M6

Last-modified: 2020-09-04 (金) 21:24:11

Tier 6 アメリカ 重戦車

M6_0-min.PNG
↑M6D1砲塔 + 3-inch Gun M7
見た目はT1 Heavy Tankからほとんど変わっていない。

 

M6_1-min.PNG
↑M6D2砲塔 + 90 mm Gun M3
改良砲塔と初期砲塔を見分けるのは困難。

v0.9.20以前

shot_095.jpg
90 mm Gun M3搭載時
shot_096.jpg

スペック(v1.10.0)

車体

耐久値920⇒970
車体装甲厚(mm)102/52/46
最高速度(前/後)(km/h)35/10
重量(初期/最終)(t)57.41/58.41
実用出力重量比(hp/t)16.43
本体価格(Cr)885,000
修理費(Cr)
超信地旋回不可
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
3-inch Gun M713.95AP
APCR
HE
101
157
38
110
110
175
1,5350.462.3792
990
792
9056
2,800
56
1,450-10°/+30°
76 mm Gun M1A116.67AP
APCR
HE
128
177
38
115
115
185
1,9170.432.3792
990
792
9096
2,800
68
1,567
76 mm Gun M1A216.67AP
APCR
HE
128
177
38
115
115
185
1,9170.42.3792
990
792
7596
2,800
68
1,590
90 mm Gun M37.89AP
APCR
HE
160
243
45
240
240
320
1,8950.382.3853
1,066
853
52255
4,400
255
2,050
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
M6D1102/83/83253208,000
M6D2102/83/83283508,400
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Wright G2X M781C9GC182520612
Wright G200 M781C9GC196020612
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
HVS157.62115,000
HVS2612515,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
SCR 508395100
SCR 538480100
 

乗員

1Commander2Gunner3Gunner4Driver5Radio Operator6Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class2装填棒Class2砲垂直安定装置×改良型旋回機構Class2改良型照準器Class2追加グローサーClass2
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造Class2改良型装甲材Class2内張り装甲Medium
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時4.45%1.11%
移動時2.22%0.56%
 

派生車両

派生元T1 Heavy Tank(HT/27,850)
派生先T29(HT/42,070)
 

開発ツリー

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3-inch Gun M7
(初期/33,500)
76 mm Gun M1A1
(4,600/50,330)
76 mm Gun M1A2
(5,800/62,000)

M6D2
(5,380/18,250)
90 mm Gun M3
(14,000/81,000)
M6D1
(初期/10,000)

T29
(42,070/1,450,300)
SCR 508
(初期/21,600)
SCR 538
(3,800/22,800)
Wright G2X M781C9GC1
(初期/30,000)
Wright G200 M781C9GC1
(15,100/47,600)
HVS1
(初期/9,700)
HVS2
(5,050/15,900)
 

車両に関する変更履歴

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v0.9.3車両モデルを修正
v0.9.20.1HDモデル化
車体装甲厚(mm)を102/44/41から101.6/52.4/46に変更
初期・改良砲塔装甲厚(mm)を102/83/83から101.6/82.5/82.5に変更
v1.9.03-inch Gun M7の総弾数を75発から90発に変更
76 mm Gun M1A1の総弾数を75発から90発に変更
修理費用を10%ダウン
収益性を2%ダウン
M6D1砲塔時のHPを840から920に変更
M6D2砲塔時のHPを870から970に変更

解説

  • 概要
    Tier6のアメリカ重戦車
    M4A3E2 Sherman Jumboを経由するルートは廃止され、T1 Heavy Tankの研究を終えるとこの車両に辿りつく。
    後に続くTシリーズとは別の重戦車で、T1 Heavy直系の後継車両。
    初期状態だとT1 HeavyをそのままTierをひとつ上げただけに見えなくもない。
    事実T1 Heavyとよく似た戦車であり、瓜二つの形状と一緒に、特徴と弱点もそのまま引き継いでいる。
 
  • 火力
    初期砲はT1 Heavyから据え置きで、中間砲の片割れであるM1A1をT1 Heavyから引き継げる。後継のM1A2はM1A1から多少精度が上がっただけ。
    これらの砲はTier6帯では性能不足気味なので、最終砲を装備するまでは格上との無茶な交戦は避けた方が無難。
     
    最終砲、90 mm Gun M3を搭載してからがM6の本領発揮。この火砲は精度、発射速度、火力ともに高い水準で整っており、アメリカらしいバランスの取れた火砲となっている。
    特にAPCRの貫通力が240mm超えという驚異の数値で、Tier8相手にも正面から貫通が望める。
    アメリカ戦車の例に漏れず広い仰俯角を備え、火力面で不満を持つことは少ないだろう。
    旋回性と視認範囲の向上した改良砲塔で、運用の幅が広がるのも嬉しい。
     
  • 装甲
    装甲はTier6重戦車としてはやや薄め。
    他の同格重戦車と比べると正面すら頼りになるものとは言いがたい。
    • 砲塔
      砲塔正面は車体に比べれば硬く、主砲上下の急傾斜部分は高い確率で弾を防いでくれる。砲塔側面も82.5mmと厚い。
      とはいえ防楯に見える丸みを帯びた正面は主装甲の101mmであり、垂直部が広くこのTierで頼れるものではない。
    • 車体
      正面下部の丸みを帯びた部分は垂直部は101.6mm。
      正面上部は傾斜を含めても80mm余りとかなり頼りなく、15cmAP弾にさえ抜かれるという難点を抱える。左右の「切り欠き」部分も同じ厚みなので正面からであれば100mm程度となる。
      側面装甲はHD化で少し分厚くなったとはいえ、面積が広い上に薄い。10.5cm砲などの大口径HEAT、KV-2などの15cmHE弾などでも貫通されてしまう。後述の通り、エンジンの当たり判定が広いため、貫通されると損傷のリスクが高い。
       
  • 機動性
    M6の弱点である巨大な車体。その巨体の約半分はエンジン系統が占めている。
    その巨大エンジンが支えるM6の機動力は申し分なく、出力比も優秀なため坂道も苦になりにくい。ヒメルズドルフの坂を他の車両と共に登るときなど、その機動力を体感できる場面は多々あるだろう。
    しかし、機動力も百点満点という訳ではない。
    この車両の機動力における弱点は10km/hという後退の遅さである。
    前進が前述のとおり快適である分、その足に任せて前に出過ぎたり調子に乗って車体を出し過ぎると、遮蔽などに戻れず撃破されるということもある。他の車両より気を付けなければならない。
    また車体旋回も早くないため、方向転換からの離脱も難しい。頭の片隅に留めておく必要がある。
     
  • 開発
    T1 Heavyからはエンジン、通信機、76 mm Gun M1A1を引き継げる。乗員構成も全く同じである。
    T1 Heavyの開発ツリーでは76 mm Gun M1A1を開発せずともM6を開発できてしまうが、初期砲では貫通力が不足するため、必ずT1 Heavyで開発を済ませておこう。
    それらのパーツを引き継いだ状態での積載量の余裕は50kgとなり、装填棒などの重要な拡張パーツは搭載することができない。
    76 mm Gun M1A2は搭載する事ができるが精度がわずかに向上するのみであるため、まずは履帯を開発する事となる。
    この車両はパーツの開発状況次第で性能が大きく変わるので、可能な限りT1 Heavyで開発してから乗りかえよう。
    開発途中では低い火力がネックとなり辛く感じるかもしれない。しかしパーツの開発が完了すれば高い火力と優れた機動力を持つ重戦車に化けるのでその苦労は報われるだろう。
     
    また、後継車両のT29には最終砲しか引き継ぐことが出来ないものの、あちらの初期砲の性能が悪すぎるため、
    この車両かT20で開発を済ませておかないと確実に乗り出しで地獄を見る羽目になる。あちらに乗り換えの予定があるなら必ず開発しておきたい。
     
  • 総論
    前述の通り、T1 Heavyの特徴を色濃く引き継いでいる為、似た運用で性能を発揮できる車両になっている。
    90mm砲は決定打に欠けるものの高い貫通力を持ち、優秀な機動力と広い仰俯角で活用できる地形は非常に多い。攻撃面では非常に高いポテンシャルを秘めている。
    ただし、攻撃面の優秀さに対し、防御面は非常に貧弱である。
    車体も砲塔も、装甲は頼りにしていいものではない。
    後退速度の遅さを意識し、地形や遮蔽物を利用して大きな車体を隠すことを忘れないように。
    アメリカ戦車持ち前の扱いやすさを生かし、短所を補っていこう。
     

史実

詳細

M6A1_heavy_tank_TM9-2800_p122.jpg
(M6A1重戦車)
次世代の重戦車として計画されたT1重戦車の試作車のうち、鋳造車体にトルクコンバーターを搭載するT1E2が1941年12月に最初に試験を受けた。その結果ブレーキや冷却装置に改良が必要とされたため、その改良が完了した1942年4月に、T1E2はM6重戦車として制式化された。また、溶接車体にトルクコンバーターを搭載するT1E3もM6A1として制式化された。なお鋳造車体に電気式変速機を搭載したT1E1は制式化されなかったものの、半ば公式的にM6A2と呼ばれていた。

 

M6重戦車シリーズはT1重戦車計画の具体化であるため、基本的なスペックはほとんど同一である。
単一の全周旋回砲塔に口径76mmの3インチ砲と37mm砲を同軸で備え、最大装甲厚100mm、800から900馬力のWright G200エンジンを備えて、サスペンションにはVVSSのばねを横置きにした新機構、HVSS(水平渦巻スプリング・サスペンション)を採用し、最高速度は時速22マイル(約35km)、重量は約57tだった。また試作車には砲塔上面後方に対空機銃を有するキューポラが装備されていたが、これは生産型では廃止されている。

 

M6重戦車シリーズは当初月産100輌ペースで生産される予定だったが、後に拡大されて月産250台ペースで生産が行われようとしていた。ところが軍の戦車生産を少数種に集中させ、余った資源を航空機生産に回すという方針によって、M6の生産台数は5000輌から115輌へと大幅に減らされた。
さらに完成した試作車を使って試験を行っていた機甲軍は、M6重戦車は余りに重すぎ、火力・防御力ともに不足していて形状も悪く、トランスミッションにはさらなる改良が必要であり、この戦車の性能には満足できないとする報告を1942年12月に行った。さらにいまだドイツ軍の潜水艦が活動する大西洋を通ってヨーロッパへ輸送する効率を考えると、この性能不足の重戦車よりもM4中戦車を大量に送った方が良いことは明らかであったため、生産台数はさらに減らされて40輌とされた。生産台数の内訳は、M6が8輌、M6A1が12輌、T1E1(M6A2)が20輌である。これらの戦車は戦場に送られることはなく、アメリカ本土で訓練や実験、プロパガンダに使われた。1944年12月には、M6重戦車は旧式車両と認定されてしまった。

 

なお、T1E1で用いられた電気式変速機はその後T23にも搭載された。また、1944年初頭には、T26E1(後のM26 Pershing)に搭載する90mm Gun M3をM6に搭載して試験が行われたが、最終的に同年3月に計画はキャンセルされた。さらに1944年6月には、新設計の鋳造砲塔に105mm砲を搭載するため、T1E1のうち数両がM6A2E1に改造された。この計画もキャンセルされたが、1945年にT29重戦車に搭載する105mm砲を試験する目的で実際に武装を搭載しての試験が行われた。

 

参考資料
『British and American tanks of World War Two』Peter Chamberlain, Chris Ellis
http://ja.wikipedia.org/wiki/M6%E9%87%8D%E6%88%A6%E8%BB%8A
http://combat1.sakura.ne.jp/M6.htm

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