Tier8 チェコスロバキア 中戦車 (課金戦車) (日本語表記:シュコダ T 27)
↑ Škoda T 27 + 8,8 cm vz. 41N A
シンプルなお椀型砲塔と長砲身の主砲がTier10にも劣らない風格を放っている。事実、TVP VTUを上回りTVP T 50/51と同じ重量を持つ。
- ヤン・ジシュカ
この歴戦の戦車は多くの戦闘に参加しました。そしてもうひとつの都市を解放した後、メインストリートでの記念パレード用として車輌の準備を整えるように乗員に対して指示が出され、チェコスロバキアの国家的英雄であるヤン・ジシュカのカラーで見事に彩られました。【ゲーム内解説より】
フス戦争における隻眼の英雄ヤン・ジシュカ(Jan Žižka)をモチーフにしており、砲塔の黒い線が眼帯を表現している。
その眼帯上に描かれた金の聖杯はジシュカの率いたフス派の旗の紋章であり、フス派の教会では聖杯に見立てたワインが信徒へ振舞われた事に由来する。
砲塔左側の二尾の銀獅子は、ボヘミア(ベーメン)の紋章。車体左側面のPravda vítězíは「真実は勝つ」を意味するチェコの標語であり、宗教家ヤン・フス(Jan Hus)の墓に刻まれた言葉。
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 1,350 |
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車体装甲厚(mm) | 65/40/40 |
最高速度(前/後)(km/h) | 50/20 |
重量(t) | 40 |
実用出力重量比(hp/t) | 22.5 |
本体価格 | 8,700G相当 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 可 |
ロール | 支援型中戦車 |
武装
名称 | 連射間隔(s) | 弾倉交換時間(s) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | 弾倉合計攻撃力 | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 弾倉/総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
8,8 cm vz. 41N A | 1.8 | 24 | AP APCR HE | 202 242 44 | 240 240 295 | 720 | 0.38 | 2.2 | 1,050 1,220 520 | 3/54 | 340 4,400 185 | 2,700 | -8°/+20° |
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砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
Škoda T 27 | 100/100/100 | 40 | 380 | 9,500 |
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エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Škoda 16 AH 145 | 900 | 12 | 1,400 |
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履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
Škoda T 27 | 43 | 44 | 12,000 |
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無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
Radiostanice RM-31T | 850 | 62 |
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乗員
1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Loader |
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拡張パーツ
Class2 | × | Class1 | Class1 | Class1 | Class1 | ||||||
○ | ○ | Class1 | Class2 | Medium |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
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静止時 | 13.11% | 3.12% |
移動時 | 9.8% | 2.33% |
車両に関する変更履歴
v1.5.0 | スーパーテスト用に追加 |
v1.5.1 | クライアント内に追加 |
v1.6.0 | 新規実装 |
解説(v1.6.0)
- 火力
俯角は-8°とそれなり。ただし、後方では-4°までの俯角制限がかかる。- 8,8 cm vz. 41N A
1セット3発の8,8 cm自動装填砲。
TVP VTU Konceptの最終砲候補8,8 cm vz. 41Nの性能を上下させてオートローダー化したものである。
単発火力240×3=弾倉合計火力720とオートローダーの中では控えめであるが、射撃間隔は1.8秒であり、短時間でその瞬間火力を発揮することができる。
また射撃間隔が短いため、履帯切りからの砲撃など、小技がやりやすいといった強みもある。
通常弾のAPは貫通力202mmと平凡であり、課金弾のAPCRも貫通力242mmとやや控えめ。
一方、精度は0.38とオートローダー勢の中では低い方であり、リロード時間も24秒と弾倉火力のわりにはやや長い。
- 8,8 cm vz. 41N A
- 装甲
- 砲塔
全周100mm傾斜ありのお椀型砲塔である。
外縁部なら稀に弾くことはあるが、同格以上なら基本的に撃ち抜かれてしまう。
防盾は大部分が70~80mm程。傾斜こそついているが裏に装甲がある部分は少ないためこちらも信用できない。
天板は正面から見える部分の大半が40mm。きつい傾斜もついているため口径120mm以下の砲弾は弾くことができるが、HEAT弾の強制跳弾は厳しい。 - 車体
正面は傾斜こそあるが、素の装甲が65mmなため当てにならない。
側背面に至っては40mmしかなく、榴弾が貫通する恐れもある。
当然だが、被弾を避けるように立ち回るのがいいだろう。
- 砲塔
- 機動性
最高速度は50km/hと平凡だが、TVP VTUを大きく上回る900馬力のエンジンを搭載しており、加速力は良好。
ただし、履帯性能がやや悪い為、数値よりももっさり気味の印象を受けるので注意。
- 総論
チェコ中戦車ルートのTier9以降の特徴である瞬間火力型オートローダー戦車である。
速い発射間隔とそれを十分に生かせる加速力を持ち合わせており、オートローダーのセオリー通りに序盤は被弾を避けつつ火力支援に徹し、中盤以降でHP交換で相手に打撃を与えるとよいだろう。
当然ながら弾倉に3発入った状態を維持すると、射撃間隔の短いこの戦車では特に瞬間火力に差が出るため、隙があれば手動リロード(標準ではCキー)は行っておきたい。
しかしながら、先に実装されたProgetto 46と比べると総合的な砲性能や機動性はほぼ下位互換であり、連射間隔・装甲・エンジン出力・隠蔽性だけで差別化が図れているとは言い難いのが実情だ。装填特性の違いゆえに弾倉交換時間そのものはこちらが優れるものの、オートリローダーゆえに射撃チャンスの多いProgetto 46と比べるとどうしても運用の幅が狭くなっており、汎用性が低いと言わざるを得ない。
それでもチェコツリー内のTVP VTU Konceptよりも強みと方向性がはっきりしている分だけ恵まれており、良くも悪くもチェコ中戦車の搭乗員を育成したいプレイヤーやオートローダー中戦車が好きな玄人プレイヤー向けの課金戦車と言えるだろう。
史実
チェコスロバキアの戦後軽戦車の発展型であり、自動装填砲を採用していましたが、設計案のみに終わりました。T17軽戦車計画に類似した案でした。(ゲーム内説明より)
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