IS-4

Last-modified: 2025-11-05 (水) 20:29:45

Tier10 ソ連 重戦車(読み方 イーエース・チトゥイーリ)

IS-4_1-min.PNG
↑ IS-4M + 122 mm M62-T2
車体正面下部の予備履帯は増加装甲として機能する。

 
3Dスタイル「イモリ」

IS-4.jpg

HD化以前

IS4.png
↑v0.7.5までのIS-4
shot_020.jpg
↑v0.7.6以降のIS-4

スペック (v2.0.0)

車体

耐久値2,500
車体装甲厚(mm)155/160/100
最高速度(前/後)(km/h)43/14
重量(t)60.83
実用出力重量比(hp/t)13.97
本体価格(Cr)6,100,000
修理費(Cr)約30,000
超信地旋回不可
ロール攻撃的重戦車
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
122 mm M62-T25.22AP
HEAT
HE
258
340
68
440
440
530
2,2960.422.5940
920
940
401,065
5,200
630
3,397-6°/+16°
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
IS-4M250/200/1702540014,200
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
V-12850151,024
 

履帯

名称旋回速度(°/s)重量(kg)
IS-4M3011,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
10RK-26720160
 

乗員

1Commander(Radio Operator)2Gunner3Driver4Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class1装填棒Class1砲垂直安定装置Class1改良型旋回機構Class1改良型照準器Class1追加グローサーClass1
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造Class1改良型装甲材Class1内張り装甲Heavy
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時6.67%1.2%
移動時3.36%0.61%
 

派生車両

派生元ST-I(HT/189,000)
派生先なし
 

開発ツリー

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122 mm M62-T2
(初期/335,000)
IS-4M
(初期/61,100)
10RK-26
(初期/51,600)
V-12
(初期/128,000)
IS-4M
(初期/61,350)
 

車両に関する変更履歴

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v0.7.3車輌Tierを9から10に変更
v0.9.7HDモデル化
v1.10.0122 mm D-25T(砲弾タイプ: AP、APCR、HE; 貫通力: 175/217/61mm)を122 mm D-25TSに換装:
-砲弾タイプ: APCR、HEAT、HE
-貫通力: 217/270/61mm
-着弾分布: 0.44m
移動/車体旋回に伴う照準拡散を28%減少
砲塔旋回時の照準拡散を25%減少
122 mm M62-T2の着弾分布を0.38mから0.42mに変更
122 mm M62-T2の装填時間を12秒から11.5秒に変更
122 mm M62-T2の照準時間を2.9秒から2.5秒に変更
車体旋回速度を26度/秒から30度/秒に変更
砲塔旋回速度を22度/秒から25度/秒に変更
車体と砲塔(上部)の装甲を強化
(車体正面装甲厚を140mmから155mmに変更)
v2.0.0エンジン V-12 出力 750→850hp
主砲 122 mm D-25TSを削除
主砲 122 mm M62-T2 装弾数 30→40

解説(v1.29.1以前)

  • 概要
    Tier10のソ連重戦車
    戦後、IS-2の大型化および重装甲化を目的として開発・量産された重戦車である。
     
    ISの名を冠するが、性能面ではむしろKV-1との共通点が多く、WoTではIS系重戦車としては見なされないことが多い。
     
  • 火力
    俯角は-6°とST-Iから悪化しており、使える地形が限られてしまっている。
    • 122 mm M62-T2
      前身から引き継ぐT-10の史実砲。
      照準時間はST-Iから強化されているが、発射速度や精度は口径の割に悪く、同格重戦車と比べると見劣りしてしまう。
      長らく弱点であった照準拡散に関してはv1.10.0にてかなり改善され、平均的な性能となった。
      貫通力はAPで258mm、HEATで貫通力340mmと良好な数値であるので、弱点を抜く事自体は容易。
      ST-Iとの比較表
      ST-IIS-4
      発射速度(RPM)4.725.22
      (SPR)12.711.5
      AP弾DPM2,0792,296
      照準時間(秒)3.42.5
      総弾数(発)4030
      俯角(度)-8-6
      砲塔旋回速度(度/秒)1825
       
  • 装甲
    装甲厚はST-Iから順当に強化されている。砲塔が小さくなったことで被弾面積も減少している。
    特に側面装甲は同格重戦車に比して厚いので、これを生かしていこう。
    KVシリーズとはかけ離れた避弾経始に優れる形状を持ち、生半可な砲撃は通用しない。
    • 砲塔
      砲塔正面は最大装甲厚275mmを誇り、通常弾に対してはほぼ無敵である。比較的傾斜の緩い防盾横やターレットリングも280mm以上の防御力を持つ。
      長らく弱点であった傾斜天板装甲はv1.10.0にて30mm→52mmに増厚されたため、平地では口径156mm超のAP弾以外は弾くことが出来るようになった。
      140mm厚のキューポラは非常に小さく、垂直部に当たれば貫通するとはいえ少しでも狙いが逸れれば弾かれてしまう。
       
      砲塔側面、背面装甲の分厚さもIS-4の特徴。前半分は230mm、後ろ半分も200mmと余裕があり、Mausの砲塔側面と互角の防御力を誇る。背面に至っても170mm+傾斜と、貫通200mm未満の攻撃をほぼ無効化するほどの装甲を持つ。
       
    • 車体
      車体正面上部とドライバーハッチはいずれも300mm相当(APの標準化と撃ち下ろしを加味すると260mm程度)とTier相応の防御力を発揮する。
      下部は広範囲に予備履帯の増厚判定があり傾斜込みで240mm程度、予備履帯のない部分は210mm程度。
      車体側面装甲は満遍なく160mm厚。前述のように非常に優秀な傾斜を有しているため、スペック上の数値からは想像も出来ないほどの防弾能力を発揮する。適切な角度の昼飯を行えば、障害物がなくても重戦車の通常弾をシャットアウト可能な防御力を得る。
      しかし履帯の上に張り出した車体の面は40mmしかないので、自走砲による至近弾には弱い。榴弾を撃たれ始めたらおとなしく身を隠そう。
       
      ちなみに、逆向きの豚飯、所謂”逆豚”の構えをした場合、車体側面がAPで300mm~相当とほぼ貫通不可能な状態になり、前述の石頭もあり恐るべき要塞と化す。しかし、逆豚は味方の邪魔になることも多く、かなり状況を選ぶため、状況を考えて使用しよう。またTier10駆逐戦車の高貫通力弾、特にAPとAPCRには流石に貫通されてしまうので角度をキツくするなど工夫をこらそう。
      逆豚時の装甲(v1.9.1以前)

      スクリーンショット (8).png

       
  • 機動性
    ST-Iよりやや良くなった程度で、大きな変化はない。
    ただし最高速度は伸びており、平地や下り坂の直進であれば多少は違いを感じられるといったところ。
     
  • 総論
    防御力に重きを置いた重戦車である。
    高い貫通力と厚い装甲を以て確実に敵の弱点を撃ち抜き、最前線で戦線を支えるのが本車輌の役目だ。頭出しが出来れば理想的だが、車体側面装甲も相当な耐久性を見せる。
    貫通力以外の主砲性能や機動性は劣るので、これまで通り単独行動は避けよう。
     

史実

詳細

IS-4.JPG

 

 IS-4は第二次世界大戦後にソビエト連邦が採用した重戦車。IS-2の発展型であり、そのデザインにはドイツ軍重戦車の影響も見てとれる。1949年までに250輌が量産されたが、コスト高と大重量による扱いの難しさのため、比較的短期の運用の後、退役した。

 第二次世界大戦末期にL.S.トロヤーノフ技師の設計チームにより開発されたオブイェークト701-2と701-5から発展した701-6は、1947年にIS-4として制式採用された。これは従来のIS-2を大型化・重装甲化し、V型12気筒エンジンにスーパーチャージャーを付けて出力強化、その冷却機構はドイツ軍のパンターを参考にしたもので、グリルの形状が類似している。車体は表面硬化処理された圧延鋼の溶接組み立て、砲塔は鋳造製であった。

 多くのソ連重戦車に課せられた「重量46t以下」という制限は撤廃されており、おかげで車内容積に余裕があり、砲弾も全て砲塔後部に収納され、居住性や操作性が改善され、装甲厚も増している。主砲は従来のISシリーズと同じ122mm D-25Tで、旋回だけでなく俯仰も電動モーターで行った。対空及び同軸機銃は口径12.7mmのDshK重機関銃であった。

 独自の回転機構と増幅器を持つ遊星歯車式操行変速装置を搭載していたが、重量があるため扱いやすい戦車にはなり得ず、IS-3の2.84倍というコストの高さと、続くT-10の採用もあって比較的少数生産に終わった。

IS-4_Tank.jpg
現在はクビンカ軍事博物館にて展示中。右にobject704が見える。

 

実車解説動画(英語)
「Inside the Chieftain's Hatch: IS-4 Part 1」

情報提供

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上記を理解した上でコメントを書き込みます
  • HD化以前は車体正面の上部装甲の傾斜がST-1より劣るとのことでしたが、HD化によって改善されたりはしたのでしょうか? -- 2015-05-12 (火) 00:39:48
  • HD化される前からのっているけど、特に何か変わった感じは一切しないね。相変わらず車体前面は余裕で抜かれるからBuffは無かったと言っても良いかも -- 2015-06-02 (火) 03:47:34
    • こいつは800戦ほどしか乗ってないが、バフ後のほうが気持ち弾くよ。それは日常的に発揮されるほど体感できるものではなく、前なら「あーこれ終わった、南無三!」って覚悟してたような場面で、えっマジ弾いた?反撃じゃー!って自分で驚く回数が気持ち増えてる感じ。紙一重の差って感じだと思う。日常は強化後と強化前で差が全く分からない。 -- 2015-06-18 (木) 13:45:29
  • 予備履帯に判定ある戦車があったりなかったりでややこしいわ こいつも判定無しにするか他のをありにしてくれよ… -- 2015-07-12 (日) 01:42:23
    • HD化されてるやつはみんな判定あると思ってたけど違うの? -- 2015-07-12 (日) 09:34:17
      • 虎の車体正面の予備履帯は判定なし -- 2015-07-12 (日) 10:46:06
    • まぁそれくらい憶えろってことだろうな。そこまで手間でもなかろ -- 2015-07-12 (日) 11:19:41
  • 街中とかだと特に思うんだけどIS-7よりIS-4の方が豚飯とかもできるし、砲も強いのになんでかあまり人気ないよね。やっぱりKV-4あたりがキツイせいなのかな。 -- 2015-07-14 (火) 23:36:53
    • 大多数の人にとっては火力と速度に優れる方が扱いやすいし、それを抜きにしてもST-1が優秀すぎてIS-4までいかなくていいんじゃね?って人もいるだろうし、CWとか考えると何かと中途半端なIS-4はあんまり注目されないんだろうね -- 2015-07-15 (水) 00:19:17
    • ティアに対してってことなら、相対的にはKV-4のほうが硬いよ。IS-4はヤワすぎるんだと思う。 -- 2015-08-04 (火) 12:34:04
      • それは棒立ちで正面を打たせる時の話? こいつの豚めしを抜ける砲はそうはないし、時間を稼ぐなら他のtier10よりはできるぞ。 -- 2015-08-04 (火) 16:37:08
      • 相対的にはそうだろうな。KV-4は多くの同格MTを無力化できるしな。でもまぁ使われない理由はST-Iで止まるからだと思うよ。性能でTier10を見るならIS-7の方にいくだろうし -- 2015-08-04 (火) 21:05:16
    • 豚飯してると正面左右の傾斜がゆるくなって貫通330あれば普通に抜かれちゃう。。だから金弾使われたらもろいのよね。 -- 2015-08-04 (火) 18:21:50
      • 330ありゃ大抵のHTは攻撃しようとしてる時なら抜けるけど、抜けるようになる場所がちとまずいな。もろいというか比較的リスキーな感はあるね -- 2015-08-04 (火) 20:57:45
    • IS-7もIS-4も万年最下位争いしてるから、どっちもどっちな気はするけど・・・低い性能を腕や判断力でカバーするしかなく、それなら機動性がある7のほうが技量を反映しやすくていいよね。 -- 2015-08-26 (水) 13:02:31
      • IS-4とIS-7が最下位争いしてるとかいってる人が技量語っちゃうのがwikiなんだよなぁ・・・青以上に聞けば大抵イギリスって返ってくるだろうけど -- 2015-10-10 (土) 00:04:36
  • 迷彩付の写真をあげるのはどうかと思うのですが -- 2015-07-31 (金) 01:08:59
    • 戻しときました -- 2015-07-31 (金) 01:33:56
    • ありがとうです -- 2015-07-31 (金) 12:50:20
  • このページは他のページみたいにHD化前の写真置いておかないの? -- 2015-08-26 (水) 13:22:01
    • shot_020.jpgとかがそうじゃないの? -- 2015-08-26 (水) 14:36:22
    • コメントアウトしてあっただけなので格納して表示した -- 2015-09-05 (土) 09:33:55
  • スタ垢通常弾で十分活躍できて黒字出せまくるくらい強い戦車だ -- 2015-09-14 (月) 06:07:18
    • それが本当なら10HTの最下位には甘んじていないだろうと思うけど・・・個人的には使いこなすのがなんか難しい。ハルダウンでデコを抜かれ、豚飯で3面装甲の傾斜が緩い面を抜かれ・・・あとデコ。デコどうにかならんのかなこれ。ガチムチ前衛型と思わせて、じつは至近距離の殴り合いを避けるのがコツなのかな。 -- 2015-09-29 (火) 16:54:11
      • 運用は少々特殊だが、逆に考えるんだ。車体の真ん中さえ打たせなければ何をしてもいいと。 味方や障害物で真ん中ブロックして、豚めし状態でひたすら動いてればデコはそれほど弱点にはならんし、横やケツからの格下の射撃も割りと無視できるから、二両目としては結構強いよ。 -- 2015-09-29 (火) 17:48:26
      • 豚飯豚飯言われるが、こいつの豚飯が有効に機能する角度が滅茶苦茶狭くてかなり難しい。適切な角度をしっかり守って豚飯するとか、少し車体を上に向かせて豚飯するとかコツが必要。 -- 2015-10-01 (木) 12:57:10
      • IS-7から来ると、7よりも砲塔が信頼できないのが痛い。車体は確かに弾くけど、7から失った速度を補えるほどには防御力は上がってないと感じるな。確かに、1つ前のSTのほうが乗りやすかったというか強かったように感じる。かなり課金してわざわざ作ったのに・・・。 -- 2015-10-05 (月) 09:30:47
      • 逆豚すればデコ以外は防げるから細かく動いて…ST-1で止まっても良いんじゃないかな? -- 2015-11-21 (土) 06:44:11
  • こいつの説明文はなぜtierの違う4502Bと比較しているんですか?tierが一つ違えば総合的に優れているのは当たり前だと思いますが…? -- 2015-10-24 (土) 21:29:45
    • tier9時代の名残じゃないの?というか4502Bもマウスと比べても遜色無いくらいの装甲じゃないのか -- 2015-10-24 (土) 21:42:52
    • 正面装甲の数値だけなら格下より低いってことを言いたいんでしょう。別におかしい流れでは無いんですが、4502BはTier9としては破格の値であると同時に、傾斜が売りのIS系列との比較対象として不適だとは思いますね。 -- 2015-10-24 (土) 21:47:44
    • 正面装甲に大きな弱点を持たない均一な防御力で比較してるんじゃないか?マウスもE100もでっかい弱点があるから。 -- 2015-12-01 (火) 14:39:55
  • とりあえず前線型としては十分な性能になった気がする。DPMと足回りはあんまよくないけど、豚飯して戦うなら上々。ライバルはマウスになるのか...? -- 2020-08-05 (水) 00:00:27
    • 車高が低いから目の前で撃ち合うより少し離れた位置(100~150mくらい?)で逆豚飯すると面白いくらい弾くね。車体正面も硬くなったんだけどやっぱり車高の低さがネックだし。オデコがガチガチになったのが嬉しいね -- 2020-08-13 (木) 07:57:53
  • 装甲は素晴らしいんだけど砲精度nerfしなくても良かったのでは…ガバすぎて辛い場面が多い -- 2020-11-16 (月) 22:27:13
    • buff入ってもあまり見かけない車両って時点でお察しよ。弱すぎる。 -- 2020-11-21 (土) 19:16:49
      • 弱過ぎるって言う程ではないけどね…装甲は本当に素晴らしいし。279eに並ぶかと言われたらNOだけど、全体で見れば中堅くらいの強さにはなったと思う。ただ279eに乗ってるとIS-4もこの精度欲しいなと感じちゃう -- 2020-12-05 (土) 01:54:19