伊五十四型潜水艦 2番艦 伊号第五十六潜水艦(1944年時の状態)



性能諸元
| Tier | 10 | 種別 | 特別艦艇(鋼鉄) |
|---|---|---|---|
| 艦種 | 潜水艦 | 国家 | 日本 |
| 生存性 | 継戦能力 | 25,600 | |
| 装甲 | 19mm ・耐圧郭 25mm ・艦首/艦尾 16-25mm ・砲郭 6mm ・装甲甲板 16-25mm | ||
| 対水雷防御 | ダメージ低減 | 0% | |
| 機動性 | 機関出力 | 9,400馬力[hp] | |
| 最大速力 | 30.0ノット[kt] | ||
| 旋回半径 | 590m | ||
| 転舵所要時間 | 4.5秒 | ||
| 水中機動性 | 潜行中の最大速力 | 13ノット[kt] | |
| 潜航舵の転舵所要時間 | 12.9秒 | ||
| 潜航/浮上の最高垂直速度 | 2.9m/秒 | ||
| 隠蔽性 | 潜行深度・状態 | 海面 | 火災 | 航空機 | 煙幕 |
|---|---|---|---|---|---|
| 水上 | 7.1km | 7.1km | 2.6km | 2.0km | |
| 潜望鏡深度 | 2.6km | 2.6km | 2.6km | 2.0km | |
| 最大深度 | 発見不可 | - | - | - |
| 主砲 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ | 装填 | 射程 | 装甲貫通力 | 180度旋回 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 140mm/40 11th Year Type | 1基×1門 | 2,500(HE) | 2秒 | 10km | 23mm | 7.2秒 |
| ソナー | 準備時間 | ピンガーの効果時間 | ピンガー速度 | ピンガー幅 | 最大射程 |
|---|---|---|---|---|---|
| 6.5秒 | 25秒 | 600m/秒 | 18m | 8.5km |
| 魚雷 | タイプ | 基数×門数(合計) | 射程 | 雷速 | 最大ダメージ | 装填 | 被発見 | 装填手の数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 標準:533mm | 艦首:1基×6門(6門) | 15km | 78kt | 20,800 | 45秒 | 2.1km | 6 |
| 潜航能力 | 潜航能力 | 潜航能力消費 | 回復レート |
|---|---|---|---|
| 90単位 | 1単位/秒 | 2単位/秒 |
・アップグレード
| スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 | スロット5 | スロット6 |
| ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
搭載可能アップグレード
| 1 | 主砲兵装改良1 | 主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20% 主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50% 主砲および魚雷発射管の修理時間 -20% | |
| ソナー改良1 | ソナーが機能停止する確率 -25% ソナーの修理時間 -25% | ||
| 応急工作班改良1 | 消耗品の動作時間 +40% | ||
| 2 | 機関室防御 | 主機損傷確率 -20% 主機修理時間 -20% 操舵装置損傷確率 -20% 操舵装置修理時間 -20% | |
| ソナー改良2 | ソナーピンガーの速度 +10% | ||
| ダメージコントロールシステム改良3 | 火災によるダメージ -5% 浸水によるダメージ -5% | ||
| 改良予備バッテリーユニット1 | 「予備バッテリーユニット」の動作時間 +20% | ||
| 3 | 主砲改良2 | 主砲装填時間 主砲旋回速度 +15% | |
| 射撃システム改良1 | 主砲弾の最大散布界 -7% 魚雷発射管旋回速度 +20% 副砲最大射程 +5% 副砲弾の最大散布界 -5% | ||
| 魚雷発射管改良1 | 艦載魚雷の雷速*1 +5% 魚雷発射管の旋回速度 +20% 魚雷発射管が機能停止する確率 -40% | ||
| 潜航能力改良1 | 秒間の選考能力の回復 +10% | ||
| 改良型潜水艦探知機1 | 「潜水艦探知機」の準備時間 -20% | ||
| 4 | ダメージコントロールシステム改良2 | 火災消火時間 -15%浸水復旧時間 -15% | |
| 推力改良1 | 加速時における最大出力までの到達時間 -50% | ||
| 潜水艦操舵装置 | 転舵所要時間 -50% 潜航舵の転舵所要時間 -50% | ||
| 5 | 艦艇消耗品改良1 | 艦艇消耗品の動作時間 +10% | |
| 魚雷発射管改良3 | 魚雷のダメージ +7% | ||
| 隔壁強化 | 爆雷による被ダメージ -15% | ||
| 6 | 主砲改良3 | 主砲装填時間 -12% 主砲旋回速度 -13% | |
| 魚雷発射管改良2 | 魚雷発射管の装填時間 -15% 魚雷発射管が機能停止する確率 +50% | ||
| 射撃管制装置改良2 | 主砲最大射程 +16% | ||
| 潜行能力改良2 | 潜行能力 +15% |
・消耗品
搭載可能 消耗品
| スロット | 消耗品 | 使用 回数 | 準備 時間 | 有効 時間 | 効果 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| R | 応急 工作班 | 3 | 60秒 | 15秒 | 火災・浸水・損傷したモジュールの修復 | |
| T | ![]() | 受波機 | 5 | 30秒 | 1秒 | 潜航中に使用することで、視程を超える位置にある地形や敵の水上艦艇、水上及び潜望鏡深度の潜水艦をハイライトすることができます。 艦発見距離:9.0[km] 艦艇位置表示時間:6[秒] |
| Y | ![]() | 予備バッテリーユニット | 3 | 120秒 | 60秒 | この消耗品の動作中は潜航能力が消費されず、水上で回復されることもありません。 |
| U | 主砲装填 ブースター | 3 | 100 | 8 | 主砲の装填時間を一時的に-50%にする | |
| I | 潜水艦 探知機 | 2 | 140 | 30 | 最大深度と潜望鏡深度の潜水艦を発見する 潜水艦捕捉距離:6 [km] 初回準備時間:330[秒] | |
ゲーム内説明
第二次世界大戦の勃発直前に承認された建艦計画に基づいて建造された3隻の巡潜乙型改2の1隻であるこの伊56は、1944年6月に就役しました。当初は140mm砲1門を搭載していたものの、この構成で運用されたのは短期間に留まり、1944年10月には既に人間魚雷「回天」を搭載するための工事が開始されていました。
本艦の外観は、キヴォトスで先生をサポートするAIアシスタント、アロナの相棒であるクジラに着想を得ています。『ブルーアーカイブ』とのコラボレーションの一環として登場した艦艇です。
解説
初心者で購入を検討されている方へ
ver14.6においてコピー艦艇であるBA Arona's Whaleとして先行実装され、本艦は約半年後ver14.11の鋼鉄艦隊にて35,000鋼鉄で実装された*2。
同じ艦のマイナーチェンジ版である「伊56(無印)」とは性能が全く異なる別艦艇扱いなので注意。
- 抗堪性
継戦能力25,600は並の駆逐艦よりも多くv14.11時点では潜水艦の中でも首位。そのため接近戦や強行偵察時に優位を生み出してくれる。
潜水艦であるため装甲は皆無であり、船体も駆逐艦並のサイズであるため当たり判定が大きい点には注意。
- 主砲
本艦は主砲に140mm砲を1門搭載しており手動での砲撃が可能である。
主砲は艦尾側に設置されており艦橋に塞がれ正面左右15°には砲撃できないものの、360°全周旋回砲であり砲塔の旋回速度もかなり速いので砲撃姿勢の自由度は高い。潜航時は艦尾側を向くため追撃してくる駆逐艦に対して浮上して砲撃を浴びせるといったこともできる。射程は10kmと長く煙幕砲撃などもこなすことができるが、発砲時には隠蔽が悪化する点には注意が必要である。また、非発見でも砲撃の弾道は敵艦にも見えるため無駄撃ちも控えたほうが良いだろう。
一発の威力が高い上に装填時間が2.0秒と短いため潜水艦の中ではかなりDPMが高い。
砲弾はHE弾であり潜水艦にしては珍しく火災を取ることができ、火災発生率も16%と優れている。消耗品に主砲装填ブースターを搭載しており、使用すると8秒間にわたり装填時間が半減する。実質的にDPMが倍になるため、潜水艦でありながら同格駆逐艦のHE砲並の火力を発揮できるようになる。
主砲の運用
本艦の主砲は立派な攻撃手段であり、潜水艦同士の水上戦では主砲火力を用いて圧倒的な優位を得ることができ、疲弊した駆逐艦や沈没寸前の大型艦などにトドメを刺すような場面にも使用できる。HE弾は貫通して825ダメージ、潜水艦に対する至近弾は413ダメージである。主砲装填ブースターを使用すれば短時間で10発前後発砲できるため、4000~8000+火災といったダメージになる。精度も非常に良いため貫通可能な上部構造物や火災の発生していない区画を狙うことも可能である。
潜水艦同士の戦闘では潜水艦探知機で発見した敵潜水艦の浮上タイミングを狙ったり、強行偵察で発見状態に持ち込み主砲火力で水中に追い込むなど水上での主導権を握る上で重要な役割を果たす。
主砲はアップグレードやスキルで強化することもでき、装填時間や消耗品の動作時間を伸ばすことで瞬間火力を高める事ができる。後述するように魚雷の性能が優秀で強化せずとも運用できるため、潜水艦としては珍しく主砲の強化も選択肢に入る。
ちなみに条件が揃えば主砲装填ブースターの動作時間が9.2秒、装填時間を0.7秒程度に短縮でき、凄まじい速さで20発近くの砲弾をばら撒いて砲駆並のDPMを発揮する*3。ただし砲撃中は基本的に発見されており回避機動は取るとしても無防備な状態であることに変わりはないため、主砲で仕掛けるタイミングは良く見計らう必要がある。
ちなみに潜行を開始しても水中に入るまでの3秒程度は発砲することができる。
- ソナーピンガー
ソナーピンガーの射程は8.5kmと短く、後述する誘導魚雷の射程の半分程度しかない。
リロードは6.5秒と短いので連続で発信でき、ピンガー速度も一般的な値であるため扱いやすい。1回ハイライトの持続時間は25秒と普通の値だが、2回ハイライトの持続時間が55秒と短く設定されている。
また、戦艦に対する誘導停止距離が1回ハイライトでは2.4kmと通常よりも15%ほど長いのに対して、2回ハイライトでは1.2kmと通常よりも25%程度短く設定されている。また、空母に対する誘導停止距離も1.08kmと通常より15%ほど短い。
射程の短さから近距離戦での利用が多く、リロードも速いため2回ハイライトは比較的取りやすい。魚雷を誘導する場合は積極的に2回ハイライトを狙っていくと良いだろう。ソナーピンガーの運用
射程の問題から近距離でソナーピンガーを使用するため大型艦から爆雷空襲で反撃を受ける可能性が高く、近距離故に空襲の到着が早い上に本艦は機動性が悪いため反撃を回避しきれない事が多い。これを解決するためのテクニックとしてフェイントを織り交ぜる事が有効になる。
予め魚雷を流しておき敵艦が誘導可能な範囲に入ったタイミングで船体を減速し、±6kt以下になるタイミングでピンガーを発射する。するとピンガーの発信波は本艦の減速方向とは逆に進み、敵が爆雷空襲の偏差を取ると大きく外れる可能性が高くなる*4。この時、船体を斜めに向けておけば横方向のフェイントがかかり爆雷空襲の軸を外すことができるため更に効果が高くなる。
敵が爆雷を全て投げてきた場合はリロードに入るので、そのまま2回目のハイライトを狙いに行くこともできる。また、敵艦に対して艦首を向けておけるため継続的な雷撃も可能になり、前後運動を繰り返しながら敵艦に誘導雷撃をし続けるという事も可能になる。このテクニックは爆雷の扱いに慣れたプレイヤーほど引っかかりやすく、下手に全速旋回するよりも回避率が高い。また、回避しきれないにしても爆雷の直撃を避けられれば被害を最小限に抑えられる。
注意点としては減速してしまうため一時的に無防備になることである。特にオイル漏れを起こしてしまうと位置がバレてフェイントの効果がなくなってしまうので、応急工作班の使用状況などには注意。
また、ピンガーの発射タイミングをコントロールする都合から魚雷の接近タイミングを上手く合わせなくてはならない。全門斉射しているとタイミングがかなりシビアになるため、あえて魚雷を数秒ずつずらして流しておくことでピンガーの発射タイミングに余裕を作ることができる。
- 魚雷
魚雷発射管は艦首に6門が集中配置されており艦尾側には雷撃できない。装填時間は45秒と短めで装填員が6人居るため時間あたりの投射量は潜水艦の中でも優秀で手数がある。
射程は15kmと長射程であり、敵の爆雷射程の外から雷撃を仕掛けることができる。また、射角は1°と非常に狭く遠距離からでもピンポイントの雷撃が可能である。- 誘導魚雷
本艦は誘導魚雷しか搭載していないが、実際は誘導魚雷と代替魚雷のハイブリッドのような性能を持つ。
本魚雷は3km以降も航続距離に応じて威力が上昇するという特殊仕様であり、発射から11.9km航行した時点で最大威力の25,833となり遠距離戦のDPMは非常に高い。
この威力は実装されている魚雷の中でもトップクラスの値であり、6本全て命中した場合は戦艦相手でも10万近いダメージを出すことがあり、大抵の艦艇を一撃で撃沈してしまう*5。そして浸水発生率も168%と高く高確率で浸水を引き起こす事ができる。
また、本数の多さから威力の低下する3km以内でも6本命中で12000ダメージ+浸水を出すことができるため、至近距離でも油断ならない火力である。雷速は78ktと誘導魚雷としては遅いが代替魚雷としては高速という面白い調整になっている。
魚雷の誘導時には雷速が遅い方が誘導が強く効きソナーピンガーのリロードの早さと併せてミスしてもやり直す事ができ*6、遠距離の敵を代替魚雷のように無誘導で狙う場合には優秀な速度となる。
また、この雷速は同格イギリス潜水艦のThrasherと同じ値であり発射数の多さも相まって誘導の自由度は似た部分がある*7。魚雷の被発見距離も2.1kmと中間的な値であり、リアクションタイムは10秒と一般的な値であるため、流石にこの点では一般的な代替魚雷に劣る。
魚雷の運用
本魚雷は基本的に代替魚雷として使いつつ、必要な場面で誘導するというハイブリッド型の潜水艦魚雷によくあるパターンである。注意すべきは射程と雷速の関係で、最大射程の15kmを進むのに73秒程度、1kmを進むのに4.9秒程度を要する。
特に逃げる相手に対しては誘導のタイミングが重要であり、条件で増減はするが1回ハイライトの25秒間では3km程度の距離を詰める事ができ、2回ハイライトの55秒間ならば6km程度の距離を詰める事ができるのでこの数値は覚えておこう。逃げる敵との魚雷の相対速度は45kt前後である事が多いため、魚雷が15kmを航行する間に最大で8km程度の距離を詰めることができることになる。ソナーピンガーの射程は8.5kmであるがこの点を考慮すれば大した問題でないことが分かるだろう。
また、魚雷の航行距離に応じて威力が増加するため、7km程度離れた逃げる敵に魚雷を流せば到達する時には最大ダメージになっているという計算され尽くしたような調整であることが分かる。また、艦尾を向けて逃げる敵は2回ハイライトを取りやすいため誘導の観点でも有利である。当然逃げる敵に限らず遠くの敵に近づきながら雷撃し、ソナーピンガーの射程に入ったら誘導するという方法でも高威力の魚雷を誘導できる。
射程の長さと装填の早さを利用すれば魚雷を先行させて敵に接近し、再装填された魚雷を追加で発射することで2斉射分の12本で攻撃するという事も可能。また、先述の通り射程と雷速、装填時間、門数がイギリス潜水艦のThrasherに近いため、あちらと同様の雷撃テクニックを使用できる。
特に5-6秒毎に魚雷を1本ずつ流すことで、一つながりラインのように延々と魚雷を流すことができる。更に少し左右にバラけるように流すと細い扇状にランダムに魚雷が流れるエリアを形成することもできる。装填時間の短縮や艦艇速度の強化によってこの魚雷の間隔を600m程度に狭めることができる。敵艦の視点では魚雷の被発見距離である2.1km以内に入った魚雷しか見えないため、ランダムに超高威力の魚雷が延々と流れてくる形となり被雷せずにエリアを跨いで移動することは難しくなる。
これを利用すれば敵艦の進入を阻む障壁を作ることができ、マップによっては序盤の定番ポジションの島裏や、大型艦の移動コースに流して封鎖する事も可能となる。
また、移動する敵艦に対して軸をずらしながら魚雷のエリアを作ることで進路を制限し、マップ端や島に追い込んで座礁させるといった事も可能である。

単純に攻撃にも使用でき、12kmを超えるような遠距離の敵に対しては予測線に対して魚雷のエリアを作るだけで魚雷の命中率は格段に上昇する。命中しないまでも進路を阻んで姿勢を崩させたり、常時回避を強いることで敵艦を減速させるといった副次的な効果も期待できる。
注意点としては魚雷の来る方向から位置を予想されて爆雷などで反撃を受けたり、魚雷を辿って駆逐艦などが近づいてくる可能性が挙げられる。また、同じ方向に艦首を向け続ける必要があるため移動方向が制限されるのも弱点である。エリアを作るのに夢中になって孤立したりしないように注意しよう。
これまで述べたように魚雷関係の調整は完成しているため、魚雷やソナーピンガーの強化の必要性は低い。特に魚雷の威力や浸水発生率は元々最高レベルであり、強化しても過剰になりがちである。このことから定番の強化要素を弱点のカバーに回したり、個性を出すのに使えるというのは本艦の一つの強みだろう。
- 誘導魚雷
- 機動性
機動性は良好とは言えない。- 水上
水上速力は30ktと及第点。後退速度も12.4ktと悪くなく、魚雷の特性から後進の使用頻度も高い。艦長スキルの大型プロペラシャフトや信号旗を利用すれば前進37.2ktに後進15.4ktを出すこともできるので足回りは是非強化しておきたい。転舵所要時間は9秒と長く、旋回半径も590mと潜水艦の中ではかなり大きく駆逐艦並である。そのため細かい機動は苦手で、他の潜水艦の感覚で乗っていると咄嗟の場面では機動力の低さに泣かされる事も少なくない。
水上で一周旋回に要する時間が66秒程度と長いため、旋回方向や魚雷の装填タイミングなどを良く計算して旋回の判断を行う必要がある。 - 水中
水中速力は13ktと全潜水艦の中で最下位を争うほどに遅い。後退速度も5.4ktと相当な遅さである。何故か水中での一周旋回に要する時間は62秒程度と水上よりも僅かに速い。潜行・浮上速度も2.9m/sと遅く接近する航空機に気がついて潜行しても間に合わず発見されてしまうという事が頻繁に起きる。水中速力の低さと相まって水中戦は苦手であり、下手に水中に逃げると簡単に詰んでしまうので潜行の判断は慎重に行おう。
そして最大の問題は垂直舵の転舵所要時間が25.9秒と戦艦の転舵並に遅い事である。
このため垂直舵の切り替えに時間を要し、水上から潜望鏡深度に入るのに6秒程度、発見距離が収縮し切るのに13秒程度と恐ろしく時間がかかるため見つかってから潜行していては間に合わず攻撃を受けてしまう。また、水上から最大深度に到達するのにも12秒程度を要し、浮上時に同程度の時間がかかる*8。当然、浮上/潜行中に垂直舵を切り替えた場合は舵を戻す時間が必要になるため所要時間は更に悪化する。水中機動力を強化する手段は少ないが、アップグレードの潜水艦操舵装置を搭載すれば浮上/潜行に要する時間を3~4秒短縮できるようになり生存性が格段に上がるので必ず搭載しておこう。
- 水上
- 潜行能力
潜行能力が90単位と異常に少なく1分半しか潜行できない。代わりに潜行能力の回復速度は2.0/sと非常に高いため潜行と回復を繰り返して上手く管理する必要がある。
後述するように消耗品に予備バッテリーユニットを持つため潜行能力の低さはある程度カバーできるが、水中機動力の低さと合わさり立ち回りが大きく制限される事は間違いない。
とは言え試合時間の2/3以上を潜行できると考えればある意味で本艦の潜行能力は非常に高いと見ることもできる*9。強化によって潜行能力自体を増やすこともできるが元の潜行能力が少なすぎて増加量が少なく、予備バッテリーユニットを強化したほうが効率が良い。また、弱点の潜行能力より強みの回復速度を強化した方が立ち回りの自由度は上がる。
ちなみに条件つきだが潜行能力の回復速度を最大強化すると2.8/sとなり恐ろしい速度で回復するようになる*10。ここまで極端ではないにしても、潜行能力が尽きても高い回復力を利用して浮上と潜行を繰り返し主砲で反撃しながら予備バッテリーユニットの準備ができたらそのまま潜航して逃げ切るという大変鬱陶しい動きも可能である。
潜行能力が尽きた場合の緊急ブローは10秒と5秒の2回。
- 隠蔽性
水上発見距離は7.1kmと同格駆逐艦に普通に隠蔽負けしてしまう。航空発見距離も2.6kmと悪い。特に潜望鏡深度では敵の潜水艦に先に発見されてしまい、駆逐艦との接近時の余裕も僅かである。この隠蔽性の低さと先述の潜行能力の特性から偵察が非常に難しく、特に潜水艦同士の偵察合戦では大きなハンデを背負うことにるためプレイヤーの腕が試される部分である。
- 消耗品
本艦は多彩な消耗品を搭載しているが、これらは弱点を補うためのものであり非常に重要な役割を果たす。
そのためアップグレードや艦長スキルでの消耗品の強化は相性が良く、ユニーク艦長の固有スキルによる消耗品使用回数の増加も恩恵が大きいのでぜひ乗せておきたい。- 応急工作班
使用回数3回に動作時間15秒の潜水艦としては標準的な性能である。
本艦は隠蔽性の悪さから強行偵察で無理やり発見状態に持ち込む事が多く攻撃を受ける機会が多い。特別アップグレードの応急工作班改良1を載せておけば動作時間が21秒まで延長され生存性が大きく向上する。 - 受波器
イギリス潜水艦同様に使用回数が5回に制限されているがクールダウンは30秒と短くなっている。効果範囲は9kmとアメリカ潜水艦並に広いため連発できることと相まってかなり強力である。特に潜水艦同士の偵察戦においてはこの受波器が重要になってくるため大切に使おう。
- 予備バッテリーユニット
使用回数が3回と多く動作時間は60秒と通常の倍に設定されている。一方でクールダウンは140秒と長く連続で使用することはできない。
潜行能力と併せて連続で2分半潜行できるようになり、悪い隠蔽を補うために潜望鏡深度で活動することの多い本艦にとっては最重要の消耗品と言って良いだろう。特別アップグレードの改良予備バッテリーユニット1を搭載すれば動作時間を72秒に強化でき、艦長スキルと併せれば83秒まで延長することができる。
- 主砲装填ブースター
使用回数は3回で8秒間にわたり装填時間を-50%だけ短縮する。主砲の装填時間が2.0秒であるため発動時は1秒に短縮され、発動中に9発を連射できる計算になる。水中では使用できず使用中に潜航すると効果が終了する。クールダウンは100秒と長め。 - 潜水艦探知機
効果範囲6kmに用意時間や準備時間は一般的な性能だが、使用回数が2回に制限されており動作時間も30秒と通常の半分に減らされている。
そのため無駄打ちは出来ず、確実に敵潜水艦を捉えられるタイミングで使用していく必要がある。序盤から積極的に敵潜水艦に仕掛ける場合などは特別アップグレードの改良潜水艦探知機1や信号旗で準備時間を短縮しておくのも良いだろう。
- 応急工作班
- 総評
超火力の誘導魚雷に実用的な主砲を搭載した攻撃特化の玄人向け日本潜水艦である。誘導魚雷は超火力で有りながら長射程かつ誘導性能まで高いため水上艦からすると脅威以外の何ものでもない。主砲も短時間ならば同格駆逐艦に劣らない火力を発揮でき抗堪性も高いため迂闊に近寄ってきた敵艦を返り討ちにしてしまう。
一方で水中機動力や隠蔽性といった潜水艦ならではの性能が劣悪で、肝心の部分をプレイヤーの技量でカバーしければならない。特に航空機は天敵であり気まぐれで飛んできた航空機に見つかり詰んでしまうということも珍しくない。
多数の消耗品も優位ではなく弱点を補うためのものであり、その消耗品自体にも制限が多く常に使用の判断を求められる。本艦は完全に玄人向けの潜水艦であり、特に対潜戦闘においては相手の性能や特性を把握していない事には勝負にすらならない。基本的に前衛戦では不利な戦いを強いられるので味方の支援を上手く利用しよう。
とは言えその持ち前の火力からダメージを出すだけならば意外と簡単な艦でもありロマン性能は高く、ビルドの幅の広さも魅力の一つだろう*11。
特にPvEモードなどでは戦果を上げやすくミッション消化などでも高い適正を発揮する。
BA Arona's Whale
史実
伊56の1944年時の姿…と説明されているが、モデルはT8版の伊56と完全に共通している。
そして実は史実の伊56がこのような姿になった事はない。
就役時の伊56は前部甲板にカタパルトと航空機格納筒、後部甲板に14cm砲を装備しており、1944年末に14cm砲を撤去して後部甲板に特攻兵器「回天」を装備。更に1945年にはカタパルトと航空機格納筒を撤去して前部甲板にも回天を装備している。つまりカタパルトと航空機格納筒を撤去しつつ14cm砲と25mm機銃を装備したゲーム中の姿はWorld of Warshipsのオリジナル装備という事になる。おそらく特攻兵器はゲームとして実装するべきではないと判断したWGによって、回天が14cm砲と25mm機銃に置き換えられたのだろう。
回天を搭載しないのであれば就役時の状態で実装すればいいとも思えるが、航空機を搭載した就役時をゲーム上で再現するのが難しかったのかもしれない。
小ネタ
編集用コメント
- ステータスを追記しました。 -- 2025-09-16 (火) 00:54:09
- 魚雷解説をブログを元に追記 -- 2025-09-18 (木) 12:41:37
- ゲーム内説明を追加 -- 2025-11-27 (木) 11:11:19
- ついでに無印実装時期追加 -- 2025-11-27 (木) 13:48:25
- 総評を追加しました。 -- 2025-11-27 (木) 18:32:39
- 解説をまとめ直しました。 -- 2025-11-28 (金) 23:14:29
- 潜行能力の項目に少し加筆。 -- 2025-11-29 (土) 10:36:05
- ソナーピンガーと魚雷の項目に加筆。 -- 2025-11-30 (日) 20:03:16
- 水中機動力に関して加筆。 -- 2025-12-03 (水) 15:24:04
- 魚雷の運用の折りたたみに画像を追加。 -- 2025-12-09 (火) 07:50:01
- 小ネタの実装予定の話を解説にまとめて小ネタの方は削除。 -- 2025-12-09 (火) 07:56:02
- 画像追加、解説のトップにI-56無印の注意書きを追記。 -- 2026-01-13 (火) 16:18:43
- 搭載可能アップグレートの表を追加 -- 2026-01-13 (火) 16:33:20
コメント欄
- 駆逐艦に近づかれてしまったとき装填ブースターで焼き払うのがヒヤヒヤするけど楽しい -- 2025-09-13 (土) 18:00:04
- 潜ったところで詰みますからね。 -- 2025-09-13 (土) 18:09:48
- こいつの隠蔽とか機動性とかが劣悪なのは艦体のデカさのせいで消耗品しょぼいのは攻撃全振りなせいなのかと思ってたらこいつよりでかいテスト艦の仏潜の隠蔽も機動性も消耗品もよくて困惑。いつもの日艦ペナルティか。 -- 2025-09-18 (木) 01:45:22
- 超火力の魚雷と主砲を持ってるのに隠蔽や消耗品を他と同じにしたら環境壊れますよ。 -- 2025-09-18 (木) 02:48:59
- 日艦ペナルティとか関係ない。純粋なゲーム性能面でのバランス調整。同じ日本艦でも例えば愛宕や豊後なんかは船体規模の割に良隠蔽でしょう?特定の国籍を優遇したり不遇にしたりする方針は無いわよ。 -- 2025-09-18 (木) 02:51:37
- 考えてみたらまたコラボあってそっちでアロナ入手する可能性あるんだよな…。来るらしい鋼鉄イベで入手するか迷うな…。 -- 2025-09-23 (火) 15:59:17
- まぁすぐ乗りたいとかでないなら武器庫に降りてくるの待っても遅くないですからね。 -- 2025-09-23 (火) 17:59:16
- 近々入手機会あるんですか?流石に高過ぎて見送ったのちょっと後悔してます。 -- 2025-09-28 (日) 02:42:39
- 年末の鋼鉄の意志で来るらしい。ダブロンの代わりに鋼鉄が必要 -- 2025-09-28 (日) 04:02:53
- 復刻コラボは定期的にやってるので1年後くらいにはイベント艦も入手機会あるかと。基本的に待ったほうが安くは手に入りますね。 -- 2025-09-28 (日) 05:48:54
- BAコラボは復刻のが高く付きかねない仕様だったから期待しないほうがいいな……第1回は直買いor艦艇専用コンテナガチャ(艦艇率3%~1.3%+再抽選コンテナ)だったのが、今年の第2回は直買いor闇鍋ガチャ(各艦艇率0.5%~0.4%、合計3.1%)になったし……(ガチャとしては天井がついたが第2回艦艇4隻からランダム&その時点でほぼ3万円。なら直買いのが安い) -- 2025-09-28 (日) 12:45:11
- オペで暴れてるのを見るに持ってない人はスラッシャー乗るしか無いんだなぁって… -- 2025-09-24 (水) 14:19:23
- 伊56って1944年就役なのでT8の伊56とこの艦の違いがよく分からないのよね。まさかT8が45年沈没時の状態ということではないだろうし。 -- 2025-09-28 (日) 08:54:14
- というか気になってたんだけど、そもそも伊56に「カタパルトを撤去し、なおかつ回天を装備せず単装砲と機銃を装備していた時期」って存在してなかったのでは……実はT8版の伊56ともども史実には存在しないWGの架空装備なんじゃ? -- 2025-10-01 (水) 03:49:39
- ミッションでオペやってたらコイツ居たんだけど、爆撃機飛ばしてたんだが見間違いかなあ? -- 2025-11-01 (土) 04:40:16
- それオペの潜水艦が使える観測機兼爆撃機の仕様だから無印も44も使えるやつ…44に航空機格納筒も自前の航空機が使えないことも相まって更にごっちゃに -- 2025-11-01 (土) 07:48:02
- そうだったんやそんな仕様あるの知らんかった。 -- 2025-11-01 (土) 12:25:45
- 潜水艦だと地上施設(キラホ・チェリブロ)の攻撃手段がほぼ無いからね。まあ精度悪くて地上攻撃より観測用になってるけど… -- 2025-11-01 (土) 13:17:33
- 通常無期限迷彩が単色の浅葱色とそんなかわらん… -- 2025-11-15 (土) 04:03:55
- 目の錯覚か船体がすげー長く見える -- 2025-11-27 (木) 18:39:19
- 総評書いてくれた人ありがとう どうやら俺には10年早い船のようだ。4501はうまく使えるんだけどその経験がまったく活きそうにない船で草 -- 2025-11-27 (木) 23:06:34
- まぁどちらも両極で他に応用が効かない艦ですからね。 -- 2025-11-28 (金) 02:41:21
- 総評でPvEモードなどでは戦果を上げやすくって書かれてるけど、PvEなら装填速度と近距離時の魚雷威力が高いTier8伊56で良くない? -- 2025-11-28 (金) 19:54:40
- 例えばPvE専門の人が鋼鉄艦隊でどれにしようか迷ってて相談してきてのにI56を勧めはしないでしょう? -- 2025-11-28 (金) 20:18:05
- PvE専門の人が鋼鉄艦隊でどれにしようか相談してきたなら「戦果はI56のが稼げるのと、Tier10になって強化された部分はPvEでは実感しにくいので鋼鉄艦隊からはI56'44以外を選びましょう」って答える方が親切だと思う。対人戦やってないなら鋼鉄はなおのこと貴重だろうし -- 2025-11-28 (金) 21:46:45
- 例えばPvE専門の人が鋼鉄艦隊でどれにしようか迷ってて相談してきてのにI56を勧めはしないでしょう? -- 2025-11-28 (金) 20:18:05
- ランダムだと、Gato的な動きでいいのかね? -- 2025-11-29 (土) 10:37:13
- 特性はかなり似てますけどあちらより更にピーキーな調整ですね。魚雷は基本遠距離から無誘導で狙って、誘導は小型艦艇との近距離戦か反撃覚悟で大型艦沈めに行く時くらいしか使いませんね。遠距型の潜水艦は雷撃で敵の後衛を下がらせて前衛戦を有利にするのが定石ですが、この艦の場合は隠蔽が悪すぎて潜望鏡深度での行動が基本になり敵の後衛を見つけられないので味方の視界頼みになることが多いです。こちらの隠蔽悪さに乗じて敵の前衛が強気で押し込んでくるので、潜望鏡深度から受波器で動きを把握し味方の後衛が先に発見されて敵の後衛が発砲して姿を表したところを雷撃で下がらせて、突出した前衛に接近戦を仕掛けて刈り取るみたいな戦い方が割とハマります。まぁ後手ですし偵察で味方に負担かけることは変わりなく、敵の前衛が上手いと引っかかりませんが。味方に偵察可能な艦が居るならサイドチェンジとはいかないまでも定石のポジションを外して前衛戦を回避して敵の後衛から崩すというのも手ですね。 -- 2025-11-29 (土) 10:52:29
- ランク戦の適正低いかと思ったら無理に対潜せずに潜水艦が嫌う地形の方にいってさっさと敵艦沈めると普通に勝てますね。対潜適正が高い艦はまずでてきませんし。
対面潜水艦はアーチャーやK1なら前に出てきたタイミングで受波器で位置割ってれば勝手に沈みますけど、バラオは受波器の優位出しにくくてきついですね。 -- 2025-11-29 (土) 17:10:21- 潜水艦は対潜しろおじ「潜水艦は対潜しろ。」 -- 2025-12-21 (日) 19:59:41
- ↑そもそもランク戦はランダム戦と違って潜水艦同士の位置の読み合いはギャンブルになるので対潜していれば良いというものでもないですね。ゴールド帯で潜水艦出してくるのは一定水準の腕があるプレイヤーなので序盤の排除は難しく試合時間も短いですし、対潜は最低限の牽制程度で敵の後衛を潰しにかかったほうが勝ちやすいですしチーム内順位的にも有利ですね。 -- 2025-12-21 (日) 21:03:58
- 潜水艦は対潜しろおじ「潜水艦は対潜しろ。」 -- 2025-12-21 (日) 19:59:41
- GATO欲しくて鉄鋼貯めてたんだけど、今ならこっちにすべき? -- 2025-12-21 (日) 15:54:34
- 特性は似てますけどI56'44の方がおすすめですね。Gatoの方が総合性能は高いですが、消耗品連発できて主砲や誘導魚雷が強力なI56'44の方が対潜得意ですし、単純にダメージ出すのもI56'44の方が適正高いです。味方への依存度はどちらも高く扱いは難しいですね。 -- 2025-12-21 (日) 17:23:36
- わ~有り難う御座います。後者にしときます。 -- 2025-12-21 (日) 19:46:39
- 特性は似てますけどI56'44の方がおすすめですね。Gatoの方が総合性能は高いですが、消耗品連発できて主砲や誘導魚雷が強力なI56'44の方が対潜得意ですし、単純にダメージ出すのもI56'44の方が適正高いです。味方への依存度はどちらも高く扱いは難しいですね。 -- 2025-12-21 (日) 17:23:36
- 朝潮で勝利試合の終盤に、孤立したこいつ沈めに行ったら、主砲で返り討ちにあうかと思った・・・。 -- 2025-12-21 (日) 23:28:11
- 敵艦の集まってるところに6秒ごとにランダムな方向に延々と魚雷を流すのが楽しい。予測不可能な高威力魚雷が延々と流れてくる恐怖エリアが誕生。 -- 2026-01-13 (火) 13:25:00
- 島の多いマップなら一定間隔で流して進路封鎖もつよいですね。前衛処理できてる前提ですけど敵の優勢側の大型艦をまとめて足止めして占領勝ちとか敵の逃げ道塞いで座礁させたりとか。 -- 2026-01-13 (火) 13:53:21
- ピンガーの解説に書いてるある±6kt以下になるタイミングでピンガーを発射する。と泡が逆向きに出るってどういうこと?そういうのバグがあるの?潜水艦詳しい人教えてくれ。 -- 2026-01-13 (火) 15:36:14




