Tier 3 イギリス 自走砲(課金戦車) / 日本語表記:セクストン1
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 250 |
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車体装甲厚(mm) | 51/32/38 |
最高速度(前/後)(km/h) | 40.2/10 |
重量(t) | 25.86 |
実用出力重量比(hp/t) | 15.08 |
主砲旋回速度(°/s) | 16 |
視界範囲(m) | 330 |
本体価格 | 1,250G相当 |
修理費(Cr) |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | 爆発範囲(m) | スタン時間(s) | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
Q.F. 25-Pr. Gun/How. Mk. II | 5.56 | HE AP AP | 44 92 71 | 280 180 180 | 1.39 - - | × | 0.76 | 5.5 | 410 410 410 | 195 | 83 2,800 83 | 510 | -9°/+40° |
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エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Wright (Continental) R975 EC2 | 390 | 20 | 516 |
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履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
Sexton I | 31 | 24 | 11,000 |
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無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
WS No. 19 Special | 570 | 40 |
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乗員
1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Radio Operator | 5 | Loader | 6 | Loader |
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拡張パーツ
× | × | × | × | × | × | ||||||
× | × | × | × | × |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
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静止時 | 14.54% | 3.46% |
移動時 | 7.3% | 1.74% |
射界
射界 | 左25°/右15° |
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車両に関する変更履歴
v0.9.18 | 車両モデルをHD化 |
v1.9.0 | Q.F. 25-Pr. Gun/How. Mk. IIの総弾数を112発から195発に変更 修理費用を44%ダウン HPを140から250に変更 |
v1.10.0 | 装填時間を12秒から10.8秒に変更 |
解説
- 概要
v0.8.7で追加されたTier3のイギリス課金自走砲。
当初はv0.8.5で実装される予定であったが、延期を重ね結局v0.8.7で実装された。同時に実装されたTier3のイギリス通常自走砲であるSexton IIは、開発を進めると本車と近似した性能になる。
見た目がTier3のアメリカ通常自走砲であるM7 Priestにそっくりであるが、性能面では似て非なる特徴を持つ。 - 火力
プリースト自走砲は105mm榴弾砲を装備するのに対し、セクストン系列は25ポンド、すなわち88mm榴弾砲を装備するため、平均攻撃力はプリーストの410に対し本車は280と大きく劣っている。他国のTier3自走砲を含めても、平均攻撃力は下から二番目と決して褒められる値ではない。
しかしSexton IIと異なり、v0.9.18の貫通力下方調整を免れた為、貫通力は44mmと高く格下の軽装甲車両ならば貫通する可能性は高い。また、貫通力はそれほど高くはないもののAP弾を使用することができる。
射程距離はプリーストの最終砲と同程度と比較的長いため、マップの対角線上を撃つ場合を除けば射程を気にする場面はないだろう。但し、弾着角度は浅いので天板貫通が起こりにくい傾向にある。
発射速度の点では小口径な本車が有利であり、プリーストが3rpmなのに対し本車は5rpmと、Tier3自走砲の中で二番目に素早く発射できる。精度も良好なので、一発の軽さは手数で補いたい。
- 装甲
戦闘室は20mmしかないが、車体正面は50mmあり機関銃程度ならば防いでくれる。
- 機動性
車体はM7 Priestと殆ど同一であるが、エンジンの出力は本車が大きく劣り、最低限の陣地転換が可能な程度の機動力しか確保されていない。旋回速度は悪くない値であり、射程の長さから機動力に不満を感じる場面はそれほど多くないと思われるが、プリーストのような機敏な動きはできない点に注意されたい。
敵の軽戦車が接近してくる恐れがある場合、逃げ足の遅さは如何ともし難いので、状況によっては救援を要請しつつ早めに避退したい。そこそこ厚い装甲を頼みにした直射による迎撃も不可能ではないが、あくまでも逃げ遅れたなどの最終手段と考えた方が良い
- その他
視界範囲は330mで同格自走砲の中ではぶっちぎりで長く、軽戦車と同等。
しかし通信範囲は570mなので遠方の味方からの情報が届かない場合が時たま発生する。一応留意しておきたいが、それほど悪い値ではないので特段の弱点ではないだろう。
- 総論
総合すると、本車は打撃力が不足しているものの、その他の点では比較的良好な使い勝手を持つ。一撃死を狙える格下・同格戦車相手では速射性が威力を発揮するし、攻撃力不足を痛感する格上戦車相手であってもじわじわとHPを削り、パーツ破壊で味方の攻撃を助けることができる。逃げ足の遅さに注意しつつ、忙しく働いて味方をサポートするよう心がけたい。
史実
英国陸軍が初めて開発したビショップ自走砲は砲の搭載方法が良くなかったため射程や射界が小さく使い勝手が悪かった。そこで1942年初頭に英国陸軍が砲兵の機械化を進めるにあたって参考にしたのは米国製のM7プリースト自走砲であった。当初英国ではプリーストの車体のみを大量に購入し、英陸軍の代表的野砲である25ポンド(88mm)榴弾砲を据え付ける計画だったのだが、25ポンド砲を搭載した試作車T51を試験したところ砲架に問題がある事が判明、米国側も生産効率の点から25ポンド砲の搭載に難色を示したためこの計画は中止されて しまった。
そこで英国陸軍ではカナダ製のラム巡航戦車に着目、この車体を流用した自走砲開発を開始し42年末に試作車が完成した。ラム巡航戦車自体が米国のM3中戦車を元に開発されているため、M3中戦車ベースのプリーストに似たシルエットを持ち、戦闘室もプリースト同様にオープントップ化され砲の仰角・射角も改善されている。特に砲の後座長が改良された結果、仰角は45度まで拡大し元々の砲の優秀さも相まってプリーストよりも長い射程を得る事が出来るようになっている。
43年のイタリア戦線で初登場した当車は、ノルマンディ上陸頃には英国へ貸与されたプリーストに取って代わっており、終戦まで多数が使用されている。
なお、ごく初期のR975-C1エンジン搭載のセクストンIは先行量産型のようなものであったため生産数も約120両と少なく、主要生産型と言えるのはR975-C4エンジンを搭載した後期生産型セクストンIIである。
http://military.sakura.ne.jp/army/uk_sexton.htm
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