Tier6 フランス 中戦車 (課金戦車) / 略称:Bret. Panther / 日本語表記:ブルターニュ・パンター
模型でお馴染みの三色迷彩が施されたPanther Ausf. Aである(塗装は変更不可)。
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 940 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 80/40/40 |
最高速度(前/後)(km/h) | 55/20 |
重量(t) | 45.5 |
実用出力重量比(hp/t) | 15.38 |
本体価格(Cr) | 3,200G相当 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 可 |
ロール | 万能型中戦車 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
7,5 cm Kw.K. 42 L/70 | 14.29 | AP APCR HE | 150 194 38 | 135 135 175 | 1,929 | 0.35 | 2.3 | 925 1,156 925 | 79 | 109 2,800 98 | 955 | -8°/+18° |
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砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
Bretagne Panther | 100/45/45 | 30 | 370 | 7,760 |
---|
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Maybach HL 230 TRM P30 B | 700 | 20 | 1,400 |
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履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
Bretagne Panther | 48 | 30 | 15,000 |
---|
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
FuG 7 | 710 | 70 |
---|
乗員
1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Radio Operator | 5 | Loader |
---|
拡張パーツ
Class2 | Class2 | × | Class2 | Class2 | Class2 | ||||||
× | × | Class2 | Class2 | Medium |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 11.78% | 2.76% |
移動時 | 9.56% | 2.24% |
※塗装済の値
車両に関する変更履歴
v1.5.1.1 | 新規実装 |
v1.9.0 | 修理費用を11%ダウン HPを840から940に変更 |
解説(v1.5.1.1)
- 概要
v1.5.1.1で追加されたTier6のフランス課金中戦車。
大戦後期、西部戦線でフランス軍に鹵獲されたPanther Ausf. Aである。
- 火力
- 7,5 cm Kw.K. 42 L/70
Pantherの史実砲。
総弾数以外のスペックはVK 30.02 (M)やPudelと同じである。
- 7,5 cm Kw.K. 42 L/70
- 装甲
車体装甲はPanther系列では一番薄く、Pudel及びPantherには正面上部が5mmと側面上部が10mm、VK 30.02 (M)にも正面上部が5mm劣っている。天板はPudelと同じで車体前部、後部および砲塔のすべてが16mm。
しかしTier6中戦車全体から見れば十分で、車体正面の広範囲を覆う80mm装甲や砲塔の大部分が110mm超の防御力を保証してくれる上、少し傾ければTier5中戦車までのAP程度は高確率で弾く事ができる。正面下部も貫通100mmまでは耐える他、範囲が狭く狙われにくい。
HPもトップクラスで、体力を維持しつつ強引に突破できるタフネスを備えている。
- 機動性
基本的にVK 30.02 (M)やPudelと変わらないが、両者に比べやや重いため出力重量比が低い。
- その他
- 隠蔽性
Panther系列ゆえに劣悪であり、迷彩塗装分を除けばTier6中戦車の中で最下位となっている。 - 乗員
5人5役となっているが、他のフランス中戦車に同じ構成の車輌はないため、乗員の育成にはあまり向いていない。
- 隠蔽性
史実
この型のPantherは1943年8月から1944年6月にかけて生産されました。このA型では新型の砲塔とボールマウント式銃架が採用され、視察装置も近代化が図られました。この型の生産数は合計2,300両でした。1944年には連合軍がノルマンディーに上陸した後に一部の車輌がフランス軍に鹵獲され、対独戦闘に使用されました。(ゲーム内解説より)
Bretagne Panther(ブルターニュ・パンター)は、第二次世界大戦後期にノルマンディーの戦場跡地でフランス軍に回収されたPantherの一つである。
1944年8月、ロワール・アトランティック地方(フランス西部)のシャトーブリアン市がアメリカ軍によって解放されたのを機に、FFI*1というレジスタンス組織で活動していた予備役のギー・ベスニエ(Guy Besnier)騎兵中尉(1939年にベルサイユの戦車学校を卒業)は新たに第一機動偵察部隊を創設した。
彼の部隊はフランス西部のサン=ミッシェル=シェフ=シェフの(終戦時まで徹底抗戦していた)ドイツ軍との戦いにおいて、2輌のPanhard 178と迫撃砲で奮戦し、フランス軍の撤退を支援した。この功績が認められて隊長のベスニエは大尉へ昇進した。
ベスニエの偵察部隊は規模が拡大され、続々と義勇兵たちが参戦した事で183名の大所帯となった。その中で集まった新兵たちから、ノルマンディーの戦場跡地には数多くの使用できるドイツ戦車が残存しているという情報が寄せられ、ベスニエ大尉はこれに興味を抱いて上層部へドイツ戦車の回収許可を求めた。
やがてベスニエの部隊はノルマンディーに到着すると15輌以上の再利用できるドイツ戦車を回収した。ただし、搭乗員の遺体が残留している車輌もあったので、作業は困難を極めたという。
最終的にベスニエの部隊はTiger Iを1輌、Pantherを2輌(A型・G型)、Pz. Kpfw. IVを11輌、Jg.Pz. IVを1輌、StuG IIIを2輌、(他にも資料によってはMarderが1輌いたともされる)それぞれ回収に成功した。
1945年3月にはベスニエの偵察部隊は機械化戦車部隊へと改められ、ロワール・アトランティック地方のマシュクルの駐屯地へ赴き、次世代の戦車兵の育成を担当したと言われている。
その間、回収された戦車たちには青白赤のエンブレムやロレーヌ十字が描かれたほか、Panther Ausf. Aにはブルターニュ(Bretagne)、Ausf. Gにはドーフィネ(Dauphiné)といったフランスの地方名が付けられた。
その後、これらのPantherはドイツへ送られたが、1ヵ月ほどで終戦となった為、ブルターニュはフランス軍に所属してから一度も実戦を経験する事はなかった。
ちなみに、ゲーム内では同じ鹵獲版PantherであるPudelと異なり、車輌名+Pantherという名称になっているが、おそらくこれは同じ鹵獲戦車のTiger IがBretagne(ブルターニュ)と名付けられていた事が原因と思われる。このTiger IはのちにColmar(コルマール)へ改名されている。
公式解説(フランス語版):L'odyssée du Panther « Bretagne »(英語版):The Odyssey of the "Bretagne" Panther
公式動画:The Bretagne Panther:An Origin Story
参考
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