Tier4 イギリス 中戦車(課金戦車)(略称:Sentinel / 読み方:オーストラリアン・クルーザー1 センチネル )
※ちなみに車体正面に付いている妙な形の物体は、7.7 mm機関銃のカバーである。
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 570 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 65/45/45 |
最高速度(前/後)(km/h) | 60.4/20 |
重量(t) | 27.94 |
実用出力重量比(hp/t) | 11.81 |
本体価格 | 1,200G相当 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 不可 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
QF 2-pdr Mk. X-A | 28.99 | AP APCR HE | 88 121 23 | 45 45 76 | 1,304 | 0.37 | 2.7 | 792 990 792 | 195 | 30 1,200 15 | 130 | -10°/+20° |
---|
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視認範囲(m) | 重量(kg) |
AC 1 Sentinel | 65/65/65 | 44 | 350 | 4,000 |
---|
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Cadillac "75" x3 | 330 | 20 | 1,000 |
---|
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
AC 1 Sentinel | 31 | 40 | 5,000 |
---|
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
WS No. 19 Mk. II (Aust.) | 450 | 40 |
---|
乗員
1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Radio Operator | 5 | Loader |
---|
拡張パーツ
Class3 | × | × | × | × | Class3 | ||||||
× | × | × | Class3 | × |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 13.74% | 4.12% |
移動時 | 10.26% | 3.08% |
車両に関する変更履歴
v0.9.14 | 新規実装 |
v1.9.0 | 総弾数を130発から195発に変更 修理費用を35%ダウン HPを370から570に変更 |
v1.10.0 | 装填時間を2.3秒から2.07秒に変更 |
解説(v1.10.0)
- 概要
v0.9.14で追加されたTier4のイギリス課金中戦車。
オーストラリア陸軍*1に量産配備されていた巡航戦車である。
マッチング優遇はなく、Tier6戦車ともマッチングする。
実際には英国版アヒルである。
- 火力
俯仰角はどちらも十分なので地形を活かして戦いたい。- QF 2-pdr Mk. X-A
英国おなじみの2ポンド砲で、単発火力が低い代わりに連射力が高い。とは言え同格MTで最低の単発火力と言う事もあり、DPMはv1.10.0でバフされてもなお低い。
貫通力はTier相応を確保できているが、大きな問題点は照準時間が非常に遅く連射速度に収束が追いつかない点にある。
これにより、距離が離れた状態での連射は命中率が著しく落ち、収束を待っているとただでさえ低いDPMが更に大きく低下するというチグハグな性能で扱いづらい。
拡張パーツは、改良型射撃装置を付けると良いだろう。
- QF 2-pdr Mk. X-A
- 装甲
前面はほぼ満遍なく65mm相当とTier4MTにしてはやや厚い装甲を持ち防御姿勢を取れば格下や同格の攻撃は防ぐことができる。
車体上部は傾斜がかかっているが、傾斜部分は装甲厚が薄くなっているので、場所によって防御力はそれほど変わったりはしない。
言うまでも無く格上の攻撃を防ぐのは難しい為、マッチング相手を見て前に出ても大丈夫か判断しよう。
車体前面の突起した部分はキッチリ65mmあるため特に弱点ではない。
側面は45mmでこちらもやや厚め、流石にMatildaほどの大胆な角度は取る事はできないが30度ほどの昼飯ならAPに対して80mm程度は確保できる。
- 機動性
前述の通りAMX 40と同様、エンジン出力が足りず最高速度は飾り。
下り坂では最高速度を発揮することが出来るが、平坦路では半分の30km/h前後がやっとである。
Matildaより機動力はあるが英国のTier相応と割りきったほうが無難である。
- 総論
MatildaやフランスのAMX 40から、装甲を若干削った代わりに機動性を若干向上させた車両といえる。
火力の面では単発火力もDPMも貫通力もないという、前述の2両の悪いところを総取りしたような性能となっており、運用には苦労するかもしれない。
課金戦車の利点であるクレジット稼ぎ能力を活用し、課金弾などを積極的に使用していこう。
俯角や視認範囲は優秀であることから、視界を強化し味方と連携して丁寧に運用するしかないだろう。
史実
1940年11月、試作案であるAC Iは、オードナンスQF2ポンド砲を装備したデザインに始まった。
初めに意図した設計は、正統派の巡航戦車を目指したものであった。オーストラリア軍の巡航戦車は、カナダ軍のラム巡航戦車のように、アメリカ軍のM3中戦車のエンジン、変速機、下部車体、砲塔を基礎に用いた。さらにイギリス軍のクルセーダー巡航戦車の設計に沿い、一体構造で作られた上部車体と砲塔を組み合わせた。1942年までには、ドイツ軍の戦車に対抗できるよう、設計仕様がよりアメリカ軍の中戦車に近くなった。
オーストラリア軍の巡航戦車MK.I Australian Cruiser Tank Mark.I (AC I) は1942年の2月にセンチネルと名付けられた。
1942年8月、シドニー近郊のチュローラ戦車製造会社 (Chullora Tank Assembly Shops) で量産が開始された。これらの建物は試験場としても使用された。他の戦車の設計から取り入れられる個所には、既存の部品を用いた。また、当時のオーストラリアが持っていた機械加工能力に適合させるため、必要な場合には部品を単純化した。車体と砲塔は一体成型の鋳造であった。この時代、その技術はほかの戦車には用いられていなかった。
オリジナルの車両はオードナンス QF 2ポンド砲を備え、後にオードナンス QF 6ポンド砲(口径57mm)に換装された。しかしながらこれらのどれも利用できず、初期の65輌は2ポンド砲を装備した。2挺のヴィッカース機関銃は副兵装として装備された。1挺は車体に、2挺目は主砲と同軸に装備された。28t の戦車の適当な動力源として、プラット・アンド・ホイットニー R-1340単列星型ガソリンエンジン、またはギバーソン (Guiberson) 星型ディーゼルエンジンがあったが、オーストラリアではこれらを使用することはできなかった。そこでセンチネルは、3基のキャデラックV8エンジンを動力とした。
これはペリエ-キャデラックと呼ばれ、排気量17.1L、24気筒のエンジンを構成した。ガソリン自動車用のキャデラック 346 in³(5.7L)V型8気筒エンジンをクローバーの葉に似た形で配置し、3基のエンジンはギアを介して共通のクランクケースに納められた。このエンジンのいくつかの箇所は、アメリカのM3中戦車とM4中戦車の発展型で使われる、後のクライスラーA57マルチバンクエンジンと非常に類似していた。
センチネルは1943年6月までに65輌の生産が完了した。
※wikipediaより抜粋、画像はWikipediaのものを縮小して掲載
情報提供
愚痴や日記など生産性のない話題は外部総合掲示板をご利用ください。
マスター(M)バッジ報告は専用スレができましたのでそちらへお願いします
使用感や装備など、アーカイブ、スペック、解説に表記されています。
※実装または車両性能変更アップデートから3か月以上経過した車両であるため、管理人の提案に基づき新規コメント欄を非表示にします。本車両について語りたい方は外部掲示板を利用してください。