Tier1 ソ連 軽戦車 (読み方:エムエス アジン)

↑ MS-1 Mod. 1930 + 37 mm Hotchkiss

↑ MS-1 Mod. 1930 + 45 mm mod. 1932
スペック(v2.0)
車体
| 耐久値 | 220 |
|---|---|
| 車体装甲厚(mm) | 16/16/16 |
| 最高速度(前/後)(km/h) | 32/8 |
| 重量(初期/最終)(t) | 4.76/4.89 |
| 実用出力重量比(hp/t) | 12.26 |
| 本体価格(Cr) | 0 |
| 修理費(Cr) | 0 |
| 超信地旋回 | 不可 |
武装
| 名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 | |
| 37 mm Hotchkiss | 30 | AP HEAT HE | 47 70 19 | 30 30 36 | 900 | 0.47 | 2.3 | 600 600 600 | 240 | 0 400 8 | 104 | -8°/+25° | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 45 mm mod. 1932 | 20.69 | AP APCR HE | 51 88 23 | 47 47 62 | 972 | 0.46 | 2.5 | 757 956 757 | 125 | 14 800 14 | 240 | -8°/+30° | |
砲塔
| 名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視認範囲(m) | 重量(kg) |
| MS-1 Mod. 1930 | 16/16/16 | 35 | 280 | 240 |
|---|
エンジン
| 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
| GAZ-M1 | 55 | 20 | 215 |
|---|
履帯
| 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
| T-18 | 6.5 | 48 | 1,200 |
|---|
無線機
| 名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
| 71-TK-1 | 265 | 50 |
|---|
乗員
| 1 | Commander(Gunner/Radio Operator/Loader) | 2 | Driver |
|---|
拡張パーツ
| × | × | × | × | × | × | ||||||
| × | × | × | × | × | |||||||
隠蔽性
| 非発砲 | 発砲時 | |
|---|---|---|
| 静止時 | 14.99% | 3.7% |
| 移動時 | 11.29% | 2.79% |
派生車両
開発ツリー
| 37 mm Hotchkiss (初期/0) | ━ | 45 mm mod. 1932 (40/2,000) | ┳ ┃ | T-60 (270/3,300) |
| MS-1 mod. 1930 (初期/0) | ┃ ┗ | BT-2 (270/3,500) | ||
| 71-TK-1 (初期/0) | ||||
| GAZ-M1 (初期/0) | ||||
| T-18 (初期/0) | ||||
車両に関する変更履歴
| v0.9.14 | HDモデル化 20mm TNSh/23mm Vja等のモジュールを削除 |
| v1.9.0 | 37 mm Hotchkissの総弾数を104発から240発に変更 45 mm mod. 1932の総弾数を52発から125発に変更 収益性を34%ダウン HPを100から215に変更 派生先車輌を変更 |
| v2.0 |
解説(v2.0)
- 概要
Tier1のソ連軽戦車。
フランスのRenault FTをソ連が改造した車両である。
ゲーム新規開始時にガレージに入っている戦車のうちの1つであり、撃破されても修理代はかからない。
- 火力
俯角は-8°とソ連戦車としては優秀な部類であり、地形を活かして戦っていきたい。
初期砲の37 mm Hotchkiss(AP)であれば弾代はかからない。- 37 mm Hotchkiss
Tier1戦車の搭載する平均的な37mm砲。v2.0で大きく性能が改善され、照準性能や貫通力、弾速がとても良好になった。初期砲にして、Tier2戦場でも活躍可能な、十分な性能を持つと言える。 - 45 mm mod. 1932
初期戦車の中でも特に貫通力の優れた戦車砲。
照準時間は悪化したが、単発火力・貫通力・精度が向上した事でTier2戦場でも活躍しやすい。
通常弾のAPでも貫通力51mmを誇り、十分な貫通力を確保している。
さらに課金弾のAPCRは貫通力88mmと破格の性能であり、マッチングする全ての戦車を安定して撃ち抜く事ができる。
単発火力が向上した分37mm砲よりも若干装填に時間がかかるが、1分間に20発以上撃て、DPMは機関砲を除けばTier1で最高の値となる。
単発火力が向上するHEは貫通力23mmで安定して貫通できる場面は少なくなるが、貫通可能な紙装甲車両にはAPやAPCRよりも効果的だ。
Tier2戦車にも装甲の薄い車両は多い。しっかり装甲厚と装甲配置を学んでおこう。
- 37 mm Hotchkiss
- 装甲
Renaultシリーズらしく、装甲自体はそれなりに厚い。
車体装甲はRenault FTやRenault NC-31と同じく全周16mm。
ただし、砲塔は正面18mm、側背面16mmと他のRenaultシリーズよりやや劣る。
また、Tier1戦車の中で耐久力が最も低い(v1.9.0でさらに差が広がっている)という欠点があり、決して撃たれ強いとは言えない性能のため、被弾は極力避けたい。
- 機動性
エンジンの馬力がやや低く、加速は鈍い。
Tier1だけの戦場ではそれほど困らないが、足の速い車両が多くなるTier2戦場では開幕時にやや遅れを取る事がある。
- その他
- 総論
Renaultシリーズの一角だが、他国のRenaultよりも装甲・耐久を減じて機動力を微強化し、火力に特化した軽戦車である。
今後のソ連戦車の特徴を数多く有しており、ここでしっかりと基本的なテクニックも含めて学習していこう。分からない単語があれば用語・略語へ
史実

(向かって左側に機銃を、右側に37mm砲を装備している。)
第一次世界大戦中から始まったロシア革命への干渉戦争で、革命側の赤軍は介入してきた諸国軍や反革命側の白軍から様々な戦車を捕獲したが、その中には大戦後期にフランスが開発した傑作軽戦車、ルノーFTも含まれていた。ソ連はそれらの戦車をそのまま戦力とする一方、そのままコピーした車両を工場で生産した。その後戦車設計局により一部が改良された車両が1928年から生産されるようになったが、それがMS-1(別名T-18)軽戦車である。
基本的な構成はルノーFTと同一だが、サスペンションが改良されているほか、砲塔にフランス製37mm Hotchkiss砲(をベースにコピーした砲)と機銃が両方装備できるようになっている。また一部の車両は1932年に機銃を撤去し、45mm mod.1932.戦車砲を搭載する改造を受けた。
MS-1は1929年の東清鉄道をめぐる中華民国との武力衝突に派遣されたが、それ以降は旧式化したため、西部国境で移動式・固定式のトーチカとして使用されていた。一部は1941年から始まった独ソ戦にも参加している。
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