50TP prototyp

Last-modified: 2024-04-27 (土) 23:05:57

Tier 8 ポーランド 重戦車 (課金戦車)

  • 50TP prototyp (略称:50TP pr. /読み:ピエンジェショントテープー・プロトティープ)
    50TP_prototyp.jpg
    ポーランドが導入していたIS-2T-54等が混ざったような独特な外観。
    サイドスカートや排煙器が新世代戦車らしさを感じさせる一方、砲塔後部の機銃やひょっこり飛び出た操縦手席が古めかしい。
     
    特別スタイル Winged Hussar

    50TP_prototyp_winged_hussar_kari1.jpg
    50TP_prototyp_winged_hussar_kari2.jpg
    パッケージには特別スタイル有翼衝撃重騎兵(Winged Hussar / ウィンギド・フザール)が付属する。
    ポーランド語では「Husaria(フサリア)」と呼ばれ、16・17世紀のポーランド・リトアニア共和国の精鋭であり、当時のヨーロッパにおける最強の重騎兵隊であった。
    砲塔やサイドスカートでたなびいている赤白のバナーは「Husaria」の装飾の一つであり、現在のポーランド国旗の原型になったとされる。
    右サイドスカートには赤白のバナーが巻かれたロングランス「Kopia(コピア)」、それに加えてポーランドの国章である「王冠*1を被った鷲」が描かれている。
    左サイドスカートには羽飾り*2が特徴的な「Husaria」の絵が描かれている。

     
  • 50TP Resilient (略称:50TP R.)
    (画像待ち)
    2023年10月18日~11月2日にチャリティー特別パックとして販売された車輌。ウクライナの象徴である三叉戟(さんさげき)の紋章と黄色、青色をテーマとした特殊塗装が施されている。
    手数料などを除いた売り上げの100%がウクライナ医療支援機構へ寄付されたとのこと。
    詳細:https://worldoftanks.asia/ja/news/general-news/wargaming-united/

スペック(v1.10.0)

車体

耐久値1,500
車体装甲厚(mm)170/90/80
最高速度(前/後)(km/h)35/14
重量(t)52.35
実用出力重量比(hp/t)14.33
本体価格9,600G相当
修理費(Cr)8,461
超信地旋回不可
ロール突破型重戦車
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
122 mm wz.43/504.23AP
APCR
HE
218
245
68
440
440
560
1,8590.431,007
1,259
1,007
35880
4,800
720
2,790-10°/+20°
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
50TP prototyp210/150/1002838012,500
50TP Resilient
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
W12-5750201,400
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
50TP prototyp59.93811,000
50TP Resilient
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
RTU "Jesion"525100
 

乗員

1Commander(Radio Operator)2Gunner3Driver4Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class1装填棒Class1砲垂直安定装置Class1改良型旋回機構Class1改良型照準器Class1追加グローサーClass1
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造Class1改良型装甲材Class1内張り装甲Heavy
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時6.95%1.32%
移動時3.48%0.66%
 

車両に関する変更履歴

クリックで表示
v1.0.2新規実装
v1.9.0ゲーム内ショップに追加
v1.9.0.3ゲーム内ショップから削除
v1.22.1新規実装(50TP Resilient)

解説(v1.0.2)

  • 概要
    v1.0.2で追加されたTier8のポーランド課金重戦車
    1950年代初期、軍学生ティシュキエヴィッチが設計した50トン級戦車の初期案である。
     
  • 火力
    俯角は正面で-8°、側面で-10°取れ、非常に高い地形適性を有する。
    • 122 mm wz.43/50
      VK 100.01 (P)Object 252Uらと並び、Tier8重戦車としては高い単発火力440を持つ。さらにこの2両より装填が早く、標準的なDPMを維持している。精度や照準時間はさほど良くないが、火力の高さを考えると悪くない水準でまとまっている。総弾数も35発あり、弾種配分や弾切れにはあまり困らないだろう。
      欠点は課金弾のAPCRが貫通力245mmとかなり低い事であり、重装甲戦車と正面から交戦するにはあまりにも心許ない。幸い機動力は悪くなく、俯角にも恵まれているので立ち回りで低貫通をカバーしたい。
       
  • 装甲
    砲塔装甲が非常に硬く、俯角も大きく取れるためハルダウンに向いている。車体下部とドライバーハッチが弱点となっているのでそこを地形で隠すように工夫しよう。
    • 砲塔
      正面は全域が実質270mm以上の厚さとなるお椀型砲塔で、非常に強固。弱点は傾斜込みで170mm前後のキューポラと、40mmしかなく口径121mm以上の砲(AP・APCR)で3倍ルールによりほぼ貫通されてしまう天板だが、俯角を取った状態だと正面からではいずれも見えなくなる。
       
    • 車体
      車体上部には楔形装甲が採用されており、110mm+78度傾斜で400mm前後の防御力を誇る。十分な装甲厚と急傾斜のお陰で、この部分は豚飯を行っても弱点になりにくい。
      独特な構造のドライバーズハッチは、3つの小さな三角形の部分がそれぞれ170mm。真正面時には230mm前後の防御力となるが、昼飯の角度を取ると180mmほどしかない弱点として露出してしまう。
      車体下部は110mm+51度傾斜で実質180mmほどの弱点で、格下でも貫通のチャンスがある。
      車体側面は大部分が90mm厚。履帯20mm+サイドスカート10mmの空間装甲もあり豚飯には十分使えるが、ソ連車輌のような横を取られたときのまぐれ弾きなどは期待しない方がいいだろう。
      全体として、同格の通常弾くらいまでならそこそこ弾けるが、同格にも課金弾を使われると抜かれてしまうレベルの装甲のため、細かく動くなどして弱点を狙わせないようにしたい。
       
  • 機動性
    出力重量比は14.33と悪くなく、旋回速度も重戦車としては良い方。最高速自体は35km/hと並みだが、比較的スムーズに動ける重戦車と言える。
     
  • その他
    所詮重戦車の域を出ないものの、隠蔽率がやや高めで視界も380mと決して悪くない。逆に無線性能は低めだが、このTierでは欠点というほどのものではないだろう。
    また、車体が前後にやや長い上、履帯が前に張り出した形状なため、角を挟んでの撃ち合いで迂闊に動くと履帯を切られやすい点に注意。
     
  • 総論
    簡単に言えば装甲と貫通力を削ってその他の全性能を向上したObject 252Uである。
    あちらよりもDPM・照準時間・俯角・視界・機動力などの各性能が優れている。
    その半面、252とは違い格下にも貫通され得る弱点の多い車体から、格下にはより慎重に立ち回らねばならない。また、課金弾の貫通力の低さに加え、弱点狙撃の難しい劣悪な照準拡散(252よりは照準時間がマシとはいえ)が相俟り、格上の対処も難易度が高い。
    一見扱い易いように見えて、繊細な運用が求められる車両である。
     
    公式紹介動画 How to Play:50TP Prototyp

史実

1950年代前半にワルシャワ軍事技術アカデミーの士官候補生タダウシュ・トゥシュケヴィチュ*3によって開発された重戦車の草案であり、最大で50トン級になる見込みでした。この計画は、設計案のみに終わっています。(ゲーム内説明より)
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参考

情報提供

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マスター(M)バッジ報告専用スレができましたのでそちらへお願いします
使用感や装備など、アーカイブスペック解説に表記されています。

アーカイブ1

※実装または車両性能変更アップデートから3か月以上経過した車両であるため、管理人の提案に基づき新規コメント欄を非表示にします。本車両について語りたい方は外部掲示板を利用してください。


*1 ただし、ポーランド人民共和国時代には「王冠」は削除されていた為、同時代の計画案にこの国章が使われているのには違和感がある。
*2 元々は13世紀にヨーロッパへ襲来したモンゴル軍の投げ縄対策として考案されたものであり、それがポーランドでは装飾として発展した。
*3 実際の日本語読みはタデウシュ・ティシュキエヴィッチが正しい。