K-2

Tier8 ソ連 重戦車 (課金戦車)

スペック(v1.19.1)

車体

武装

砲塔

エンジン

履帯

無線機

乗員

拡張パーツ

	Class1		Class1		Class1		Class1		Class1		Class1
	×		×		Class1		Class1		Heavy

隠蔽性

車両に関する変更履歴

解説(v1.19.1)

• 概要
  v1.19.1で追加されたTier8のソ連重戦車。
  IS-4の試作車輌。
  [タンクガイド] K-2 - World of Tanks
   

• 火力
  装甲と引き換えに火力はかなり低く抑えられている。
  俯角も-6°と悪い。後方では-2°の俯角制限がかかる。
  • 122 mm D-25T-N
    単発威力は高めであるが装填時間が異様に長く、DPMはT34・Löweを下回り同格重戦車の中で最低レベル。
    精度、照準時間、拡散と砲性能全般が悪く近距離戦以外の選択肢がない。
    通常弾のAP弾は貫通力が低く同各重戦車が貫通力220mm前後ある中で後れを取る。弾速も遅く何故かHEAT弾である課金弾にすら負けている。
    課金弾のHEAT弾を多用することになるが、空間装甲や傾斜には弱い点には注意が必要。
    加えて弾薬費が高めに設定されており、クレジット稼ぎの性能は低いと言える。
     

• 装甲
  装甲はIS-4の試作だけあって全周にわたって厚く、かなりの信頼性があるが弱点も存在する。
  弾薬庫耐久力がソ連車輌の中でも一段と低く、装填手スキルの弾薬庫保護を取得しても口径150mmを超える砲に一撃で破壊される。
  車輌の耐久力は1,650と高め。
  画像による解説

  画像による解説
  
  tanksggより
  車体を35°ほど傾けた状態で口径122mm貫通力225mmのAP弾から見た装甲配置。大きく傾けても車体正面上部や側面は防御力を発揮するが、キューポラや砲塔の天板、正面と側面のつなぎ目、車体下部といった部分に弱点があることが分かる。

  • 砲塔
    避弾経始に優れた形状で基本的には傾斜込300mm超の部分が多く強固。防盾向かって左側と下側の垂直部分は250mm程度、向かって右側は空間装甲があるため300mm程度の防御力となる。左右は傾斜で稼いでいるため大きくよそ見をすると防御力が低下するので注意。

    しかし、IS-3やバフ前のIS-4を思わせるおでこの弱点が存在し、装甲厚30mmの天蓋が見えておりこの部分はあっさり貫通される。
    キューポラは小さいがそれを載せている台座部分が突き出ており装甲厚も薄いため、おでこと合わせて目立つ弱点となっている。
    俯角を取れば天板やキューポラの一部を隠すことが出来るため軽く障害物に乗り上げる形で敵と対峙したいが、自身の俯角が少ないことや砲塔基部の傾斜が減って250mm程度の防御力になる点には注意。
    砲塔側面と背面は一律160mmと厚い。天板は大部分が30mm。

  • 車体
    車体正面上部は対APで260mm程度あり同格重戦車の課金弾までならば弾いてくれる。上部のドライバーハッチ部分は装甲厚55mmであるが傾斜がきついため跳弾し易く、対HEAT弾でも280mm程度の防御力を発揮する。左右の傾斜部分も装甲厚が160mmあり、正面からならば対AP弾で340mm程度の防御力がありまず貫通はされない。
    車体正面下部は装甲厚135mmであり傾斜も緩いため正面からでは190mm程の防御力しかない広い弱点。

    車体側面上部は装甲厚が160mmあり傾斜している上に空間装甲まであるため、真横からでも240mm程度の防御力を発揮し非常に強固。ただし上端部分は傾斜がゆるく空間装甲もないので注意。車体側面下部は垂直装甲だが装甲厚が150mmありこちらもかなりの防御力を発揮する。履帯などを加味すると車体側面は車体正面下部よりも防御力があるため、正面よりも側面を見せている時の方が防御力が高いという珍しい車輌と言える。
    楔形に近い形状であるため角度をつけると正面上部の傾斜が減り防御力は低下するが、30°程度傾けていても対AP弾で260mmの防御力を持つため弱点とはならず、優秀な側面装甲と合わせて豚飯の姿勢が強力。
    車体正面と側面のつなぎ目に傾斜のゆるい160mm部分があり斜めから見ると220mm程度の防御力であるが、範囲が非常に狭く此処が見える場合は砲塔の弱点も見えるため狙われることは少ない。

    車体背面も120mmと厚くHE弾は勿論、角度がついていれば通常弾なども防いでしまう。車体後方に突き出た部分の天板は装甲厚40mmで傾斜しているため跳弾の角度だが、口径120mmを超えるの砲弾にはあっさり貫通される。
    車体天板は大部分が25.4mm。

     

• 機動性
  攻撃的重戦車相応に鈍足でKV-4などと大差ない*1。
  出力重量比は至って普通だが、装甲の割に車重は55tと平均的でありエンジン出力自体はそこまで高くない。このため体当たりで思ったほどダメージが出なかったり、重戦車と密着した時に押し負けるということがある。
   

• 偵察性
  視界が340mと非常に狭く自走砲と装輪車輌を除けばTier8最下位である。幸い近距離戦闘が多いため不便することは少ないが、マップや相手によっては一方視認されることもままある。
  隠蔽率は重戦車の中では優秀。
   

• 総論
  強力な装甲と引き換えに他の全てを犠牲にしたような課金車輌である。
  特に車体装甲はtier10重戦車にも引けを取らない性能であり、砲塔正面も十分な防御力を発揮する。砲塔上部の弱点は広く格下にも貫通されうるが、障害物に乗り上げるなどして隠せるのは不幸中の幸いと言えるだろう。
   
  一方で火力に関してはかなり厳しく、単発火力以外は平均未満の性能である。取り回しの悪さは距離を詰めることで補えるが、敵に近づきすぎると装甲の弱点部分を狙われやすくなるため非常に悩ましい。特にハルダウン戦などは俯角の不足に加え敵のほうが先に照準を置いてくるため不利になりやすい。機動力は鈍重であり足回りで火力を補うということもできない。
  ヘルスの高さも他車両に大きな差をつけるようなものではなく、削り合いになればDPMの低さから不利になりやすい。搭乗員スキルでは補い切れない弾薬庫の耐久力の低さも地味に痛く、諸性能に問題のある本車両にとって拡張パーツスロットを改良型モジュール構造に使う判断も難しい。弾薬庫に関しては搭乗員スキルに加えディレクティブを使用するか、試作拡張パーツの生存性強化システムを採用するなどして対応したい。
   
  上述の通り装甲以外の性能を置いてきたような特性であるが、格上とマッチングしやすく同格にも強力な車輌が多いTier8環境においてはその装甲も抜きん出たものとは言い難い。
  優秀な車体側面装甲を活かし、砲性能などの低さを補う立ち回りを要求される本車両は悪い意味での上級者向け車輌と言えるだろう。
   
  公式の紹介記事からの引用

  公式の紹介記事からの引用

  まだ始めたばかりで高Tierで戦う自信がない？重戦車はどうしても苦手で乗りこなせる気がしない？そんな方にこそお試しいただきたいのが、新登場の「K-2」だ。砲塔の装甲厚は250 mm、車体上部は160 mm。一見重戦車にしては薄いかもしれないが、戦車は数字だけでは語れない。真正面を向くだけで並みの同Tier車輌では貫通できない装甲配置となっている。多少のミスなら許してくれる抜群の防御性能を誇り、《昼飯》や《豚飯》の角度が分からない初心者プレイヤーも安心して使える車輌だ。

史実

情報提供

愚痴や日記など生産性のない話題は外部総合掲示板をご利用ください。
マスター(M)バッジ報告は専用スレができましたのでそちらへお願いします
使用感や装備など、アーカイブ、スペック、解説に表記されています。
↓アーカイブに重複内容が無いか確認し、考えてから書き込みをしましょう。
アーカイブ１
コメントの際、当該wikiのモラルを尊重した行動をお願いします。