Tier10 ポーランド 重戦車 (略称:60TP / 読み:シェシジェショントテープー・レヴァンドフスキエゴ) 
↑ 60TP Lewandowskiego + 152 mm J 2
寸詰まりな車体と巨大な砲塔、大口径長砲身砲が組み合わさり、かなり頭でっかちな印象を受ける。
スペック(v1.10.0) 
車体
耐久値 | 2,600 |
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車体装甲厚(mm) | 160/100/90 |
最高速度(前/後)(km/h) | 35/14 |
重量(t) | 60.13 |
実用出力重量比(hp/t) | 12.97 |
本体価格(Cr) | 6,100,000 |
修理費(Cr) | 33,082 |
超信地旋回 | 不可 |
ロール | 突破型重戦車 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
152 mm J 2 | 3.08 | AP HEAT HE | 250 317 90 | 750 750 950 | 2,308 | 0.38 | 3 | 900 900 900 | 30 | 1,620 6,400 1,370 | 4,370 | -8°/+20° |
---|
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
60TP Lewandowskiego | 260/150/100 | 24 | 390 | 14,000 |
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エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
MT-50TM | 780 | 15 | 2,100 |
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履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
60TP Lewandowskiego | 65 | 24 | 12,000 |
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無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
R-113 | 730 | 110 |
---|
乗員
1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Loader |
---|
拡張パーツ
![]() | Class1 | ![]() | Class1 | ![]() | Class1 | ![]() | Class1 | ![]() | Class1 | ![]() | Class1 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | × | ![]() | × | ![]() | Class1 | ![]() | Class1 | ![]() | Heavy |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 5.99% | 0.81% |
移動時 | 2.96% | 0.4% |
派生車両
派生元 | 50TP Tyszkiewicza(HT/186,860) |
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派生先 | - |
開発ツリー
152 mm J 2 (初期/340,000) | |
60TP Lewandowskiego (初期/66,000) | |
R-113 (初期/52,000) | |
MT-50TM (初期/130,000) | |
60TP Lewandowskiego (初期/82,500) |
車両に関する変更履歴
v1.1.0 | 新規実装 |
解説(v1.10.0) 
- 概要
v1.1.0で追加されたTier10のポーランド重戦車。
1950年代、軍学生レヴァンドフスキが設計した60トン級戦車の計画案である。
公式による(冗談多めの)解説動画※動画の設定から日本語字幕の表示が可能
- 火力
前身から引き続き俯角は-8°あるため地形適応能力は高い。- 152 mm J 2
これまでドイツ車輌のみが有していた重戦車最大威力の単発750ダメージの大口径砲である。
大口径であるにもかかわらずDPMは同格重戦車の平均以上の値を有している。優秀な単発火力とDPMに加え、耐久力の高さから重戦車同士での削り合いで優位に立てる主砲であると言えるだろう。
精度は0.38と口径の割に優れているが、照準時間と移動時の照準拡散は同格重戦車内において最低クラスの値と劣悪である。このためとっさの射撃や走行間射撃には向いていない。
また貫通力の低さは相変わらずで、通常弾のAP弾で250mm、課金弾のHEAT弾で317mmと、Tier10戦場で戦うには非常に苦しい値となっている。
各砲弾の特性上、HEATよりもAPやHEの方が有効な場面も少ないながらあるので、必要に応じて弾種交換していくのが望ましいだろう。ただし総弾数は30発と多くはないので、弾種配分はよく吟味する必要がある。車輌 精度 照準
時間移動/旋回
照準拡散DPM 貫通力 弾速 俯仰角 通常弾 課金弾 通常弾 課金弾 俯角 仰角 60TP 0.38 3.0 0.21 2,308 250 317 900 900 -8° +20° E 100 0.40 2.7 0.20 2,250 246 334 757 606 -7° +20° VK 72.01 K 0.40 2.9 0.20 2,250 246 350 757 606 -7° +17°
- 152 mm J 2
- 装甲
装甲に関してはソ連車輌に似た装甲配置を有しており、いくつかの弱点は存在するものの優秀。また、耐久力もE 100に次ぐ値を有しており、重装甲と合わせて非常に打たれ強い。
車体装甲で弾くには豚飯などの工夫が必要だが、それでも弱点が露出しやすい形状になっているので、可能な限りハルダウンを駆使して戦いたい。- 砲塔
砲塔正面の装甲厚は220~260mmあり、砲身を中心に鋭く傾斜しているため大部分が実質400mm以上の防御力を発揮する。また、砲塔側面の前半部分は真横からでも300mm近い装甲厚になるため、多少のよそ見程度では貫通されることはない。砲塔側面後半部分は180mm程度、砲塔背面部は100mm程度となっている。
弱点として、正面から向かって右上の220mmのキューポラが挙げられる。また、防盾の垂直部分は260mmであるため、同格の課金弾ならば貫通できる。防盾の真上の天板は50mmだが傾斜85°前後で露出しており、口径150mmを超える大口径砲又はHEAT弾での撃ち下ろしで貫通が可能。
これらの弱点はハルダウン時に最大俯角を取ることでほとんど隠れるので、優秀な俯角と合わせてハルダウンが非常に強力である。 - 車体
車体正面上部は160mm厚の傾斜装甲であり460mm相当に達する。AP弾の標準化と撃ち下ろしを加味しても340mm前後と強固だが、課金弾による撃ち下ろしなどには耐えられないので注意したい。
車体上部のドライバーハッチは傾斜が緩いため240mm前後と薄い上、操縦手負傷の可能性もある弱点である。
正面左右の傾斜部分は傾斜こそきついものの、70mm厚とかなり薄い。豚飯の角度を取るとHEAT弾には抜かれやすく、かなり装甲面から近い場所に弾薬庫判定があるため弱点と言える。
車体正面下部は前身に比べ小型化したが、傾斜込みで200mm厚程度と格下にも簡単に抜かれてしまうので絶対に敵に晒さないよう注意しよう。
ちなみに底面装甲は50mmと妙に厚い。
車体側面はどこも100mm以上あり、豚飯にはある程度耐えうる装甲厚となっている。しかし、車体側面の後半部上端の傾斜部分は天板の延長で装甲厚が50mmしかない。甘い角度での豚飯はこの部分が大きく露出するので注意。
- 砲塔
- 機動性
前進速度35km/h、出力重量比12.97と決して高くはないが同格重戦車の平均程度を確保している。後退速度は14km/hと同格重戦車と比較してわずかに遅め。
ちなみに、車重60tと重装甲の割には軽めである。エンジンの出力も低いため重装甲車両と力比べをすると押し負ける可能性が高い。至近距離での戦闘時には注意が必要である。
- 総論
本車両はソ連の防御力、ドイツの火力、アメリカの俯角を併せ持ったような魅力的な重戦車に仕上がっている。特に単発火力の大きさとその割に高いDPM、照準精度の高さは対峙する相手からするとかなりの脅威である。硬い砲塔と優秀な俯角を活かしたハルダウンも突破が難しく、前線を支えるという重戦車の役割を十分に果たす事ができるだろう。
一方で、ハルダウンできない市街地などでは弱点の多い豚飯で戦わなくてはならず、貫通力の低さから有効打が与えづらく、常に最適な弾種を選択しなくてはならないなど、乗りこなすためにはプレイヤーの理解と高い技能が求められる車輌でもある。
幸い悪くない機動力と砲精度を持つため遠近様々な距離での戦闘が可能であり、戦況への対応能力は高い。自身の長所短所を把握した上で、常に有利な状況に敵を引き込むよう意識するとよいだろう。
史実 
60TP Lewandowskiegoは、ワルシャワ軍事技術アカデミーの士官候補生リチャルド・レヴァンドフスキによって 1956年に開発された重戦車の計画案であり、200mm厚の装甲を備えた60トン級の戦車でした。開発は草案の段階で中止されました。
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