Pudel

Last-modified: 2020-06-02 (火) 09:48:43

Tier 6 ポーランド 中戦車課金戦車) / 日本語表記:プーデル

Pudel-min.PNG
ツィンメリットコーティング*1が施されたPanther Ausf. G*2である。
このコーティングは初期状態から塗布された迷彩として扱われており、隠蔽が向上している。

解説

車体正面には大きなポーランドの国籍マークに加え、ポーランド国内軍(Armia Krajowa / アルミア・クラヨーヴァ)を示す「Polska Walcząca(ポルスカ・ヴァルツォンツァ)*3を図案化したマークも描かれている。
鹵獲時の武装解除が反映されているためか、キューポラの銃架とMG34は撤去されている。
他にも、キューポラの後方にイギリス軍から補給物資として空中投下されたPIATが装備されていたり、車体右後方にはポーランド国内軍が独自開発したブウィスカヴィツァ(Błyskawica)短機関銃が引っ掛けられていたり等、史実に則した装備品が取り付けられている。

スペック(v1.9.0)

車体

耐久値940
車体装甲厚(mm)85/50/40
最高速度(前/後)(km/h)55/20
初期重量(t)44.235
実用出力重量比(hp/t)15.82
本体価格3,650G
修理費(Cr)
超信地旋回
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
7,5 cm Kw.K. 42 L/7014.29AP
APCR
HE
150
194
38
135
135
175
1,9290.352.381109
2,800
98
955-8°/+18°
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
Pz.Kpfw. V Ausf. G100/45/45303707,760
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Maybach HL 230 TRM P30700201,400
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
Pz.Kpfw. V Ausf. G483015,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
FuG 771070
 

乗員

1Commander2Gunner3Driver4Radio Operator5Loader
 

拡張パーツ

Vertical Stabilizer×Improved VentilationClass2"Cyclone" Filter×Fill Tanks with CO2RammerMedium Tank
Spall LinerMedium"Wet" Ammo RackClass1Additional Grousers×Enhanced SuspensionTorsion Bars 5+ t Class
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時12.23%2.86%
移動時9.9%2.32%

※塗装済の値

 

車両に関する変更履歴

クリックで表示

v0.9.19.1新規実装
v1.0.1隠蔽性を修正
v1.9.0修理費用を11%ダウン
HPを840から940に変更

解説

  • 概要
    v0.9.19.1で追加されたTier6のポーランド課金中戦車
    1944年8月のワルシャワ蜂起で鹵獲されたドイツのPz.Kpfw. V Panther*4である。
    本ゲーム初のポーランド戦車であり、通常ツリーに先駆けて先行実装された。
    Pudel Loaded以上*5のパッケージにはナチュラルスキルとして戦友を習得済の搭乗員とのセットで販売される。
     
  • 火力
    俯角は-8°とそこそこ優秀であり、ハルダウンを活用していきたい。
    • 7,5 cm Kw.K. 42 L/70
      Pantherの史実砲。
      通常弾のAPは貫通力150mm、課金弾のAPCRは貫通力194mmとTier6中戦車相応である。
      同格・格上の重装甲車両には弱点狙撃や課金弾を用いたり、側背面への回り込みを駆使して貫通力を補っていこう。
      なお、VK 30.02 (M)の7,5 cm Kw.K. 42 L/70とは基本性能は同一だが、総弾数はこちらが僅かに多い。
       
  • 装甲
    • 砲塔
      防盾外縁部の二重部分は十分な防御力を発揮する。
      しかし、主砲横の開口部がVK 30.02 (M)よりも広く、その装甲厚は110~120mm程度しかないので安心できない。
      Pantherの初期砲塔と同じである為、VK 30.02 (M)よりもキューポラの投影面積が若干小さくなっている。
       
    • 車体
      VK 30.02 (M)よりも側面が強化されており、Pantherと同等。
      正面装甲は昼飯の角度を取る事により、同格以下の通常弾には一定の防御力を発揮する。
      側面上部は50mmと豚飯時の強制跳弾が狙いやすくなっており、VK 30.02 (M)のような側面後方底部の出っ張りが無いという長所もある。ただし履帯裏は40mmなので口径120mm超の砲には履帯ごと射貫される可能性が高い。Tier6では口径120mmを超える主砲を持つ車輌はそれほど多くは無いので、相手をよく見極めよう。
       
  • 機動性
    最高速度は55km/hと十分だが、本家同様に加速は鈍い。
    なお、VK 30.02 (M)と比べて重量が増加しており、出力重量比はやや劣化している。
     
  • その他
    視認範囲は370mとまずまずの性能だが、隠蔽はPanther系列ゆえに劣悪である。*6
    初めから迷彩が施されており、塗装の変更・削除はできない。
    また5人5役のオーソドックスな搭乗員構成だが、通常中戦車の25TP40TPでは専任の無線手が余ってしまうため、それを考慮した育成計画を考えていきたい。
     
  • 総論
    性能はVK 30.02 (M)と殆ど全ての点で同じであり、あちらを使いこなせていればこちらも楽に扱うことができるだろう。
     

史実

詳細

Polish_Panther_4.jpg
↑ Pudel/Magdaの実物とされる写真。白黒ながらポーランドの国籍マークが伺える。
Polish_Panther_3.jpg
↑ Pudel仕様に塗装されたレプリカ。

 

Pudel(プーデル)」とは、ワルシャワ蜂起ポーランド国内軍に鹵獲されたPz.Kpfw. V Pantherの一輌である。
「Pudel」は1944年8月3日に戦死した、ゾスカ大隊所属のタデウシュ・ティッチンスキ中尉(Tadeusz Tyczyński)の渾名*7から採られた名前であった。
それとは別に搭乗員たちは「Magda(マグダ)」という愛称を付けていたと言われている。

 

・ワルシャワ蜂起の勃発
1944年8月1~2日、ワルシャワ蜂起の勃発に伴い、ポーランド国内軍は3輌のPantherを撃破した。
その中でも損傷が少なかった2輌は鹵獲され、それぞれ「Pudel(プーデル)」と「Felek(フェレク)と名付けられた。なお、もう片方のPantherである「Felek」は、ティッチンスキ中尉の率いた小隊名が由来となっている。
装備の乏しいポーランド国内軍の貴重な戦力となったPudelらはワルシャワ市街戦を援護し、ゲンシェフカ強制収容所の解放を手助けした。
しかし、どれだけ国内軍が戦い続けても(ポーランド国内軍を支援する手筈だった)郊外に布陣するソ連軍は動かなかった。
Armia_Krajowa_history.jpgPolish_Panther_5.jpg
↑ ポーランド国内軍の紋章および側面から撮影されたPudel。

 

ソ連とポーランド
第二次世界大戦が開戦した際、ドイツと共にポーランドを分割占領したのは他ならぬソ連であり、加えてカティン(カチン)の森事件のような虐殺も起こしていた事から、ポーランド亡命政権にとってソ連は信用できない存在だった。
それでも亡命政権がドイツからポーランドを解放する為には連合国側のソ連の軍事力が必要不可欠であり、しぶしぶ協力を求めるしかなかったのである。
一方のソ連はポーランドに共産主義政権を樹立させる目的があり、ソ連に恨みのある資本主義側の亡命政権は邪魔な存在であった。
そこで先を見越したソ連は、名目上はポーランドを支援しつつ、亡命政権と繋がりのあるポーランド国内軍を敢えて見殺しにしたのである。
結局、ドイツとポーランドを殺し合わせる事に成功したソ連は、消耗したドイツ相手に漁夫の利を得る形でワルシャワを制圧する事になる。
Polish_Panther_1.jpg
↑ ワルシャワ市街とPudel。

 

・抵抗の象徴
そんな事を知らずに戦い続けていたポーランド国内軍およびPudelとFelekは、8月8日にPanzer IV Ausf.HJagdpanzer 38t(と思われる車両)と交戦し、軽微な損傷と搭乗員が負傷したものの、8月9日には修理されて戦線に復帰した。
ワルシャワの旧市街で戦闘を継続したが、8月10日にFelekがバッテリーの故障で放棄された。
Felekに搭載されていた弾薬はPudelに移されたが、8月11日にPudelも損傷してついに放棄された。
搭乗員たちは脱出したとされているが、その後どうなったかはほとんど知られていない。いずれにしても、悪名高いカミンスキー旅団第36SS擲弾兵師団(ディルレヴァンガー)といった戦犯部隊すら投入された地獄の激戦地ワルシャワで生き残れた可能性は低いだろう。
現在、このPudelはポーランドにおける「ナチスドイツに対する抵抗の象徴」として知られている。
Polish_Panther_2.jpg
↑ Pudelとされる写真。よく見ると女性兵士の姿もあり、ゲーム内の搭乗員で再現してみるのも良いだろう。

 

公式販促動画(ポーランド語版)
参考1 参考2 参考3

情報提供

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使用感や装備など、アーカイブスペック解説に表記されています。

アーカイブ1

※実装または車両性能変更アップデートから3か月以上経過した車両であるため、管理人の提案に基づき新規コメント欄を非表示にします。本車両について語りたい方は外部掲示板を利用してください。


*1 ツィメリットコーティングとも。ツィンマー社が開発した磁気吸着地雷対策のコーティングである。
*2 防盾のショットトラップが改善されていないG型の初期生産分
*3 「戦うポーランド」を意味するポーランド国内軍のシンボル。頭文字のP・Wと「Kotwica(コトヴィツァ)=錨」をモチーフにしている
*4 Tier7の本家ドイツ版からTierが1段階下がり、史実準拠の装備になっている
*5 Pudel Loaded、Pudel Ultimate、Pudel 登場
*6 迷彩塗装の加算分を差し引いた場合、隠蔽性はTier6中戦車の中で最低クラス
*7 ポーランド国内軍はレジスタンス組織だった事から、構成員たちはコードネームを用いていたようだ。