Object 430 Version II

Last-modified: 2025-12-30 (火) 13:07:49

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Tier9 ソ連 中戦車 / 略称:Obj. 430 II / 読み方:オブイェークト・チトゥィリスタ・トゥリツァッチドヴァー

↑ Object 430 Version II + 100 mm M-63
初期状態。Object 416と同じくかなり窮屈そうだが、砲塔内に全搭乗員が収められている。

↑ Object 430 Version II enhanced + 100 mm D-54U
最終状態。改良砲塔ではキューポラの形状が若干変わっている。

v0.9.17.1まで

スペック(v2.0.0)

車体

耐久値	1,720⇒1,800
車体装甲厚(mm)	80/60/40
最高速度(前/後)(km/h)	55/20
重量(初期/最終)(t)	35.46/36.45
実用出力重量比(hp/t)	16.74
本体価格(Cr)	3,450,000
修理費(Cr)	約23,000
超信地旋回	可
ロール	狙撃型中戦車

武装

名称	発射速度(rpm)	弾種	平均貫通力(mm)	平均攻撃力	AP弾DPM	精度(m)	照準時間(s)	弾速(m/s)	総弾数	弾薬費(Cr)	重量(kg)	俯仰角
100 mm M-63	8.33⇒8.45	AP HEAT HE	229 330 50	320 320 420	2,667 ⇒2,704	0.36	2.1 ⇒2.0	895 895 895	50	1,230 4,800 1,170	2,000	-4°/+16°
100 mm D-54U	8.7	AP HEAT HE	246 330 50	320 320 420	2,783	0.34	2.1 ⇒2.0	1,015 900 1,015	50	1,230 4,800 1,170	2,557	-4°/+16°

砲塔

名称	装甲厚(mm)	旋回速度(°/s)	視界範囲(m)	重量(kg)
Object 430 Version II	160/100/50	40	390	7,200
Object 430 Version II enhanced	180/120/50	40	400	7,700

エンジン

名称	馬力(hp)	引火確率(%)	重量(kg)
4TD	550	12	1,050
4TDF	610	10	1,050

履帯

名称	旋回速度(°/s)	重量(kg)
Object 430 Version II	44	12,000
Object 430 Version II enhanced	48	12,000

無線機

名称	通信範囲(m)	重量(kg)
10RT-26	760	30

乗員

1	Commander(Radio Operator)	2	Gunner	3	Driver	4	Loader

拡張パーツ

	Class2		Class2		Class1		Class1		Class1		Class1
	○		○		Class1		Class2		Medium

隠蔽性

	非発砲	発砲時
静止時	16.99%⇒16.6%	2.56%
移動時	12.71%⇒12.42%	1.91%

派生車両

派生元	Object 416(MT/150,500)
派生先	K-91(MT/252,700)

開発ツリー

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100 mm M-63 (初期/210,000)	━	100 mm D-54U (59,300/221,000)	━	Object 430 Version II enhanced (23,500/61,000)	━	K-91 (252,700/6,100,000)

Object 430 Version II (初期/30,000)

4TD (初期/80,000)	━	4TDF (52,000/132,000)

Object 430 Version II (初期/30,000)	━	Object 430 Version II enhanced (24,000/62,000)

10RT-26 (初期/56,500)

車両に関する変更履歴

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v0.8.10	新規実装
v0.9.18	車両HD化
v0.9.22	派生先車輌を変更
v1.0.2	100 mm D-54 gunを100 mm D-54U gunに置き換え改良履帯の移動時･車体旋回時の照準拡散を14%減少改良砲塔旋回時の照準拡散を25%減少改良砲塔時の100 mm D-54(U) gunの発砲後の照準拡散を13%減少改良砲塔時の100 mm D-54(U) gunの精度を0.38mから0.35mに変更改良砲塔時の100 mm D-54(U) gunの装填時間を8sから7.5sに変更改良砲塔時の100 mm D-54(U) gunの照準時間を2.9sから2sに変更 100 mm D-54(U) gunのAP弾の貫通力を219mmから246mmに変更改良砲塔時の視認範囲を390mから400mに変更車体装甲厚を120/80/40から80/60/40に変更初期砲塔装甲厚を223/166/63から160/100/50に変更改良砲塔装甲厚を248/185/63から180/120/50に変更初期砲塔時の耐久値を1,600から1,500に変更改良砲塔時の耐久値を1,700から1,600に変更派生先にK-91を追加
v1.1.0	4TDFエンジンの表示出力を580h.pから610h.pに変更（実際の値と対応するように変更）
v1.26.0	砲塔「Object 430 Version II」に搭載した主砲「100 mm D-54U」の散布界を0.38 mから0.36 mに縮小砲塔「Object 430 Version II」に搭載した主砲「100 mm D-54U」の旋回に伴う散布界の拡大率を25%低減砲塔「Object 430 Version II」に搭載した主砲「100 mm D-54U」の装填時間を8秒から7.1秒に短縮砲塔「Object 430 Version II」に搭載した主砲「100 mm M-63」の装填時間を7.6秒から7.2秒に短縮砲塔「Object 430 Version II enhanced」に搭載した主砲「100 mm D-54U」の装填時間を7.5秒から6.9秒に短縮砲塔「Object 430 Version II enhanced」に搭載した主砲「100 mm M-63」の装填時間を7.6秒から7.1秒に短縮砲塔「Object 430 Version II enhanced」に搭載した主砲「100 mm D-54U」の照準時間を2.9秒から2.1秒に短縮砲塔「Object 430 Version II」に搭載した主砲「100 mm M-63」の照準時間を2.3秒から2.1秒に短縮砲塔「Object 430 Version II enhanced」に搭載した主砲「100 mm M-63」の照準時間を2.3秒から2秒に短縮主砲「100 mm M-63」の砲弾「UBR-412D」の貫通力を201～181 mmから216～196 mmに強化砲塔「Object 430 Version II」に搭載した主砲「100 mm D-54U」の旋回角度を－90/90度から－180/180度に拡大砲塔「Object 430 Version II」に搭載した主砲「100 mm M-63」の旋回角度を－90/90度から－180/180度に拡大砲塔「Object 430 Version II enhanced」に搭載した主砲「100 mm D-54U」の旋回角度を－90/90度から－180/180度に拡大砲塔「Object 430 Version II enhanced」に搭載した主砲「100 mm M-63」の旋回角度を－90/90度から－180/180度に拡大無線機「9RM」を削除無線機「R-113」を削除
v2.0.0	詳細

解説(v1.26.0)

概要
v0.8.10で追加されたTier9ソ連中戦車。
1950年代、ハリコフ工場が設計した試作戦車Object 430の後部砲塔案である。

火力
射界は全周旋回可能に戻った。
俯角は相変わらず-4°と地形適性は改善していない。
- 100 mm M-63
  Object 416からの引継ぎ砲。
  通常弾の貫通力216mmはTier9中戦車としては低いが、課金弾のHEATは貫通力330mmと依然として第一線級の性能を持つ。
  課金弾を多めに積むことで初期状態からでも十分な戦力になるという点は優秀と言える。
- 100 mm D-54U
  v1.0.2で100 mm D-54に変わり追加された主砲、T-54との互換性はなくなった。
  また、以前のD-54は最終砲であるにもかかわらず初期砲（M-63）のほぼ下位互換となっていたが、D-54Uになってからは逆に全ての点で初期砲より優れるようになった。
  同格中戦車と比べると単発火力は低めだが、それ以外の性能は上位に入る。
  防御力の問題があるため狙撃寄りの運用になるが、照準速度や拡散には優れるものの、精度は並で弾速もそれほど速くは無い点に注意。

装甲
v1.0.2にてほぼ全域の装甲が弱体化された。
車体前面最上部は40mm+きつい傾斜で、平地において120mm以下のAPであれば跳弾するが範囲が狭いのであてにはならない。
中部は80mm+傾斜、下部は100mm厚+緩い傾斜と、どちらも130mm程度しかないのでこのTierではほぼ役に立たない。
後部砲塔特有の広い車体天板も30mmで、同格以上の中戦車にすら3倍ルールによりほぼ貫通されてしまう。

後部砲塔型である本車は、中戦車としては珍しく「豚飯」に向いている車両と言える。ただし車体側面は60mm厚であり強制跳弾させるには十分だが、角度を間違えると簡単に抜かれてしまうので注意。
砲塔正面はお椀型なので端の方はそれなりの防御力を発揮するが、中央付近は180mm~200mm程度しかなく、格下の通常弾を弾けるかどうかといったところ。
キューポラは特別薄いわけでは無く180mmあるが、やはり弱点であることには変わりない。

機動性
最高速度、エンジン馬力が向上したが、それ以上に車体重量が跳ね上がり加速性はやや悪くなっている。
しかしトップクラスの履帯性能はそのままであり、機動性は良好な方である。

総論
装甲は若干厚くなり、砲塔は格下相手には抜かれにくくなったが後部配置の砲塔と俯角の悪さから戦う場所をかなり選ぶのは変わらない。
機動性、隠蔽性はともに悪くなり、中戦車という枠から外れ気味であったObject 416から、より中戦車らしくなった車両であり、むしろその使用感はA-44に近いので最初は戸惑う人が多いだろう。

長所は機動力と隠蔽率を活かした偵察が可能であり、適切な角度での豚飯ではある程度の打たれ強さも兼ね備えている点である。
短所は後部砲塔と小さな俯角による地形適応性の低さである。

前述した車体の構造上取り回しこそ難しいが、しっかりと中戦車の仕事を意識して動けば必ず応えてくれるはずだ。