T-60

Last-modified: 2025-11-02 (日) 08:27:56

Tier2 ソ連 軽戦車 (読み方:テー・シッヂッシャット)

T_60_1.jpg
↑ T-40 + 20 mm TNSh (T-60)
初期状態。

T_60_2.jpg
↑ T-60 + 37 mm ZiS-19 (T-60)
最終状態。

v0.9.17.1まで

T-60_stock.jpg
↑12.7 mm DShK + T-40
T-60_improved.jpg
↑23 mm PT-23TB + T-60
T-60_improved2.jpg
↑37 mm ZiS-19 + T-60

スペック(v1.28.1)

車体

耐久値325⇒340
車体装甲厚(mm)35/15/25
最高速度(前/後)(km/h)45/18
重量(初期/最終)(t)6.2/6.52
実用出力重量比(hp/t)16.88
本体価格(Cr)3,300
修理費(Cr)
超信地旋回不可
 

武装

名称(通常砲)発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
37 mm ZiS-19 (T-60)24AP
APCR
HE
58
92
19
40
40
50
9600.382.2915
1,144
915
25035
800
10
200-5°/+20°
名称(機関砲)連射弾数/間隔(s)弾倉交換時間(s)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力弾倉合計攻撃力精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)弾倉/総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)
20 mm TNSh (T-60)4/0.19.4⇒8.6AP
APCR
34
48
10
10
2000.48⇒0.461.7⇒1.5817
1,021
20/1,4802
400
68
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
T-4015/15/1532290450
T-6025/25/2534300550
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
GAZ 20210020275
ZiS-1611020360
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
T-606.3602,000
T-60 enhanced8.6652,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
71-TK-3300100
 

乗員

1Commander(Gunner/Radio Operator/Loader)2Driver
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class3装填棒×砲垂直安定装置×改良型旋回機構×改良型照準器×追加グローサーClass3
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造×改良型装甲材Class3内張り装甲×
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時17.44%4.45%
移動時13.05%3.33%
 

派生車両

派生元MS-1(LT/270)
派生先T-70(LT/1,150)
 

開発ツリー

クリックで表示
20 mm TNSh (T-60)
(35/2,380)
T-40
(初期/400)
T-60
(85/570)
37 mm ZiS-19 (T-60)
(160/4,250)
T-70
(1,150/39,300)
71-TK-3
(初期/570)
GAZ 202
(初期/330)
ZiS-16
(90/1,040)
T-60
(初期/290)
T-60 enhanced
(100/550)
 

車両に関する変更履歴

クリックで表示
v0.8.5新規実装
v0.9.14一部モジュールを削除
v0.9.18HDモデル化
v1.9.012.7 mm DShKの総弾数を1,000発から2,000発に変更
20 mm TNShの総弾数を740発から1,480発に変更
37 mm ZiS-19の総弾数を125発から250発に変更
修理費用を50%ダウン
収益性を18%ダウン
T-40砲塔時のHPを150から325に変更
T-60砲塔時のHPを170から340に変更
v1.28.1最大後退速度を15 km/hから18 km/hに変更
エンジン「GAZ 202」の出力を70馬力から100馬力に変更
エンジン「ZiS-16」の出力を85馬力から110馬力に変更
以下を新たに追加
砲塔: T-40、T-60
サスペンション: T-60、T-60 enhanced
主砲:
20 mm TNSh (T-60)
37 mm ZiS-19 (T-60)
以下を削除
砲塔: T-40、T-60
サスペンション: T-60、T-60 enhanced
砲塔: 12.7 mm DShK、20 mm TNSh、37 mm ZiS-19
以上のモジュールの入れ替えを行い、性能の変更値を以下に(具体的な変更値はパッチノートに記載なし)
砲塔「T-40」の視認範囲を280mから290mに変更
主砲「20 mm TNSh」の性能を変更
-貫通力を28/39から34/39
-砲塔「T-40」搭載時:
--照準時間を1.9sから1.7s
--散布界を0.53mから0.48m
--砲塔旋回時の拡散を16%減少
-砲塔「T-60」搭載時:
--照準時間を1.7sから1.5s
--散布界を0.53mから0.46m
主砲「37 mm ZiS-19」の性能を変更
-装填時間を2.7sから2.5s
-照準時間を2.5sから2.2s
-散布界を0.39mから0.38m
-砲塔旋回時の拡散を25%減少
-射撃後の拡散を25%減少
サスペンション「T-60」の性能を変更
-旋回速度を48°から60°へ変更
-移動,車体旋回時の拡散を6%減少
サスペンション「T-60 enhanced」の性能を変更
-旋回速度を52°から65°へ変更
-移動,車体旋回時の拡散を7%減少
v2.0主砲 20 mm TNSh (T-60)の課金弾の貫通力を39mmから48mmへ変更
サスペンション「T-60」の接地抵抗を、「T-60 enhanced」と同等へ変更

解説(v2.0)

  • 概要
    v0.8.5で追加されたTier2のソ連軽戦車
    大戦初期、水陸両用偵察戦車T-40をベースに開発・量産された軽戦車である。
     
  • 火力
    • 20 mm TNSh
      初期砲である20mm機関砲。度重なるアップデートにより実用的な水準まで改善された。貫通力は課金弾を使用することである程度補えるが、格上の装甲が厚い相手には不足するので、相手を選ぼう。他車との差別化を図れるのはこちらの20mm機関砲である。
    • 37mm ZiS-19
      改良砲塔を開発することで、搭載できる単発砲。
      このティアでこの口径にしては照準性能が良く、DPMや貫通等も優れている。
       
  • 装甲
    車体正面は強烈な傾斜を持つ上部と垂直な操縦手視察口・車体下部に別れており、いずれもこのTierではそれなりの防御力がある。
    65°と鋭く傾斜した上部は肝心の装甲厚がたったの13mmしかないので、角度を加味しても35mm程度とそれまでである。
    やや角度を付けることで強制跳弾になり得るが、後述するが側面の薄さ故にそこまで傾けすぎても、今度は側面を貫通されてしまう。
    また、27mm以上の口径を持つ砲に撃たれると標準化の関係で28mm程度の装甲厚となり、単発砲はまず防げないと考えてよい。
    代わってハッチや下部の装甲はスペック通りの35mmとそれなりに厚く、ほぼ垂直とはいえ弱点ではない。
    正面が厚い一方で車体側面は垂直の15mm装甲であるため機関銃すら貫通される。敵に対してはなるべく垂直に側面を晒さないことである。
    砲塔は改良することで防楯35mm、それ以外は25mm+傾斜と車体正面同様に厚めで、こちらも機関砲までは十分耐えてくれる。防楯と主装甲の重なる部分のみ60mmとかなり分厚いが、範囲が狭く過信はしないように。
    全体的に正面ならば機関砲までならその殆どを弾いてくれるが、単発砲を弾くには低貫通のものに限る。それでも機関銃・砲で溢れるこのTier帯では水準以上の装甲と言える。
     
  • 機動性
    速力は平均的だが優れた旋回性能を持ち、軽快な立ち回りが可能である。
    エンジンのトルク不足は多少改善され、加速は及第点となったが、ちょっとした登り坂でも大幅に減速するため、起伏の大きい地形では注意が必要だ。
     
  • その他
    背の低い車体に小さな砲塔がオフセットで配置されており、隠蔽率は優秀。 
    視界範囲は改良砲塔で300mとBT-2よりは優れているが、全体から見れば平均的だ。
     
  • 総論
    同Tierのソ連戦車と比べると、機動力ではBT-2に、砲性能ではT-26に劣る。
    快速車両としても攻撃車両としても中途半端な性格は否めない。
    加えて俯角の小ささによる地形適応力の不足と、砲塔旋回がやや鈍いという弱点を持つ。
    しかし上記の点に注意し、隠蔽率の高さや小回りの効く機動性、機関砲を弾く正面装甲を活かせれば、本車両ならではの強みを発揮できるだろう。
    前線での待ち伏せや主戦場での裏取りなど、一撃離脱を心がけたゲリラ的な機動戦でこそ輝く戦車である。
    素直なレスポンスを活用し、臨機応変に立ち回っていきたい。

史実

詳細

320px-T60_parola_1.jpg
T-60は、水陸両用軽戦車T-40を元に開発された偵察用軽戦車である。
水陸両用能力をオミットし、浮力を稼ぐための車体容積を削ったことで、原型のT-40では13mmしか無かった正面装甲は最大25mmにまで強化されていた。
T-60は1941年10月に採用され、より高性能のT-50を生産する余裕が無かったこともあり1万輌という大量生産の命令が出され、より強化されたT-70の生産に切り替わるまでに6045輌が生産されている。
実戦に於いては、想定されていた偵察任務に用いる余裕が当時のソ連に無かったことから、タンクデサントを伴った攻撃任務に主に使用された。
しかしながら、原型から強化されているとはいえ薄い装甲しか持たないT-60に攻撃任務は到底耐えられるものではなく、"二人兄弟の墓"というありがたくないあだ名をつけられている。
また、車体底面と地面との間隔が狭いために、雪原や泥濘地でスタックしやすいという、偵察戦車としても致命的な欠点を抱えていた。
味方からさえ存在価値を疑われたT-60であるが、T-34KV-1といった強力な戦車の数がそろうまでの間、時間稼ぎの戦いを続けることとなった。
なお、本ゲーム中に登場する車両は、前面装甲を35mmに強化し、スポーク型だった転輪を円盤型に変更した後期型のT-60Aである。

情報提供

愚痴や日記など生産性のない話題外部総合掲示板をご利用ください。
マスター(M)バッジ報告専用スレができましたのでそちらへお願いします
使用感や装備など、アーカイブスペック解説に表記されています。

アーカイブ重複内容が無いか確認し、考えてから書き込みをしましょう。
アーカイブ1

コメントの際、当該wikiのモラルを尊重した行動をお願いします。

 
上記を理解した上でコメントを書き込みます
  • 同Tierなら、23mmに換装して装甲強化してからなら結構使い勝手良いぞ。上手くやれば中戦車食えるし。 -- 2013-08-05 (月) 13:58:06
  • これ普通に強いぞ……格上から被弾するとあっさりだが攻撃も高い -- 2013-09-04 (水) 14:27:06
  • コイツの12.7mm強すぎるwティア3とかに補織り込まれるとちょっときついが、アメリカのカニンガムより殲滅能力は高いかも -- 2013-10-01 (火) 12:02:43
    • どこが強いんだどこが。貫通ひどすぎて同級の側面すらぬけねーぞ。相手の懐に潜り込んでみても、こいつの足じゃカニンガムみたいな芸当は無理だよ。23ミリ一択だろ -- 2013-10-10 (木) 14:30:55
  • なんにせよ平地じゃないとほとんど好機がつかめんな。仰俯角なさすぎ。地形利用ができないのがこんなにもどかしいとは。これからずっとこうなのか? -- 2013-10-10 (木) 15:21:51
    • 俯角はあんま変わらんが仰角はしっかり改善される、T-80なんか自走対空砲とも呼ばれるぐらいだし -- 2013-10-10 (木) 16:57:04
    • これで俯角無いと思っているとこの後やっていけない気が・・・。 -- 2013-10-10 (木) 19:05:02
  • T18の天敵だわな。きっつい傾斜でHEAT弾かれまくるわ、Zis-19は安定して車体抜いてくる -- 2014-01-30 (木) 09:51:18
  • 解説が無いのが寂しいので、初心者ながら解説を書いてみました。訂正修正加筆等、お願いします。 -- イワシ? 2014-03-08 (土) 06:17:07
    • 大幅に加筆修正させて頂きました、まだまだ改善の余地があると思うので加筆等お願いします。 -- 2014-03-08 (土) 18:56:06
    • 追記・私個人はこの車両を使用した事が無いため、基本的に解説の作成者様の内容に沿って修正しましたが、砲性能は同Tierのソ連車に比べて差異が少なかったため記述を消させて頂いております。 -- 2014-03-08 (土) 19:00:45
    • 修正ありがとうございます。今後も宜しくです。 -- 2014-03-08 (土) 20:20:25
  • T18だけじゃなく、実はPz1cにも鬼門だったりする。ちょっと角度つけるか内張り入れれば機関砲ガンガン弾く。初心者は是非この戦車で敵弾を弾く練習をしてみて欲しい。決して無駄にはならない。 -- 2014-03-16 (日) 19:30:03
    • 内張りってなんぞ? 複数方向の敵に攻撃されれば、当然側面撃たれる 防御力や地形防御効科を得るには敵を正面に限定することが大事 これができないと何をやろうがすぐに撃破される -- 2014-03-16 (日) 19:48:31
    • とりあえず、内張りはHEかラムアタックにしか効果が無く、HEの場合は非貫通の場合にしかダメージ減少効果は無い。そもそも内張りが何なのか分かってないと思う。 -- 2014-03-17 (月) 11:09:33
    • 内張りには増加装甲的な意味合いはないぞ?体当たりのときと榴弾食らった時にしか効果発揮しないぜ -- 2014-04-05 (土) 14:01:04
  • 勿論、正面に限った話だけどね。しかし、旋回性能も高いから側面晒さないのはそう難しくない。 -- 2014-03-16 (日) 19:32:52
  • 79戦で57%、うまく立ち回れば強い車両であることは間違いない。 -- 2014-06-16 (月) 12:28:09
  • 9.14にて23mm砲と下位無線機が削除された為開放します -- 2016-04-12 (火) 20:20:49
    • PT-23TBが削除されたが画像は残しておくのか? -- 2016-05-02 (月) 22:02:14
      • 不要だけど、格納して残しておけばいい。 -- 2016-05-02 (月) 22:18:08

※注意
煽りや誹謗中傷、無関係なコメントに反応しないようお願いします。