Tier9 イギリス 軽戦車 ( 略称:GSOR )
↑ A.V.R.F/S turret + 85 mm HV L40
初期状態。車体の形状はHWK 12に似ているが、サイズ感はSpähpanzer SP I Cに近い。
↑ A.V.R.F/S turret + 90 mm Cockerill
最終状態。主砲はベルギーのCockerill(コッカリル)社製90mm低圧砲だろう。
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 1,250 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 35/25/20 |
最高速度(前/後)(km/h) | 65/25 |
重量(初期/最終)(t) | 6.38/6.72 |
実用出力重量比(hp/t) | 39.42 |
本体価格(Cr) | 3,500,000 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 不可 |
ロール | 万能型軽戦車 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
85 mm HV L40 | 6.19 | AP APCR HE | 226 258 42 | 230 230 280 | 1,423 | 0.36 | 2 | 1,020 1,275 1,020 | 25 | 560 4,400 320 | 842 | -10°/+35° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
90 mm Cockerill | 6.32 | AP APCR HE | 232 254 42 | 240 240 320 | 1,516 | 0.36 | 1.9 | 1,020 1,275 1,020 | 25 | 635 4,400 405 | 1,082 |
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
A.V.R.F/S turret | 70/30/20 | 43 | 390 | 1,200 |
---|
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Rolls Royse FB60 | 160 | 20 | 744 |
---|---|---|---|
Daimler D2458 V-8 | 265 | 20 | 850 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
GSOR3301 Mk.I | 7 | 40 | 1,150 |
---|---|---|---|
GSOR3301 Mk.II | 7.8 | 43 | 1,150 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
C.13/B.47 | 600 | 40 |
---|---|---|
C42 VHF | 750 | 40 |
乗員
1 | Commander(Radio Operator,Loader) | 2 | Gunner(Loader) | 3 | Driver |
---|
拡張パーツ
Class3 | Class2 | Class1 | Class1 | Class1 | Class1 | ||||||
○ | ○ | Class1 | Class2 | Light |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 18.75% | 4.46% |
移動時 | 18.75% | 4.46% |
派生車両
開発ツリー
85 mm HV L40 (初期/120,000) | ━ | 90 mm Cockerill (48,000/190,000) | ||
A.V.R.F/S turret (初期/50,000) | ||||
C.13/B.47 (初期/24,000) | ━ | C42 VHF (9,000/54,000) | ━ | Manticore (252,500/6,100,000) |
Rolls Royse FB60 (初期/43,000) | ━ | Daimler D2458 V-8 (25,000/74,000) | ||
GSOR3301 Mk.I (初期/30,500) | ━ | GSOR3301 Mk.II (24,00/59,500) |
車両に関する変更履歴
v1.6.0 | 新規実装 |
解説(v1.6.0)
- 概要
v1.6.0で追加されたTier9のイギリス軽戦車。
1960年代中期、参謀本部からアルヴィス社へ要求されたCVR(T)シリーズの最初期案の派生形の一つである。
GSOR*1は「参謀本部要件」、AVR*2は「偵察装甲車輌」、FS*3は「火力支援型」の意。
- 火力
俯仰角は-10°/+35°とどちらも優れており、仰角に至っては他の車両のほぼ倍である。
一方貫通力や単発火力は前身からほぼ据え置きであり、Tier9となったことで突出した値ではなくなってしまっている。
周りの車両はより強固な装甲を持つようになっているため、弱点や側背面を狙っても思うとおりにダメージを通すことは難しく、実際に乗ってみるとDPMの低さよりも命中率や貫通率に泣かされることが多いだろう。
奇襲・狙撃・咄嗟撃ちなどどの状況においても信頼できる主砲性能ではないため、貫通力を過信せずリスクのない立ち回りを徹底しよう。- 85 mm HV L40
LHMTVから引き継ぐ初期砲。Tier8軽戦車としては抜群の貫通力だっただけあって、Tier9であっても実用レベル。
最終砲と比べると単発火力やDPM等はやや劣るが、重量が軽い本砲を装備すると出力重量比は40.88にまでなる。 - 90 mm Cockerill
最終砲。初期砲から性能向上の幅が小さく、課金弾のAPCRの貫通力に至っては若干低下してしまう。
開発の優先順位はかなり低いが、その貫通力は通常弾・課金弾ともに同格軽戦車内でトップ。一発一発をきっちり貫通させることでDPMの不利を補いたい。
ちなみに、砲の名称のとおり口径は90mmだが、通常の90mm砲より榴弾の貫通力がやや低く(通常は口径の半分)なっている。運用上の差はないが、自走砲を除くと唯一といえるマイナスの特性である。
- 85 mm HV L40
- 装甲
LHMTVからそれぞれ少しずつ増厚されているが、やはり基本的には被弾=貫通。
撃たれない立ち回りを徹底するほか、引き続き軽量であるため敵からの体当たりにも十分注意しておこう。
- 機動性
まずこの車両は初期エンジンで出撃してはならない。
初期エンジンでは重駆逐戦車や重戦車と大差ない劣悪な旋回性能の低さから、車体を振って弾を避けることはおろかまともなコーナリングもできずに市街地では壁を避けきれないことすらありえる。
偵察ポイントの確保・離脱を安全に行うには程遠い機動力のため、必ずフリー経験値を用意しておこう。
改良エンジンを装備した本車両は同格軽戦車の中でも高い出力重量比を持ち、25km/hの後退速度と瞬発力のおかげで置き偵察ポイントからの離脱やチラ見をスムーズに行える。
機動性については優秀の一言ではあるものの、車体の軽さから少しの障害物で体が大きく跳ね上がり機動力が一気に削がれてしまう危険が常にあるため、わき見運転は禁物である。
- その他
視認範囲は並だが隠蔽性は高め。また、車体のサイズはSpähpanzer SP ICと比べても一回り小さく使える茂みも多い。
置き偵察の適性が高い本車両ではあるが、超信地旋回ができないため小さな草むらでは向きを変えようとして車体が飛び出してしまうことがあるので注意しよう。
- 総論
小柄な車体とやや良好な貫通力を有した軽戦車である。
前身のLHMTVの欠点であった広範囲の仰角制限が撤廃され、扱いにくさは無くなった。
しかしながら、それ以外の砲性能は雀の涙程度にしか強化されておらず、Tierが上がった割に総弾数が25発から据え置きという欠点があり、高耐久の敵車輌が終盤まで残存していると弾切れで詰みかねない。
悲しい事にイギリス軽戦車の特徴だった高貫通は他国の軽戦車に追い付かれつつあり、このTier帯ではあくまで軽戦車レベルの火力・貫通力の域を出ておらず、劣悪な砲拡散とDPMを考慮すると前身以上に軽戦車同士の撃ち合いに挑むには慎重な判断が必要である。とくに開幕時の偵察や陣取りは相手の軽戦車の特性をよく理解した上で選ばなければならない。元のDPMが極端に低い本車両は装填棒の優先度合いが低いことも相まって、装輪車両やSpähpanzer Ru 251などの高貫通榴弾を持つ車両はこちらが2発目を撃つ前に榴弾を2発撃ちこんで物陰に隠れることができる。
そのため、[与240]ダメージに対して[被640]ダメージの圧倒的に不利なダメージ交換となる。さらにこの小さな車体にパーツと乗員が詰まっていることから、何らかの損害を受けることは免れない。このような対面は絶対に避けよう。
史実
GSOR3301 AVR FSは、1960年代に開発された軽戦車の派生型のひとつです。本計画では兵装、エンジン、砲塔が異なる様々な派生型が検討されましたが、設計案のみに終わりました。(ゲーム内説明より)
情報提供
愚痴や日記など生産性のない話題は外部総合掲示板をご利用ください。
マスター(M)バッジ報告は専用スレができましたのでそちらへお願いします
使用感や装備など、アーカイブ、スペック、解説に表記されています。
アーカイブ1
※実装または車両性能変更アップデートから3か月以上経過した車両であるため、管理人の提案に基づき新規コメント欄を非表示にします。本車両について語りたい方は外部掲示板を利用してください。