Tier 4 イギリス 駆逐戦車 日本語読み:バレンタインAT
↑ QF 6-pdr AT Gun Mk. II
初期状態。見た目からもうお察しだが、防楯一枚の戦闘室は紙同然の装甲である。
スペック(v1.23.1)
車体
耐久値 | 405 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 60/60/60 |
最高速度(前/後)(km/h) | 24/12 |
重量(初期/最終)(t) | 14.75/14.93 |
実用出力重量比(hp/t) | 11.05 |
砲塔旋回速度(°/s) | 44 |
視界範囲(m) | 330 |
本体価格(Cr) | 134,000 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 可 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
QF 6-pdr AT Gun Mk. II | 21.43 | AP APCR HE | 105 170 30 | 75 75 100 | 1,607 | 0.41 | 2.0 | 821 1,026 821 | 180 | 45 2,400 32 | 400 | -5°/+15° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
QF 6-pdr AT Gun Mk. IV | 24 | AP APCR HE | 110 180 30 | 75 75 100 | 1,800 | 0.35 | 1.5 | 892 1,115 892 | 208 | 45 2,400 32 | 450 | |
3.7-inch AT Howitzer | 7.5 | HE HEAT | 47 110 | 370 280 | 2,100 (HEAT) | 0.49 | 2.5 | 243 243 | 70 | 156 5,600 | 393 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
AEC A189 | 135 | 20 | 800 |
---|---|---|---|
AEC A190 | 145 | 15 | 800 |
GMC 6004 6-71S | 155 | 15 | 991 |
GMC 6004 6-71A | 165 | 15 | 991 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
Valentine AT Mk. I | 15 | 34 | 3,200 |
---|---|---|---|
Valentine AT Mk. II | 17.0 | 38 | 3,200 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
WS No. 11 | 350 | 40 |
---|---|---|
WS No. 9 | 375 | 40 |
WS No. 19 Mk. I | 400 | 40 |
WS No. 19 Mk. II | 450 | 40 |
乗員
1 | Commander(Gunner / Radio Operator) | 2 | Driver | 3 | Loader |
---|
拡張パーツ
× | × | × | × | × | Class3 | ||||||
× | × | × | Class3 | × |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 20.01% | 5% |
移動時 | 12.03% | 3.01% |
射界
射界 | 左15°/右15° |
---|
派生車両
開発ツリー
QF 6-pdr AT Gun Mk. II (初期/25,000) | ┳ ┃ | QF 6-pdr AT Gun Mk. IV (2,000/27,000) | ━ | AT 2 (13,500/425,000) | ||
┃ ┗ | 3.7-inch AT Howitzer (2,300/35,000) | ━ | Bishop (14,750/405,000) | |||
WS No. 11 (初期/600) | ━ | WS No. 9 (610/3,600) | ━ | WS No. 19 Mk. I (1,480/15,000) | ━ | WS No. 19 Mk. II (3,600/21,000) |
AEC A189 (初期/2,150) | ━ | AEC A190 (180/2,500) | ━ | GMC 6004 6-71S (700/9,000) | ━ | GMC 6004 6-71A (800/11,000) |
Valentine AT Mk. I (初期/1,420) | ━ | Valentine AT Mk. II (1,200/4,200) |
車両に関する変更履歴
v0.9.6 | 視認範囲を360mから320mに減少 |
v0.9.20.1 | HDモデル化 |
v1.9.0 | 車輌Tierを3から4に変更 Valentine AT Mk. IIサスペンションの価格を2,100Crから4,200Crに変更 研究に必要なEXPを400から1,200に変更 QF 6-pdr AT Gun Mk. IVの主砲旋回に伴う照準拡散を33%ダウン QF 6-pdr AT Gun Mk. IVの射撃後の照準拡散を25%ダウン QF 6-pdr AT Gun Mk. IVの装填時間を2.8秒から2.5秒に変更 QF 6-pdr AT Gun Mk. IVの照準時間を2秒から1.5秒に変更 QF 6-pdr AT Gun Mk. IVの着弾分布を0.37mから0.35mに変更 視認範囲を320mから330mに変更 3.7-inch AT Howitzerの総弾数を42発から70発に変更 QF 6-pdr AT Gun Mk. IIの総弾数を102発から180発に変更 QF 6-pdr AT Gun Mk. IVの総弾数を102発から208発に変更 修理費用を42%ダウン 収益性を11%ダウン Valentine AT Mk. IIサスペンションのTierをIIIからIVに変更 車輌の価格を34,000Crから134,000Crに変更 HPを170から405に変更 派生元・派生先車輌を変更 |
v1.23.1 | AEC A190エンジンの出力が131馬力から145馬力に変更されました。 GMC 6004 6-71Sエンジンの出力を138馬力から155馬力に変更しました。 |
解説
- 火力
6ポンド砲と3.7インチ砲はどちらも一長一短であり、好みに応じて選ぶと良いだろう。
なおいずれの砲も俯角は-5°と取りづらく、地形によっては撃てなくなるため注意しよう。- QF 6-pdr AT Gun Mk. II / QF 6-pdr AT Gun Mk. IV
Mk. IIは初期装備で、Mk. IVは前者を全体的に強化したものとなっている。
単発火力はTier4駆逐戦車としては低いが、貫通力は及第点。
精度や弾速は優秀であり、装填の早さを活かした中・遠距離からの狙撃に向いた主砲である。
ただ火力の低さからダメージを稼ぐには連射が必要となるため、なるべく見つからない場所からの射撃を心がけたい。 - 3.7-inch AT Howitzer
3.7インチ≒94mm榴弾砲。
v1.8.0以前は同Tier内最大火力を誇っていたが、Tier4に格上げされた現在ではStuG III Ausf. Bなどの10,5cm榴弾砲に次ぐ2番手となった。
精度・発射速度は言うまでもなく劣悪。加えて弾速が自走砲を除く全車両の砲の中でも飛び抜けて遅く、少し距離が離れただけでも山なりの弾道を描いて着弾する。撃った直後に敵に動かれるとそれだけで当たらなくなるため、かなり接近して撃つ必要があるなど癖が強い。
一方、その大口径ゆえに榴弾の火力は高く、格上に対しても十分なダメージを与えることができる。
また、かなり高価だが課金弾のHEATでは110mmの貫通力を得られる。榴弾でギリギリ貫通できないような車両への使用がオススメである。
6ポンド砲に対し、こちらは近距離戦を基本とする主砲である。
- QF 6-pdr AT Gun Mk. II / QF 6-pdr AT Gun Mk. IV
- 装甲
車体こそValentineのものを流用している為全周60mmあるのだが、肝心の上部戦闘室はわずか14mm厚の鉄板で構成されている。
この紙装甲では榴弾も防ぐことが出来ず10榴の直撃で一撃爆散してしまう危険性がある。
また、戦闘室内(特に側面)には広く弾薬庫判定があり、被弾すると破損・誘爆しやすい点には注意しよう。
- 機動性
ベースのValentineが非常に鈍足であるため、当然この車輌も同じく鈍足である。
エンジンを改良したところで対して変化は無いため、開発は他を優先してもいいだろう。
- その他
見た目の印象だと隠蔽性能は低そうに見えるが、十分な値を保っている。
- 総論
Valentineの車体のせいで機動力は低く、スパスパと抜かれるその薄い防盾と側面にある丸出しの弾薬庫のせいで何とも使い辛さが際立った仕上がりになっている。当然、攻撃はその弱点に集中するので、車体だけ硬くてもあまり意味がない。弾薬庫が破損、大破しやすいのは言うまでもない。
隠蔽性がそれなりに高いため、下手に前に出ず敵に見つからない位置からの射撃を心がけたり、味方が前に出ている状態での支援射撃を行う方が、本車の良さを活かせる鍵となるだろう。
となると実質6ポンド砲一択となってしまうため補足しておくと、近距離でしか大して命中しない3.7インチ砲ではやはり前に出ざるを得ないのだが、その場合は敵が味方を狙っている隙に撃ち込むような運用が理想と言える。機動性に優れない本車では中々難しいが、上手くやれれば6ポンド砲以上の活躍も可能であり、腕があれば試してみるのも悪くないだろう。
史実
Valentine ATとはバレンタイン歩兵戦車の砲塔を撤去し、車体中央部に防盾を有する主砲を搭載した試作の駆逐戦車である。
試作車は製造されたものの、同じ基のバレンタイン歩兵戦車をベースに17ポンド砲を搭載した新型の駆逐戦車、アーチャー対戦車自走砲の開発に伴い中止されてしまった。
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