KV-13

Last-modified: 2020-08-25 (火) 22:57:15

Tier7 ソ連 中戦車 (読み方 カーヴェー・トゥリナーッツァッチ)

KV-13_0-min.PNG
↑ KV-13 mod. 1942 + 76 mm ZiS-5
初期状態。

 

KV-13_1-min.PNG
↑ KV-13 mod. 1943 + 122 mm U-11

 

KV-13_2-min.PNG
↑ KV-13 mod. 1943 + 85 mm D5T-85BM
最終状態。

v0.9.18まで

shot_002.jpg
↑ KV-13 mod. 1943 + 85 mm D5T-85BM

スペック(v1.10.0)

車体

耐久値1,020⇒1,120
車体装甲厚(mm)120/85/85
最高速度(前/後)(km/h)50/20
重量(初期/最終)(t)30.65/35.69
実用出力重量比(hp/t)16.81
本体価格(Cr)1,375,500
修理費(Cr)~8,800
超信地旋回不可
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
76 mm ZiS-516.67AP
APCR
HE
86
102
38
110
110
156
1,8330.462.3680
850
680
80
⇒100
56
2,400
56
1,155-7°/+25°
76 mm S-5416.67AP
APCR
HE
125
156
39
115
110
165
1,9170.412.9816
1,020
816
80
⇒100
80
2,400
48
1,390
122 mm U-115.26HE
HEAT
61
140
450
370
1,947
(HEAT)
0.572.9515
412
60257
4,800
1,600-5°/+25°
85 mm D-5T12AP
APCR
HE
120
161
43
160
160
280
1,9200.462.9800
1,000
800
74109
2,800
98
1,500
85 mm D5T-85BM10.53AP
APCR
HE
144
194
44
180
180
300
1,8950.372.3950
1,188
950
60175
3,200
139
1,850
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
KV-13 mod. 194285/85/85483405,370
KV-13 mod. 1943100/90/90483609,700
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
V-2K50015750
V-2IS60015750
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
KV-13 mod. 194232.7388,000
KV-13 mod. 194336.9408,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
10RK440100
12RT625110
 

乗員

1Commander(Radio Operator)2Gunner3Driver4Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class2装填棒Class2砲垂直安定装置×改良型旋回機構Class2改良型照準器Class2追加グローサーClass2
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造Class2改良型装甲材Class2内張り装甲Medium
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時14.82%⇒15.21%3.62%
移動時11.12%⇒11.4%2.71%
 

開発ツリー

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76 mm ZiS-5
(初期/33,400)
76 mm S-54
(4,300/41,480)

85 mm D-5T
(4,500/61,530)
85 mm D5T-85BM
(15,500/73,600)
KV-13 mod. 1942
(初期/18,100)
KV-13 mod. 1943
(9,450/20,500)

122 mm U-11
(3,750/59,920)
10RK
(初期/18,600)
12RT
(5,600/33,600)
V-2K
(初期/23,050)
V-2IS
(11,000/36,000)
KV-13 mod. 1942
(初期/12,250)
KV-13 mod. 1943
(8,100/17,050)
 

車両に関する変更履歴

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v0.9.8KV-13 mod. 1942 suspension の移動中の散布界を8%縮小
KV-13 mod. 1942 suspension の地面(硬地)での走破性を9%向上
KV-13 mod. 1942 suspension の地面(普通)での走破性を5%向上
KV-13 mod. 1942 suspension の地面(軟地)での走破性を5%向上
KV-13 mod. 1943 suspension の移動中の散布界を9%縮小
KV-13 mod. 1943 suspension の地面(硬地)での走破性を10%向上
KV-13 mod. 1943 suspension の地面(普通)での走破性を9%向上
85 mm D-5T-85BM gun の再装填時間を5.9秒から5.7秒に変更
85 mm D5T-85BM gun の旋回中の散布界を14%縮小
v0.9.18派生元/先の車両を変更
(派生元:T-34-85からA-43)
(派生先:T-43からA-44)
v0.9.19HD化
v1.9.0KV-13 mod. 1942砲塔時の76 mm S-54の総弾数を68発から80発に変更
KV-13 mod. 1942砲塔時の76 mm ZiS-5の総弾数を68発から80発に変更
KV-13 mod. 1943砲塔時の76 mm S-54の総弾数を85から100発に変更
KV-13 mod. 1942砲塔時の76 mm ZiS-5の総弾数を85発から100発に変更
122 mm U-11の総弾数を50発から60発に変更
コレクション車輌に移行

解説

  • 概要
    v0.6.4で追加されたTier7のソ連中戦車。(コレクション車輌
    IS重戦車のベースになった試作汎用戦車である。
     
    ソ連版VK 30.02 (D)といった趣の車両であり、機動力と防御力に優れるが火力が今一つである。
    とはいえこの戦車も独特のポテンシャルを持っているので、立ち回り次第では活躍することも可能だろう。
     
  • 火力
    最終砲候補はTier6中戦車T-34-85と同一。
    しかし、改良砲塔専用の主砲はいずれも俯角-5°とT-34-85から劣化しており、T-43と比べて地形適性に欠いている。
    • 76 mm ZiS-5/76 mm S-54
      76mm戦車砲はどちらも戦力外の性能。
      だが、初期砲塔ではこれらしか搭載できない為、フリー経験値を用いてでも改良砲塔の開発を急ぎたい。
       
    • 122 mm U-11
      KV-1以来の122mm榴弾砲。
      T-43の同砲と比べて、照準拡散・総弾数が若干優れているが、俯角・発射速度が劣っている。
      プレイスタイルに合わせて85 mm D5T-85BMとの選択していきたい。と言いたいものの、このTier帯において122mm榴弾砲では力不足の感が否めない。よほどD5T-85BMが合わないということでなければ、そちらを使う方が無難だろう。
      一方で、貫通できる相手に対してはHEAT弾を装填することも考慮すれば、85mm砲に通ずる戦果を取れる事もなくはない。照準拡散こそ劣悪なものの、近距離戦をメインに戦うのであれば貫通できる相手は少なくないので、一撃離脱を心掛ける戦術が好みであれば試してみるのも良いだろう。
       
    • 85 mm D-5T/85 mm D5T-85BM
      2種類の85mm戦車砲。
      D-5Tは発射速度以外はD5T-85BMの劣化であり、敢えて搭載する必要はないだろう。
      一方のD5T-85BMは上述の榴弾砲と同じく、T-43より照準拡散・総弾数が若干優れているが、俯角・発射速度が劣っている。
      Tier6中戦車の主砲なので課金弾を多めに携行しつつ、側背面取りを意識した立ち回りを心掛けよう。
       
  • 装甲
    正面装甲は同格重戦車であるISに近似する装甲厚と形状を有する。側背面もそれなりの装甲を持ち、昼飯や豚飯との相性は良い。
    T-43とは違って弾薬庫は側面を守るように燃料タンクが配置され、誘爆による一撃爆散の危険性は低い。ただし車体の後ろ半分は相変わらずエンジンで占められており、不用意に側背面を晒すとエンジン破損や火災が起きやすいので十分警戒しよう。
    • 砲塔
      砲塔正面は避弾経始に優れた丸い形状に加え、二重部位の多い防盾を備えるため、実際の硬さはスペック値を遥かに凌駕する。勿論、垂直部や防楯の開口部は100mmきっかりの厚みで狙われると格下にも貫通されやすい。過信は禁物。またキューポラは90mmの円筒上であり、90-120mm程度の弱点である。
      側背面はキューポラ同様の90mm厚であり、角度次第では弾くこともある。
       
    • 車体
      正面はISと似た形状で上部と下部に分かれ、上部中央の覗き窓の弱点はHD化により消失した。上部は120mm傾斜、下部は100mm傾斜でどちらも130mm程度の装甲厚となる。昼飯の角度を付ければ同格中戦車の砲辺りなら弾く可能性があるが、重戦車との撃ち合いに持っていけるものではないので注意したい。上部と下部の繋ぎ目の傾斜は平地では強制跳弾するため、格上の砲を運良く弾いてくれることもある。
      側面は履帯より上部は前半分が正面から繋がって120mmと非常に厚く、後ろ半分も85mmと中戦車としてはかなり厚めである。履帯裏は60mm(+履帯20mm)であるが、総じて豚飯・逆豚の相性が良い。車体正面下部を隠す豚飯なら正面は145mm程度、側面はほぼ強制跳弾となる。
      背面も傾斜部が60mm、垂直部が85mmと側面と同等以上の装甲があるため、逃げる際に命拾いすることもあるだろう。
       
  • 機動性
    KVと名乗りつつも、最高速度は50km/hであり出力重量比や旋回速度も中戦車として並の値となっていることから、前述の装甲の厚さの割には機動性はかなり良好と言えるだろう。
     
  • 総論
    優れた旋回性と安定した最高速度を維持でき、さらに防御力は重戦車の域に近い、守走を重視した車両である。
     
    ただし本車は砲の性能からあまり重装甲の敵と正面切って戦うのには向いていない。
    敵の数が減った状況での遊撃が強力なので、生残性と機動力の高さを生かしてしぶとく粘る運用で輝いてくる一台だ。
    迂回ルートや遮蔽を得ながら側背に回り込んで重鈍な戦車を追い立てたり、敵布陣の隙間や迂回ルートから敵本陣を突いて自走砲を叩いたりと軽戦車的な運用をする事も出来る。
    例え砲が通用しない敵ばかりでも前線や側面から視界を確保したり、味方の脇を固めたりと出来る事が多い事を思い出せばこの車両を持て余す事は無くなるだろう。
    元が重戦車なだけあって、装甲が強い代わりに同格中戦車平均よりはわずかだが視認範囲が狭いという、中戦車でありながら重戦車寄りの性能であることを加味して、重戦車向きの戦術も考慮すると良いだろう。
     

史実

詳細

kv13_comp.jpg

is2_81.jpg

1940年に実戦配備が始まったKV-1重戦車は圧倒的な装甲防御力を有しており、特に防衛戦闘においては少数でもしばしば活躍した。その一方で機動性と機械的信頼性に問題があり、T-34との比較で「必要なときに必要な場所にいない」という批判を受けることも多かった。
このようなKVに対する批判を受け、SKB-2(KV戦車の設計開発チーム)が開発したのがKV-1S重戦車である。KV-1SはT-34に追従できる機動性と機械的信頼性を有していたが、KV重戦車の性能の要である装甲を削ったためにかえってその存在価値があいまいになってしまった。SKB-2もKV-1Sに満足していたわけではなく、KV-1Sの量産準備中だった1942年春にはすでに「中戦車の機動性と重戦車の装甲防御力を併せ持つ汎用戦車」の開発を開始していた。これによって開発されたのがKV-13試作戦車である。

 

KV-13は軽量化と十分な装甲防御力を両立させることを設計の主題としており、溶接部品を多用して可能なかぎり小さな車体と無駄のない車内空間の利用を追及していた。このため乗員は3名(操縦手・砲手・車長。装填手は車長が兼ねる)に切り詰められた。装甲厚は車体前面100~120mm、砲塔最厚部85mmで、武装はKV-1と同じ76.2mm砲ZiS-5であった。重量は31.7tとKV-1の3分の2程度にまで抑えられた。
KV-13の開発はわずか数ヶ月で行なわれ、1942年5月には試作車両の試験が始まった。ところが、足回りのトラブルが頻発し、速度性能こそT-34に匹敵することが確かめられたものの、実戦投入が可能なレベルにするには多くの改良が必要であることが判明した。さらに主任設計士ツェイツの病死などによって開発が鈍化し、軍もKV-13には興味を示さなくなった。
そのような中で、KV批判が重戦車不要論(すなわちSKB-2の存在意義の否定)にまで発展し始めたため、SKB-2の責任者であるコーチン技師は「赤軍最強の戦車を作り出し、その戦車に同志ヨシフ・スターリンの名を冠する」という宣言を行なった。(当人が直接言ったわけではなく、SKB-2に付属する工場の代表委員会による採択という形だった。)
こうして、KV-13の開発はそのまま新型戦車ISの開発へとシフトすることになった。ISの最初の試作車両はKV-13をベースにKV-1Sの足回り部品を組み込み、砲塔などの改設計などを行なったもので、1942年12月に完成している。しかし、ドイツ軍の新型重戦車ティーガーへ対抗するために武装の強化が急務となり、汎用戦車という当初のコンセプトは破棄され、重戦車として発展していくことになる。

 

参考文献
『大祖国戦争のソ連戦車』古是三春著、ストライクアンドタクティカルマガジン2011年1月号別冊

情報提供

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