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Tier 4 ドイツ 中戦車 / 略称: Pz III / 日本語表記: III号戦車(3号戦車) 
PzKpfw-III-Turm Ausf.E + 3.7cm KwK36 L/46.5
PzKpfw-III-Turm Ausf. M + 最終砲 5 cm KwK 39 L/60
III号戦車後期型(L型以降)は防盾の中空装甲化が特徴
車体正面のボルト止めがしてある部分は20mmの空間装甲として機能する。
スペック(v0.9.15.1) 
車体
耐久値 | 310⇒350 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 50/30/50 |
最高速度(前後)(km/h) | 64/20 |
重量(初期/最終)(t) | 18.05/19.89 |
実用出力重量比(hp/t) | 22.12 |
本体価格(Cr) | 138,000 |
修理費(Cr) | 2,401 |
超信地旋回 |
武装
名称(通常砲) | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr/G) | 重量(kg) | 俯仰角 | |
3,7 cm KwK 36 L/46.5 | 26.09 | AP APCR HE | 40 74 18 | 36 36 42 | 939 | 0.46 | 1.7 | 131⇒156 | 0 2G 6 | 100 | -8°/+20° | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
5 cm KwK 38 L/42 | 24 | AP APCR HE | 60 96 25 | 70 70 90 | 1680 | 0.48 | 2.3 | 76⇒93 | 19 5G 18 | 700 | -10°/+20°⇒ -10°/+17° | |
5 cm KwK 39 L/60 | 24 | AP APCR HE | 67 130 25 | 70 70 90 | 1680 | 0.4 | 2.3 | 93 | 19 5G 18 | 700 | -6°/+20° | |
7,5 cm KwK 37 L/24 | 13.95 | AP HEAT HE | 43 87 38 | 110 110 175 | 1535 | 0.55 | 2.3 | 70 | 19 5G 19 | 780 | -10°/+20° | |
名称(機関砲) | 連射弾数/間隔(s) | 弾倉交換時間(s) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | 弾倉合計攻撃力 | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾倉/総弾数 | 弾薬費(Cr/G) | 重量(kg) | 俯仰角 |
2 cm Flak 38 L/112 | 2/0.13 | 2.5 | AP APCR | 39 51 | 11 11 | 110 | 0.45 | 1.4 | 10/400⇒600 | 4 1G | 110 | -8°/+20° |
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
PzKpfw-III-Turm Ausf. E | 30/30/30 | 46 | 330 | 2,200 |
---|---|---|---|---|
PzKpfw-III-Turm Ausf. M | 30/30/30 | 44 | 330 | 3,200 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Maybach HL 108 TR | 320 | 20 | 450 |
---|---|---|---|
Maybach HL 120 TR | 350 | 20 | 465 |
Maybach HL 120 TRM | 440 | 20 | 510 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) | 旋回 |
PzKpfw-III-Ketten Ausf. J | 19.25 | 40 | 7,000 | |
---|---|---|---|---|
PzKpfw-III-Ostketten | 22.65 | 45 | 7,000 | 信地 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
FuG 5 | 310 | 50 |
---|---|---|
FuG 7 | 415 | 70 |
FuG 12 | 710 | 150 |
乗員
1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Radio Operator | 5 | Loader |
---|
拡張パーツ
![]() | × | ![]() | Class2 | ![]() | × | ![]() | × | ![]() | Medium Tank |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | Medium | ![]() | Class1 | ![]() | ○ | ![]() | Tortioon Bars 3 t Class |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 16.2%⇒16.3% | 4.51% |
移動時 | 12.2%⇒12.3% | 3.39% |
隠蔽率
固有隠蔽率 | 静止時 | 0.3274 |
---|---|---|
移動時 | 0.2456 | |
発砲補正 | 0.2761 |
派生車両
派生元 | Pz.Kpfw. III Ausf. E(LT/3,800) |
---|---|
派生先 | Pz.Kpfw. III/IV(MT/13,480) |
開発ツリー
3,7 cm KwK 36 L/46.5 (初期/0) | ┳ ┃ | 5 cm KwK 38 L/42 (500/8,570) | ||||
┃ ┗ | 2 cm Flak 38 L/112 (160/3,160) | ┏ ┃ | 5 cm KwK 39 L/60 (350/9,970) | |||
PzKpfw-III-Turm Ausf. E (初期/2,290) | ━ | PzKpfw-III-Turm Ausf. M (1,175/5,000) | ┃ ┻ | 7,5 cm KwK 37 L/24 (800/10,450) | ━ | Pz.Kpfw. III/IV (13,480/315,000) |
FuG 5 (初期/630) | ━ | FuG 7 (1,360/8,160) | ━ | FuG 12 (7,200/43,200) | ||
Maybach HL 108 TR (初期/9,460) | ━ | Maybach HL 120 TR (710/10,430) | ━ | Maybach HL 120 TRM (1,500/19,900) | ||
PzKpfw-III-Ketten Ausf. J (初期/1,900) | ━ | PzKpfw-III-Ostketten (1,095/4,650) |
解説 
- 概要
ドイツのTier4中戦車。高い機動力とやや厚めの装甲が特徴。
v9.15.1でHDモデルに変更
- 火力
いくつかのパーツをPz.Kpfw. III Ausf. Eから引き継げる為、ある程度楽が出来る。
引き継いだ砲は全て初期砲塔から搭載可能なので、乗り出し時もそれなりの戦力になるだろう。
搭載砲は火力では他国戦車に劣る。しかし扱いやすい性能のものが揃っている。
5cm KwK39 L/60か7.5cm KwK37 L/24、それを搭載する為の改良砲塔、重量増分に対応する履帯の開発が急務となる。- 5cm KwK39 L/60
それまでの5cm砲の性能を向上させた物で、特に精度の改善が著しい。ただし照準時間は据え置き。貫通力はAP弾で50-84mmと頼りにならないため、課金弾を出来るだけ沢山積んでおこう。
また小口径故にAPの貫通力、HEの威力共に低い為に重装甲な相手に対しては不利になり易く、格上戦車に対しては弱点を丁寧に撃ち抜いていく必要がある。ただし、課金弾の貫通力は平均130mmとかなり高い。
なお、こちらは7.5cm砲と違い初期砲塔での搭載が可能である
改良砲塔との違いは微妙な装甲厚、HPのみであり、視界は同じである
一方で重量増加が著しいため機動力を重視したい場合は初期砲塔での運用も選択肢の一つである。 - 7.5cm KwK37 L/24
徹甲弾よりも榴弾の運用に向いた戦車砲である。
装甲厚39mm以上43mm未満の戦車と対峙する機会はないので、榴弾のみ用意すればいいだろう。
攻撃力の高い榴弾は5cm砲で抜けない相手にも安定したダメージを与えることができ、格下戦車に対しては致命的な一撃となる。
ただし、照準時間と射撃精度が懸念材料。装填の隙と精度の問題を、装甲と足を活かした立ち回りで補うようにしよう。
- 5cm KwK39 L/60
- 装甲
中戦車化したことにより移動時の隠蔽率が大幅に減少しているが、装甲厚はPz.Kpfw. III Ausf. Eとくらべてかなり増加している。- 車体
正面上部は50㎜+20㎜で、機銃口・操縦室が50㎜と、Pz.III Eの1.6~2.3倍の厚さとなった。ただし、垂直に撃たれれば同格や格下にも抜かれやすい。非力な機関砲程度ならほとんど跳ね除けることが出来る。後述のとおり車体旋回速度が高いので、接近されても相手に正面を向け続ければある程度は貫通を阻止してくれる。(70㎜となる部分は50㎜+空間装甲20㎜の装甲配置となっており榴弾には多少強い構造となっている。 - 砲塔
初期砲塔は防盾が50㎜+砲塔30㎜の80㎜になっている。
後期砲塔は防盾が20㎜+30㎜+砲塔30㎜と空間装甲になっているが初期と合計装甲厚は変わらず80㎜となる。
重量増により旋回速度が少し下がるので注意(7.5cm KwK37 L/24のみ50㎜+砲塔30㎜の装甲配置になる)
Tier5以上には容易に抜かれるのであまりあてにならない。
初期・後期ともに視界は330mと変わらない。
- 車体
- 機動性
高出力エンジンと旋回性の高い履帯の組み合わせにより高い走力を誇る。
分類上は中戦車であるが、性能諸元を活かすとなると、運用法は軽戦車に近いスタイルとなる。
Pz.III Eと変わらぬ64km/hの最高速と据え置きの修理費が魅力で、旋回性も高い。走攻守揃ったスカウトとして、偵察はじめ敵軽戦車の迎撃、時には自走砲狩りや駆逐戦車狩りを行ってみるのもいいだろう。
ただし、視界は330mとやや短め。偵察に行ったはいいものの、視界負けして一方的にボコられて帰ってくるなんてことの無いように双眼鏡やレンズ皮膜などを積んでおきたい。
- 無線機
最上位の通信機FuG 12は以降の多くの車両で共用できるため、本車で開発しておくと今後が楽になる。
- 総論
火力がやや低く機動力もLTに近いため、ややLT寄りの運用をしたほうが成績をだしやすい。
正面装甲については同格MTのなかではやや高めなので、昼飯をすれば格下にはある程度正面から対峙できる。反面、同格課金弾や格上には容易に抜かれる。相手が同格以上の場合は足を使って動き回り、側面や後方からの攻撃を意識しよう。
史実 
(写真は5cm KwK39 L/60を装備したL型。イギリスのBovington戦車博物館にて)
ヒトラー政権下でのドイツ再軍備計画において、対戦車戦闘を行う機甲戦力の中心として計画されたのが本車である。支援戦車である4号戦車とともに運用されることが想定されていた。
特徴は3人が配置される大型砲塔と無線機の全車装備で、これにより高度な連携戦闘を可能にした。
主力戦車として開発されたにもかかわらず生産は遅れ、1937年から1938年末までにA型からD型がそれぞれ少数生産されたのち、トーションバーサスペンションを装備し、3号戦車の標準となったE型がようやく生産されるようになったが、ポーランド戦に参加したのは全部で数十両のみであった。半年後のフランス戦においても依然として十分な数は揃っていなかった。
フランス戦までは37mm砲を搭載していたが、ポーランド戦やフランス戦の戦訓から装甲が強化されるとともに、1940年代半ばより5cm KwK38 L/42が装備されるようになる。この頃からようやく数がそろい始め、北アフリカ戦や独ソ戦では数的主力となっていた。
ところがソ連のT-34やKV-1といった戦車に対しては、新たに装備された威力の高い5cm KwK39 L/60をもってしても性能的に対抗することが困難である一方、最大限強化されて垂直50mmという装甲は、それらの戦車が装備する76.2mm砲を防ぐには不十分だった。その上設計上の制約からこれ以上強力な砲を搭載することが不可能であったため、主力戦車の座を強化された4号戦車に譲り、さらに後継者たる5号戦車パンターの生産が1943年に始まると、戦車型の生産は終了した。
一方、1942年から7.5cm KwK37 L/24を装備した火力支援の性格が強いN型が生産されたほか、3号戦車の車体は3号突撃砲のベースとなっている。
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