Tier8 チェコスロバキア 中戦車 (略称:TVP VTU)
↑ TVP VTU Koncept + 8,8 cm vz. 37N
初期状態。TVP VTU Konceptの史実装備に近い構成。
ちょっと頼りなさを見せる砲身と砲塔後部の曲線が印象的。
↑ T 40 + 10,5 cm vz. 39N
最終状態。史実的にはVTU Konceptというより、Škoda T 40の火力強化型とも言える構成である。
余談だが、重量のかさばる最終状態でもŠkoda T 40より7tも軽い。
スペック(v1.18.0)
車体
耐久値 | 1,350⇒1,450 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 65/40/30 |
最高速度(前/後)(km/h) | 50/20 |
重量(初期/最終)(t) | 33/36.44 |
実用出力重量比(hp/t) | 19.21 |
本体価格(Cr) | 2,410,000 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 可 |
ロール | 狙撃型中戦車 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
8,8 cm vz. 37N | 9.68⇒ 10.34 | AP HEAT HE | 145 200 44 | 220 220 270 | 2,129⇒ 2,276 | 0.37 | 2.3 | 773 600 800 | 80⇒100 | 200 4,800 160 | 1,650 | -12°/+30° ⇒ -6°/+20° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
100 mm vz. 44S | 7.23⇒ 7.5 | AP HEAT HE | 175 250 50 | 250 250 330 | 1,807⇒ 1,875 | 0.38 | 2.4 | 925 950 900 | 66⇒82 | 305 4,800 215 | 2,257 | -8°/+25° ⇒ -6°/+20° |
8,8 cm vz. 41N | 8.22⇒ 9.09 | AP APCR HE | 218 252 44 | 240 240 295 | 1,973⇒ 2,182 | 0.33 | 1.8 | 1,020 1,125 520 | 53⇒67 | 340 4,400 185 | 2,700 | |
10,5 cm vz. 39N | 5.22⇒ 6.12 | AP APCR HE | 208 246 53 | 320 320 420 | 1,670⇒ 1,959 | 0.36 | 2.2 | 900 1,017 610 | 59⇒74 | 560 4,800 420 | 3,600 | -5°/+20° ⇒ -6°/+20° |
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
TVP VTU Koncept | 65/40/40 | 38 | 370 | 4,700 |
---|---|---|---|---|
T 40 | 65/40/40 | 42 | 380 | 6,200 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Škoda 16 cylinder diesel (600) | 600 | 15 | 1,400 |
---|---|---|---|
Škoda 16 cylinder diesel (660) | 660 | 15 | 1,400 |
Škoda 16 ADH 140 | 700 | 15 | 1,400 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
TVP VTU Koncept | 34 | 40 | 11,730 |
---|---|---|---|
T 40 | 41.5 | 44 | 11,730 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
Radiostaince Fu 7 | 415 | 70 |
---|---|---|
Radiostaince RM-31T | 850 | 62 |
乗員
1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Radio Operator | 5 | Loader |
---|
拡張パーツ
![]() | Class2 | ![]() | Class2 | ![]() | Class1 | ![]() | Class1 | ![]() | Class1 | ![]() | Class1 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | ○ | ![]() | ○ | ![]() | Class1 | ![]() | Class2 | ![]() | Medium |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 12.37%⇒12.43% | 2.46% |
移動時 | 9.29%⇒9.34% | 1.85% |
派生車両
派生元 | Konštrukta T-34/100(MT/106,300) |
---|---|
派生先 | Škoda T 50(MT/156,150) |
開発ツリー
8,8 cm vz. 37N (初期/66,000) | ┳ ┃ | 8,8 cm vz. 41N (17,100/105,800) | ━ | 10,5 cm vz. 39N (17,800/114,300) | ||
TVP VTU Koncept (初期/18,000) | ┃ ┗ | 100 mm vz. 44S (16,550/79,200) | ━ | T 40 (16,200/31,800) | ━ | Škoda T 50 (156,150/3,460,000) |
Radiostaince Fu 7 (初期/8,160) | ━ | Radiostaince RM-31T (9,500/57,500) | ||||
Škoda 16 cylinder diesel (600) (初期/33,000) | ━ | Škoda 16 cylinder diesel (660) (11,800/37,600) | ━ | Škoda 16 ADH 140 (16,100/52,000) | ||
TVP VTU Koncept (初期/18,000) | ━ | T 40 (15,200/33,500) |
車両に関する変更履歴
v0.9.13 | 実装 |
v0.9.15 | 8,8 cm vz. 37N gunのAP弾の貫通力を132mmから145mmに変更 |
v1.18.0 | 主砲「10,5 cm vz. 39N」搭載時の100mでの散布界を 0.4m から 0.36m へ変更 主砲「8,8 cm vz. 41N」搭載時の100mでの散布界を 0.37m から 0.33m へ変更 砲塔「T 40」と主砲「10,5 cm vz. 39N」搭載時の旋回に伴う散布界の拡大を 17% 減少 砲塔「TVP VTU Koncept」と主砲「10,5 cm vz. 39N」搭載時の旋回に伴う散布界の拡大を 14% 減少 砲塔「T 40」と主砲「8,8 cm vz. 41N」搭載時の旋回に伴う散布界の拡大を 33% 減少 砲塔「TVP VTU Koncept」と主砲「8,8 cm vz. 41N」搭載時の旋回に伴う散布界の拡大を 29% 減少 砲塔「T 40」と主砲「10,5 cm vz. 39N」搭載時の装填時間を 11秒 から 9.8秒 へ変更 砲塔「TVP VTU Koncept」と主砲「10,5 cm vz. 39N」搭載時の装填時間を 11.5秒 から 10.3秒 へ変更 砲塔「T 40」と主砲「10,5 cm vz. 39N」搭載時の照準時間を 2.4秒 から 2.2秒 へ変更 砲塔「TVP VTU Koncept」と主砲「10,5 cm vz. 39N」搭載時の照準時間を 2.4秒 から 2.2秒 へ変更 砲塔「T 40」と主砲「8,8 cm vz. 41N」搭載時の装填時間を 7秒 から 6.6秒 へ変更 砲塔「TVP VTU Koncept」と主砲「8,8 cm vz. 41N」搭載時の装填時間を 7.3秒 から 6.9秒 へ変更 砲塔「T 40」と主砲「8,8 cm vz. 41N」搭載時の照準時間を 2秒 から 1.8 秒 へ変更 砲塔「TVP VTU Koncept」と主砲「8,8 cm vz. 41N」搭載時の照準時間を 2秒 から 1.8秒 へ変更 主砲「10,5 cm vz. 39N」の砲弾「Vz. 42N OPG」の貫通力を 235mm から 246mm へ変更 主砲「10,5 cm vz. 39N」の砲弾「Vz. 39N OPG」の貫通力を 188mm から 208mm へ変更 主砲「8,8 cm vz. 41N」の砲弾「Vz. 42N OPG」の貫通力を 237mm から 252mm へ変更 主砲「8,8 cm vz. 41N」の砲弾「Vz. 41N OPG」の貫通力を 194mm から 218mm へ変更 |
解説(v1.18.0)
- 概要
v0.9.13で実装されたTier8のチェコスロバキア中戦車。
戦後初期、軍事技術研究所(VTU)*1で設計された新型汎用戦車(TVP)*2の計画案である。
改良砲塔よりも初期砲塔の方が扱いやすいという珍しい車両でもある。
- 火力
チェコスロバキアの車両は主砲の互換性がない*3が、本車のみ例外的に、前身の最終砲(100 mm vz. 44S)を引き継ぐことが出来る。前身とは異なり、フリー経験値を投資しなくても、ある程度は戦力になれる。
初期砲塔では10,5 cm vz. 39Nを除いて俯角が-8°~-12°取る事ができる。ただし、それらには後方に若干の俯角制限があるので留意。
改良砲塔では俯仰角が-6°/+20°に固定となり、地形適性が悪化してしまう。こちらはどの砲でも後方への俯角制限は無い。
俯仰角が-5°/+20°の10,5 cm vz. 39N+初期砲塔と比較すると微強化になる。- 8,8 cm vz. 37N
Škoda T 40と同じ8,8cm砲。
流石にこのTier帯をTier6中戦車の主砲で戦うのは無謀である。
初期砲塔での俯角-12°は魅力的だが、それだけの為に使う性能ではない。 - 100 mm vz. 44S
Konštrukta T-34/100から引き継ぐ100mm砲。
初期砲塔ならば俯角が-8°も取る事ができ、前身から大きく改善されている。
最低でもこの砲から乗り出していきたい。 - 8,8 cm vz. 41N
最終砲候補その1。
後述の10,5cm砲よりもDPMや照準速度、精度や貫通力に優れているのが特徴。
使う際は中戦車の基本に忠実に、機動力を活かし積極的に敵の側背面を取っていこう。
少しでも多く射撃の機会を作る事で十分にその性能を発揮できるだろう。
精度を中心とした砲性能の強化により、狙撃もこなせる優秀な砲となった。 - 10,5 cm vz. 39N
最終砲候補その2であり、本車の特徴とも言える10,5cm砲。
単発火力320はソ連のObject 416と並んでTier8中戦車の中でも上位。
この高い単発火力は、本車の脆弱な車体を晒す回数を減らす事に一役買っている。
必然的に生存性の向上にも繋がる他、遮蔽物を挟んだ撃ち合いなどで自分よりも火力の低い相手に優位に立てる。DPMはTier8中戦車の中で高くはないため、ゴリ押されないようなポジションを維持しよう。
ちなみに、単発火力の割りに移動・旋回時の拡散と収束速度が良好なので飛び出し撃ちの精度は案外良い。精度も強化で良好になったため、総じて単発火力の割には扱いやすい砲となった。TVP VTU Obj. 416 発射速度 (RPM) 6.12 7.50 AP弾DPM 1,959 2,400 貫通力 AP(mm) 208 216 課金弾(mm) 246 330 精度(m) 0.36 0.37 照準時間(秒) 2.2 2.3 総弾数(発) 74 35 俯角(度) 6 4 静止時隠蔽性(%) 12.43 24.19 移動時照準拡散 0.15 0.12 砲塔旋回時照準拡散 0.10 0.12 HP 1,450 1,200 総弾数・俯角・HP・照準時間・砲塔拡散ではTVPが勝り、DPM・精度・貫通力・隠蔽率・移動拡散の少なさではObject 416に軍配が上がる。両者とも紙装甲なので、運用方法はObject 416に記述されている戦術が向いている。
ただし、その場合は低隠蔽率と車体の大きさ・低貫通と低精度がネックとなってしまう。
- 8,8 cm vz. 37N
- 装甲
Tier6のŠkoda T 40に非常に近い。あちらの時点でかなり紙装甲だったが、こちらはTierが上がった分相対的に更に薄くなってしまった。
見た目はPantherやVK 30.02 (D)に近いが、装甲厚は同格中戦車の中でも最低レベルである。
砲塔・車体とも傾斜装甲ではあるものの、傾斜が緩いので当たればほぼ全て貫通してしまう。
15榴は車体前面であっても貫通するので、極力被弾せずに攻撃できるような立ち回りを心掛けよう。
なお、改良砲塔ではHPが向上するものの、俯仰角や機動性にも影響が出るので注意しよう。
高Tier帯では隠蔽率の低さも相まって一方的に発見される事も少なくない。できるだけ、起伏や障害物の多いルートを通るか、開けた場所では他のMTよりも遠回りのルートを通った方が安全だろう。
- 機動性
出力重量比、旋回性能、最高速度、地形踏破性どれを取っても問題なく良好である。
行きたい場所へのスムーズな移動が可能なため、装甲の弱さは足でカバーするよう心掛けよう。
しかし、前述の通り隠蔽率がやや低く視認範囲も平凡なので、積極的に偵察に出るのはリスクが高い。
飛びだし撃ちにもたついたり、NDKが難しくなったりするので注意が必要だ。
火力の項で述べた俯仰角の問題やHPの増減も加味して、自分好みの主砲と砲塔を選定していこう。
- 総論
隠蔽が悪化した代わりにKonštrukta T-34/100を全体的に使い易くしたような中戦車である。
それでいて主砲と砲塔の組み合わせで使用感が大きく変わるのも特徴だ。
改良砲塔に10,5 cm vz. 39Nを搭載すると単発火力が魅力的になる。DPMは高くはないので、あまり無理をせず、丁寧に高単発を叩き込もう。
初期砲塔に8,8 cm vz. 41Nを搭載すると俯角等使い勝手は向上するが、同格中戦車と比べて没個性的になってしまう。DPMも10.5cm装備時とほぼ同格となるため、DPM向上を狙って改良砲塔にしてしまうのも手である。
どちらを選ぶかはプレイヤーの戦闘スタイルで分かれる事だろう。
ただし、いずれの組み合わせでも車両自体の紙装甲だけは変わらない。
全ての戦車に共通する事とはいえ、この戦車こそ被弾しない立ち回りが最も重要である。
前線の維持や視界取りは緊急時以外は味方に任せ、ヘイトコントロールや裏取りを心がけて運用していこう。
史実
↑上の画像は本ゲームにおける初期砲塔、下の画像が改良砲塔である。車体の形状も上と下で若干異なる。
チェコスロバキアで開発された汎用車輌コンセプトの一環としてシュコダ社が提案した中戦車プロジェクトです。試作には至りませんでした。
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