Valentine AT

Last-modified: 2024-01-11 (木) 17:46:39

Tier 4 イギリス 駆逐戦車 日本語読み:バレンタインAT

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↑ QF 6-pdr AT Gun Mk. II
初期状態。見た目からもうお察しだが、防楯一枚の戦闘室は紙同然の装甲である。

 

Valentine_AT_1-min.PNG
↑ QF 6-pdr AT Gun Mk. IV

 

Valentine_AT_2-min.PNG
↑ 3.7-inch AT Howitzer

 
v0.9.20以前

VAT_0-min.PNG
↑ QF 6-pdr AT Gun Mk. II

 

VAT_1-min.PNG
↑ QF 6-pdr AT Gun Mk. IV

 

VAT_2-min.PNG
↑ 3.7-inch AT Howitzer

Valentine AT.jpg
車体はともかく、オープントップな戦闘室の装甲はベニヤ板並みなうえ、側面を守っているのは、実は……見ての通り「弾薬庫」。弾薬庫を狙ってください、と言っているも同然である。
戦闘室に被弾しない位置取りに腐心する必要がある。

スペック(v1.23.1)

車体

耐久値405
車体装甲厚(mm)60/60/60
最高速度(前/後)(km/h)24/12
重量(初期/最終)(t)14.75/14.93
実用出力重量比(hp/t)11.05
砲塔旋回速度(°/s)44
視界範囲(m)330
本体価格(Cr)134,000
修理費(Cr)
超信地旋回
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
QF 6-pdr AT Gun Mk. II21.43AP
APCR
HE
105
170
30
75
75
100
1,6070.412.0821
1,026
821
18045
2,400
32
400-5°/+15°
QF 6-pdr AT Gun Mk. IV24AP
APCR
HE
110
180
30
75
75
100
1,8000.351.5892
1,115
892
20845
2,400
32
450
3.7-inch AT Howitzer7.5HE
HEAT
47
110
370
280
2,100
(HEAT)
0.492.5243
243
70156
5,600
393
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
AEC A18913520800
AEC A19014515800
GMC 6004 6-71S15515991
GMC 6004 6-71A16515991
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
Valentine AT Mk. I15343,200
Valentine AT Mk. II17.0383,200
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
WS No. 1135040
WS No. 937540
WS No. 19 Mk. I40040
WS No. 19 Mk. II45040
 

乗員

1Commander(Gunner / Radio Operator)2Driver3Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置×装填棒×砲垂直安定装置×改良型旋回機構×改良型照準器×追加グローサーClass3
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造×改良型装甲材Class3内張り装甲×
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時20.01%5%
移動時12.03%3.01%
 

射界

射界左15°/右15°
 

派生車両

派生元Valentine(LT/3,700)
派生先AT 2(TD/13,500) / Bishop(SPG/14,750)
 

開発ツリー

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QF 6-pdr AT Gun Mk. II
(初期/25,000)

QF 6-pdr AT Gun Mk. IV
(2,000/27,000)
AT 2
(13,500/425,000)

3.7-inch AT Howitzer
(2,300/35,000)
Bishop
(14,750/405,000)
WS No. 11
(初期/600)
WS No. 9
(610/3,600)
WS No. 19 Mk. I
(1,480/15,000)
WS No. 19 Mk. II
(3,600/21,000)
AEC A189
(初期/2,150)
AEC A190
(180/2,500)
GMC 6004 6-71S
(700/9,000)
GMC 6004 6-71A
(800/11,000)
Valentine AT Mk. I
(初期/1,420)
Valentine AT Mk. II
(1,200/4,200)
 

車両に関する変更履歴

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v0.9.6視認範囲を360mから320mに減少
v0.9.20.1HDモデル化
v1.9.0車輌Tierを3から4に変更
Valentine AT Mk. IIサスペンションの価格を2,100Crから4,200Crに変更
研究に必要なEXPを400から1,200に変更
QF 6-pdr AT Gun Mk. IVの主砲旋回に伴う照準拡散を33%ダウン
QF 6-pdr AT Gun Mk. IVの射撃後の照準拡散を25%ダウン
QF 6-pdr AT Gun Mk. IVの装填時間を2.8秒から2.5秒に変更
QF 6-pdr AT Gun Mk. IVの照準時間を2秒から1.5秒に変更
QF 6-pdr AT Gun Mk. IVの着弾分布を0.37mから0.35mに変更
視認範囲を320mから330mに変更
3.7-inch AT Howitzerの総弾数を42発から70発に変更
QF 6-pdr AT Gun Mk. IIの総弾数を102発から180発に変更
QF 6-pdr AT Gun Mk. IVの総弾数を102発から208発に変更
修理費用を42%ダウン
収益性を11%ダウン
Valentine AT Mk. IIサスペンションのTierをIIIからIVに変更
車輌の価格を34,000Crから134,000Crに変更
HPを170から405に変更
派生元・派生先車輌を変更
v1.23.1AEC A190エンジンの出力が131馬力から145馬力に変更されました。
GMC 6004 6-71Sエンジンの出力を138馬力から155馬力に変更しました。

解説

  • 概要
    v0.8.4で追加されたTier4のイギリス駆逐戦車
    v1.9.0にてTier3からTier4に格上げされた。
    Valentine歩兵戦車をベースに開発された試作自走砲である。
     
  • 火力
    6ポンド砲と3.7インチ砲はどちらも一長一短であり、好みに応じて選ぶと良いだろう。
    なおいずれの砲も俯角は-5°と取りづらく、地形によっては撃てなくなるため注意しよう。
    • QF 6-pdr AT Gun Mk. II / QF 6-pdr AT Gun Mk. IV
      Mk. IIは初期装備で、Mk. IVは前者を全体的に強化したものとなっている。
      単発火力はTier4駆逐戦車としては低いが、貫通力は及第点。
      精度や弾速は優秀であり、装填の早さを活かした中・遠距離からの狙撃に向いた主砲である。
      ただ火力の低さからダメージを稼ぐには連射が必要となるため、なるべく見つからない場所からの射撃を心がけたい。
       
    • 3.7-inch AT Howitzer
      3.7インチ≒94mm榴弾砲。
      v1.8.0以前は同Tier内最大火力を誇っていたが、Tier4に格上げされた現在ではStuG III Ausf. Bなどの10,5cm榴弾砲に次ぐ2番手となった。
      精度・発射速度は言うまでもなく劣悪。加えて弾速が自走砲を除く全車両の砲の中でも飛び抜けて遅く、少し距離が離れただけでも山なりの弾道を描いて着弾する。撃った直後に敵に動かれるとそれだけで当たらなくなるため、かなり接近して撃つ必要があるなど癖が強い。
      一方、その大口径ゆえに榴弾の火力は高く、格上に対しても十分なダメージを与えることができる。
      また、かなり高価だが課金弾のHEATでは110mmの貫通力を得られる。榴弾でギリギリ貫通できないような車両への使用がオススメである。
      6ポンド砲に対し、こちらは近距離戦を基本とする主砲である。
       
  • 装甲
    車体こそValentineのものを流用している為全周60mmあるのだが、肝心の上部戦闘室はわずか14mm厚の鉄板で構成されている。
    この紙装甲では榴弾も防ぐことが出来ず10榴の直撃で一撃爆散してしまう危険性がある。
    また、戦闘室内(特に側面)には広く弾薬庫判定があり、被弾すると破損・誘爆しやすい点には注意しよう。
     
  • 機動性
    ベースのValentineが非常に鈍足であるため、当然この車輌も同じく鈍足である。
    エンジンを改良したところで対して変化は無いため、開発は他を優先してもいいだろう。
     
  • その他
    見た目の印象だと隠蔽性能は低そうに見えるが、十分な値を保っている。
     
  • 総論
    Valentineの車体のせいで機動力は低く、スパスパと抜かれるその薄い防盾と側面にある丸出しの弾薬庫のせいで何とも使い辛さが際立った仕上がりになっている。当然、攻撃はその弱点に集中するので、車体だけ硬くてもあまり意味がない。弾薬庫が破損、大破しやすいのは言うまでもない。
    隠蔽性がそれなりに高いため、下手に前に出ず敵に見つからない位置からの射撃を心がけたり、味方が前に出ている状態での支援射撃を行う方が、本車の良さを活かせる鍵となるだろう。
    となると実質6ポンド砲一択となってしまうため補足しておくと、近距離でしか大して命中しない3.7インチ砲ではやはり前に出ざるを得ないのだが、その場合は敵が味方を狙っている隙に撃ち込むような運用が理想と言える。機動性に優れない本車では中々難しいが、上手くやれれば6ポンド砲以上の活躍も可能であり、腕があれば試してみるのも悪くないだろう。
     

史実

images.jpg

Valentine ATとはバレンタイン歩兵戦車の砲塔を撤去し、車体中央部に防盾を有する主砲を搭載した試作の駆逐戦車である。
試作車は製造されたものの、同じ基のバレンタイン歩兵戦車をベースに17ポンド砲を搭載した新型の駆逐戦車、アーチャー対戦車自走砲の開発に伴い中止されてしまった。

情報提供

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マスター(M)バッジ報告専用スレができましたのでそちらへお願いします
使用感や装備など、アーカイブスペック解説に表記されています。

アーカイブ1

※実装または車両性能変更アップデートから3か月以上経過した車両であるため、管理人の提案に基づき新規コメント欄を非表示にします。本車両について語りたい方は外部掲示板を利用してください。