Tier10 ソ連 中戦車 (読み:カー・ヂビャノースタ・アジン)

↑ K-91 + 100 mm D-46T
同ルートのObject 416と同じく駆逐戦車(対戦車自走砲)のような形状であり、やはり砲塔右前方に操縦手席が存在する。
史実におけるK-91の後部砲塔案および自走砲案のデザインを組み合わせた外観をしている。
スペック(v1.26.0)
車体
| 耐久値 | 1,950 |
|---|---|
| 車体装甲厚(mm) | 140/60/45 |
| 最高速度(前/後)(km/h) | 55/20 |
| 重量(t) | 45 |
| 実用出力重量比(hp/t) | 19.11 |
| 本体価格(Cr) | 6,100,000 |
| 修理費(Cr) | |
| 超信地旋回 | 可 |
| ロール | 狙撃型中戦車 |
武装
| 名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
| 100 mm D-46T | 10.53 | APCR HEAT HE | 276 330 50 | 320 320 420 | 3,368 | 0.33 | 1.7 | 1,700 950 800 | 50 | 1,150 4,800 1,170 | 2,600 | -9°/+20°*1 |
|---|
砲塔
| 名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
| K-91 | 220/140/60 | 45 | 410 | 9,000 |
|---|
エンジン
| 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
| V-64 | 860 | 12 | 1,000 |
|---|
履帯
| 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
| K-91 | 50 | 50 | 12,000 |
|---|
無線機
| 名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
| R-113 | 730 | 80 |
|---|
乗員
| 1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Loader |
|---|
拡張パーツ
| Class2 | Class2 | Class1 | Class1 | Class1 | Class1 | ||||||
| ○ | ○ | Class1 | Class2 | Medium | |||||||
隠蔽性
| 非発砲 | 発砲時 | |
|---|---|---|
| 静止時 | 17.96% | 3.56% |
| 移動時 | 13.45% | 2.66% |
派生車両
| 派生元 | Object 430 Version II(MT/252,700) |
|---|---|
| 派生先 | なし |
開発ツリー
| 100 mm D-46T (初期/250,000) | |
| K-91 (初期/66,000) | |
| R-113 (初期/52,200) | |
| V-64 (初期/132,000) | |
| K-91 (初期/82,500) |
車両に関する変更履歴
| v1.0.2 | 新規実装 |
| v1.26.0 | 砲塔「K-91」に搭載した主砲「100 mm D-46T」の装填時間を6.3秒から5.7秒に短縮 砲塔「K-91」に搭載した主砲「100 mm D-46T」の旋回角度を-110/110度から-180/180度に拡大 |
解説(v1.26.0)
- 火力
俯角は-9°とかなり広くなったが、正面向きでは-5°までの制限がかかる。
射撃体勢に入る際は後ろ向きに出た方が撃ちやすく、退避もしやすい。- 100 mm D-46T
全砲弾中最速の弾速(通常弾)と中戦車中最高のDPMを誇る砲であり、貫通力や精度、照準時間も良好。
特にDPMは他中戦車より1割以上高く、Badgerに迫るほど。
弱点と言えば低めの単発と拡散があまり良くない(他国105mm程度)ことくらいである。
- 100 mm D-46T
- 装甲
- 砲塔
概ね230mm~280mm程度。複雑な形状をしているため当たり所によっては弾かないこともないといった具合であり、遠距離での撃ち合いなら全弾抜かれるといったような事態にはならないだろうが、狙いやすいキューポラが存在するため、近距離ではあまり頼りにならない。
左のキューポラは小さめだが180mm程度の弱点である。右のキューポラ上端は70°以上傾斜しているためAPだと跳弾する。
正面から見える天板は40mm。 - 車体
正面上部は200mm程度、下部は150mm程度。紙装甲というほどではないがこのTier帯ではいずれも普通に貫通される。
側面は垂直60mmと薄め。豚飯をしてもHEATを持つ相手には容易く抜かれてしまうだろう。
Obj. 430 IIとは異なり、履帯の上はれっきとした車体。車幅が拡大し、豚飯適性は下がってしまっている。
また、起動輪が少し上についているため、英国のChurchillシリーズのように正面から履帯上部を撃ちぬかれると履帯を切られるとともにHPダメージが入ってしまうことが起こりうる。この部分の形状は外見からは分かりづらいが斜めになっており、下(内)側が200mm程度(100mm60°)、上(外)側が220mm程度(160mm45°)になっている。
車体天板は40mmに強化され3倍ルールには若干引っかかりにくくなったが、やはり大口径砲や榴弾には注意。
- 砲塔
- 機動性
他ソ連MTと比べると出力重量比に優れる代わりに接地抵抗で劣っているため、登坂や加速ではこちらの方が優秀だが、平地では若干遅れを取ることになるだろう。
- その他
隠蔽性はObject 416に遠く及ばないとはいえ中戦車としてトップクラスであり、視認範囲も410mと優秀。
- 総論
後部砲塔という中戦車としてはやや扱いにくい要素を持つ車両であり(このルートの特徴とも言えるが)、基本的に駆逐戦車のような運用をしていくことになる。
v1.26.0から砲塔の全周旋回が可能になったので、以前より扱いにくさはかなり改善された。
総合的には非常に優れた主砲を持っているが、狙撃支援に徹してしまうと射撃機会が減り、単発320という火力の低さだけが浮き彫りになってしまう。したがって陣地転換をしつつ、発見されずに支援をし続けるようなプレイングが求められるだろう。Tier10中戦車最高の隠蔽と優れた視認範囲もそれを助けてくれるはずだ。
また、当然ではあるがこの車両の強味は「駆逐戦車のような戦闘スタイルでありながら中戦車としても動ける」点にあり、状況を見て適切な判断を下し、前線で戦うことも必要になる。守勢において非常に強力な車両であり、かつ攻勢を仕掛けることも十分に可能であることはこの車両の個性と言える。
間違いなく"難しい"車両ではあるが上手く使いこなし、"この車両だから勝てた"というような状況をものにしていきたい。
史実
本案は、A. F. クラフツォフによる監督の下、陸軍工学委員会の設計局で1949年の3月から8月にかけて開発されました。操縦手を戦闘室内に配置し、自動装填システムを備えた100mm砲を採用し、同軸の重機関銃を搭載し、12シリンダーの対向ピストン・ターボディーゼル・エンジンを使用する方針であり、スキー状の支持部を含む取付ブラケットが、支持ローラーとして使用されていました。本計画は、1949年の12月に設計案の段階で中止されました。(ゲーム内説明より)
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- ハルダウンしてるコイツとやりあったら頭がスポスポで可哀想になったわ -- 2018-06-26 (火) 21:08:13
- 砲塔の装甲220mmってあるけど、本当に220mmあるのは無駄にデカいキューポラの正面だけで他は140mm~200mmだからな。傾斜は優秀だから強制跳弾になる可能性もそこそこあるけど傾斜含めた実装甲厚そのものは280mmくらいだしな -- 2018-06-26 (火) 21:42:16
- 砲塔が前よりで普通に俯角9度とれたら360度首が回らなくても評価は全く違ったろうに、勿体ない。 -- 2018-06-27 (水) 17:49:50
- うん、車両の形状と与えられた特性というか仕事が全く合ってないんだよな -- 2018-06-27 (水) 20:00:13
- こいつの問題点は紙装甲で後部砲塔限定旋回というコンセプトそのものだしな。旧Obj430v2を踏襲してまともな装甲あれば強戦車だっただろうさ -- 2018-06-28 (木) 02:11:07
- まぁそれで貫通力やDPM,弾速が今の数値だと,従来戦車(同格ソ連MT)の単純な上位互換のOPになってしまういそうだけど.そしたら砲性能がもう少し下げられて277みたいな新鮮味のない戦車をいたずらに増やすことになりそうで.とりあえず限定旋回だけは外してあげて欲しい. -- 2018-06-28 (木) 09:15:47
- いや「後部砲塔」と言うだけでMTとしては凄く使いにくくなるから上位互換にはなれない -- 2018-07-05 (木) 08:24:20
- 430Uの特徴をそのままコイツが引き継ぐべきだった。430ツリーはLTTBから開発可能にして、そちらを高隠蔽、軽装甲、高DPMにした方が統一感があると思うのだが。 -- 2018-06-28 (木) 04:40:58
- つべで見た動画だと砲塔でそれなりに弾いてたけど、もうちょい機動力が欲しい感じだった 砲は優秀だったけど豚飯性能の低い後部砲塔であるデメリットを補えるほどじゃないわ 少なくとも限定旋回にする必要が無いのは間違いない -- 2018-06-30 (土) 01:50:58
- 限定旋回撤廃と俯角を側後背時-2°余計に取れればかなりいやらしい車両になりそう -- 2018-07-01 (日) 19:30:20
- つべに上がる動画は大活躍した試合が多いから,終盤まで生き残る良く弾いた(乱数が良かった,高貫通と対峙しなかった)試合が多いかもね. -- 2018-07-04 (水) 20:16:21
- 総論のところに有る「芋ることは射撃機会云々」という記述についてなのですが、元から「芋る」ということがネガティブなイメージが伴う言葉の様な気がして違和感を受けます。言葉の意味は皆さん理解されてるとは思うのですが、ゲーム特有のスラングのように見て取れるのですがどうなんでしょう、考えすぎ? -- 2018-07-13 (金) 06:48:22
- 狙撃支援と書き換えられてますね。芋るというのはFPS等で開始地点や敵が通らない場所で死体のように横たわり続けるスナイパーを芋虫になぞらえ『芋砂』『芋る』と呼んだと聞きますが、一般的に通じるかはともかくとして間違いなくネガティブな意味であっていると思います。 -- 2018-07-13 (金) 18:20:16
- 芋・芋る・芋砂というのはFPSにおける日本独自のネガティブな表現と解釈しています。そもそもWOTには合わない言葉なのですが、FPS等をプレイしたことがある人には馴染みがあるかもしれませんね。『キャンプ』の意味を知らずに「芋」と同じように使う人や罵倒する人も多く見受けられますので、"ゲーム特有のスラング"から変わりつつあるのだと思います。 -- 2018-07-14 (土) 13:08:42
- 連投すいません。読み返してみたら会話になっていなかったので・・・。何が言いたかったかというと、「しっかりと分かってる人には違和感」「なんとなく分かってる人には違和感なし」「知らない人にはなんとなくイメージで伝わる」という感じではないでしょうか。 -- 2018-07-14 (土) 13:14:04
- 返信&変更ありがとうございます wikiの表記上明確に「芋る」という表記自体が違和感があったのでこの文章で私は満足しています。TPSというゲームの特性上後方から支援する機会もありますし、開幕のポジショニングによる射撃≠芋だと思うので。表記上は客観的な観点からのまとめのほうが好ましいと思いますので、改めて更新ありがとうございます。 -- 木主 2018-07-14 (土) 14:40:50
- この編集では、当初の総論からは意味が裏返っていますね。 K-91の強みは支援射撃・守勢でこそ最大限活かせるものであり、「芋」と言われるような間違ったプレイングを行わなければ、むしろ前線に出るべき瞬間まで支援に徹するのは一つの正解です。 -- 2018-07-16 (月) 16:17:05
- おそらく元々の表記が「芋に徹してしまうと」という意図の内容だったのですが、芋→射撃支援とそのまま書き換えたためそればかりに徹していては活躍する機会が減るという意味が抜けてしまったのかと思われます。葉2さんのお考えも分かりますが上手い表記が自分では思いつかないので何かしらご希望の案を出して意見交換させていただければ幸いです。自分としては射撃支援”のみ”に徹してしまうと、といった表記がいいのかなと思います。 -- 木主 2018-07-17 (火) 16:08:17
- 葉2です。 案としては、「単発は320と低いため、自分から積極的に動いて射撃機会を作らないとダメージを稼ぎにくい」「総合的には非常に優れた主砲を持っているが、後方で射撃機会を待つだけでは十分に活かせない」といった感じの表記ではどうでしょう -- 2018-07-17 (火) 20:25:14
- 狙撃支援に徹してしまうと→敵を撃てないポジショニングをしてしまうと 的な差し換えはどうでしょう -- 2018-07-17 (火) 18:34:52
- 芋といっても、自分のHPを全く使わない、とか、限られたタイミングでしか敵を撃ちに行かないとか、基本的にそう判断するのは周りから見ての物だからなぁ。元々書いた人がどういう意図だったのか。 -- 2018-07-17 (火) 20:38:52
- それを書いて貰わないと行動出来ない時点でTierXに乗ることが迷惑だけどね。戦車のスペックと収束や装甲などの補足ならまだしも、最高ティアでHPの使い方や攻撃のタイミングみたいなマニュアルまでwikiに求める人が本当にいるのか。 -- 2018-07-21 (土) 03:35:44
- ↑まぁ最初にTier10の車両ページを見るタイミングって開発してからではなく,開発の前段階のツリー分岐に差し掛かる時なんかが多いと思うので意外と初心者がのぞくことは多い思うのよ.あとはTier5くらいになったプレイヤーが周りの戦車を見てどの国のどの車両に乗りたいかという視点で車両を選ぶようになるから,やはり最終到達地点のTier10を意識して見に来るかと.そういう人には経験したことのない高Tier同士のスペック値よりも,基本的な運用方法が書いてある方がイメージをつかめて有用な情報になるとは思う.特に最近はツリー内の特性統一が進んでいるので有用度は増しているかと. -- 2018-07-25 (水) 13:46:06
- 芋といっても、自分のHPを全く使わない、とか、限られたタイミングでしか敵を撃ちに行かないとか、基本的にそう判断するのは周りから見ての物だからなぁ。元々書いた人がどういう意図だったのか。 -- 2018-07-17 (火) 20:38:52
- 開発してみたので感想書いてみる。運用法については、軽戦車のように立ち回れる駆逐戦車って印象。何より高隠蔽高視界は先制攻撃チャンスが多くて味方の目になりつつ天地転用が利きやすい足が結構いい感じ。序盤は動きにくいけど、そこは前線やや後方の茂みでTD運用しつつ、TDが活躍しにくいMAPでは偵察に徹する感じで立ち回るとアシストも取れていい感じ。後部砲塔の使いづらさみたいなのはA-44ルートから来た人はもう慣れているだろうし気になるレベルじゃない。 -- 2018-07-24 (火) 13:14:18
- 一か所に集中してルートを切り開く立ち回りというよりは茂みをうまく利用しつつ、他のMTとは違う動きをする必要があるところが難しいところだと思う。まあこの辺はobj416乗ってればある程度できるようになってると思うし。 -- 2018-07-24 (火) 13:21:53
- ティアが大分違うけど、新性能のAMXELCみたいな性質ね -- 2018-07-24 (火) 20:40:24
- それって形だけじゃん... -- 2018-07-24 (火) 22:42:59
- 言われてみれば確かに形もちょっと似てるかも・・・? -- 2018-07-25 (水) 01:06:11
- そう聞くとマップへの対応能力は結構高そうね.LTやTDと違って砲塔は最低限の走甲厚があるので味方に交じって市街地マップでも仕事はできるだろうし.マップの得意や苦手に関する情報とかあれば結構良い参考になるのではなかろうか. -- 2018-07-25 (水) 13:51:51
- このルート全般に言えることだけど、得意MAPはやはり目と遠距離生かせるマリノフカやプロホロフカのような開けたMAP。不得意なのは起伏の多いツンドラやのどかな海岸のようなMAP。とはいっても自分がまだ強ポジみつけてないだけでこういうMAPでも活躍はできるかも。DPMが何気にすごいから、タイマン張れる状況なら結構強い。けど、正面から履帯エンジン抜かれるから入りは奇襲じゃないときついけど -- 2018-07-25 (水) 21:23:24
- あと後部砲塔だからやっぱ豚飯強いね。 まあ、できる状況は限られているし、いざっていうときの話だけど。逆にいうと、運用ミスるとすぐ前抜かれて履帯切断で動けなくてそのまま死ぬ。 -- 2018-07-25 (水) 21:28:07
- 旧430の砲の特性を416に乗っけた感じ、416みたいな完全TD運用で輝く車両。よく燃えるから自動消化器積んでたけど、糧食積んで支援に回った方が活躍できた。 -- 2018-08-07 (火) 00:29:40
- 問題はTDとしてみると砲性能が足りないって事 416はTDとして見ても悪く無い砲性能があったが… 360度砲塔が回れば後ろ向きにハルダウンして運用できたのに -- 2018-10-21 (日) 13:07:16
- WoTBのそれとは違う設計案を参考にしたってのはなかなか面白いね。まぁルート上の車両は同じような特性で揃えるという方針があるから後部砲塔案をベースにしたんたろうが…車体の形状はほとんど一緒なのにこうも印象が変わるか(画質に差がありすぎるのもあるかもしれんが) -- 2018-10-13 (土) 16:44:57
- 自分だけかもしれないけど、コイツ使ってて思うことはスペックに反して命中がめっちゃ悪い -- 2018-10-20 (土) 21:44:20
- T-62Aと比べると精度は3%くらいしか勝ってないのに拡散は15%以上劣ってるからね。 -- 2018-10-20 (土) 22:01:02
- 全周砲塔になったおかげで射撃姿勢の自由度が高くなりだいぶ乗りやすくなりましたね。癖はなかなか抜けませんが。 -- 2024-09-06 (金) 01:47:28