Tier 10 アメリカ 駆逐戦車 
↑見た目だけで常軌を逸した装甲を匂わせる防盾周り。
副砲塔ですら弱点とはいえない装甲を持っている。
↑HD化でキューポラの形状や防盾に覆われた部分の形状が変化している。
スペック(v1.20.0) 
車体
耐久値 | 1,950 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 305/76/38 |
最高速度(前/後)(km/h) | 24/8 |
初期重量(t) | 74.73 |
実用出力重量比(hp/t) | 11.71 |
砲塔旋回速度(°/s) | 26 |
視界範囲(m) | 370 |
本体価格(Cr) | 6,100,000 |
修理費(Cr) | 約26,000 |
超信地旋回 | 可 |
ロール | 攻撃的駆逐戦車 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
155 mm AT Gun T7E2 | 3.33 | AP APCR HE | 295 375 90 | 750 750 1,100 | 2,500 | 0.36 | 2.7 | 870 1,088 870 | 27 | 1,650 5,200 1,120 | 3,371 | -8°/+16° |
---|
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Continental AOI-1490 | 875 | 20 | 1,200 |
---|
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
T110E3 | 78 | 24 | 8,000 |
---|
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
AN/VRC-3 | 745 | 160 |
---|
乗員
1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Loader | 5 | Loader |
---|
拡張パーツ
![]() | Class1 | ![]() | Class1 | ![]() | × | ![]() | Class1 | ![]() | Class1 | ![]() | Class1 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | × | ![]() | × | ![]() | Class1 | ![]() | Class1 | ![]() | Superheavy |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 9.98% | 1.35% |
移動時 | 5.99% | 0.81% |
派生車両
派生元 | T95(TD/241,000) |
---|---|
派生先 | なし |
射界
射界 | 左8°/右8° |
---|
開発ツリー
155 mm AT Gun T7E2 (初期/335,000) | |
AN/VRC-3 (初期/51,600) | |
Continental AOI-1490 (初期/100,000) | |
T110E3 (初期/82,500) |
車両に関する変更履歴
v0.7.5 | 実装 |
v0.9.6 | 視認範囲を400mから390mに減少 |
v0.9.9 | HDモデル化 |
v1.20.0 | 装填時間を17秒から18秒に延長 照準時間を2.5秒から2.7秒に延長 視認範囲を390 mから370 mに縮小 車輌HPを2,050ポイントから1,950ポイントに減少 |
解説 
- 火力
- 155 mm AT Gun T7E2
T110E4と共通の155mm戦車砲。前進のT95から全体的に数値が上昇しており総合的な火力は大きく向上している。単発火力、DPMはTier10駆逐戦車としては平均的といった値。基本的には近距離戦闘向きの性能になっており、遠距離からの狙撃は苦手である。
精度や照準時間、弾速は同格駆逐戦車の中では悪いが、大口径砲であることを考えると実は優秀な値である。
大口径故に弾速の遅さが本車両の弱点の一つだが、近距離戦闘の多さから弾速の遅さで苦労することは少ない。また、HE弾の弾速が通常弾と変わらないため同じ感覚で砲撃することができる。
HE弾は高威力かつ貫通力もあるため、紙装甲の相手や敵の背後をとった場合に威力を発揮する。装填手2名にスキルの直感を取得させると5秒程度で弾種を切り替えられるようになり選択肢が広がるので、余裕があれば取得しておきたい。
課金弾はTier10駆逐戦車の砲としては貴重なAPCRで、貫通力はAPCR弾としては全車両中1位の値を誇る。俯角は-8度取れるため地形への適応性は高いが、射界は左右8°と狭い。
- 155 mm AT Gun T7E2
- 装甲
このゲームに存在する全車両中でもトップクラスの装甲防御力を持っている。
敵として対峙した場合、車体下部を隠されて側面にも回り込めない状況では、貫通力350mm以上の課金弾か15cm以上の大口径榴弾でもない限り、有効なダメージを与えるのは難しい。
一方で前身からは側面の傾斜や空間装甲は失ってしまっているので、側面攻撃に対しては脆弱になっている。また車体下部の弱点部分が広くなり、隠蔽率も大幅に低下している。
耐久力は駆逐戦車としては平均的だが側面など装甲の薄い箇所も多く、足の遅さも合わさって自走砲は天敵である。自走砲の砲撃を察知した場合は、可能ならば飛来方向に車体を向けることで正面装甲で受け止めたい。
車体正面上部の装甲厚に余裕があるため、車体後方を瓦礫などに乗り上げさせて車体を前傾させ、撃ち下ろされる形にすると車体下部の傾斜角を水増しすることが出来る。とはいえこの姿勢を取ると戦闘室天板の傾斜が減ってしまい、極端な場合は天板後方の薄い部分が丸見えになる。近距離でこの姿勢を取る場合は小刻みに前後して照準をつけさせないなど工夫が必要である。- 戦闘室
正面は305mmの厚みに傾斜が加えられ、駆逐戦車の課金弾以外での貫通はかなり難しい。向かって左側のほうが僅かに傾斜がゆるくなっているが、それでも最低350mm相当の装甲になっている。向かって左上のキューポラも弱点ではない。俯角を取ると傾斜が強化され更に頑強になる。
戦闘室の上に載っている副砲塔は一見弱点のように見えるが、275mm+約45°の傾斜で実質340mm超の防御力があり、Tier10駆逐戦車の課金弾以外での貫通は困難。俯角を取ると副砲塔の下半分の傾斜が減少するが、最大限に俯角を取ると防盾などに隠す事ができる。
弱点は防楯中央部分で、この部位は305mmの防楯装甲+裏装甲0mmとなっているため、貫通力330mm超の課金弾であれば貫通される可能性がある。
天板は前半部分が75mmで正面からも見えるが、鋭い傾斜がついているため平地での貫通は困難である。天板の後半部分は38mmと薄く自走砲の榴弾などで大ダメージが入ることがある。
戦闘室の側面装甲も152mmと角度をつけていれば堅牢。
戦闘室の背後にある箱は側面の装甲厚が76mmしかないため弱点となっている。車体を傾けすぎるとこの箱が正面から見えてしまうため注意。ちなみにエンジンの当たり判定は車体側にあるため、この箱を撃ってもモジュールダメージは入らない。 - 車体
正面上部は戦闘室同様、350mmを優に超える防御力を有するため貫通は困難である。
一方、T95では目立たなかった正面車体下部が広くなり、弾薬庫の判定が追加されたため大きな弱点となっている。
ただし装甲厚にはムラがあり、大きな「W」字状に230mm程度の場所が広がっている(上記画像参照)が、外縁部は260~300mmを超える。敵対した場合はしっかりと中央を狙うようにしよう。
ちなみに接近戦になると撃ち降ろす形になり車体下部の傾斜がきつくなるので課金弾でも弾くことがある。
車体側面上部は76mmだが、側面下部はわずか44mmと薄く弾薬庫の判定もある。口径132mmを上回るAPやAPCRには、3倍ルールで傾斜に関係なく履帯ごと貫通される。車体側面は出来る限り晒さないように基本的には正面を向けておきたい。
- 戦闘室
- 機動性
カタログ上の最高速度は24km/hとT95よりも4km/hしか増えていないが、出力重量比が向上したことにより、実際の機動力はこれよりも差があることが多い。特に、登りでの速度が改善されている。重戦車の戦列を追える程度の機動力はあるが、長距離の移動になると遅れて戦場にたどり着く事が多い。
また、後退速度に至っては-8km/hに劣化しており、機動力はやはり同格車両の中でも最低クラスである。装甲を過信して前に出すぎないよう注意が必要。
旋回速度もやはり低い値だが、実は履帯性能が良いため地形による低下が少なく、同格駆逐戦車の中ではそこそこの旋回速度を発揮する。装甲と車重を考えるとなかなかの性能と言えるだろう。
- 総論
常軌を逸した正面装甲で身を固め、最大まで強化された戦車砲と、例え鈍足でもそれを運ぶ脚を手に入れた本車両は、アメリカ駆逐戦車の双璧に相応しい一台に仕上がっている。
砲精度が低めであることもあり、正面装甲を生かす前線での戦闘が主となる。ただし耐久力は駆逐戦車相応であり後退速度も非常に遅いため、突出すると装甲を活かせずあっさり撃破されかねない。
機動力の低さから待ち伏せの形で迎撃することが多く、ハルダウンでの要所の防衛には無類の強さを発揮する。しかし射界の狭さや大口径故の装填時間の長さ、側面装甲の弱点など数的劣勢の状況には脆さを露呈する。常に味方の援護が受けられる位置取りを意識する必要がある。
史実 
1954年デトロイトで将来の重戦車の行方を追及する会議が行われた。クライスラー社は、TS-31計画を参考にした計画を進めた。ベルンゲージのトンネルを通過できるサイズでの設計を要求されたが、計画は中止されてしまった。
T110E3はM58 120mm対戦車砲を搭載し、車体は正面305mm、側面76mm、背面38mmを予定されていた。
なおT110戦車に155mm砲を搭載する計画は無く、本ゲームの搭載砲は架空のものとなっている。
新説についてはE5の史実の項を参照。
情報提供 
愚痴や日記など生産性のない話題は外部総合掲示板をご利用ください。
マスター(M)バッジ報告は専用スレができましたのでそちらへお願いします
使用感や装備など、アーカイブ、スペック、解説に表記されています。
↓アーカイブに重複内容が無いか確認し、考えてから書き込みをしましょう。
アーカイブ1
コメントの際、当該wikiのモラルを尊重した行動をお願いします。
- かこいいと思うけど。。、 -- 2015-04-23 (木) 20:43:00
- こいつで小隊組む時どの戦車と相性良いかな -- 2015-05-19 (火) 02:53:52
- リロード中の時間稼ぎと敵からのNDK対策に、高機動力で連射も速いソ連MT辺りが良いだろう -- 2015-05-19 (火) 21:13:41
- MTだと機動性違いすぎてせっかくの足を縛るからHTやT110E4とかでいいと思う -- 2015-05-19 (火) 21:22:18
- IS-7なんてどうだ?鉄壁同士上手くやれそうじゃないか -- 2015-05-29 (金) 23:39:53
- 親戚のE5は如何かな -- 2015-05-30 (土) 04:37:43
- リロード中の時間稼ぎと敵からのNDK対策に、高機動力で連射も速いソ連MT辺りが良いだろう -- 2015-05-19 (火) 21:13:41
- HDモデルが追加されたため開放します。画像の更新をお願いいたします。 -- 2015-07-16 (木) 13:20:58
- 迷彩付きはあまり好ましくないですよね? -- 2015-07-17 (金) 00:42:35
- 一応upしておいてもいいんじゃないかな?他の人が差し替えてくれるまで -- 2015-07-17 (金) 01:45:32
- 迷彩なら一時的に外すことできるで -- 2015-07-17 (金) 14:18:29
- MODで迷彩外して画像をHD化しました。センスないせいで迫力が… -- 2015-07-18 (土) 17:10:40
- 今更だけど、迷彩のとこで外せる。徽章はずす時と同じ感じでできるよ -- 2015-07-21 (火) 23:11:51
- 迷彩付きはあまり好ましくないですよね? -- 2015-07-17 (金) 00:42:35
- なんかHD化で汚く…キューポラの側面の丸みも無くなった… -- 2015-07-16 (木) 23:27:15
- 堅さが自慢の福砲塔だけど、HD化で前より抜かれやすくなったのは気のせい? -- 2015-07-20 (月) 15:41:48
- 気のせいと信じたい。 -- 2015-07-21 (火) 21:18:42
- 相変わらずクソ硬いよ。装甲裏無いところで角度0度でも280mmからじゃないと貫通できない -- 2015-07-21 (火) 22:48:33
- WotTankViewerで確認したところ、副砲塔正面が装甲厚が229→275に増厚されていた(横・背は229mm) -- 2015-09-08 (火) 22:46:23
- 0.9.9のHD化で今の形+副砲塔正面250mmになったようだけど、柔らかすぎると判断されたのか0.9.10で275mmに増やされた模様。 実効厚は上面404mm(45°)、下面363mm(40°)くらいある -- 2015-09-08 (火) 23:08:03
- 傾斜がHD化前と比べて上下面とも5°減ったみたいだけど、装甲厚が増えた結果 下面に対する打ち上げに対して大幅に強化されているようだ -- 2015-09-08 (火) 23:24:34
- 密着状態から打ち上げても下面は300~330mmになる、はず。 -- 2015-09-08 (火) 23:54:39
- 加えて車体正面から見える副砲塔の側部についても、細かいテクスチャで曲面を作っているので、向かって右側の根本以外は殆ど300~350mm以上ある -- 2015-09-09 (水) 00:35:02
- 気のせいと信じたい。 -- 2015-07-21 (火) 21:18:42
- なんかしれっとHD画像削除されてるんだけど、何故? -- 2015-07-28 (火) 20:29:21
- 正面向かって左の小さなキューポラに以前あった装甲の薄い弱点がTankInspectorでチェックしたところなくなってますね いつ修正されたんだろう・・・HD化のテスト鯖では抜けてた記憶があるんですがね -- 2015-08-07 (金) 15:29:15
- 確か76mmぐらしかなかったですね。正面から密着して撃ち合ってここを狙い打って完封撃破した事のも今は昔。正面を向いてる場合、車体下部以外は駆逐以外は金弾でも貫通は難しいので、後回しに -- 2015-11-14 (土) 11:37:32
- 車体下部狙える場合でも、副砲塔狙う人多い気がする。車体下部の上半分は350mm近いけど、他は230~280mmくらいなんで、HD化された今副砲塔の方が厚い。 -- 2015-10-24 (土) 19:42:20
- とはいえ至近だと角度がついてて抜けないことが多々。HEATだとまず抜けないんで副砲塔を狙わざるを得ない -- 2015-11-14 (土) 17:24:40
- 防盾下のへこみって接近戦で貫通しますか?貫通しそうな場所ですけど、撃たれたことがありません。俯角が足りないのでしょうか? -- 2015-11-14 (土) 12:20:46
- そもそも、こいつと正々堂々正面から相手するやついないしなぁ···それに、そこよりもまずは副砲塔撃つだろうから心配する必要はないかと。第一そこ抜ける程貫通あるなら下部撃つだろうし··· -- 2015-11-14 (土) 21:33:49
- 一応奥側は170mmになってて傾斜が緩いから抜けない事もないっぽい。まあここ撃てる程車高があって尚且つ接近戦をしてるという状況が割と限定的なので、覚えておいて損は無いが実用性は微妙といった所では。ともかく今度相手した時に試してみよう -- 2015-11-15 (日) 04:03:17
- 解説の5行目だが、「T110E5と違って重装甲」とあるが、あちらもHD化に際して副砲塔が弱点じゃ無くなったし、位置や車種を加味しても「T110E4と違って」に修正した方がいいのではなかろうか。 -- 2015-11-18 (水) 20:21:19
- とはいえ金弾使えば抜けるE5と違ってこいつは金弾でも全然抜けないし今のままでもいい気がする。 -- 2015-11-18 (水) 20:29:07
- そっかー。いやなに全体的な記述には特に不満は無かったんだが同じTDで形状まで似通ったT110E4が居るのに、形も違うHT戦車を引き合いに出してるのが気になってしまってな。まあT110E3が硬いっていう事実は変わらんしそこがわかればそれでいいのかもな。 -- 木主 2015-11-19 (木) 02:53:26
- とはいえ金弾使えば抜けるE5と違ってこいつは金弾でも全然抜けないし今のままでもいい気がする。 -- 2015-11-18 (水) 20:29:07
※注意
煽りや誹謗中傷、無関係なコメントに反応しないようお願いします。