STA-1

Last-modified: 2020-04-13 (月) 16:30:40

Tier 8 日本 中戦車 / 日本語表記:61式戦車第1次試作車第1案

STA-1_2-min.PNG
↑ STA-1 + 90 mm Gun M3A1
初期状態。STA-1の史実装備。
STA-2Type 61と比べて低車高だが、エンジンの部分が盛り上がっているのが見て取れる。

 

STA-1_3-min.PNG
↑ STA-3 + 90 mm Gun Type 61
最終状態。STA-3の主砲・砲塔とSTA-1の車体を組み合わせた異色の構成。
特に機関銃や防盾辺りの形状の変化が目につく。ちなみにHD化により最終砲塔の防盾の照準器穴と同軸機銃穴が塞がってしまっている他、防盾左右下部の部分をよく見るとポリゴンの影響か角度によってテクスチャが透けてしまう部分が見受けられる。

v0.9.18まで

sta1HDstock.jpg

 

sta1HDfull.jpg

スペック(v1.5.1)

車体

耐久値1,350⇒1,450
車体装甲厚(mm)45/35/25
最高速度(前/後)(km/h)45/20
重量(初期/最終)(t)33.73/34.08
実用出力重量比(hp/t)19.07
本体価格(Cr)2,550,000
修理費(Cr)約16,000
超信地旋回
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
90 mm Gun M3A17.32
⇒8
AP
APCR
HE
155
243
45
240
240
320
1,757
⇒1,920
0.382.350270
4,400
240
1,077-10°/+13°
90 mm Rifled Gun7.32
⇒8.33
AP
HEAT
HE
212
275
45
240
240
320
1,757
⇒2,000
0.382.350380
4,400
240
1,150
90 mm Gun Type 619.23AP
HEAT
HE
219
275
45
240
240
320
2,2150.382.250380
4,400
240
1,150
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
STA-170/60/35423807,850
STA-370/60/35423907,850
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Mitsubishi DL10T500152,200
Mitsubishi 12HM20WT650122,400
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
STA-1344011,300
STA-3374411,300
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
JAN/GRC-3Z72070
JAN/GRC-4Z750150
 

乗員

1Commander(Radio Operator)2Gunner3Driver4Loader
 

拡張パーツ

Vertical StabilizerMk1Improved VentilationClass2"Cyclone" Filter×Fill Tanks with CO2RammerMedium Tank
Spall LinerMedium"Wet" Ammo RackClass1Additional Grousers×Enhanced SuspensionTorsion Bars 3 t Class
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時15.85%⇒15.47%3.77%⇒3.68%
移動時11.91%⇒11.63%2.84%⇒2.77%
 

派生車両

派生元Type 5 Chi-Ri(MT/111,000)
派生先Type 61(MT/169,000)
 

開発ツリー

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90 mm Gun M3A1
(初期/81,000)
90 mm Rifled Gun
(19,000/95,500)
STA-1
(初期/18,000)
STA-3
(17,000/32,000)
90 mm Gun Type 61
(41,000/160,000)
Type 61
(169,000/3,600,000)
JAN/GRC-3Z
(初期/45,500)
JAN/GRC-4Z
(9,500/55,500)
Mitsubishi DL10T
(初期/33,000)
Mitsubishi 12HM20WT
(16,000/48,500)
STA-1
(初期/17,000)
STA-3
(15,500/31,000)
 

車両に関する変更履歴

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v0.8.10実装
v0.9.19HDモデル化
v1.5.190 mm Rifled Gunの改良砲塔時の装填時間を7.7秒から7.2秒に変更
90 mm Gun Type 61の装填時間を7.5秒から6.5秒に変更
90 mm Gun Type 61の精度を0.36mから0.38mに変更
90 mm Gun Type 61の照準時間を2.3秒から2.2秒に変更
90 mm Gun Type 61のAP弾の弾速を914m/sから1,080m/sに変更
90 mm Gun Type 61のAP弾の貫通力を218.7mmから219mmに変更
初期履帯の移動・車体旋回時の照準拡散を11%縮小
改良履帯の移動・車体旋回時の照準拡散を12%縮小
Mitsubishi 12HM20WTエンジンの出力を570hpから650hpに変更

解説

  • 概要
    v0.8.10で追加されたTier8の日本中戦車
    STA-2と同じく、1950年代後期に三菱重工が開発したType 61の試作車輛である。
    前身までの帝国陸軍戦車の時代は終わり、本車より日本中戦車ツリーは陸上自衛隊の戦車となる。
    その影響から装備が一新され、前身から引き継げるものがないので開発には苦労する。
     
  • 火力
    三種の砲は全て90mm砲であり、威力や精度はどの砲も同等だが、開発を進める度に順調に貫通力や照準時間、DPMが強化されていく。
    また、改良砲塔に換装すると砲塔旋回時の照準拡散が小さくなり*1、より狙いやすくなる。
    課金弾が今までの強化APからHEAT(初期砲のみAPCR)へと変わり、貫通力が大きく向上している。
    俯角はいずれの主砲でも-10°と優秀であり、積極的にハルダウンしていこう。
    一方で仰角は+13°とかなり狭く、崖上への攻撃や斜面から遠くを攻撃する際に角度が足りなくなることがある。次車も同じ仰俯角なので、仰角の狭さには慣れておこう。
     
    また、車体後部上面のエンジンの出っ張りが原因で、後方を向くにつれて俯角に制限がかかり始め*2、完全に後方を向くと俯角がまったく取れなくなってしまう*3。頻繁に出会うシチュエーションでは無いが、機動力に勝る相手との格闘戦や撤退戦の際には注意が必要である。
    • 90 mm Gun M3A1
      可能ならフリーで飛ばすべき初期砲。
      通常弾の貫通力が155mmしかなく(Tier6中戦車Chi-Toと同レベル)、このTierで戦うには非常に厳しい。
      金弾のAPCRは貫通力243mmと優秀なので、積極的に攻撃に参加するならほぼ全弾APCR(+少量のHE)での出撃が推奨される。しかし、弾薬費の膨大な出費を考えるとフリー経験値で飛ばしてしまうのが無難。
      なおAPとAPCRはこの砲の専用砲弾で、中間砲や最終砲で再利用することはできない。
       
    • 90 mm Rifled Gun
      初期砲塔で搭載可能な中間砲。
      APの貫通力が212mmに向上し、中間砲でありながらTier相応以上の性能を持つ。
      最終砲を搭載するには砲塔を先に研究する必要があるので、フリーEXPを使わない場合は長くお世話になるだろう。フリーEXPが潤沢にあるならば無視してしまっても良い。
      この砲からは金弾が貫通力275mmのHEATになる。距離減衰が無くなる反面、履帯等の空間装甲に弱いので、より注意深く狙う必要がある。
       
    • 90 mm Gun Type 61
      61式戦車の史実砲。
      AP貫通力はTier8MTとしては219mmとなかなかの値。金弾のHEATは中間砲から据え置きとなるが、こちらもTier8中戦車としては十分な貫通力である。
      また、v1.5.1から通常弾の弾速が向上し、偏差射撃もやりやすくなっている。またDPMも向上し、同格MTではObject 416に次ぐ二位の値を誇る。相手とのリロード時間の差を意識し、一発貰って二発与えるような運用を心がけるといいだろう。
       
  • 装甲
    これまでの日本中戦車と同様に紙装甲。軽戦車の榴弾にすら貫通されてしまう程度であり、大口径砲榴弾の直撃を受けようものなら致命傷は免れない。
    これまで以上に被弾はそのままダメージになると考え、地形の起伏や茂みなどを丁寧に利用し、敵の砲撃から隠れられる場所を常に意識して少しでも被弾が少なく済むように立ち回ろう。
    • 砲塔
      前面でも70mmとペラペラだが、これまでの日本車とは違ってまともな形状をした防盾がついている。
      STA-1の防盾は初期砲塔・改良砲塔ともに最厚部124mmで、裏に砲塔装甲のある外枠部分に限っては傾斜も加わると合計200mm程度の装甲厚となり、同格の通常弾を正面から防いでくれる可能性がある。
      とはいえ、面積的には開口部や防盾外の方が広く、あくまで「運が良ければ」程度の信頼性なのであまり期待しないでおこう。
      装甲配置はM26 PershingM36 Jackson等のアメリカ車両と類似している(避弾経始に優れた防盾を持ち、防盾外縁が極端に厚く他の部分が薄め)。これらの装甲厚を全体的に薄くした感じと言えば掴みやすい。
       
    • 車体
      Tier8になってようやく傾斜装甲が採用されたが、装甲そのものが薄すぎるので格下相手でも全く頼りにならない。正面でさえわずか45mm、側面は35mmしかなく、角度による跳弾も期待しがたい。
      また、縦横に張り出したエンジンルームや剥き出しのターレットリングなどの形状的な問題も抱えており、モジュールの破損が起きやすい。
      特に、Tier8中戦車共通の弱点とも言える燃料タンクの脆さはSTA-1も例外では無く、口径127mm以上の砲弾1発で出火する危険*4がある。撃ちあう時は常に消火器キーを押せる準備をするか、自動消火装置を搭載しておこう。
       
  • 機動性
    エンジン出力の向上と大幅な軽量化により出力重量比は前身のChi-Riから大きく向上し、加速力は必要充分な水準となる。
    砲塔・履帯の旋回速度も良好であり、咄嗟の転換もしやすくなっている。
    一方で最高速度は45km/hと、Tier8中戦車としては極端に防御攻撃に特化した車両を除けば最底辺である。
    敵に車体を晒した状態で長時間行動するのは避けるべきであり、車体が前後に長いのも相まって、平地での回避性能はあまり期待できない。
     
  • その他
    • 隠蔽性能
      同格中戦車のObject 416T-34-2等には劣るものの、優秀な隠蔽率を誇る。
      このTier帯になると相手の視界距離も長くなるため、隠蔽に優れるSTA-1はカモフラージュ(Camouflage)の有無で移動時被発見距離が50m近く違ってくる。
       
    • 開発
      モジュール開発にあたっては、初期覆帯の積載重量の余裕がたった270kgしか無い事に注意しなければならない。

      詳細

       主砲、砲塔は初期と同じかそれよりわずかに重い物しか無いので問題無いのだが、エンジンを強化(+200kg)すると一気に余裕が無くなる。その場合(改良型トーションバー 3t 級(Enhanced Torsion Bars 3 t Class)を使うならば話は別だが) 拡張パーツの選択肢が、重量が増加しないレンズ皮膜(Coated Optics)や50kg増の双眼鏡(Binocular Telescope)のみとなってしまう。フリー経験値の余裕と相談しながら開発の順序を決める事になるだろう。
       重量のかさむエンジンを後回しにして、70kg増の90 mm Rifled Gunを開発して当面の攻撃力だけでも確保し(この場合、重量の余裕は200kgになるので装填棒(Rammer)等も搭載可能)、その後に砲塔(HPと視界範囲、分間発射数、俯角を強化)、そして最終砲まで開発してしまうという手がある。
       90 mm Rifled Gunは開発せず経験値を節約する事も可能だが、最終砲完成までの間に初期砲で費やす(であろう)APCRの多大な弾薬費を覚悟しなければならない。

       
  • 総論
    全車両の中でも屈指の癖の強さを誇った前身のChi-Riから一転、本車は安定した貫通力を持つ最終砲、優秀な俯角と隠蔽率、中戦車として十分な機動性の組み合わせによるオールラウンドな活躍が期待できる車両である。プレイスタイルに合わせて搭乗員スキルや拡張パーツで強みを補強し、活躍して欲しい。

史実

格納

sta1-01.jpg
STA-1 見て分かる通り車体は長く、エンジン部分が盛り上がっている

 

 1956年に作られた試作戦車。本車の誕生にはいくつかの経緯がある。
 1953年9月の1幕装備運用研究委員会で全備重量35t、90mm戦車砲搭載の戦車を希望する話し合いが持たれている事から、1953年という比較的早い段階から国産戦車の開発・保有が希望されていたと考えられている。しかし、陸幕内には60式自走106mm無反動砲(当時はSSという名称で開発中)をアメリカからの供与戦車と並ぶ主力車種にしようとする考えがあったため、国産戦車の開発・保有の具体的な検討は1955年までずれ込むことになる。
 さらに、その国産戦車の開発も当初はスムーズには行かず、陸幕は当初、予想外のアメリカの対外援助によって得た開発資金で重量15~20t、75mm砲搭載の戦車を取り敢えず開発しようとしていたという(ただし富士学校からの強い反対によって計画は中止された)。また、富士学校からの意見で90mm戦車砲を搭載し、尚且つ重量を25t以下に抑えるという無茶な要望(同時期の主要国のMBTは30t超が当たり前で、25t以下の戦車は空挺戦車ぐらいのものだった)もあったが、技術サイドとの協議の結果、自重30t前後に落ち着いた。
 開発が開始されると、鉄道輸送を考慮して幅3m以内で戦闘室は当時のアメリカ製戦車と同じ広さにし、さらに全高もなるべく低くせねばいけいないという贅沢な要望のため様々な工夫を凝らす必要があった。そのため試作戦車は2種類開発された。一両は本車STA-1で画像で見られる通り全高を低く抑えるために砲塔が載る車体前部の上面板を後方のエンジン室より低くし、さらに砲塔がエンジン室天井につかえないように車体を長くした戦車であった。もう一両はSTA-2という名前であり、制式採用された61式戦車と似たような形をしていた(但し61式戦車の特徴の一つであったキューポラの有無や測遠機の場所の差異などの違いが各所にある)
 試験の結果、車体が長いSTA-1は方向転換の時の抵抗が大きいため運動性が悪い、低姿勢のため戦闘室の高さが低くなるので搭乗員の動作が鈍くなる等の欠点が指摘され、STA-1型の車体は不採用となり、以後はSTA-2型の車体を雛形として開発を進める事になる。STA-3型は車長用キューポラにステレオ式測遠機が装備され(それまで照準器に写る目標の大きさを見て憶測で決めていた。)、目標までの距離を機械的に測定できるようになり、初弾からの命中率が向上した。また、砲塔後部に11発分の回転コンベア式の主砲弾装填補助装置があり、これは砲尾の直前まで砲弾が自動的に送り出され、装填手は砲弾を弾薬ケースから取り出す手間を省き、砲尾に押し込むだけで済む装置であった。この装填装置はSTA-4型では採用されなかった。

 

本車から日本中戦車ツリーは仮想敵が連合国(主にアメリカとイギリス)と戦う日本軍の戦車から、最低限の国防のための冷戦期にソ連軍が攻めてきた際に戦う戦車や、朝鮮戦争で北朝鮮軍が日本にまで攻めてきた際に戦う陸上自衛隊の戦車となっている。
まさに日本の戦後歴史を語るツリーで、戦後転換期の境目となるのが本車である。

 

参考文献 
陸上自衛隊のMBT MBT OF JGSDF アルゴノート社 平成19年5月25日発行
戦後日本の戦車開発史 光人社 平成17年11月15日発行

情報提供

愚痴や日記など生産性のない話題外部総合掲示板をご利用ください。
マスター(M)バッジ報告専用スレができましたのでそちらへお願いします
使用感や装備など、アーカイブスペック解説に表記されています。

アーカイブ1

※実装または車両性能変更アップデートから3か月以上経過した車両であるため、管理人の提案に基づき新規コメント欄を非表示にします。本車両について語りたい方は外部掲示板を利用してください。


*1 同格中戦車ではトップクラス
*2 真正面を0°として左右130°~
*3 左右160°~
*4 タンクに命中時、45%の確率で大破出火