろう。
    この機動力では側面攻撃などはとても難しいので、基本的には正面戦闘を請け負おう。
    なお味方に押してもらった場合に関しては、他の多くの鈍足車輌と違い、30~40k/m程度の速度が出る。素早く移動したい時は押してもらうのが有効だ。
    その際はチャットでお願いしてみたり、お礼を言うのを忘れずに。
     
    旋回速度も砲塔・車体共に一部の重戦車並みに遅く、砲塔を改良するとむしろ旋回性能が低下する有様。
    快速戦車に機動戦を仕掛けられる事が多いので、周囲の状況には気を配りたい。DPMの低さも相まって、1対1で接近戦を仕掛けられる状況はできるだけ避けるべき。特に格上の軽戦車や中戦車は天敵であり、支援のない状況では何も出来ずに撃破されることが多い。
    一応、壁や岩などの障害物の近くをキープ出来れば、回り込みに対するある程度の対策になる。
     
  • その他
    • 偵察能力
      前述の通り足がとにかく遅い為、他の軽戦車のような開幕での偵察は不可能である。
      視認範囲も軽戦車としては平凡な値しかなく、仮に偵察ポイントまで到達しても効率的な偵察ができるかはきわどいところ。
      隠蔽性も低く、同格軽戦車ではダントツで最下位。Matildaと誤差程度の違いしかなく、さらに移動時には中戦車と同じく隠蔽率が低下してしまう。
      しかしながら戦闘中盤以降は先制攻撃や偵察が求められる事も少なくないので、双眼鏡被膜を積んでいても損はない。
       
    • 天敵
      格上全般はもちろん、同格にも天敵が多い。
      本車と似た特性を持ちながら耐久力・攻撃力の両面に恵まれているMatildaは大の苦手である。
      なおMatildaとのHP差はなんと170。一体何の恨みが?
      足の遅さから、目の前の敵だけではなく自走砲にも狙われやすい。
      本車が有利になりやすいD.W. 2も、課金弾を使われるとあっという間に狩る側・狩られる側の立場が逆転してしまう。
      軽戦車相手でもM5A1 StuartLuchsKe-Ho等には一方的に嬲られやすく、また固定砲塔の駆逐戦車相手にも接近戦においてですら蹂躙されかねない有り様で、本車はTierトップ戦場であってもまるで気を抜く事ができない。
       
    • 拡張パーツ
      以前は装填棒や内張り装甲が有力な候補だったが、v1.10.0からどちらも装備不可となった。
      とはいえ、平凡な視認範囲を補うレンズ皮膜、低いHPを補強する改良型装甲材、長い照準時間を改善する射撃装置など、欠点の多い本車には選択肢も多いので、自分のプレイスタイルに合ったものを選ぼう。
      ただ、ターボチャージャーに関しては元々のエンジン出力が低すぎるため効果が薄い。他に搭載したいパーツがない時の気休めに考えておこう。
       
  • 総論
    機動力・砲性能・偵察能力などを投げ捨てて分厚い装甲を得たものの、肝心のその装甲を活かせずに、割と簡単に撃破されるケースが多いという、悲しみを背負った戦車である。
    v1.9.0のHP増加調整によってDPM・HPに劣る本車の立場はさらに低くなり、数ある苦行戦車の中でも味方への依存度が非常に高いものとなっている。
    たとえ有利な相手でも長時間拘束する必要があるため、とにかく味方の重戦車と共に行動する、味方の盾になる、の二つを基本的な方針として運用していきたい。敵の射撃を誘い、ある時は履帯を狙ってアシストし、ある時は重戦車と共に敵の戦列にプレッシャーを与える…本車に求められるのはそんな戦い方だろう。
    前身に続き、防御に特化しているため、「攻撃力が低い小柄な重戦車」として運用することを意識しよう。
     

史実

AMX40は、ソミュアS35(および、その改良型であるソミュアS40)の後継となる騎兵戦車としてイシー・レ・ムリノー工廠で1940年3月に計画された車両である。
前面60mm、側面30~50mm、背面40mmの装甲を持つ車体は近代的な丸みを帯びた形状をしており、その上に載る近代的……というより、非常に独創的な卵型砲塔と相まって非常に特徴的なシルエットとなっている。
この奇妙な……もとい、独創的なデザインの油圧駆動式二人用鋳造砲塔に、長砲身の47mm戦車砲SA35と近接防御用の7.5mm機銃を同軸で装備し、さらにもう一丁対空防御用7.5mm機銃が砲塔後方のコンパートメント内に配備されている。
エンジンは160馬力のディーゼルエンジンが予定されており、ソミュアS35(190馬力:ガソリンエンジン)やS40(220馬力:ガソリンエンジン)と比べると(ガソリンとディーゼルの違いはあれど)馬力は低下している。さらに重量もS35とほぼ同じかやや重い約20トンの予定で、S35と比べると機動力の低下は避けられないように思われるのだが、S35及びS40から大幅に改善された新型の駆動装置(片側4枚の大型転輪と2個の駆動輪からなる、ソ連のBT戦車に似た足回り)によってこれを補うことが(理論的には)可能であるとされた。

 

しかし設計開始からほどなくしてフランスが降伏したため、実車は一両も製造されることなく計画は消滅している。

 

amx40_1.jpg
↑AMX40の側面図。砲塔後方からニュッと後方上空に向かって突き出ているのが対空射撃用7.5mm機銃。

 

amx40_2.jpg
↑こちらは乗員の配置がよくわかる上面図。

情報提供

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マスター(M)バッジ報告専用スレができましたのでそちらへお願いします
使用感や装備など、アーカイブスペック解説に表記されています。

アーカイブ1,アーカイブ2

※実装または車両性能変更アップデートから3か月以上経過した車両であるため、管理人の提案に基づき新規コメント欄を非表示にします。本車両について語りたい方は外部掲示板を利用してください。


*1 HEATの特性上、距離による貫通力低下こそないが、そもそも遠距離で運用できる性能ではない上、標準化もなく角度に弱い。