Tier 5 アメリカ 重戦車 / 略称:T1 Heavy 
スペック(v1.10.0) 
車体
耐久値 | 820⇒860 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 95/52/46 |
最高速度(前/後)(km/h) | 35.4/10 |
重量(初期/最終)(t) | 57.5/58.62 |
実用出力重量比(hp/t) | 16.38 |
本体価格(Cr) | 435,000 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 不可 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
3-inch Gun M7 | 13.95 | AP APCR HE | 101 157 38 | 110 110 175 | 1,535 | 0.46 | 2.3 | 792 990 792 | 90 | 56 2,800 56 | 1,450 | -10°/+30° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
76 mm Gun M1A1 | 16.67 | AP APCR HE | 128 177 38 | 115 115 185 | 1,917 | 0.43 | 2.3 | 792 990 792 | 90 | 96 2,800 68 | 1,567 |
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
T1D5 | 102/83/83 | 31 | 320 | 7,020 |
---|---|---|---|---|
T1D6 | 102/83/83 | 30 | 330 | 8,020 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Wright G200 M795C9GC1 | 700 | 20 | 612 |
---|---|---|---|
Wright G2X M781C9GC1 | 825 | 20 | 612 |
Wright G200 M781C9GC1 | 960 | 20 | 612 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
HVSS T31 | 57.88 | 20 | 10,600 |
---|---|---|---|
HVSS T35 | 61.5 | 25 | 10,600 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
SCR 508 | 395 | 100 |
---|---|---|
SCR 538 | 480 | 100 |
乗員
1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Gunner | 4 | Driver | 5 | Radio Operator | 6 | Loader |
---|
拡張パーツ
![]() | Class2 | ![]() | Class2 | ![]() | × | ![]() | Class2 | ![]() | Class2 | ![]() | Class2 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | × | ![]() | × | ![]() | Class2 | ![]() | Class2 | ![]() | Medium |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
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静止時 | 4.56%⇒4.37% | 1.14% |
移動時 | 2.28%⇒2.19% | 0.57% |
派生車両
開発ツリー
3-inch Gun M7 (初期/33,500) | ||||
T1D5 (初期/4,300) | ━ | T1D6 (2,650/11,300) | ━ | 76 mm Gun M1A1 (4,600/50,330) |
SCR 508 (初期/21,600) | ━ | SCR 538 (3,800/22,800) | ||
Wright G200 M795C9GC1 (初期/22,500) | ━ | Wright G2X M781C9GC1 (5,300/30,000) | ┳ ┃ | Wright G200 M781C9GC1 (15,100/47,600) |
HVSS T31 (初期/4,050) | ━ | HVSS T35 (2,450/9,600) | ┃ ┗ | M6 (27,850/885,000) |
車両に関する変更履歴
v0.9.14 | HDモデル化 車体装甲厚(mm)を83/44/41から95/52/46に変更 砲塔装甲厚(mm)を102/83/83から101/82/82に変更 |
v1.9.0 | 3-inch Gun M7の総弾数を75発から90発に変更 76 mm Gun M1A1の総弾数を75発から90発に変更 修理費用を23%ダウン 収益性を6%ダウン T1D5砲塔時のHPを600から820に変更 T1D6砲塔を時のHPを660から860に変更 派生元車輌を変更 |
解説 
- 火力
俯角はアメリカ車輌らしく-10°まで取れる。
履帯を開発しないと積載不足により最終砲を積めない点に注意が必要だが、幸い初期砲でも最終砲と単発の差は殆どなく、貫通力も課金弾の伸びが良いお陰で格上車両にもある程度対抗できるため、乗り出しから十分な戦力となれる。- 76 mm Gun M1A1
M4A1 Shermanと互換性のある最終砲。
他のTier5重戦車と比べると概ね発射速度に優れるが、単発火力と精度で劣り気味であり、遮蔽物を挟んだ近距離戦にも遠距離戦にもやや不利でイマイチな性能である。
DPMの高さが活きる一方的に連射できる状況を上手く作っていきたい。
- 76 mm Gun M1A1
- 装甲
アメリカ重戦車共通の特徴として、砲塔装甲が厚く車体装甲が薄い。と言ってもTier7のT29ほど極端な装甲配置を持つわけではなく、車体正面もTier5重戦車の中ではそれなりに優秀な装甲厚と傾斜を持つ。車体の前方に配置された小さな砲塔と中戦車並みの車幅のお陰で正面から見た的は小さく、地形や遮蔽物を利用することで重戦車らしい粘り強さを発揮することも十分に可能だ。
それでも同格以上には正面を貫通されることも多いため、過信は禁物である。
一方で高い車高と車体長が仇となった広い車体側背面は格下軽戦車の砲にも簡単に貫通されてしまう程薄く、特に同Tierに多い大口径榴弾をもらうと致命傷になりかねないため、この車両に乗る時は側面や後ろを絶対に撃たれないよう十分な注意が必要。
- 機動性
良好で、研究を進めて改良履帯と960馬力という大出力エンジンを搭載すればTier5重戦車としてはトップクラスの機動力を有する。ここで開発しておけばM6の乗り出しがかなり楽になるため、無線と併せて開発しておきたいところである。
高いエンジン出力と厚い前面装甲を利用したラムアタックも有効。
一方で後退速度は極めて遅く、遮蔽物から突出しすぎて退避に時間が掛かり、結局被弾ということになりかねないので、あまり何もない場所に飛び出し過ぎないよう注意が必要と言える。
- 総論
実装当初こそ散々な評価であったが、環境の変化によって同Tierの重戦車と比較しても何ら見劣りすることのない性能に落ち着いた。アメリカ系戦車の特徴である主砲の仰俯角の自由度の広さから起伏に富んだ地形でも安定して射撃することができ、ハルダウンしての稜線射撃で小さな砲塔だけ覗かせて戦うことができれば車高さえも武器になる。短所と性能を補う運用の欠かせない車両が多いアメリカ重戦車の扱いに少しでも慣れていこう。またオートエイムとの相性が良い車両であるため、積極的に飛び出し撃ちで戦闘を有利に進めよう。
史実 
1939年に制式化され量産が開始されたM2中戦車だったが、1940年5月の対仏戦争で使用されたドイツ軍の戦車は37mm砲や50mm砲を装備する3号戦車や75mm砲を装備する4号戦車であり、M2中戦車の劣勢は明らかであった。
そのため取り急ぎ車体に75mm砲を装備するM3中戦車が開発されることが1940年5月に決定されたが、その一方で全く新しい重戦車も構想された。
当初は重量80t級で75mm砲を装備する砲塔と37mm砲を装備する砲塔をそれぞれ2基ずつ備え、さらに20mm機関砲と機関銃を装備した、最低装甲厚が75mm以上の多砲塔重戦車が考えられたが、これは後に変更され、車体に口径75mm以上の砲を、砲塔に37mmまたは50mm砲を装備し、機関銃8挺を備えるM3中戦車の拡大版のような車両となった。
しかし結局、1940年8月にT1重戦車として仕様が確定されるまでにその構想はさらに現実的となったのである。
T1重戦車の最終的な仕様は、単一の全周旋回砲塔に口径76mmの3インチ砲と37mm砲を同軸で備え、装甲厚75mm、Wright社製950馬力エンジンを備え、「ハイドラマチック」自動変速機を搭載して時速25マイル(約40km)を発揮し、重量は50t級とされた。
1941年には車体の製作方法と変速装置が異なる4種類の試作車の製作と、月産100台の生産体制整備が決定された。この時試作が指示されたT1E1からT1E4の車両のうち、溶接車体にディーゼルエンジンとトルクコンバーターをそれぞれ2基ずつ搭載するT1E4は、ディーゼルエンジンの開発遅延から製作されなかったが、残りの3種の車両は試作車が完成し、このうちT1E2とT1E3がM6重戦車として制式化された。なお鋳造車体に電気式変速機を搭載したT1E1は制式化されなかったものの、半ば公式的にM6A2と呼ばれていた。
参考資料
『British and American tanks of World War Two』Peter Chamberlain, Chris Ellis
http://ja.wikipedia.org/wiki/M6%E9%87%8D%E6%88%A6%E8%BB%8A
http://combat1.sakura.ne.jp/M6.htm
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