50TP Tyszkiewicza

Last-modified: 2024-04-27 (土) 23:05:57

Tier 9 ポーランド 重戦車 / 略称: 50TP / 読み: ピエンジェショントテープー・ティシュキエヴィッチャ

50TP_0-min.PNG
↑ 50TP Tyszkiewicza I + 122 mm wz.53
初期状態。ガレージのアイコンによると、これが50TPの史実装備である模様。
どことなくT-54に近い印象を受ける。

50TP_1-min.PNG
↑ 50TP Tyszkiewicza II + 130 mm R 14 wz.56
最終状態。ST-Iに似た大型砲塔へ換装。主砲もチェコスロバキア製の130mm高射砲に変わったことで一気に長砲身化。
初期案の50TP prototypから楔形装甲・サイドスカートが撤廃されている等、あちらとはかなり印象が異なる。

スペック(v1.10.0)

車体

耐久値1,900⇒2,000
車体装甲厚(mm)120/90/60
最高速度(前/後)(km/h)35/14
重量(初期/最終)(t)47.86/49.99
実用出力重量比(hp/t)13
本体価格(Cr)3,500,000
修理費(Cr)18,000~
超信地旋回不可
ロール突破型重戦車
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
122 mm wz.534.8
⇒5
AP
APCR
HE
218
245
61
420
420
550
2,016
⇒2,100
0.382.6
⇒2.5
950
1,150
800
301,030
4,800
750
2,790-8°/+20°
130 mm R 14 wz.563.68
⇒3.75
AP
APCR
HE
250
303
68
560
560
700
2,061
⇒2,100
0.42
⇒0.4
3.2
⇒3
900
1,125
900
301,350
5,200
1,140
2,980
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
50TP Tyszkiewicza I230/150/902637012,000
50TP Tyszkiewicza II230/160/1002638014,000
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
W12-5B600152,000
MT-50T650152,000
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
50TP Tyszkiewicza I502411,000
50TP Tyszkiewicza II532611,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
RTU "Jesion-M"650160
R-113P700100
 

乗員

1Commander(Radio Operator)2Gunner3Driver4Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class1装填棒Class1砲垂直安定装置Class1改良型旋回機構Class1改良型照準器Class1追加グローサーClass1
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造Class1改良型装甲材Class1内張り装甲Heavy
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時6.27%⇒5.42%0.83%
移動時3.14%⇒2.71%0.41%
 

派生車両

派生元53TP Markowskiego(HT/106,700)
派生先60TP Lewandowskiego(HT/186,860)
 

開発ツリー

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122 mm wz.53
(初期/185,000)
130 mm R 14 wz.56
(64,000/325,000)
50TP Tyszkiewicza I
(初期/32,500)
50TP Tyszkiewicza II
(26,200/59,100)
60TP Lewandowskiego
(186,860/6,100,000)
RTU "Jesion-M"
(初期/25,000)
R-113P
(7,300/43,500)
W12-5B
(初期/75,000)
MT-50T
(48,800/125,000)
50TP Tyszkiewicza I
(初期/32,000)
50TP Tyszkiewicza II
(25,400/63,700)
 

車両に関する変更履歴

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v1.1.0新規実装

解説(v1.1.0)

  • 概要
    v1.1.0で追加されたTier9のポーランド重戦車
    1950年代初期、軍学生ティシュキエヴィッチが設計した50トン級戦車の計画案である。
     
  • 火力
    最終砲は初期砲塔でも搭載可能で、いずれの組み合わせでも俯角は-8°取れる。
    • 122 mm wz.53
      初期砲。単発火力はともかく、貫通力が非常に頼りない。
       
    • 130 mm R 14 wz.56
      Type 4 Heavyや同格駆逐戦車に匹敵する単発火力560を誇る最終砲。照準時間や拡散、精度は相応に悪いもののDPMは平均的な値を維持している。
      課金弾の貫通力は303mmとやや低めだが、60TP Lewandowskiegoほど深刻ではない。
       
  • 装甲
    53TP Markowskiegoから引き続き、厚い砲塔装甲と優秀な俯角を有する。一方で耐久値は前身から一気に上昇し、Object 705と並びかなり高い値となっている。
    余談ではあるが、重装甲の割には車重が50トン前後とかなり軽い。
    • 砲塔
      初期砲塔、改良砲塔共に強固なお椀型砲塔。一部に250mm垂直の箇所があるものの、正面装甲はほとんどの弾を防いでいけるだろう。
      2つあるキューポラが弱点であり、貫通200mmあれば安定して抜ける。ただしかなり後方にあるため、ST-Iとは異なり俯角を取れば隠すことが可能である。
      天板は50mm厚。
    • 車体
      正面上部は120mm厚+約71°で370mm相当。跳弾角度を維持すればほぼ抜かれない。
      ただし操縦席の出っ張りが175mm+約48°で260mm相当(標準化や撃ち下ろしを考慮すると230mm程度)の弱点となっている。
      正面下部は210mm相当であり、高い確率で貫通されてしまう。
      外観では分かりにくいが、昼飯の角度を取ると切り欠きやターレットリングが露出してしまい、貫通200mm程度で抜かれてしまう場合がある。また操縦席バイザーの側面にも同様の切り欠きがある。
       
  • 機動性
    何故か53TPから150hpという大幅なエンジンの出力低下を起こしており、
    最高速度・出力重量比・旋回速度のいずれも悪化しているが、重戦車としては並の機動性を保っている。
     
  • その他
    どういう訳か、最終状態よりも初期砲塔・初期履帯のほうがマスクデータの拡散値が小さい。
    特に砲塔旋回時の拡散は最終砲塔が0.15なのに対し、初期砲塔は0.10と最終砲塔でスタビを積むよりもずっと小さくなっている。
    その分精度・収束などは多少劣ってしまう上に視界や耐久が少ないので注意が必要だが、砲の単発火力を考えると破格の良さであり、砲塔に関しては開発を後回しにしても問題ない。
     
  • 総論
    ハルダウン性能と単発火力に優れたバランス型重戦車である。高い耐久力とそこそこの足もあるため、汎用性の高い車輌に仕上がっている。
    車体装甲は同格以上には通用しにくいため、稜線などを駆使してハルダウンを行おう。

史実

50TP_history.jpg
50TP Tyszkiewiczaは、1950年代前半にワルシャワ軍事技術アカデミーの士官候補生タダウシュ・トゥシュケヴィチュ*1によって開発された重戦車の草案であり、最大で50トン級になる見込みでした。この計画は、設計案のみに終わっています。

情報提供

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マスター(M)バッジ報告専用スレができましたのでそちらへお願いします
使用感や装備など、アーカイブスペック解説に表記されています。

アーカイブ1

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*1 ※注:日本語表記としては「ダデウシュ・ティシュキエヴィッチ」が正しい。