Tier9 ドイツ 軽戦車 / 略称: Ru 251
↑ Spähpanzer Ru 251 Drehtum 360° + 90 mm Rheinmetall DM1
国籍マークはSP I CやHWK 12と同様にドイツ連邦軍仕様の鉄十字(タッツェンクロイツ)になっている。
車体後方のエンジン区画がLeopard Prototyp AやPrototipo Standard Bのように盛り上がっているのが特徴。
OVMは車体上部に少量取り付けられるだけに留まっている為、今までの独軍戦車に比べあっさりしている。
それでもドイツらしい素敵性能は健在。
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 1,400 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 25/20/8 |
最高速度(前/後)(km/h) | 70/24 |
重量(初期/最終)(t) | 25.46/25.53 |
実用出力重量比(hp/t) | 35.26 |
本体価格(Cr) | 3,460,000 |
修理費(Cr) | 14,700~ |
超信地旋回 | 可 |
ロール | 万能型軽戦車 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
90 mm Rheinmetall DM1 | 8.57 | APCR HEAT HE | 215 250 102 | 240 240 320 | 2,057 | 0.36 | 2 | 1,080 1,145 755 | 41 | 390 4,000 350 | 914 | -10°/+18° |
---|
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
Spähpanzer Ru 251 Drehtum 360° | 20/20/20 | 44 | 410 | 5,186 |
---|
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
MB 837 Aa | 700 | 12 | 1,375 |
---|---|---|---|
MB 837 Ea 600 | 900 | 10 | 1,400 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
Spähpanzer Ru 251 PT I | 25.7 | 38 | 6,500 |
---|---|---|---|
Spähpanzer Ru 251 PT II | 28 | 44 | 6,500 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
AN/GRC-4 | 720 | 80 |
---|---|---|
AN/GRC-7 | 745 | 120 |
乗員
1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Loader |
---|
拡張パーツ
Class3 | Class2 | Class1 | Class1 | Class1 | Class1 | ||||||
○ | ○ | Class1 | Class2 | Light |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 17.39% | 4.14% |
移動時 | 17.39% | 4.14% |
派生車両
派生元 | HWK 12(LT/197,600) |
---|---|
派生先 | Rheinmetall Panzerwagen(LT/298,000) |
開発ツリー
90 mm Rheinmetall DM1 (初期/115,000) | ||||
Spähpanzer Ru 251 Drehturm 360° (初期/55,000) | ||||
AN/GRC-4 (初期/45,500) | ━ | AN/GRC-7 (9,100/54,000) | ||
MB 837 Aa (初期/52,000) | ━ | MB 837 Ea 600 (28,100/84,600) | ━ | Rheinmetall Panzerwagen (298,000/6,100,000) |
Spähpanzer Ru 251 PT I (初期/33,000) | ━ | Spähpanzer Ru 251 PT II (23,500/61,500) |
車両に関する変更履歴
v0.9.3 | 新規実装 |
v0.9.18 | 90mm Rheinmetall DM1の通常弾にAPCR弾を追加/AP弾を削除 MTU MB 837 Ba 500エンジンを削除 SpähpanzerRu 251 PT Iサスペンションの移動中の拡散を22%減少 SpähpanzerRu 251 PT IIサスペンションの移動中の拡散を25%減少 SpähpanzerRu 251 PT Iサスペンションの車体旋回中の拡散を22%減少 SpähpanzerRu 251 PT IIサスペンションの車体旋回中の拡散を25%減少 90 mm Rheinmetall DM1の装填時間を6.2秒から7秒に変更 90 mm Rheinmetall DM1の照準時間を2.1秒から2秒に変更 Spähpanzer Ru 251 Drehturm 360°砲塔の視認範囲を400mから410mに変更 車両Tierを8から9に変更 最高速度を80km/hから70km/hに変更 修理価格を17%増加 採算性を1%減少 MB 837 Ea 600エンジンの発火率を12%から10%に変更 MB 837 Aaエンジンの馬力を500hpから700hpに変更 MB 837 Ea 600エンジンの馬力を600hpから900hpに変更 耐久力を1,200から1,400に変更 |
解説(v0.9.18)
- 概要
v0.9.3にて追加されたTier9のドイツ軽戦車。
西ドイツのM41 Walker Bulldog*1との代替を目的とした、ハノマーグ社の試作偵察戦車である。
v0.9.18の軽戦車ツリー改変によりTierが8から9に格上げ、それに伴い性能が変更された。
- 火力
- 90 mm Rheinmetall DM1
Spähpanzer Ru 251の史実砲。
精度・照準時間などは良好だが、発射速度が控え目となっている。
通常弾のAPCRは貫通力212mmの初速1,080m/s、課金弾のHEATは貫通力250mmの初速1,145m/sと優秀であり、APCRよりもHEATの方が弾速が速いという珍しい特性がある。
また、HEが貫通力102mmのHEP*2である事も長所の一つであり、紙装甲の軽戦車・駆逐戦車・自走砲用に数発携行しておくと良い。
もっとも履帯など空間装甲に弱く、APCRやHEATに比べて弾速が755m/sと遅い点には注意しよう。
車体後方も左右140°からは俯角-0°となる。
- 90 mm Rheinmetall DM1
- 装甲
全体的にHEが貫通しかねない紙装甲である。
車体正面は傾斜した25mmであり、口径76mmの主砲からは3倍ルールが適用される為、強制跳弾は望めない。
砲塔正面の防盾付近は50~70mmほどだが、その外側は20mmしかない。
ドイツ戦車らしく耐久値は1,400と高い*3が、マッチングを考えると安心は出来無い。
良好な隠蔽と走力があるので、被弾しない立ち回りを意識しよう。
- 機動性
最高速度が70km/hと良好であり、T49に次ぐ出力重量比から加速力にも優れる。
迅速な陣地転換はもちろん、走り偵察や側背面取りなども積極的に可能であり、軽戦車に必要な機動性を高い水準で持ち合わせている。
ちなみに、エンジンはどちらもディーゼルエンジンである為、消耗品のガソリンは使用できない。
- その他
- 視界・隠蔽
視認範囲はHWK 12から据え置きの410mだが、それでもTier9軽戦車第1位である。
隠蔽性能もTier9軽戦車の中で上位だが、HWK 12よりも全長や横幅が大型化した事や周りの視認範囲が拡大している事を加味すると安心できない。
総合的に軽戦車としては優れた偵察性能を有している。 - 開発
初期履帯は積載量の余裕が無く、他のモジュールを最終状態へ換装すると拡張パーツの搭載が厳しくなってしまう。
とはいえ、無線機については初期無線で十分なので40kg軽減でき、拡張パーツの有力候補のうち、一つをレンズ皮膜(0kg)にすれば100kg以下のものは搭載可能になる。 - 搭乗員
本車はleKpz M 41 90 mmと同じく、専任の装填手を含めた搭乗員4人となっている。
ドイツ軽戦車ルートの高Tierでは搭乗員3人が基本であり、搭乗員構成が前後の戦車と異なるため、スキル習得の際に一応考慮したい。
- 視界・隠蔽
- 総論
装甲以外の全性能が高水準でまとまった軽戦車である。
俯角制限や発射速度除けば優秀な攻撃面に加え、優れた機動力と良好な隠蔽という軽戦車に求められるものは一通り備えている。
偵察でアシストを稼ぎつつ、ドイツ戦車らしい優れた主砲で敵を削り、終盤まで生き残って戦況を動かしていこう。
史実
↑ムンスター戦車博物館のRu 251
Spähpanzer Ru 251(シュペアパンツァー エルウー ツヴァイフュンフアイン)は、ハノマーグ社が開発した西ドイツの試作偵察戦車である。
Ruの意味は不明だが、251は「25-1(25トン級の試作1号車)」を意味する。
第二次大戦後のドイツ連邦共和国(西ドイツ)陸軍では、アメリカから供与されたM41 Walker Bulldog軽戦車を運用していた。
しかし、1950年後半にもなると性能不足が顕著となったため、後継車輛の開発が開始された。
このハノマーグ社のRu 251は、主力戦車Leopard 1と同時期に開発されており、その初期段階であるユーロパンツァーの試作車両をベースに小型軽量化した偵察戦車だった。
しかし、仮想敵のワルシャワ条約機構軍の偵察部隊にもT-54/55が配備されている事が判明し、Ru 251の90mm砲では威力不足とされた。
加えて、同時期に開発されていた装輪装甲車ルクスの方が道路事情の良い欧州での偵察任務に適していると判断され、Ru 251は1963年の試作段階で不採用となった。
なお、本車両専用に製造されていた90mm砲は、Leopard 1の支援車両および予備戦力として開発・量産されていたKanonenjagdpanzerの主砲に流用される事になった。
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