Tier 6 アメリカ 重戦車

↑M6D1砲塔 + 3-inch Gun M7
見た目はT1 Heavy Tankからほとんど変わっていない。

↑M6D2砲塔 + 90 mm Gun M3
改良砲塔と初期砲塔を見分けるのは困難。
スペック(v2.0.0)
車体
| 耐久値 | 1,040⇒1,100 |
|---|---|
| 車体装甲厚(mm) | 102/52/46 |
| 最高速度(前/後)(km/h) | 35/14 |
| 重量(初期/最終)(t) | 57.41/58.41 |
| 実用出力重量比(hp/t) | 15.41 |
| 本体価格(Cr) | 885,000 |
| 修理費(Cr) | 4,489~ |
| 超信地旋回 | 不可 |
| ロール | 支援型重戦車 |
武装
| 名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
| 3-inch Gun M7 | 13.95 | AP APCR HE | 128 177 38 | 115 115 185 | 2,091 | 0.36 | 1.8 ⇒1.7 | 792 990 792 | 75 | 96 2,800 68 | 1,450 | -10°/+30° |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 90 mm Gun M3 | 7.5 | AP APCR HE | 160 204 45 | 240 240 320 | 1,800 | 0.40 | 2 | 853 1,066 853 | 52 | 255 4,400 255 | 2,050 |
砲塔
| 名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
| M6D1 | 102/83/83 | 25 | 350 | 8,000 |
|---|---|---|---|---|
| T1E1 | 191/83/83 | 28 | 360 | 8,400 |
エンジン
| 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
| Wright G200 M795C9GC1 (M6) | 800 | 20 | 612 |
|---|---|---|---|
| Wright G200 M781C9GC1 (M6) | 900 | 20 | 612 |
履帯
| 名称 | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
| M6 | 30 | 15,000 |
|---|---|---|
| M6A1 | 32 | 15,000 |
無線機
| 名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
| SCR 538 | 480 | 100 |
|---|
乗員
| 1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Gunner | 4 | Driver | 5 | Radio Operator | 6 | Loader |
|---|
拡張パーツ
| Class2 | Class2 | × | Class2 | Class2 | Class2 | ||||||
| × | × | Class2 | Class2 | Medium | |||||||
隠蔽性
| 非発砲 | 発砲時 | |
|---|---|---|
| 静止時 | 4.45% | 1.11% |
| 移動時 | 2.22% | 0.56% |
派生車両
| 派生元 | T1 Heavy Tank(HT/27,850) |
|---|---|
| 派生先 | T29(HT/42,070) |
開発ツリー
| 3-inch Gun M7 (初期/33,500) | ━ | 76 mm Gun M1A1 (4,600/50,330) | ━ | 76 mm Gun M1A2 (5,800/62,000) | ┳ ┃ | M6D2 (5,380/18,250) | ━ | 90 mm Gun M3 (14,000/81,000) |
| M6D1 (初期/10,000) | ┃ ┗ | T29 (42,070/1,450,300) | ||||||
| SCR 508 (初期/21,600) | ━ | SCR 538 (3,800/22,800) | ||||||
| Wright G2X M781C9GC1 (初期/30,000) | ━ | Wright G200 M781C9GC1 (15,100/47,600) | ||||||
| HVS1 (初期/9,700) | ━ | HVS2 (5,050/15,900) | ||||||
車両に関する変更履歴
| v0.9.3 | 車両モデルを修正 |
| v0.9.20.1 | HDモデル化 車体装甲厚(mm)を102/44/41から101.6/52.4/46に変更 初期・改良砲塔装甲厚(mm)を102/83/83から101.6/82.5/82.5に変更 |
| v1.9.0 | 3-inch Gun M7の総弾数を75発から90発に変更 76 mm Gun M1A1の総弾数を75発から90発に変更 修理費用を10%ダウン 収益性を2%ダウン M6D1砲塔時のHPを840から920に変更 M6D2砲塔時のHPを870から970に変更 |
| v1.18.0 | 砲塔「M6D2」の装甲を改善 主砲「76 mm Gun M1A2」搭載時の100mでの散布界を 0.40m から 0.38m へ変更 主砲「90 mm Gun M3」搭載時の装填時間を 7.6秒 から 7秒 へ変更 主砲「3-inch Gun M7」搭載時の照準時間を 2.3秒 から 2秒 へ変更 主砲「76 mm Gun M1A1」搭載時の照準時間を 2.3秒 から 2秒 へ変更 主砲「76 mm Gun M1A2」搭載時の照準時間を 2.3秒 から 2秒 へ変更 主砲「90 mm Gun M3」搭載時の照準時間を 2.3秒 から 2秒 へ変更 砲塔「M6D1」搭載時の視認範囲を 320m から 330m へ変更 砲塔「M6D2」搭載時の視認範囲を350m から 360m へ変更 後退速度を 10km/h から 14 km/hへ変更 砲塔「M6D1」搭載時の耐久力を 920HP から 1,000HP へ変更 砲塔「M6D2」搭載時の耐久力を 970HP から 1,070HP へ変更 |
| v2.0.0 | 詳細 |
解説(v2.0.0)
- 概要
Tier6のアメリカ重戦車。
M4A3E2 Sherman Jumboを経由するルートは廃止され、T1 Heavy Tankの研究を終えるとこの車両に辿りつく。
後に続くTシリーズとは別の重戦車で、T1 Heavy直系の後継車両。
初期状態だとT1 HeavyをそのままTierをひとつ上げただけに見えなくもない。
事実T1 Heavyとよく似た戦車であり、瓜二つの形状と一緒に、特徴と弱点もそのまま引き継いでいる。
- 火力
アメリカ戦車の例に漏れず広い仰俯角を備えており、貫通力以外で不満を持つことは少ないだろう。- 3-inch Gun M7
初期砲。前身から装填速度が向上し、同格重戦車の中でも高いDPMを誇る。
精度や照準速度も中戦車並みに改善されており、扱いやすさは抜群。
ただし貫通力は据え置きのため、課金弾への依存度が高い点には注意したい。 - 90 mm Gun M3
最終砲。大口径化により単発火力は240と大きく向上し、照準速度も2.2秒と口径を考慮すれば優秀。DPMや精度はやや低いものの、バランスの取れた火砲となっている。
貫通力は通常弾が160㎜と平均程度だが、課金弾は204㎜と同格重戦車のなかでは低い部類であり、相手を選んで戦いたい。
- 3-inch Gun M7
- 装甲
装甲は砲塔正面以外はTier6重戦車としてはやや薄め。
アメリカ重戦車の特徴である砲塔正面は硬いが車体はイマイチを体現している。- 砲塔
v1.18.0より砲塔防盾が強化され、185~190mm程度の厚みを持つようになり、アメリカ重戦車の基本戦術であるハルダウンが有効である。T1 Heavyの砲塔正面と同様に、範囲は狭いが防盾周囲に102mm程度で貫通可能な範囲がある。キューポラは高さが低いうえ車高の高さから狙いづらく、俯角を取れば完全に隠すこともできる。砲塔側面も82.5mmと厚く、正面からは貫通は難しい。 - 車体
正面下部の丸みを帯びた部分は垂直部は101.6mm。
正面上部は傾斜を含めても80mm余りとかなり頼りなく、15cmAP弾にさえ抜かれるという難点を抱える。左右の「切り欠き」部分も同じ厚みなので正面からであれば100mm程度となる。
側面装甲はHD化で少し分厚くなったとはいえ、面積が広い上に薄い。10.5cm砲などの大口径HEAT、KV-2などの15cmHE弾などでも貫通されてしまう。後述の通り、エンジンの当たり判定が広いため、貫通されると損傷のリスクが高い。
- 砲塔
- 機動性
T1 Heavyと同程度であり、同格重戦車の中では高めの機動性を有している。
後退速度も14km/h、旋回速度も32 °/秒と素早い部類。
- 総論
T1 Heavyの特徴を色濃く受け継いでおり、同様の運用で力を発揮できる重戦車である。
貫通力と車体装甲に難はあるが、優れた砲塔装甲・広い仰俯角・良好な機動力を活かせる地形は多く、地形や遮蔽物を利用すれば安定した戦果を期待できる。
アメリカ戦車らしい扱いやすさを活かし、地形戦で弱点を補っていこう。
史実

(M6A1重戦車)
次世代の重戦車として計画されたT1重戦車の試作車のうち、鋳造車体にトルクコンバーターを搭載するT1E2が1941年12月に最初に試験を受けた。その結果ブレーキや冷却装置に改良が必要とされたため、その改良が完了した1942年4月に、T1E2はM6重戦車として制式化された。また、溶接車体にトルクコンバーターを搭載するT1E3もM6A1として制式化された。なお鋳造車体に電気式変速機を搭載したT1E1は制式化されなかったものの、半ば公式的にM6A2と呼ばれていた。
M6重戦車シリーズはT1重戦車計画の具体化であるため、基本的なスペックはほとんど同一である。
単一の全周旋回砲塔に口径76mmの3インチ砲と37mm砲を同軸で備え、最大装甲厚100mm、800から900馬力のWright G200エンジンを備えて、サスペンションにはVVSSのばねを横置きにした新機構、HVSS(水平渦巻スプリング・サスペンション)を採用し、最高速度は時速22マイル(約35km)、重量は約57tだった。また試作車には砲塔上面後方に対空機銃を有するキューポラが装備されていたが、これは生産型では廃止されている。
M6重戦車シリーズは当初月産100輌ペースで生産される予定だったが、後に拡大されて月産250台ペースで生産が行われようとしていた。ところが軍の戦車生産を少数種に集中させ、余った資源を航空機生産に回すという方針によって、M6の生産台数は5000輌から115輌へと大幅に減らされた。
さらに完成した試作車を使って試験を行っていた機甲軍は、M6重戦車は余りに重すぎ、火力・防御力ともに不足していて形状も悪く、トランスミッションにはさらなる改良が必要であり、この戦車の性能には満足できないとする報告を1942年12月に行った。さらにいまだドイツ軍の潜水艦が活動する大西洋を通ってヨーロッパへ輸送する効率を考えると、この性能不足の重戦車よりもM4中戦車を大量に送った方が良いことは明らかであったため、生産台数はさらに減らされて40輌とされた。生産台数の内訳は、M6が8輌、M6A1が12輌、T1E1(M6A2)が20輌である。これらの戦車は戦場に送られることはなく、アメリカ本土で訓練や実験、プロパガンダに使われた。1944年12月には、M6重戦車は旧式車両と認定されてしまった。
なお、T1E1で用いられた電気式変速機はその後T23にも搭載された。また、1944年初頭には、T26E1(後のM26 Pershing)に搭載する90mm Gun M3をM6に搭載して試験が行われたが、最終的に同年3月に計画はキャンセルされた。さらに1944年6月には、新設計の鋳造砲塔に105mm砲を搭載するため、T1E1のうち数両がM6A2E1に改造された。この計画もキャンセルされたが、1945年にT29重戦車に搭載する105mm砲を試験する目的で実際に武装を搭載しての試験が行われた。
参考資料
『British and American tanks of World War Two』Peter Chamberlain, Chris Ellis
http://ja.wikipedia.org/wiki/M6%E9%87%8D%E6%88%A6%E8%BB%8A
http://combat1.sakura.ne.jp/M6.htm
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アーカイブ1
- まだM1A2開発したところだけど平均ダメ800と使いやすい。90mm開発したら1200くらいはいけそう -- 2014-11-05 (水) 18:40:13
- M6で優等3つ取ったので感想をば。Tierトップであれば、突出し無いようにだけ意識して前線に。足は十分にある。防御面はとにかく貧弱だから、無駄な攻撃を意識しないよう気を付けて90mm砲を叩き込もう。豚飯もほとんど意味がないと思っていい。時と場合によっては高いHPを盾にして仕掛けよう。格上であれば一歩後ろに陣取って狙撃。金弾貫通240mmの弾丸であれば抜けない相手はそういない。車体の大きさと脆さがあるから、最大限ダメージを受けない立ち回りを。 -- 2014-11-06 (木) 00:17:21
- 頭も脆いけど小さいし、砲の自由度は高いから射撃機会にはそう困らないはず。機動力もHTとしては優秀で、90mm砲の性能は言うことなし。攻撃面では非常に優れている子。だけど装甲の脆さに車体の大きさ、それと車体旋回の遅さとあるため、快速戦車に接近されてドッグファイトになると対処しにくいこともしばしば。自走砲の直撃は生死に直結する。攻防の性能がはっきりしてる子なので、射撃位置とタイミングを考えながら運用すればTierボトムでも勝利に貢献できる素晴らしい戦車。 -- 2014-11-06 (木) 00:21:08
- HD化で装甲配置が少し変化したので書き直し。T1しか乗ったことがないので追記・修正はよろしくお願いします -- 2017-10-24 (火) 16:02:08
- 後退速度が速くなったため、撃って下がるがしやすくなった。正面を張るのではなく、脇から相手の隙を突くと強い。また、KV-2やO-Iに対しては装填の隙を突くことでボコボコにできる。ハルダウンをすれば中距離以降の中戦車重戦車の弾なら良く弾く。一方で車体が少しでも見えているとスポスポなので注意が必要。また、近距離だと防盾の外を撃たれて貫通させられることが多いので小刻みに動くと良い。また、一部駆逐には普通に抜かれたりするので注意。 -- 2022-09-06 (火) 15:34:04
- 100戦で平均1600ダメージ、68%。愛車かも。頑丈な頭と良好なDPMと当たる精度と当たれば抜ける貫通。タボチャ付ければMTレベルの機動力が手に入るので、大胆に陣地転換して前半後半で2戦線の前線張れる。その為にも脆くてデカい車体を頑張って隠してHPを温存するのだ -- 2022-12-17 (土) 02:03:26
- ティア6最強なのがバレてしまってレートが爆上がりしているみたい -- 2023-03-18 (土) 05:34:38
- T1とM6はよく見かけるようになったよね。側面からの自走砲の攻撃に弱いのは変わらないけど -- 2023-03-18 (土) 06:22:16
- タボチャ、装甲材、ラマー構成で3優等まで取れました。使ってて思ったのはハルダウンポジションであれば格上でも強気に打ち合える装甲、ゴリ押しのできるDPM、場所移動にちょうど良い速度と走攻守がかなりハイレベルにまとまっているなと感じます。個人的には次のT29よりはるかに強かったです…。 -- 2023-05-11 (木) 17:24:11
- Tier6最強格ですね。速さといいリロード時間といいTier6版のSConqに乗ってる感覚だった -- 2023-11-06 (月) 17:07:46
- 与ダメ3151経験値2184で1バッジ。基準ぶっ壊れてないか? -- 2024-01-03 (水) 12:09:53
- バッジはプレ垢の1.5倍を考慮しない経験値量で決まりますぞ -- 2024-01-04 (木) 09:11:32
- そこは基本経験値のとこで見たので間違いないと思う(勘違いしてたらごめん)。何れにしてもティア6で3Kダメージで一バッジなのは中々壊れてるかと -- 2024-01-04 (木) 23:50:12
- トマトだとMバッジは1500くらいなのでプレ垢かミッション獲得分とかホリデーボーナスとか入ってるんじゃないのか。まあTier6で1500はT-34-85Mとかとかの強車輌と同等ってレベルだからOPなのはそうだが。 -- 2024-01-05 (金) 01:47:00
- かなり無双した印象で1バッジだったので驚いて何か見間違えたのかもね。しかし、全ティア見回しても頭限定だが弾ける装甲、殴り合える耐久。頭出しだろうが容赦なくぶち抜ける貫通と精度にDPM。おまけに足。ここまでの強車両居ないんじゃ。 -- 2024-01-05 (金) 04:46:28
- アシスト大量に稼いでいるとかではない限り、3000ダメ程度で基礎経験値2000はまずあり得ないかな.....少なくともなんらかのボーナス入っているのは間違いない。M6はtier6の中だと3優等基準が一番高いし、基準は壊れてるだろうな.... -- 2024-01-05 (金) 04:53:46
- バッジはプレ垢の1.5倍を考慮しない経験値量で決まりますぞ -- 2024-01-04 (木) 09:11:32
- 装填時間+1秒、精度+0.02、照準時間+0.2秒、拡散増大、金弾貫通40mmダウンとめちゃくちゃ大幅ナーフをされる模様 Tier8HTにも通用してたほどの貫通とDPMだったし残当ではある -- 2025-08-25 (月) 21:20:27
- エンジン出力も落とされるから本当に大幅ナーフだなぁ。APCR関しては僅かながらPawlack Tankに劣るところまで落とされるのか -- 2025-08-25 (月) 21:54:00
- ティア6.9みたいな性能してたから仕方ないにせよ、、、R.I.P -- 2025-08-28 (木) 22:14:04
- まあ普通に駆逐戦車より強い砲性能だったから仕方ないな。逆にPawlackはめっちゃ使いづらかった俯角が改善されてそれ以外の性能は元々そこそこ良かったからPawlackが少し目立ってくるかもしらんな。 -- 2025-08-28 (木) 22:49:56

