A-44

Last-modified: 2024-12-12 (木) 02:10:50

Tier7 ソ連 中戦車 (読み方 アー・ソーラク・チトゥィリ)

A-44_0-min.PNG
↑ A-44 + 76mm F-34
初期状態。A-43を前後逆にしたような形状と背の高いキューポラが特徴的。
A-44_1-min.PNG
↑ A-44 shielded + 107 mm ZiS-6
最終状態。砲塔名通り、初期砲塔に増加装甲が張り付けられている。

v0.9.17.1まで

A44A.jpg
A44B.jpg
A44b.jpgA44f.jpg

スペック(v1.26.0)

車体

耐久値1,000⇒1,100
車体装甲厚(mm)150/60/60
最高速度(前/後)(km/h)59/20
重量(初期/最終)(t)36.42/38.6
実用出力重量比(hp/t)16.58
本体価格(Cr)1,380,000
修理費(Cr)約9,000
超信地旋回不可
ロール攻撃的中戦車
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
57 mm ZiS-4-4426.09
⇒27.27
AP
APCR
HE
146
189
29
85
85
95
2,217
⇒2,318
0.341.9990
1,238
990
24056
2,800
28
740-5°/+25°
107 mm ZiS-65.71AP
APCR
HE
167
219
54
300
300
360
1,7140.41
⇒0.4
2.5
⇒2.4
830
1,038
830
60270
4,400
280
2,400-4°/+20°
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
A-4475/75/75403604,250
A-44 shielded90/90/90383705,170
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
V-2-3450015750
V-564015750
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
A-4437.004212,000
A-44 enhanced41.004412,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
9R32580
9RM525100
 

乗員

1Commander2Gunner3Driver4Radio Operator5Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class2装填棒Class2砲垂直安定装置×改良型旋回機構Class2改良型照準器Class2追加グローサーClass2
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造Class2改良型装甲材Class2内張り装甲Medium
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時12.54%2.76%
移動時9.41%2.07%
 

派生車両

派生元A-43(MT/56,200)
派生先Object 416(MT/104,600)
 

開発ツリー

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57 mm ZiS-4-44
(初期/41,480)
107 mm ZiS-6
(14,400/68,290)
A-44 shielded
(8,800/17,300)
Object 416
(104,600/2,500,000)
A-44
(初期/12,840)
9RM
(初期/24,240)
V-2-34
(初期/27,860)
V-5
(5,500/27,860)
A-44
(初期/12,700)
A-44 enhanced
(7,900/17,700)
 

車両に関する変更履歴

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v0.8.8実装
v0.9.18HDモデル化
v1.9.057 mm ZiS-4の総弾数を160発から240発に変更
76 mm F-34の総弾数を160発から190発に変更
76 mm S-54の総弾数を160発から190発に変更
派生元車輌を変更
v1.13.0エンジンV-5の出力を600馬力から640馬力に変更
v1.20.0107 mm ZIS-6砲の100 mでの散布界を0.45 mから0.43 mに縮小
107 mm ZIS-6砲の砲塔旋回に伴う散布界の拡大を25%軽減
107 mm ZIS-6砲の照準時間を3.4秒から2.9秒に短縮
v1.26.057 mm ZiS-4砲を削除し、57 mm ZiS-4-44砲を追加
V-2-34ディーゼルエンジンを削除し、V-2-34-43ディーゼルエンジンを追加
76 mm F-34砲、76 mm S-54砲をそれぞれ削除
A-44砲塔の107 mm ZiS-6砲の散布界を0.43から0.41に変更
A-44 shielded砲塔の107 mm ZiS-6砲の散布界を0.43から0.4に変更
A-44砲塔の107 mm ZiS-6砲の照準時間を2.9秒から2.5秒に変更
A-44 shielded砲塔の107 mm ZiS-6砲の照準時間を2.9秒から2.4秒に変更
A-44 shielded砲塔を搭載した際の旋回速度を38度/秒から40度/秒に変更
107 mm ZiS-6砲の仰俯角を+15°/-3°から+20°/-4°に変更
9R 無線機の削除

解説(v1.26.0)

  • 概要
    v0.8.8で追加されたTier7のソ連中戦車
    大戦初期、I.S.ベール技師によって提案された後部砲塔戦車の計画案である。
    開発先のObject 416とは違い全周旋回砲塔。
     
  • 火力
    v1.26.0で二種の76mm砲は削除され、57mm砲はこの車輌固有のものに置き換えられた。選択肢としては最終砲の107mmもしくは初期砲の57mmになるが、どちらも癖や個性が強い。この車輌固有の強みを活かして運用したいのなら107mmを使うのが良いだろう。
    また砲塔が車両後部に有る配置の為、遮蔽物から前進しての飛び出し撃ちはこちらの射線が通る前に車体を撃たれ、最悪の場合履帯エンジンドライバーなどの駆動系がまとめて全滅してそのまま一方的に撃たれ続ける恐れもある。
    かと言って後進して砲塔を出した場合、砲塔下車体側面の弾薬庫に被弾し、破損する危険性が高まる。
    市街地戦では豚飯を使っていきたい。もちろん弾薬庫を晒すことには変わりないので被弾には注意。
    • 57mm-ZiS-4-44
      v1.26.0でZiS-4に置き換えられる形で追加された、固有の砲。前身よりもAPの貫通力が伸びているが、APCRの貫通力は伸びておらず、未だ不足している。ただDPMは最終砲塔に換装すると、同ティアMTトップクラスである、脅威の2318となる。ただ車輌特性的に射撃機会を作りづらい本車両と射撃機会を大量に要する本砲の相性は良いとは言えず、また57mmが主流だったティアよりも平均単発が上がってる以上、車体を晒す時間が相対的に増えるこの砲の運用難易度は高い。そして最終砲塔の開発前に最終砲を開発するはずなので、よっぽど特殊な運用をしない限りは最終砲への早期換装が無難である。
       
    • 107 mm ZiS-6
      重戦車ルートのKV-2T-150で開発しておけば乗り出しが楽になる。初期砲塔でも搭載可能だが、重量オーバーの為、履帯の開発か改良型装甲材(Improved Hardening)は必要。
      この砲は同TierMTの砲と比べて最高タイの単発攻撃力(50~100以上高い)と高めの貫通力を持ち、俯角は僅か-3°だった-4°に改善。ただ、他の戦車であれば意識しない様な段差や斜面ですら射線に影響を受けてしまうという弱点は変わらず。ちなみに同じソ連の同格MTのT-43は-8°、KV-13は-5°である。
      斜面を使ったハルダウンや稜線射撃を試みるのはおろか、急斜面での射撃すら困難である。行進間射撃の際には地面のわずかな傾斜に差し掛かっただけでも俯角の制限にひっかかって照準がずれることも多く、起伏の激しい地形とは相性が悪い。
      また照準速度は改善され、2.4秒にまで短縮。これは同ティアMT同単発組であるLeoCS-44と比較した中ではトップの速さである。同じく、精度や装填速度も同単発組の中ではトップ。ただ、俯角が取れず照準速度も遅めであると言う事には変わりなく、距離を置いた射撃時に車体を大きく長く晒さなければいけない事を意味する。使いやすさを犠牲にして、同単発組よりも砲性能を高くしたと言った味付けの調整がされている。
       
  • 装甲
    T-43KV-13と同様、このTier帯のMTとしてはかなり優秀な装甲厚と傾斜を持っている。
    後部砲塔であるため豚飯との相性が良い。後述の車体下部の弱点を隠すためにも、建物などがあれば活用しよう。
    砲が砲塔正中線よりも右に寄っており、更に弱点のキューポラは左にあるため車体右側面を晒す形を取るのが理想的。
    • 砲塔
      改良砲塔の防盾は中心付近を除いて75mmの裏装甲があり計165mmとかなり硬い。他の部位は全周90mmで特に厚くも無いが、丸く絞られているため角度によっては同格MTの弾程度ならば跳弾可能。とはいえ積極的な活用は難しく、防げればラッキー程度に考えておこう。
      奇妙な形状のキューポラは太い場所が120mm、細い場所が60mmとなっている。
       
    • 車体
      正面の最上部(機銃穴が開いている一段高い部分)は150mm+傾斜で220mm相当と非常に硬いが、範囲は狭い。
      ライトより下の部分は75mmとなるが、それでも傾斜装甲(65度160mm厚相当、但し標準化や撃ち下ろしを考慮すれば140mm程度)でMTとしては高い防御力があり、同格HTから撃たれても非貫通となる場合も多い。
      車体上部と下部の継ぎ目も150mm厚に厚くなっている。
      一方車体下部は傾斜が緩く、90mm相当の弱点となっており、格下MTにも簡単に貫通されてしまう。
      また車体前部にエンジンやドライバーが配置されているため、数発被弾するだけで損傷・破壊される危険性がある。
      エンジンの発火率は15%と低めなので燃えやすくはないが10戦中4、5戦は損傷するので改良型モジュール構造(Modified Configuration)や生存性強化システムの装着も一考である。
      車体側面は60mmの垂直なので、豚飯をする場合は傾けすぎないようにしよう。
       
  • 機動性
    機動性は良好であり55km/h前後で移動可能だが、トルク不足気味なので、HTやTDに対してNDKを仕掛ける場合は気を付けないと相手に追いつかれてしまう。
    また俯角が取れないため、相手に近付きすぎると砲塔しか狙えない、ということもある。
    搭載している砲や装甲からすれば破格の機動力であることは間違いないので、それを活かした運用が求められる。
     
  • 総論
    同ティア内では高威力ながら高性能な砲と良好な機動力という利点、そして車体前部へのエンジン配置や俯角不足等、欠点がはっきりした戦車である。
    拡張パーツの改良型射撃装置(Enhanced Gun Laying Drive)改良型換気装置(Improved Ventilation)等で、砲性能をさらに上げるのも良い。
    この仕上がりから、後ろに籠って支援射撃という戦い方も考えてしまうが、せっかくの機動力を殺してしまうことになる。状況を見て判断すべきである。また、57mm砲運用もそうだが砲性能と車体性能のミスマッチゆえに癖が強く、扱いにくさを感じるかもしれない。優秀な機動性を利用し、初動から足を活かした陣地展開と砲による威嚇が可能であり、前線に展開していける戦車であることは意識しておくべきだろう。

史実

a44_компоновеа1.jpg
本計画案は、第183工場において1941年に技術者I.S.ベールにより開発されました。本車は、装甲・武装・戦闘重量・速力が異なる3つの型での生産を構想しており、1942年始め頃までに試作車を製造する予定でした。しかしながら、戦争の勃発と疎開に伴い、本計画は中止されました。(ゲーム内解説より)

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  • 豚飯したら世界が変わった精度、俯角以外は妥協できるレベルで割と気に入ってる -- 2014-05-26 (月) 01:14:39
  • 俯角がゴミだと、いかに戦車の性能を制限されるか思い知らされる車両だね。そもそも車両自体の性能がそれほど良いというわけではないが。 -- 2014-05-26 (月) 16:39:50
    • ここは小並感を書く場所じゃないぞ -- 2014-05-26 (月) 17:59:10
  • 使っているとキューポラ詐欺装甲のせいで跳弾している相手をよく見かける。 こいつの強さと勝率の一因は情報不足からくるわからん殺し要因が多いのじゃないだろうか? こいつは防盾裏に装甲が無く空間装甲120mmのみのため、120mm傾斜装甲部位が潜むキューポラより安定して抜きやすい。 改良砲塔になると砲塔正面よりも防盾のが柔らかい。 -- 2014-05-30 (金) 13:56:16
  • 今コイツ最終状態なんだけど、装備で悩んでます。今ガンレイとラマーつけてますが、最後の一つ何にしようかと思って。被膜かメガネかネット辺りにしようと思ってますが、オススメはありますか? -- 2014-06-09 (月) 21:34:46
    • 俺ならカモネにする。ネットで一割上げても意外と隠蔽よくないし、照準や精度、あと絶望的な俯角から待ち伏せ戦術とることが多いから。でも被膜も快速戦車っていう点を生かすならいいだろうし結局好みだよね -- 2014-06-12 (木) 00:54:57
    • 見直してて気づいた。カニメガネにする、の間違いです -- 2014-06-12 (木) 00:59:46
      • ありがとうございます。取り敢えずメガネで行こうと思います -- 2014-06-12 (木) 06:12:39
  • こいつの107㍉使ってみたが、これ中戦車じゃねぇな。収束遅すぎて200M以上離れると咄嗟射撃が重戦車砲かと思うほどの精度で車体にすら当たらなくなる。ガンレイ付けてもキッツイ。 -- 2014-06-12 (木) 03:05:14
    • というか重戦車砲なんですが。 -- 2014-06-17 (火) 07:21:23
    • 場所ばれたら同じ所に顔を出してはいけない。相手が砲身そっぽ向いてチャンスだと思って飛び出しても収束が遅すぎてうぐぁあああああ。結局お互いにほぼ同時射撃か先に撃たれる。 -- 2014-06-25 (水) 22:40:47
    • なんで重戦車の砲を載せようと思ったんだろうな? 85mm砲であればなと思わずにいられない -- 2014-07-06 (日) 06:14:27
      • それじゃ、隣のツリーの方の劣化に…?! -- 2014-07-08 (火) 00:17:38
  • 車体上部はIS6並みのきつい傾斜なので75mmの部分でも150mm厚相当にはなる。 -- 2014-06-19 (木) 19:38:54
    • 問題は150くらいで弾かれるやつ少ないんだよなぁ。あと砲塔すぽすぽ -- 2014-06-19 (木) 20:47:20
  • 今のところ6戦連続引火。やっぱフィルターつけた方がいいのかな… -- 2014-06-29 (日) 16:51:27
  • エンジンがよく燃えるので、この車両に乗ったら正面右側はできるだけ当てられないような運用を心がけた方が良いんでしょうか? -- 2014-07-02 (水) 01:08:17
  • うざいなこれ -- 2014-07-05 (土) 11:54:20
    • で? -- 2014-07-06 (日) 16:38:44
    • 敵からうざがられる使い方をしろってことか。確かにコンニチハボカンソウコウ、カンツウ!ニゲローがベストなんだろうけどそうすると低い隠蔽と後ろにある砲塔とくそクソ俯角がうざい。快速中戦車なんだから裏どり遊撃ってのはわかってるつもりだけどそうするとなるとどうしてもスペックのデメリットが目立つ…… -- 2014-07-08 (火) 13:21:53
  • 車高な低さは時々役に立つ。JagdTigerの車体下が結構安定して貫通する。 -- 2014-07-08 (火) 13:44:06