Pz.Kpfw. III

Last-modified: 2024-03-09 (土) 17:55:03

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Tier 4 ドイツ 中戦車 / 略称: Pz III / 日本語表記: III号戦車(3号戦車)

Pz3HD_0.PNG
PzKpfw-III-Turm Ausf.E + 3.7cm KwK36 L/46.5

 

Pz3HD_1.PNG
PzKpfw-III-Turm Ausf. M + 最終砲 5 cm KwK 39 L/60
III号戦車後期型(L型以降)は防盾の中空装甲化が特徴
車体正面のボルト止めがしてある部分は20mmの空間装甲として機能する。

9.15まで

shot_039.jpg
shot_038.jpg

スペック(v0.9.15.1)

車体

耐久値310⇒350
車体装甲厚(mm)50/30/50
最高速度(前後)(km/h)64/20
重量(初期/最終)(t)18.05/19.89
実用出力重量比(hp/t)22.12
本体価格(Cr)138,000
修理費(Cr)2,401
超信地旋回
 

武装

名称(通常砲)発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)総弾数弾薬費(Cr/G)重量(kg)俯仰角
3,7 cm KwK 36 L/46.526.09AP
APCR
HE
40
74
18
36
36
42
9390.461.7131⇒1560
2G
6
100-8°/+20°
5 cm KwK 38 L/4224AP
APCR
HE
60
96
25
70
70
90
16800.482.376⇒9319
5G
18
700-10°/+20°⇒
-10°/+17°
5 cm KwK 39 L/6024AP
APCR
HE
67
130
25
70
70
90
16800.42.39319
5G
18
700-6°/+20°
7,5 cm KwK 37 L/2413.95AP
HEAT
HE
43
87
38
110
110
175
15350.552.37019
5G
19
780-10°/+20°
名称(機関砲)連射弾数/間隔(s)弾倉交換時間(s)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力弾倉合計攻撃力精度(m)照準時間(s)弾倉/総弾数弾薬費(Cr/G)重量(kg)俯仰角
2 cm Flak 38 L/1122/0.132.5AP
APCR
39
51
11
11
1100.451.410/400⇒6004
1G
110-8°/+20°
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
PzKpfw-III-Turm Ausf. E30/30/30463302,200
PzKpfw-III-Turm Ausf. M30/30/30443303,200
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Maybach HL 108 TR32020450
Maybach HL 120 TR35020465
Maybach HL 120 TRM44020510
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)旋回
PzKpfw-III-Ketten Ausf. J19.25407,000
PzKpfw-III-Ostketten22.65457,000信地
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
FuG 531050
FuG 741570
FuG 12710150
 

乗員

1Commander2Gunner3Driver4Radio Operator5Loader
 

拡張パーツ

Vertical Stabilizer×Improved VentilationClass2"Cyclone" Filter×Fill Tanks with CO2×RammerMedium Tank
Spall LinerMedium"Wet" Ammo RackClass1Additional GrousersEnhanced SuspensionTortioon Bars 3 t Class
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時16.2%⇒16.3%4.51%
移動時12.2%⇒12.3%3.39%
 

隠蔽率

固有隠蔽率静止時0.3274
移動時0.2456
発砲補正0.2761
 

派生車両

派生元Pz.Kpfw. III Ausf. E(LT/3,800)
派生先Pz.Kpfw. III/IV(MT/13,480)
 

開発ツリー

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3,7 cm KwK 36 L/46.5
(初期/0)

5 cm KwK 38 L/42
(500/8,570)

2 cm Flak 38 L/112
(160/3,160)

5 cm KwK 39 L/60
(350/9,970)
PzKpfw-III-Turm Ausf. E
(初期/2,290)
PzKpfw-III-Turm Ausf. M
(1,175/5,000)

7,5 cm KwK 37 L/24
(800/10,450)
Pz.Kpfw. III/IV
(13,480/315,000)
FuG 5
(初期/630)
FuG 7
(1,360/8,160)
FuG 12
(7,200/43,200)
Maybach HL 108 TR
(初期/9,460)
Maybach HL 120 TR
(710/10,430)
Maybach HL 120 TRM
(1,500/19,900)
PzKpfw-III-Ketten Ausf. J
(初期/1,900)
PzKpfw-III-Ostketten
(1,095/4,650)

解説

  • 概要
    ドイツのTier4中戦車。高い機動力とやや厚めの装甲が特徴。
    v9.15.1でHDモデルに変更
  • 火力
    いくつかのパーツをPz.Kpfw. III Ausf. Eから引き継げる為、ある程度楽が出来る。
    引き継いだ砲は全て初期砲塔から搭載可能なので、乗り出し時もそれなりの戦力になるだろう。
    搭載砲は火力では他国戦車に劣る。しかし扱いやすい性能のものが揃っている。
    5cm KwK39 L/60か7.5cm KwK37 L/24、それを搭載する為の改良砲塔、重量増分に対応する履帯の開発が急務となる。
    • 5cm KwK39 L/60
      それまでの5cm砲の性能を向上させた物で、特に精度の改善が著しい。ただし照準時間は据え置き。貫通力はAP弾で50-84mmと頼りにならないため、課金弾を出来るだけ沢山積んでおこう。
      また小口径故にAPの貫通力、HEの威力共に低い為に重装甲な相手に対しては不利になり易く、格上戦車に対しては弱点を丁寧に撃ち抜いていく必要がある。ただし、課金弾の貫通力は平均130mmとかなり高い。
      なお、こちらは7.5cm砲と違い初期砲塔での搭載が可能である
      改良砲塔との違いは微妙な装甲厚、HPのみであり、視界は同じである
      一方で重量増加が著しいため機動力を重視したい場合は初期砲塔での運用も選択肢の一つである。
    • 7.5cm KwK37 L/24
      徹甲弾よりも榴弾の運用に向いた戦車砲である。
      装甲厚39mm以上43mm未満の戦車と対峙する機会はないので、榴弾のみ用意すればいいだろう。
      攻撃力の高い榴弾は5cm砲で抜けない相手にも安定したダメージを与えることができ、格下戦車に対しては致命的な一撃となる。
      ただし、照準時間と射撃精度が懸念材料。装填の隙と精度の問題を、装甲と足を活かした立ち回りで補うようにしよう。
  • 装甲
    中戦車化したことにより移動時の隠蔽率が大幅に減少しているが、装甲厚はPz.Kpfw. III Ausf. Eとくらべてかなり増加している。
    • 車体
      正面上部は50㎜+20㎜で、機銃口・操縦室が50㎜と、Pz.III Eの1.6~2.3倍の厚さとなった。ただし、垂直に撃たれれば同格や格下にも抜かれやすい。非力な機関砲程度ならほとんど跳ね除けることが出来る。後述のとおり車体旋回速度が高いので、接近されても相手に正面を向け続ければある程度は貫通を阻止してくれる。(70㎜となる部分は50㎜+空間装甲20㎜の装甲配置となっており榴弾には多少強い構造となっている。
       
      単純な装甲厚だけで耐えられる相手は意外に少なく、30度の昼飯をしても80㎜程度にしかならない。Tier5以上は通常弾でも貫通100mm超えの砲があたりまえなので、弾いて耐えるといった運用をメインにすることはできない。Tier3軽戦車でさえ、課金弾の貫通力が100㎜以上に達する砲が珍しくないため、正面を向けていても油断できない。
    • 砲塔
      初期砲塔は防盾が50㎜+砲塔30㎜の80㎜になっている。
      後期砲塔は防盾が20㎜+30㎜+砲塔30㎜と空間装甲になっているが初期と合計装甲厚は変わらず80㎜となる。
      重量増により旋回速度が少し下がるので注意(7.5cm KwK37 L/24のみ50㎜+砲塔30㎜の装甲配置になる)
      Tier5以上には容易に抜かれるのであまりあてにならない。
      初期・後期ともに視界は330mと変わらない。
  • 機動性
    高出力エンジンと旋回性の高い履帯の組み合わせにより高い走力を誇る。
    分類上は中戦車であるが、性能諸元を活かすとなると、運用法は軽戦車に近いスタイルとなる。
    Pz.III Eと変わらぬ64km/hの最高速と据え置きの修理費が魅力で、旋回性も高い。走攻守揃ったスカウトとして、偵察はじめ敵軽戦車の迎撃、時には自走砲狩りや駆逐戦車狩りを行ってみるのもいいだろう。
    ただし、視界は330mとやや短め。偵察に行ったはいいものの、視界負けして一方的にボコられて帰ってくるなんてことの無いように双眼鏡やレンズ皮膜などを積んでおきたい。
  • 無線機
    最上位の通信機FuG 12は以降の多くの車両で共用できるため、本車で開発しておくと今後が楽になる。
  • 総論
    火力がやや低く機動力もLTに近いため、ややLT寄りの運用をしたほうが成績をだしやすい。
    正面装甲については同格MTのなかではやや高めなので、昼飯をすれば格下にはある程度正面から対峙できる。反面、同格課金弾や格上には容易に抜かれる。相手が同格以上の場合は足を使って動き回り、側面や後方からの攻撃を意識しよう。

史実

panzer3.jpg
(写真は5cm KwK39 L/60を装備したL型。イギリスのBovington戦車博物館にて)

 

ヒトラー政権下でのドイツ再軍備計画において、対戦車戦闘を行う機甲戦力の中心として計画されたのが本車である。支援戦車である4号戦車とともに運用されることが想定されていた。
特徴は3人が配置される大型砲塔と無線機の全車装備で、これにより高度な連携戦闘を可能にした。

 

主力戦車として開発されたにもかかわらず生産は遅れ、1937年から1938年末までにA型からD型がそれぞれ少数生産されたのち、トーションバーサスペンションを装備し、3号戦車の標準となったE型がようやく生産されるようになったが、ポーランド戦に参加したのは全部で数十両のみであった。半年後のフランス戦においても依然として十分な数は揃っていなかった。

 

フランス戦までは37mm砲を搭載していたが、ポーランド戦やフランス戦の戦訓から装甲が強化されるとともに、1940年代半ばより5cm KwK38 L/42が装備されるようになる。この頃からようやく数がそろい始め、北アフリカ戦や独ソ戦では数的主力となっていた。
ところがソ連のT-34KV-1といった戦車に対しては、新たに装備された威力の高い5cm KwK39 L/60をもってしても性能的に対抗することが困難である一方、最大限強化されて垂直50mmという装甲は、それらの戦車が装備する76.2mm砲を防ぐには不十分だった。その上設計上の制約からこれ以上強力な砲を搭載することが不可能であったため、主力戦車の座を強化された4号戦車に譲り、さらに後継者たる5号戦車パンターの生産が1943年に始まると、戦車型の生産は終了した。

 

一方、1942年から7.5cm KwK37 L/24を装備した火力支援の性格が強いN型が生産されたほか、3号戦車の車体は3号突撃砲のベースとなっている。

情報提供

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アーカイブ1

  • 9.0で削除された、5cmL/60装備時の防盾の増加装甲が復活しちゃった・・ -- 2014-06-30 (月) 18:45:20
    • やったぜ -- 2014-07-01 (火) 09:09:13
  • この子HD化して車体の前面変わったんですが、史実と同じように空間装甲あるんでしょうか? -- 2016-08-07 (日) 08:03:33
    • 史実通り、車体上部50mm+20mm空間装甲、初期砲塔と改良砲塔の7.5cm砲装備時30mm+50mm空間装甲、改良砲塔中空装甲版30mm+30mm空間装甲+20mm空間装甲 -- 2016-08-07 (日) 08:23:48
    • http://tanks.gg/wot/tank/pz-iii#tab:model.eq:7q00000参考ページ -- 2016-08-07 (日) 08:24:56
      • おぉ、ありがとうございます! -- 2016-08-08 (月) 07:12:31
  • 9.16で名前がPz.Kpfw. III Ausf. Jに変わるみたいです -- 2016-09-10 (土) 10:58:12
    • 変わったけど誰も編集しないね。自分もできないんだけど。 -- 2016-10-20 (木) 20:02:34
  • 説明欄で、‘‘正面上部は50㎜+20㎜で、機銃口・操縦室が50㎜と、Pz.III Eの5倍の厚さとなった。‘‘と有りますが、Pz.III Eもアップデートで車体装甲は正面と側面は30mmになっているので、該当の行は修正した方がいいと思います。 -- 2016-10-06 (木) 16:38:57
    • とりあえずおおよその数値にしました -- 2016-10-06 (木) 22:46:36
    • ありがとうございます。 -- 2016-10-07 (金) 16:46:03
  • 前から思っていたんだが、どうしてこの戦車は側面装甲より背面装甲のほうが厚いんだ? -- 2016-10-08 (土) 09:28:59
    • O-I,Challenger,「呼んだ?」 -- 2016-10-08 (土) 10:03:29
    • 初期型から比べると装甲を増加させていったから前後のバランス取る為じゃね? -- 2016-10-20 (木) 23:58:54
  • 車体名が3号J型になった模様 -- 2016-10-21 (金) 00:00:53
    • 見たことないドイツ車がいると思ったらこいつが正体か -- 2016-10-21 (金) 00:43:36
      • ページ作ったんで移住よろしく っていうかページ名変更って管理者権限なのかよ、誰でもできればいちいちページ作り直さず済んで合理的なんだからそれくらい開放してくれよな -- 2016-10-21 (金) 21:00:08
  • 名称が変更されないのは管理者の問題なのか。管理放置で変更できないのは困るね。もう数ヶ月も経ってるんだから対応してほしいが、対応しないあたりもはや管理人が見てない可能性が高い気がする。それにしちゃコメ欄の凍結とかは熱心にやってるのは謎だが -- 2016-11-07 (月) 16:35:21
  • これは砲性能に偽りある。 -- 2017-08-04 (金) 21:26:35
  • これは砲性能に偽りある。 -- 2017-08-04 (金) 21:26:37
  • Lagoと大して変わらないはずなねに、当たらない、貫通しない。 -- 2017-08-04 (金) 21:27:44