【まおうのつかい】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 05:07:05

概要

四本腕のガイコツのモンスターで、【ボーンファイター】【ヘルクラッシャー】の色違い。
DQ6やバトルロードでは黒い武器と防具を装備しているが、モンスターズやDQ10では紫色の武器と防具を装備している。
この系統はナンバリングでは今のところ偶数作品で常連となっている。
 
初登場は【ボス級モンスター】であったが、固有名詞っぽい名前ではなかったためか、DQ10では通常のモンスターになった。
初出作品でもネタバレ防止のためか主君の名を名乗っておらず、名前だけならどの魔王の使いであるかが不確定であるため、再登場の機会には比較的恵まれている。
これがもし「ムーアの使い」などと名乗ろうものなら、【ハーゴンのきし】と同じく、後の作品に全く出演できない運命を辿っていただろう。
さらにDQ8ではラスボスである【暗黒神ラプソーン】の肩書きを踏まえ、コイツの代わりに近親種と思われる【暗黒の使い】が登場するなど、名称に関しては小回りが利くモンスターである。
DQ6(DS版以降)での英語版での名前はdemon-at-arms。冠詞がtheではなくaなので一般のモンスターという扱いに見える。
 
各作品のモンスター図鑑や公式ガイドブック等の記述を総合すると、多彩な武器と特技を使いこなすエリート戦士といったところである。
モンスターズ等でも比較的高ランクのモンスターとして扱われることが多い。
系統は安定せず、ガイコツ戦士ということで【ゾンビ系】のこともあれば、魔王直属のエリートということで【悪魔系】のこともある。
 
ちなみにこいつと同系統のボーンファイターとヘルクラッシャーはDQ6公式ガイドブックで「ガイコツ戦士」と分類されている。
ガイコツ剣士ではなくガイコツ戦士なのは、恐らく得物が刀剣類に留まらず斧や鉄製のクラブまでも装備しているからだろう。

DQ6

【ライフコッド】襲撃軍のリーダーとして出現するボスモンスターとして、本作で初登場。
下の世界に取り残され、記憶を失って生きていた【主人公】の肉体を亡き者にしようと村を襲撃する。
 
村の襲撃が始まった当初はどこにもいないが、村に徘徊または村人と交戦している魔物を全て倒すと【ターニア】の家に出現する。
そこでひ弱な主人公の本体をいたぶり弄んでいる。
心の方(プレイヤー)がいないと取り合ってくれないので、必ず主人公を連れて行くこと。
 
ストーリーの流れとしては先に本体に話しかけ、融合し本来の実力を取り戻してから挑むことになる。
と言っても主人公自身は【ライデイン】を思い出す以外にステータスは変わらない。
融合後にこいつを弱体化させることにより、相対的に主人公が強くなったという演出の意味合いが強い。
また、まおうのつかいに先に話しかけると選択次第で後述の強化版と先に戦うこともできる。その場合は倒した後に融合する。
マゾプレイヤーでない限り、融合してから戦うことを激しく推奨する。
なお、後述の3パターンのいずれもデイン系以外のすべてのダメージ系・確率系に完全耐性を持ち、さらに守備力も異様に高い。
つまり、シナリオ的にもイベント習得のライデインで倒させるような演出になっている。
本作で【いなずま】がデイン系ではなくなった理由の一つはこの演出のためかもしれない。
 
DQ6には多くの魔王が登場するが、こいつがどの魔王の使いなのかは作中では不明。
恐らくは【デスタムーア】直々に派遣されたと思われるが、だとしてもムドーのことを「ムドー様」と呼んでいるので、他の魔王たちよりは格下のようだ。
 
漫画版【ドラゴンクエスト 幻の大地】でも同様の役回りで登場している。ゲームの画面では大きさが判りづらいが、この作品では【ターニア】を人質にした際に、片手でターニアをすっぽり包めるほど大きな姿で描かれている。
 
小説版でも同様だが、メタネタやギャグ描写の多い本作らしく、悪役でありながらどこかユーモラス。
ターニアの家の中で待ち構えていたのだが、主人公の本体と夢が言い争いをして一向に入ってこないことにしびれを切らし、「せっかく待っていてやったのに」と文句を言いながら自分から飛び出してきた。
なお、ターニアには一切手出しをしていなかったのだが、主人公(本体)からは「ターニアをこんなに怖がらせて」とイチャモンに近い怒りをぶつけられていた。
 
DQ10やスーパーライトでの図鑑の説明によれば、このライフコッド襲撃が初任務だったらしく、
成功すれば側近になれたとのこと。

通常版

*「ほう 少しは ホネのありそうな ヤツに なりおったな。
  しかしそれが どれほどのものか。
  そのチカラ 見せてみろ! ギー!

主人公本体に話しかけて融合してからバトルに突入した場合のバージョン。
1~2回行動で、通常攻撃・マヒャド・かえんのいき・ルカナン・【激しく斬りつける】をしてくる。
HPは400と中ボスにしては低いが、守備力が270と段違いに高く、デイン系以外に完全耐性を持つため、生半可な攻撃は通用しない。
これを上回る守備力を持つボスは、ヘルクラウド城での【ランドアーマー】(300)が初。これはかなり終盤であり、すなわちこの時点では規格外。
補助系の類も一切通用しない。
 
ところが、直前で習得するライデイン5発分程度のHPしかないため、ライデインを連発するだけで簡単に倒せる。
合体した主人公のライデインを魅せるための演出バトルに過ぎないと言えるだろう。
作戦を【おれにまかせろ】にすると、主人公以外の仲間がサポートにまわってくれるのでコマンド入力が楽。
ただしSFC版では【ゲントのつえ】などのアイテムを使ってくれなくなるので注意。
 
判断力が低く、こちらがマホカンタ状態でも気にせず呪文を使ってくるが、跳ね返しても耐性に阻まれるので有効とは言えない。
【スクルト】を重ねがけして打撃攻撃とルカナンに対抗しよう。
脅威なのはマヒャドだが、MPが50しかないので多くても4回しか使えない。
MPが切れてもかえんのいきをメインに使ってきたりせず、MPが足りなくてもかまわず呪文を唱える。
こうなればただ固いだけの敵なので、別にライデインを使わなくても勝ててしまう。
ライデイン以外にダメージを与える手段は守備力無効の【まじんぎり】【みなごろし】、あるいは【会心の一撃】狙いでひたすら攻撃でもいい。
また、攻撃力が200以上あれば通常打撃もそれなりのダメージが通るので、ハッサンあたりを力の上がる職業にして最強クラスの武器を持たせて参戦させたい。できればバイキルトも用意したいところ。
主人公が【戦士】などのMPが低い職業だと、ライデイン5発分のMPが足りなかったりすることもあるが、別段問題ない。
モンスター限定プレイなどで主人公が使えない場合でも、特に壁ボスとなるような存在ではないだろう。
 
上述の通り、あらゆる属性に完全耐性を持つので【せいけんづき】は全く当たらないし、ノーリスクなダメージ強化剣技の類でも通常攻撃を上回るダメージは基本的に出せない点には注意。
見た目に反して【ゾンビ系】でもないのでゾンビ斬りも通常攻撃とダメージはかわらない(会心の一撃が出ない分だけ損)。

強化版

*「ほほう ○○○○が ふたりになったな。
  たぶん おまえの ほうがムドーさまを たおした ヤツだな。
  しかし すでに わかっておろう。 おまえは こやつの夢!
  この弱いほうを たおせば お前も 存在できまい!
  そこで せいぜいもうひとりの ○○○○をおうえんしているがいい!
  ケケケ 死ねーっ!
この魔物と戦いますか? >はい
*「うん? お前のほうから ころされたいと いうわけか。
  それも よかろう。どちらにせよ お前たちは 半人前。
  この私の敵では ないわ! それでも やるのだな? >はい
  ケケケ 死ねーっ!

主人公本体に話しかけず、先にまおうのつかいに話しかけて戦闘を挑むこともできる。
まおうのつかいも上記の通りしつこく確認してくれるが、それを押して「はい」と答えれば挑める。
しかし、この確認はハッタリではなく、主人公が本体を取り戻さない状態ではおいそれと勝てないことがわかる強さ。
耐性はそのままにHP1500・MP無限に激増した上、他のステータスも攻撃力160→180、守備力270→300、素早さ57→79と一回り強くなる。
さらには使用特技に【ベギラゴン】が加わった上に完全2回行動になり、挙句の果てにこちらの攻撃をひらりとかわす確率が高いというタフでパワフルな難敵になる。
負け戦闘という訳ではなく、勝てないことはないのだが非常に厳しい。
唯一通じるデイン系も、主人公融合前=ライデインを思い出していないので、よほど修行して先に勇者職に就いていない限りは誰も覚えていないはず。
普通に挑むなら【バイキルト】【ハッスルダンス】あたりの手段は必須だろう。
全員まじんぎりでゴリ押しという手もある。
 
なお、コイツは【判断力】が高く設定されているので、これを逆利用する方法がある。
2人以上の味方がマホカンタ(マホターン)を使用すると、マホカンタが切れるまでの間は呪文を一切使わなくなる。
SFC版ならマホカンタは死なない限り永続するしリメイク版でも【マホターン】なら呪文を受けるまで効果が切れないのでなおさらやりやすいだろう。
マホカンタさえあればマヒャド、ベギラゴン、ルカナンを完封できるため、あらかじめ味方の防御を【スクルト】で固めてしまえばかえんのいき以外でのダメージをほぼ皆無にできる。

弱体版

もう ひとりの ○○○○が こころのなかで さけんだっ!!
○○○○「うそだ! こんなはずはないっ!
○○○○は ふと われに かえった!

通常版に5回も連続で負けてしまった場合、内なる主人公本体の人格がいちゃもんをつけるという形でペナルティ無しの再戦ができる。
なぜか主人公以外のバトルメンバーも復活する。
 
それこそ泣けるほど弱体化し、HPは400→150、攻撃力160→140、守備力270→230、素早さ57→28と、守備力以外はやはり雑魚並かそれ以下に。
HPに至っては【とうのへいたい】と同じで、ライデインを2発ぶち込めばあっさり沈む。
行動回数は完全1回行動になり、かえんのいきやルカナンを使わなくなった。
この形態もベギラゴンを覚えているが、MPがたったの2なのでマヒャドともどもMPがたりないと言い始める。
引き連れてきたザコの方が強くなるこの設定は悲惨である。
 
これではもはや負ける方が難しいが、もし負けてしまった場合も、通常版と同じように即復活・再戦となる。流石にこれ以上の救済措置は無いので、せめて通常版に勝てるくらいにはなっておこう。
この弱体版相手でようやく辛勝するようなレベルではこの先の冒険はまず無理である。
わざと負けてみた場合なら問題ないが、もしガチで負けるほど弱いパーティだった場合は軽く詰む。負けると即再戦=途中離脱ができないため、パーティを強化してからまた来るということができず、
勝てない戦闘を延々とやらされるループにハマってしまうからだ。
ただ、その弱さを実感するために通常版にわざと全滅してからこいつと戦うのもいいかもしれない。

戦闘後

どの形態でも倒した後は同じようにストーリーが進む。どの形態でも倒すと超低確率で【やくそう】を落とす。
強化版を倒した場合は倒した後に

*「な… なぜだ……
  お前は 夢のなかの存在のはず。
  そのお前に やぶれるとは……。
  ガハッ!

と専用セリフが入り(断末魔まで違う)、その後で融合イベントを行うことになる。
が、それ以外は何も変わらず、やりこみの自己満足以外では特に強化版を倒すメリットのようなものも無い(経験値やGもすべてのバージョンで同一)。
融合イベントの回避も結局後のレイドックのイベントが存在するため不可能。諦めて融合しよう。

DQ10オフライン

【モリナラ大森林】【冥王の心臓】に生息する一般モンスター。
強さはボーンファイターとヘルクラッシャーの中間。
【マヒャド】【ルカナン】を唱えるほか、【しゃくねつ】を吐いたり、はげしく斬りつける。
通常ドロップは【小さなホネ】、レアドロップは【青い宝石】

Ver.2

真偽共に【ナシームの洞くつ】【ねじれたる異形の大地】【悠久の回廊】に生息。

DQ10オンライン

魔界では【まおうのつかい・強】が登場。神話篇では同色の【災厄の尖兵】が中ボスとして登場している。詳しくはこちらを参照。

DQM1

【さそいのとびら】のボスで、【ずしおうまる】【デビルアーマー】を引き連れている。
マヒャドやメラゾーマを唱えてくるが、実は通常攻撃のほうが痛い。
マホトーンは通じるが、逆効果である。ただし、【スクルト】をかけるのなら話は別だが。
意外かもしれないが、肉を与えれば仲間にできるので是非とも仲間にしよう。
【かがみのとびら】【デュラン】戦の前座でも2匹登場するが、これも肉を与えれば仲間にできる。
PS版では肉を払いのけられてしまうので肉では仲間にできなくなってしまった。
ただし、HPを減らしてからアイテムを使って回復してやることで仲間になる確率を上げることは可能である。
また、高レベルの他国マスターも連れていることがある。
 
DQM1のRTAではコイツを終盤の主戦力とするチャートもあるが、2021年8月現在では古い非主流のチャートである。
 
牧舎にも住んでおり、ギガンテスに本を読ませて性格を変えて遊んでいる。
だが逆にギガンテスに本を読まされてうっかりものにされ、星降りの夜を寝過ごしてしまう。なお、PS版ではまおうのつかいから【ワイトキング】に変更された。
仲間としては【ゾンビ系】に位置し、1、2を争う強さ。耐性は本編ほどではないが高め。
特技は【メラ】【ヒャド】【せいしんとういつ】
どのステータスも高く、特に攻撃力はレベル42以降急激に伸びていく。
成長も遅くはないので安心して育てられる。配合で作る場合は【がいこつけんし】×2か【ワイトキング】と悪魔系で作れる。
【ミレーユ】【お見合い】でがいこつけんしを出してくるので、こちらもがいこつけんしを出すといいだろう。
ちなみに【グレイトドラゴン】【アンドレアル】と配合すると【りゅうおう】が生まれる。

DQM2

特に目立った活躍は無いが、DQM1と強さは変わっていない。
ちなみに今作では悪魔の肉体をベースに生み出された能力の高いゾンビという設定で、ゾンビ系に分類されているのもそのためである。

ジョーカー1

キャラバンハートでは未登場だが、今作で再び登場。
ゾンビ系ではなく悪魔系のAランクのモンスターとして登場となっている。ちなみに一般配合で作れる悪魔系モンスター最上位である。
 
ザキを無効化し、さらに【AI2回攻撃】の特性を持っている。
成長が遅めでダウン系に弱いが、これらに目を瞑ってもかなり強力なモンスター。
通常配合で作れるので早い段階で仲間にすることも可能。
所持スキルは【ヒャド&ドルマ2】。最初からヒャド&ドルマ2のスキルを持つのはこのモンスターのみで、上位の3を作るときは少し手間が省けて楽になるだろう。
コイツと【うごくせきぞう】【バッファロン】【オセアーノン】のいずれかを配合すれば【シドー】が生まれる。
 
ボスとしては、最後に訪れる祠(レガリス島orモルボンバ島)とラスボスのお供として登場。

ジョーカー2

悪魔系Aランクというポジションはそのままに続投されたが、通常配合における最上位ではなくなり代わりにデュランがその位置に収まった。
今回は平仮名ではなく「魔王の使い」表記。
ただし名前入力では漢字が使えないので、名前を空欄にして種族名をそのまま名付けようとすると「**の*い」になってしまう。
耐性は前作と同様のザキ無効、ダウン弱点のまま。
スキルは前作の【ヒャド&ドルマ2】から1ランク下がり、【ヒャド&ドルマ】になった。

特筆すべきは、前作でAI2回行動だったモンスターの多くがAI1~2回行動にされる中、完全なAI2回行動を保持しているという点。
1枠でAI2回行動を持つモンスターは、他にはキラーマシンとキラーマシン2しか居ない。
支援役としてはガス欠に気をつける必要はあるが、2回の行動チャンスを活かしきれれば非常に心強い。
攻撃力の限界値は600と低めなのでアタッカーにするには工夫が必要だが、本編なら十分過ぎるくらいだろう。
その他の特性は【れんぞく】(3回)。
 
またGB時代のモンスターズの配合パターンを反映してか、【グレイトドラゴン】との配合で【りゅうおう】(人間形態)が生まれる。
前作と違って、シドーの配合には使えなくなったので注意。
野生のものは遺跡地下の最深部のいざないの扉付近に出現する。
やはり2回行動する強敵だが、【戦士の証】を持っているのでぬすっと斬りで入手を試みよう。
スカウトしても強いが、クリア前の戦力では非常に厳しいのでレオソード撃破時点では配合で作った方が良い。

ジョーカー2プロ

AI2回行動持ちモンスターの例に漏れず超弱体化。
元々高くなかった攻撃力は440まで下がってしまい、それ以外の能力もほとんどが低下したため合計値は3000にも達しないという酷い有様である。
能力の影響を受けない体技等を使わせようにも、コツ・ブレイク系特性を持たないため威力に欠ける上、マイナス特性【しょうひMP×2】の関係で連発は不可能。
Aランクのため最強化も可能だが、能力上昇は焼け石に水程度。
追加される【マホキテボディ】もダメージを受けることが前提であり、まともに活用する間もなく倒されてしまう。
耐性もザキ無効以外は穴だらけで、愛があっても使っていくことは難しいだろう。
本編で通常版に負けまくるにつれてどんどん弱くなるところを再現しているともいえる。
 
オリジナル版と同様りゅうおうの素材になり、シドーの配合素材としても戻ってきたほか、【ギュメイ将軍】の素材にもなるため配合素材としての利用価値があるのが救いか。
シドーは【ハーゴン】と、ギュメイ将軍は【キラーパンサー】【ゲマ】【ピサロナイト】との4体配合で生まれる。

テリワン3D

デメリット特性がスキルでしか身に付かなくなった上、泣けるほど弱かった前作からそれなりに強くなったので使いやすくなった。
リメイク前と同様、さそいの扉の主としても戦うことになるが、戦闘後に必ず仲間になる。
【プチット族】×【ウィングデビル】の特殊配合でも作れるようになっている。

特性は【スタンダードボディ】【れんぞく】(3回)、【AI2回行動】、+25で【イオブレイク】、+50で【くじけぬ心】
いかにもパワフルそうな見た目に反して攻撃力は668とそれなり。しかしかしこさが866と200近く高いので、イオブレイクを活かせるように最強イオ&デインでも持たせておき、デイン弱点を埋めるのも良いだろう。
連続はかぶとわりや異常撒きに活躍するものの、肝心の素早さが422と低いためリバースと合わせると効果的。

ギュメイ将軍の配合には使わなくなったが、他の2体は前作の組み合わせで作れる。
りゅうおうに関しては【コアトル】との組み合わせでも作れるようになっている。

イルルカ

基本的にテリワンと変わらない。
【新生配合】【ひん死で会心】【メガボディ】化で【メラブレイク】【ギガボディ】化で炎ブレスブレイク、SP版では【超ギガボディ】化で【やみのはどう】を習得する。
このひん死で会心を活かすために新生配合で亡者の執念を付け、くじけぬ心不発時でも会心連打を狙う、といった戦法も存在する。武器に会心出やすいをつけると、亡者やくじけぬ心発動時に100%会心が出るからだ。
ちなみに装備品の幅が妙に広く、すべての武器装備が無くても剣、斧、ハンマー、杖を装備できる。四本腕で持っている武器に対応しているようだ(前に出している両手に剣、後ろの手に棍棒と斧を持っている)。

ジョーカー3プロ

無印では欠席するもプロフェッショナル版では復活。
イルルカのときからランクアップし、悪魔系のSランクとなった。今作でゾンビ系に分類された【マドハンド】【シャドー】以上にゾンビ系っぽい設定のモンスターだが、相変わらず悪魔系である。
追加シナリオを進めると、【メガボディ】の個体が【トマホーガー】【セルゲイナス】【ボーンフィッシュ】と共に【ブレイクワールド】の各地に召喚される他、【魔王城】にも通常サイズの個体が出現する。
【崩落都市】では、送電施設の屋根の上に【ギガボディ】の個体が出現する。
これらの中で唯一配合で生み出すことができないため、ここでスカウトしておくと良い。
なお、こいつらが出現するようになると表示数の都合なのか元からいたモンスターのシンボルが大幅に減らされてしまい、【グラコスエビル】などシンボルの数が1体だけになってしまうモンスターもいる。
 
ただ、彼らにはもうひとつ重要な使い道がある。
彼らは発生場所がエリアごとに決まっており倒されてもすぐに補給されてくるため発生場所付近に陣取って【ギガボディ】【超ギガボディ】のモンスターにライドしてAボタンを連打していれば勝手にレベルアップしていくのである。
特にこいつの場合、センタービル入口のすぐ近くに発生ポイントが存在する。
【メタル狩り】すら真っ青になる効率のよさなのでギガ、超ギガモンスター育成の際は是非利用させてもらおう。
流石に【光あふれる地】の効率には劣るが、ディスクを起動させに行かずともルーラで行ける場所であっという間にレベル50程度にはできるので、繋ぎの配合用のためにやるなら十分役に立つ。
レベルが90以上あり、【マヒャデドス】【ルカナン】【羅刹斬】【れんごく火炎】を使うので雑魚敵ながらにそれなりに強くはあるが、元々の経験値がはぐれメタルらと比べても遜色ない高さなので、合体特性の経験値アップ極大や元気のペンダントを組み合わせればメガボディ以下のモンスターの稼ぎにも活用はできるだろう。
突然変異個体は【耐性ガードEX】を持っているのでついでに狙ってみてもいいだろう。(ライド攻撃で倒した場合も突然変異することがある。)
 
追加シナリオクリア後はセンタービルの警備員として雇われた個体(この個体もメガボディ相当の大きさ)が登場している。
 
特性に関してはイオブレイク(【爆発ブレイク】)とれんぞく×3の習得順が入れ替わっていること以外はイルルカから特に変化なし。
超ギガ化すると【光ブレイク】が解放される。
因みに固定特性はAI2回行動が選ばれているので、行動回数の変更ができないことに注意。
合体特技は【闇獄凍滅斬】、合体特性は【ノーガード】
 
【グランシーザー】との配合でりゅうおうが、【シャンタク】【デスカイザー】【シャドーノーブル】との4体配合でヘルクラッシャーができる。
 
所持スキルは【爆発の使い手】
「Sランクなんだから名手でいいじゃん…」と思うかもしれないが、残念ながら使い手である。これは【ベリアル】なんかもそうなのだが。

DQM3

ゾンビ系Bランクとして本作でも続投。
特殊配合の組み合わせはボーンプリズナーと【ナイトリッチ】に変更された。
また、Bランク以上のゾンビ系×悪魔系の系統配合でも仲間にできるので、入手はそれほど手間ではない。
 
特性は【弱体化ブレイク大】【しっぺがえし】(Lv20)・【氷結のコツ】(Lv40)・1~3回行動(Lサイズ)・【おいうち】(Lサイズ)・【くじけぬ心】(Lサイズ・Lv60)。
ステータスは意外な事に賢さが高く、しかも全モンスター中17位。攻撃もまあまああるがそれ以外は平均以下。
所持スキルは【デストロイ】
 
見た通り攻撃呪文に対してはコツ、弱体化はブレイク、状態異常対策はしっぺがえし……と、とにかく色々求めすぎて特性の方向性が迷子。
らしいと言えばらしいのだが、このせいで戦法が一つに絞れず所々死に特性が出がち。
 
特殊配合の素材としてはかなり重要。
【アークマージ】と配合すれば【あくましんかん】に、【キラーシャドー】と配合すれば【まおうのかげ】に、
【キラージャック】と配合することで【ヘルクラッシャー】にすることができる。
どれもこれもが魔王クラスのモンスターにするための配合素材になる。流石は魔王の使いといったところだろう。

バトルロード2レジェンド

【レジェンドクエストVI】の5章で登場。【てっこうまじん】【ずしおうまる】を連れて襲いかかる。
技は「烈四刀流」と「エレメントソード」。どちらも【ボーンファイター】の使いまわしである。
ちなみに前者は1回攻撃。

バトルロードビクトリー

レジェンドクエストVIをAランク以上でクリアするとカードを入手することができ、こちらも使用可能となる。
ステータスはHP:853 ちから:126 かしこさ:67 みのまもり:91 すばやさ:52。
技はレジェンドの時と同じ。
【テリー】【キラーマジンガ】じゃなくなぜこいつがカード化されたと問いたい人は多くいるだろう。

特筆すべき点としては、バトルマスターか勇者と組むことで烈・四刀流が「絶・四刀流」へと変化する。
この技、字面はほぼ変わらないしモーションも変わらないという一見がっかりな技と見せかけて【真・はやぶさ斬り】のように時折2回攻撃することがある。
2回攻撃の時は威力やゆうき獲得量は減衰するもののそれでも1回攻撃の時よりは強力で、会心の一撃も発生する。
【バズズ】【あくまのきし】のように確実に2回行動できないという点は弱点だがそれでも十分に強力だったためWi-Fi対戦での使用率もそこそこだった。
バズズは勇者と組むとあくまのツメあとが変化してしまうということもあり、コイツで代用するパーティもちらほら見受けられた。

地味にアーケード版から表記が「まおうのつかい」から「まおうの使い」へと変わっている。

バトルスキャナー

第2章より登場。サイズはL。
ステータスはHP:534、ちから:503、すばやさ:97、かしこさ:339、みのまもり:481。
技はいなずま斬り→マヒャド→烈 四刀流→魔王爆裂刃の順に変化していく。
最高に相性が良い性格は、【ワイルド】
下位種のボーンファイター同様、使える属性が豊富で、耐性が非常に多いため、頼りになる。彼の耐性は属性耐性よりも状態異常耐性のほうが多め。
 
第4章では強化版が登場。最高に相性が良い性格は【ガチムチ】
ステータスはHP:614、ちから:564、すばやさ:108、かしこさ:390、みのまもり:542。
技はマヒャド斬り→烈 四刀流→魔王爆裂刃→しゃくねつの順に変化していく。
最後の技「しゃくねつ」が全体攻撃なので、どちらかと言えば相手が多いとき向け。
この系統や【妖剣士オーレン】を3体出すと相性「さみだれつかい」が発生し、ちからをアップできる。

ヒーローズ1

【キラーマジンガ】と共に【始原の里】のボスとして出現。その後は雑魚敵としても登場する。
マヒャドを使いこちらを凍らせて、そこにさみだれ切りで瞬殺を狙う強敵。マヒャドは絶対に喰らわないように立ち回るか、うさぎのおまもりで氷結耐性を持ちたい。
 
バイキルトとルカナンまで使ってくる危険な相手だが、一定ダメージを与えたり、さみだれ斬り使用後に隙が生まれるため、このときにタコ殴りにしてやろう。
ちなみに放置していると【防衛対象】である霊木を攻撃しだすので、まずはこっちから相手にしよう。
 
【次元島】辺りから雑魚としても出現する。さみだれ斬りはなくなっているが、マヒャドは健在な他、新たに剣から真空波を発射する技を身に着けているためやはり強敵。しかし倒せば【モンスターコイン】が出現するので仲間にもできる。ディフェンスタイプで、3枠。
マヒャドによる広範囲攻撃に加え、バイキルトとルカナンで自分や味方の補助もしてくれる。
攻撃の威力も高くさらにタフなのでクリア前のディフェンスタイプでは間違いなく1、2を争う優秀なモンスター。

ヒーローズ2

【ラオ荒野】のモーリアス国境近くに強敵として登場。通常個体は【闇の森】【闇の浮遊城】で登場する。
バイキルトやルカナンは使わなくなったが代わりに気合溜めをしてパワーアップする技を習得した。最もこの技は下位種であるヘルクラッシャー同様使い切る前に攻撃を当てれば阻止できる上に自身にルカナン効果が出るので前作より対処しやすくなった。
【時空の番人】として登場するときはキラーマジンガや闇の魔弾砲とセットで登場し、キラーマジンガが倒されるとパワーアップする。
 
モンスターコインで仲間にでき、火炎斬りで【ちょうろうじゅ】に優位に立てる等相変わらず強い。
ただ【ベリアル】【デスカイザー】にぶつけるとあっさりやられてしまうのが悲しいところ。

DQMSL

ガチャ限定の【ゾンビ系】Sランクで、【ボーンファイター】の転生先。
リーダー特性は「ゾンビ系のHPと素早さ+10%」。
特性は【AI2回行動】【会心出やすい】
特技は【はやぶさ斬り】【メラゾーマ】
転生させると【ヘルクラッシャー】になる。

ライバルズ

第3弾カードパックで魔剣士専用レアカードとして登場した。
ドラクエ10で雑魚として登場したからか、ボス経験者にも関わらずレア度は普通である。

4/4/4 ゾンビ系
自分のターン中味方ユニットがダメージを受けた場合その味方ユニットの攻撃力+2

同弾で登場した【バリア床】とシナジーのある効果を持っている。
しかし体力を1減らして得られる効果が攻撃力+2では割に合わない。盤面に即干渉できないのもネック。
味方ユニットが有利トレードをすることでも攻撃力上昇効果が得られるが、攻撃した後に攻撃力が上がるということで噛み合いの悪さを感じてしまう。
そもそもバリア床自体ほとんど見かけなかったため、こいつを見ることもほとんどなかった。
 
余談だがこいつの色違いは、高い事前評価を見事に裏切りポンコツ扱いされた【ボーンファイター】、凄まじい上方修正を受け暴れまくった【アスラ王】、圧倒的な強さを持ち二度の下方修正を受けた【ヘルクラッシャー】、ボンファと似た効果を持ちながら二の舞にならずきちんと活躍した【暗黒の使い】といった存在感の大きい面子が揃っているが、こいつだけは効果が地味で活躍せず印象に残る出来事もなかったので、圧倒的に存在感が薄い。

ウォーク

メインストーリー5章10話のボスとして登場。サービス開始当初実装されていた中ではこいつが最後のボスだった。
ウォークのクエストとしては異例の単体で出現。2回行動で、ルカナン、マヒャド、はげしくきりつける4連続攻撃を使用してくる。
 
その後、2020年9月末より実装された「ほこら」で、実装時点最高難度の推奨レベル上級職Lv65のものに登場。
ほこらは実装から2020年12月までの3シーズンは「まおうのつかい編」と銘打っており、この間と年末年始を挟んだ2021年1月7日まで出現。
このときは【じごくのもんばん】【マッドフィンガー】と共に出現し、上記の攻撃の他9ターン目(こころコスト制限では8ターン目)又はHP50%以下になると【バイキルト】で攻撃力を上げてくる。
こうなると高頻度で使用するはげしくきりつけるの威力が凄まじいことになり危険。さらに効果が切れてもそのターンですぐにかけ直す。
9ターン目までにお供2匹は速攻で倒しておこう。
有効な属性はイオ、バギ、ジバリア系で、特にイオ系の効果が高い。それ以外は効きにくくドルマ系は無効化されてしまう。
 
こころは青色でコストは99。
能力値の上昇が大きく、グレードSではHP、素早さ、器用さの3つが100以上とかなりの高さの他、ルカニを覚える。
斬撃、体技、イオ系の特技ダメージ上昇やゾンビ系へのダメージ上昇、呪いやルカニ系への耐性と特殊効果も多い。

仲間モンスターとしても登場。最もレアな18000歩族の1匹として登場。
MP以外のすべてのステータスが高いバランス型。こういうタイプは器用貧乏になりがちだが、攻撃力も攻撃魔力も上から数えた方が高いくらいなのでアタッカーとしてはかなり優秀。
呪文はイオマータやマヒャド、斬撃でははげしく斬りつけるとキングダムソードと覚える特技も文句なしに強力。耐性もメラ・ギラ・デイン・ジバリアと採用率の高い属性に対してメタとなる。
覚える特殊効果も採用率の高いギガンテスに有効な「撃・悪魔系」や「耐・休み」、「会心率」と優秀なものが並ぶ。
ただし必ず覚えてしまう呪い攻撃に加えてルカナンを習得してしまうことがあり、そのうえ弱体の継承を持たないのでより強力な特技でリスクを減らすことも叶わない。
常に呪い攻撃の暴発のリスクを抱えてしまうことになるため、弱体行動を選択しにくいように性格の厳選はほぼ必須。
ただでさえ18000歩族でレアなので優秀な個体を仲間にするのには運も根気も必要になるだろう。

タクト

2021年7月1日開催の1周年イベント「ドラゴンクエストViイベント」にて、「老王【デスタムーア】SPスカウト」のAランク枠として登場。
ゾンビ系Aランク、こうげきタイプ。
リーダー特性「ゾンビ系物理威力+10%」
とくぎは「こうねつ斬り」/「猛撃態勢」/「閃熱さみだれ斬り」
覚醒スキル 10Pで「まれに猛撃態勢」を習得できる。

ドラけし!

DQ6イベント「封印の大地と浮かぶ城」に登場。
クエストをクリアしていくと「まおうのつかいの扉」を入手でき、それを使うと戦える。
それをクリアすると強敵チャレンジにも登場。レベルは30から70までだが、5刻みなのでこれまでよりも短い。
ドラけしは星4の黄属性で、スキルは飛び飛びの広範囲を物理攻撃する「みなごろし」。だが使っても自分にダメージは来ないのでご安心を。

なおクエストでは様々な条件でコイツにダメージを与えたり倒したりするものが複数存在している。