Pz.Kpfw. IV Ausf. H

Last-modified: 2020-10-24 (土) 12:25:35

Tier5 ドイツ 中戦車 / 略称: Pz. IV H / 日本語表記: IV号戦車H型

Neu_Pz.IV-H_Developing_L43.jpg
↑ Pz.Kpfw. IV Ausf. G + 7,5 cm Kw.K. 40 L/43
初期状態。車体はH型だが砲塔と主砲はG型のもの。

Neu_Pz.IV-H_Developed_L48.jpg
↑ Pz.Kpfw. IV Ausf. H + 7,5 cm Kw.K. 40 L/48
後期砲塔とL/48を装備した史実形態。有名なIV号戦車H型である。

Neu_Pz.IV-H_Developed_L28.jpg
↑ Pz.Kpfw. IV Ausf. H + 10,5 cm Kw.K. L/28
いわゆる10榴を搭載した状態。圧倒的な火力からこちらを主砲に選ぶプレイヤーは多い。
性能には関係ないが、キューポラに付けられていたMG34機関銃が撤去され銃架だけになっている。

 

v0.9.6まで

Pz.IV-H_Developing_L43.jpg
初期砲塔+7,5 cm Kw.K. 40 L/43

 

Pz.IV-H_Developed_L48.jpg
改良砲塔+7,5 cm Kw.K. 40 L/48
HD化以前は砲塔側面のシュルツェンの扉が開いていた。

 

Pz.IV-H_Developed_L28.jpg
改良砲塔+10,5 cm Kw.K. 42 L/28

 

スペック (v1.10.0)

車体

耐久値600⇒630
車体装甲厚(mm)80/30/20
最高速度(前/後)(km/h)40/18
重量(初期/最終)(t)24.52/25.68
実用出力重量比(hp/t)17.13
本体価格(Cr)373,000
修理費(Cr)
超信地旋回不可

※砲は10,5 cm Kw.K. L/28

 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
7,5 cm Kw.K. 40 L/4313.95
⇒15
AP
APCR
HE
103
139
38
110
110
175
1,535
⇒1,650
0.412.3740
925
740
13070
2,800
38
1,437-10°/+20°
7,5 cm Kw.K. 40 L/4813.95
⇒15
AP
APCR
HE
110
158
38
110
110
175
1,535
⇒1,650
0.392.3790
988
790
10570
2,800
38
1,520
10,5 cm Kw.K. L/287.5AP
HEAT
HE
64
104
53
350
350
410
2,6250.552.3470
376
470
70120
4,000
128
2,100
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
Pz.Kpfw. IV Ausf. G50/30/30443403,200
Pz.Kpfw. IV Ausf. H50/30/30443503,600
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Maybach HL 120 TR35020510
Maybach HL 120 TRM44020510
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
Pz.Kpfw. IV Ausf. G26307,800
Pz.Kpfw. IV Ausf. H28327,800
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
FuG 531050
FuG 741570
FuG 12710150
 

乗員

1Commander2Gunner3Driver4Radio Operator5Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class2装填棒Class2砲垂直安定装置×改良型旋回機構Class2改良型照準器Class2追加グローサーClass2
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造Class2改良型装甲材Class2内張り装甲Medium
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時14.93%3.12%
移動時11.17%2.33%
 

派生車両

派生元Pz.Kpfw. III Ausf. J(MT/12,800)
派生先VK 30.01 (P)(HT/26,235)
 

開発ツリー

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7,5 cm Kw.K. 40 L/43
(初期/25,000)
7,5 cm Kw.K. 40 L/48
(3,400/27,380)

VK 30.01 (P)
(26,235/920,000)
Pz.Kpfw. IV Ausf. G
(初期/8,500)
Pz.Kpfw. IV Ausf. H
(4,015/13,240)
10,5 cm Kw.K. L/28
(3,800/28,000)
FuG 5
(初期/630)
FuG 7
(1,360/8,160)
FuG 12
(7,200/43,200)
Maybach HL 120 TR
(初期/10,430)
Maybach HL 120 TRM
(1,500/19,900)
Pz.Kpfw. IV Ausf. G
(初期/4,510)
Pz.Kpfw. IV Ausf. H
(1,930/7,910)
 

車両に関する変更履歴

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v0.9.0Pz.Kpfw. IVの細分化により実装
サイドスカート(シュルツェン)を追加
Maybach HL 108 TR エンジン削除
修理費を3%減少
最高前進速度を48km/hから40km/hに変更
10,5 cm Kw.K. L/28の装弾数を42から59に増加、俯角を-7度から-5度に変更(側面)
7,5 cm Kw.K. 40 L/43の俯角を-8度から-7度に変更(側面)
7,5 cm Kw.K. 40 L/48の俯角を-8度から-6度に変更(側面)
5 cm Kw.K. 39 L/60 及び 7,5 cm Kw.K. 37 L/24を削除
初期砲塔時の視認範囲を330mから340mに変更、HPを420から440に変更
改良砲塔時のHPを460から480に変更
v0.9.7HDモデル化
v0.9.17.1全ての砲俯角を全周-10°に変更
v1.9.07,5 cm Kw.K. 40 L/43の総弾数を87発から130発に変更
7,5 cm Kw.K. 40 L/48の総弾数を87発から105発に変更
10,5 cm Kw.K. L/28の総弾数を59発から70発に変更
修理費用を24%ダウン
収益性を6%ダウン
Pz.Kpfw. IV Ausf. G砲塔時のHPを440から600に変更
Pz.Kpfw. IV Ausf. H砲塔時のHPを480から630に変更
派生元・派生先車輌を変更

解説

  • 概要
    v0.9.0でPz.Kpfw. IVの細分化により追加されたTier5のドイツ中戦車
    大戦後期にクルップ社等で量産された、IV号戦車の後期生産型である。
 
  • 火力
    以前はシュルツェンの干渉により側面に俯角制限があったが、現在は全周で俯角-10°取れるようになっている。
    車体の移動・旋回時の照準拡散は良好で行進間射撃が比較的やりやすくなっている。
    • 7,5 cm Kw.K. 40 L/43
      初期砲。D型から来た人は相当お世話になったであろう。
      初期砲ではあるが、課金弾の貫通力の伸びが今一つなところを除けば、Tier5中戦車として遜色ない性能である。
      なおD型に比べて照準時間が0.2秒短く、精度が0.01悪い。細かな点ではあるが注意しておこう。
       
    • 7,5 cm Kw.K. 40 L/48
      最終砲候補その1。初期砲から単発火力やDPMは変わらないが、貫通力と弾速が向上する。
      同格同郷の中戦車Pz. III/IVが同一性能の砲を装備でき、装甲と速度で勝る分あちらの方が有効に扱えるが、それでもTier5中戦車として幅広い状況で活用できるバランスの良さは利点であり、決して悪い選択肢では無い。
      格上の重装甲車両に対しては、APCRを用いても正面から貫通する事は難しい。側背面に回り込む、履帯を切るなど中戦車らしい臨機応変な戦術を心掛けよう。
      また、APの単発が75mm口径砲としてはやや低い分、相対的にHEのダメージの伸びが大きい。
      欲張りすぎて非貫通カスダメージになってしまっては元も子もないが、T-28Luchs、同格なら軽戦車AMX ELC bis、駆逐戦車T67Pz.Sfl. IVc等、貫通できる可能性の高い相手を覚えておけば、単発ダメージの低さを補う事ができる。
       
    • 10,5 cm Kw.K. L/28
      最終砲候補その2。改良砲塔専用。通称『10榴』。
      APではなくHEを基本弾種として使用する榴弾砲であり、発射速度や精度と引き換えに410という極めて強力なダメージを誇る。その威力は格下戦車の大半を一撃で瀕死に追いやり、格上も装甲やHPが脆弱なら甚大な被害を与えられる。モジュールや乗員に複数打撃を与える事も珍しくない。
      中戦車の機動力でこの火力を持ち運べる利点は大きく、M4A1 ShermanRenault G1等と並んで恐れられる本車の象徴的主砲。
      高い威力を持つ反面、精度が劣悪な上に弾速が遅く、弾道は極端な山なりの放物線を描く。慣れないうちは移動している敵への偏差射撃に苦労するだろう(詳しくは教習所)。
      また、HEは貫通しなくても何らかのダメージを与えることができるが、さすがに重戦車相手にはそう易々と大ダメージは与えられない。最大威力を狙うなら、機動力を活かして側背面や天板など「角度に関係なく、空間装甲のない、単純に装甲厚が薄い部分」を狙っていこう。
      なお、本車の10榴は同格他国のそれに比べ優れた発射速度を持つ。連射が可能な状況では高い火力を発揮できる他、リロード中に突撃されても反撃が間に合いやすい。
      一方で後述する砲塔装甲に不利があるため、同様の大口径榴弾を装備した同格のライバルとまともに撃ち合うとダメージ負けしやすい。
      さらにv1.9.0で周囲の耐久値が上がっているため、一撃で相手を仕留められないことやDPM勝負で不利となることが増えている。
      依然として強力な砲であることに変わりないが、適宜HEAT弾を使用したりHEでも極力薄い場所を狙うといった工夫も重要となっている。
       
      課金弾のHEATは平均貫通104mm・攻撃力350とスペック上は強力だが、弾種の性質からシュルツェンや履帯等の空間装甲に弱い。また、同格重戦車のKV-1KV-220-2O-I Exp.は装甲の大半が75mm以上あるため、多少角度をつけられたり貫通値で低乱数を引いたりするとよく弾かれる。
      本砲の精度では弱点狙撃も難しく、使い所の判断にはコツが要る。使いこなせれば有用だが、価格も高価なので、慣れない内は無理に使う必要は無いだろう。

      弾種について

      初心者がよく質問する「10,5cm砲がよく弾かれる」はAPを使っているのが主な原因。
      AP貫通力は僅か64mmしかなく、薄い装甲の相手もHEの方が安定する上に、運良くHEが貫通すればAP以上の大ダメージも期待できる。
      搭載弾種はHEメインであとは好みに応じてHEATを数発搭載で良く、APは不要と言ってもいい。
      ドイツ製の榴弾砲(10,5cm、7,5cm)は他国のそれと異なりAPを装填できるため、デフォルト設定ではAPを自動購入して戦闘開始時初弾からAPが装填されてしまう。砲弾の自動購入をする場合はAPを購入しないように設定を変更して、さらに弾の表示順並べ替えなどを行って初弾から自動的にHEかHEATを装填するように設定するほうが良いだろう。
      なお、HEATに関しては貫通力104mmであるが、照準時間や精度の問題から弱点狙撃には不向きで、例えばKV-1の装甲75mm部分に撃っても逸れて固い部分に当たる・履帯吸収となる・昼飯の角度を取られると簡単に弾かれるため、確実性を求める場面では適さない。
      HEATが真価を発揮する相手は、むしろ実装甲50~60mm程度の、やや薄めの中戦車程度の装甲の車両である。丁度105mmHEが非貫通になる程度の装甲を持つ敵に対してHEを撃つと非貫通で乱数が下に振れ、ダメージが100前後しか入らず、撃破しきれると思っても一発耐えられてしまうことがある。そのような危険を伴うときにこそHEATを貫通させれば250以上のダメージを叩き込むことが出来る。

 
  • 装甲
    IV号戦車ファン念願のシュルツェンを搭載。そのお陰でHEやHEATの直撃による一撃爆散の危険性はやや減少。しかし車体正面とキューポラ以外の装甲の薄さは相変わらずなので、撃たれない立ち回りは引き続き重要。
     
    • 砲塔
      v0.9.7より側面のシュルツェンの穴が無くなり、側面~後方全てを8mmで覆うようになった。
      しかし実装甲厚は全周ペラペラであり、格下の通常弾にもスパスパ抜かれてしまうほど脆い。
      砲塔正面装甲の50mmは同車の10榴(貫通53mm)が5割以上の確率で貫通してしまう事を意味しており、非貫通で押さえ込める可能性の高い他国の中戦車と比べ明確に劣っている。従って互いに砲塔だけ出しての撃ち合いになると不利になりやすい。
      射撃時以外には完全に隠し、それができない時は30度程度よそ見すると10榴の貫通を阻止しやすい。
      余談だがキューポラは投影面積が大きいものの、改良前・改良後ともに大部分が95mmでこのゲームとしては珍しく砲塔本体より厚い。本車両の最硬部である。
       
    • 車体
      上下の垂直部分はスペックどおりの80mmと中戦車としてはそれなり。
      中央の傾斜部分は一見よく弾きそうだが、わずか20mm厚しかないので跳弾は期待できない。
      また、トランスミッション(エンジンの一部扱い)が車体前部にある上にエンジンそのものの耐久値も低く、同Tier車輌の多くがもつ57mmや75mm砲が被弾すると一発で大破してしまう。
      予備履帯の判定はなく、単なる飾りである。
      側面装甲は30mmと薄いが、シュルツェンは厚さ5mmの空間装甲扱いとなっている。ゲームシステム上、AP/APCRには無力なものの、HE/HEATには一定の防御効果がある。

      側面を隠した昼飯時の前面装甲厚

      同格以下ならば、わざと見せた車体前面を撃たせて弾いてから撃ち返すという芸当も可能な程度の装甲厚にはなる。
      ただし、上面の20mm部分は戦車砲は跳弾できないことが多い。
      IV_01.PNG

      IV号H型を撃つ際の注意

      車体を傾けたIV号を撃つ際はシュルツェンのみを貫通し車体に当たらないケースが起こりえる。
      以下はその例。
      IV_02.PNG
      IV_03.PNG

       
  • 機動性
    最高速度は40km/hと中戦車としての展開力は平均やや下といった所。
    最終実用出力重量比は17.13(10,5cm砲搭載時)とまずまずだが、会敵する中戦車群の中では挙動が若干重い。大きな差ではないが、咄嗟の機動戦で遅れを取らないよう頭の片隅に入れておこう。
     
  • 開発
    初期履帯のままで、各最終モジュール、10,5cm砲、および軽量な拡張パーツなら3個搭載可能(3つ合計で320kgまで)。7,5cm砲であればすべての拡張パーツを搭載可。
     
  • その他
    隠蔽性は中戦車として高めだが、視認範囲はTier相応。
     
  • 総論
    中戦車としての性能はTier相応でバランスが良い。高い攻撃能力と扱いやすさを併せ持ち、Tier後半への通過点だけにするには惜しく、クレジット稼ぎにも使える良戦車である。
    敵に対して車体を傾けた状態を保ち、危うい砲塔と側背面は射撃時以外極力隠すことを徹底すれば、多少しぶとい戦い方ができる。
    しかし装甲の薄さは不安が残る。敵との正面戦闘は出来るだけ避け、地形・物陰・機動力を生かして迂回し相手の側背面をとるように心がけよう。
     

史実

IV号戦車H型は、IV号戦車の事実上の最終発展形である。
H型が登場する頃には既に本車を更新すべく新型主力戦車「V号戦車パンター」の生産が開始されており、IV号戦車はその役目を終えるはずであった。
しかし戦局が悪化する中、そのような余裕がドイツにあるはずもなく、結局H型は手っ取り早く量産できたので物量を確保するために量産された。なお、IV号戦車シリーズの中で最多生産型はH型を改良したJ型とされている。

G型からの主な変更点
・車体前面装甲の強化
・後期型から実装された対戦車銃対策のシュルツェンを標準装備
・変速機、履帯等足回りの改修

1942~43年にかけての時期、改良を重ねつつ主力戦車の務めを果たしてきたIII号戦車の性能はもはや限界に達し、支援戦車ではあるが設計に比較的余裕のあるIV号戦車にその地位を譲った。
次期主力戦車であるV号戦車パンターの生産は1943年1月から始められていたが、充分な数量が供給されるのはまだ先の予定であり、その時は終ぞ来なかった。

新しい編制では戦車連隊のうち第1大隊にパンター戦車、第2大隊にIV号戦車が配備されることになっていた(第3大隊が存在する場合は突撃砲装備)が、1943年7月の城塞作戦時点ではパンター戦車はごく一部に配属されただけで、長砲身(G,H)型のIV号戦車が主力であった。
なお、未だに一部短砲身のIV号戦車も使用されていたが、やがて姿を消していくことになる。

これ以降の機甲師団の編制を見ると、パンター戦車とIV号戦車が70両前後バランス良く配備された師団もあるにはあるが、これはいわば例外のエリート師団の話で、ほとんどの師団はなんとか定数を確保する為にIII号戦車を使っていたり、突撃砲を充当しているのが一般的であった。

・参考資料
http://combat1.sakura.ne.jp/4GOUH.htm

情報提供

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マスター(M)バッジ報告専用スレができましたのでそちらへお願いします
使用感や装備など、アーカイブスペック解説に表記されています。

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※実装または車両性能変更アップデートから3か月以上経過した車両であるため、管理人の提案に基づき新規コメント欄を非表示にします。本車両について語りたい方は外部掲示板を利用してください。