Tier 6 イギリス 重戦車 (課金戦車)
↑Loooooong!!驚くほどの巨体。前後(特に後ろ)が無駄に長すぎる。
ちなみに、本車の全長は10.13mもあり、Mausの全長(10.09m)よりも長い。
また、HD化前と比べて後ろ1/3の装甲が足されている。
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 1,560 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 76/76/51 |
最高速度(前/後)(km/h) | 14/7 |
初期重量(t) | 81.28 |
実用出力重量比(hp/t) | 7.38 |
本体価格 | 3,100G相当 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 可 |
ロール | 攻撃的重戦車 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
OQF 17-pdr Gun Mk. VII | 12 | AP APCR HE | 171 239 38 | 150 150 190 | 1,800 | 0.36 | 2.3 | 884 1,105 884 | 144 | 175 3,200 75 | 826 | -10°/+20° |
---|
※俯仰角は車体後部では-5°/+20°
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
TOG II* | 114/76/53 | 32 | 360 | 8,000 |
---|
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Paxman 12TP | 600 | 15 | 3,000 |
---|
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
TOG II* | 85 | 20 | 20,000 |
---|
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
WS No. 19 Special | 570 | 40 |
---|
乗員
1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Radio Operator | 5 | Loader | 6 | Loader |
---|
拡張パーツ
Class2 | Class2 | × | Class2 | Class2 | Class2 | ||||||
× | × | Class2 | Class2 | Medium |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 5.13% | 1.2% |
移動時 | 2.57% | 0.6% |
車両に関する変更履歴
v0.9.17.1 | HDモデル化 |
v1.9.0 | 修理費用を10%ダウン HPを1,400から1,560に変更 |
解説
- 概要
v0.8.2で追加されたTier6のイギリス課金重戦車。
大戦初期、フォスターズ・オブ・リンカーン社が開発した試作超重戦車である。
マッチング優遇があり、Tier8戦車とはマッチングしない。
"TOOOOOG is LOOOOOOOOOOONG!!!!!!"
- 火力
俯角は-10°と優秀。
車両が非常に大きいという事もあって、地形を活かしたハルダウンで被弾面積を少しでも抑えたいところ。- OQF 17-pdr Gun Mk. VII
英国戦車にお馴染みの17ポンド砲。
単発火力150、通常弾のAPは貫通力171mm、約5秒に1発の発射速度を持つ手数型の主砲であり、同格重戦車に比べると単発火力が少々頼りない。
課金弾のAPCRは貫通力239mmまで上がる為、貫通面で困る事は殆ど無い。
単発火力の低さからターン制の攻防になると不利になりやすいが、本車の高い耐久性を活かしての1対1のダメージ交換で負ける事はまずありえないだろう。
また、その良好な精度と連射力は機動性の高い相手を仕留めるのにも有効だ。
- OQF 17-pdr Gun Mk. VII
- 装甲
装甲の厚さは砲塔正面ですら114mm、車体では76mmしかない。
いずれも角度は垂直に近く、ほぼスペック通りの装甲厚しか持ち得ない。
車体正面は昼飯の角度をとってもTier5中戦車の通常弾にすら楽々と撃ち抜かれる程度であり、実質役に立たない。
また、車体が非常に長いため、車体後部が障害物からはみ出てしまっていて被弾などという事も多く、射線管理を強く意識しなければならない。
豚飯に関しても、強制跳弾角度を作らなければ防弾は期待できず、砲塔が前方寄りな上に手数型の主砲に鈍足と、相性が悪い。
逆豚ならば車体側面の強制跳弾角度と攻撃を両立されられるが、より根本的な問題として、巨体のせいで味方の邪魔になりやすい上に、そもそも豚に適した位置に着くのも一苦労、そこから大回転をして角度を合わせるのにも時間を喰う、と苦労に見合わない。
戦線の最後の生き残りとなった時のために、やり方だけは知っていて損はないが、当然ながら後方を向くと長い車体と干渉して俯角に制限がかかる点も覚えておこう。
Tier6重戦車としては圧倒的な大差を付けての1位の数値*1であり、Tier7重戦車群と比べてもトップ、マッチングしないTier8重戦車と比べても見劣りしないとった具合。
しかし、装甲自体が非常に頼りなく、自走砲の攻撃や複数車両の集中攻撃により高耐久を活かせずに一瞬で撃破されてしまう事も少なくない。
自走砲からのヘイトは極めて高く、見つかったら十中八九TOGを狙ってくると思った方がいい。
その圧倒的な耐久差と連携で相手を各個撃破し、相手のヘイトをTOGに全て向けさせる事で味方を動きやすくできるからだ。 - 機動性
とにかく遅いので最前線へ到達するまでが一苦労であり、戦局が悪化してからの大幅な陣地転換はほぼ不可能。
この機動性の悪さは最高速度の低さに起因しており(全車輌中最鈍の14km/h)、拡張パーツのターボチャージャーを装備することで大きく改善される。
それでもKV-2になんとか追随できるといったレベルであるが、機動性こそが最大の弱点である本車輛にもたらす恩恵は大きい。
旋回速度はその巨体の割には悪くなく、Tier6重戦車としては中の下程度はある。
また、砲塔の旋回速度はなんとTier6重戦車で1位であり、車体の旋回と合わせると軽戦車にNDKされても十分に対処できる。が、車体後方の俯角の足りない部分に張り付かれると厳しいのは言うまでもない。
- その他
- 拡張パーツ
元が非常に尖った性能の為、拡張パーツの影響も大きい。- 内張り装甲(中)
Tier5戦車が装備している事の多い十榴の非貫通時ダメージを大幅に削ぐことができる。(砲塔正面で受けた場合91ダメージ→34ダメージ)
元々の機動性が低いので重量増加による若干の機動性低下もまるで気にならない。 - 改良型装甲材
HPを向上させるパーツだが増加量は割合増加なので非常に恩恵がある。
スロット1の追加ボーナスありでは10%増しの1,720、スロット2または3の追加ボーナスなしでも8%増しの1,690となり、もともと多いHPがさらに増加される。
またChurchill系列と同じく履帯裏に車体が存在するので、正面からの履帯嵌めを防ぐ効果もある。 - ターボチャージャー
本車の致命的な弱点である最高速度の低さを改善する。
装備しても18km/hと遅いのには違いないが、苦労して前線にたどり着いたら既に趨勢が決していた、なんて状況もこのパーツを付ければある程度マシになる。
- 内張り装甲(中)
- 搭乗員
乗員の人数と役割分担を活かした役職別スキルの多数発動が可能。
さらに装填手2人なので直感重複ができる。
車長の偵察と無線手の状況判断力を重複させて視界確保、砲手に速射を習得させて命中精度向上がおすすめ。 - 小技
本車両の巨体は障害物としても有用である。
撃破されたとしても、その大きな残骸を味方が盾に利用できる。
障害物として残骸が設置された場合、同格戦車でこの車体を押して移動できる戦車は皆無であり、細い道であれば完全に封鎖も可能。マップによっては主要な進撃路を防衛する最上の選択肢となる場合もあるので、覚えておこう。
もちろんこれは敵に盾に利用されたり、味方の行動の邪魔になったり、封鎖が敵に有利に働く事もあるので、可能な限り撃破される場所にも気を使いたい。
ちなみに橋にする事もできる。使い道はほぼ無いだろうが
- 拡張パーツ
- 総論
ユーモラスな車体形状からにネタにされることが多い課金戦車である。
ランダム戦に出没するとチャットが「TOOOOOOOOG!!」「LOOOOOOOOOONG!!」などなど賑やかになる様子がよく見られるたが、全体チャットの廃止により以前ほどの活気はなくなっている。
そういった感じにネタにされやすい一方、TOG IIは高い耐久・良好な主砲・ヘイトの集めやすさ・マッチング優遇などの強みをいくつも持ち合わせている。
それらを活かせれば独特な存在感を発揮する事ができるものの、それ以上に欠点の存在が大きい。
その劣悪な機動性から肝心なタイミングで戦場に間に合わず、味方が壊滅した場合に孤立⇒袋叩きになりやすい。
障害物の少ないマップでは自走砲の回避すらままならず、本車の性能を理解している人にターン制の攻防に持ち込まれると高耐久を活かせずにあっさり撃破されたりと、その立ち回りは非常に難しい。
総じて癖が強い上級者向けの車両である。
史実
TOG 2重戦車は、第二次世界大戦初期に製作されたイギリスの試作超重戦車である。この車両は、第一次世界大戦の間に生じた、泥と塹壕とクレーターの泥沼と化した北フランスのような戦場に備えていた。
「ジ・オールド・ギャング」(古いろくでなし)と呼ばれた特別車両設計委員会による第二の設計であった。TOG 2は第一に設計されたTOG 1と似ており、特徴の多くを保持していたが、最も進歩した砲であるオードナンス QF 17ポンド砲(口径76.2mm)を装備した。
TOG 1の、第一次世界大戦時のイギリス戦車のような、履帯が車体全周を回る配置のかわりに、TOG 2の走行装置は全体が低められ、車体側面のドアは装軌部より上に位置した。本車は1940年に発注され、フォスターズ・オブ・リンカーン社によって建造された。試作車両は1941年3月に初走行した。
本車はTOG 1と同じく機械発電駆動方式(エンジンで発電しモーターで駆動する)を備えていたが、TOG 2では二つの発電機を用い、特に問題は報告されなかった。本車は緩衝装置のない走行装置をトーションバー懸架に変え、さらに他のことも含めて改修された。1943年4月、TOG 2は試験に成功した。それ以上開発は進まなかったが、より車体を短縮した型であるTOG2(R)は建造を検討された。
現在TOG2はボービントン戦車博物館で見ることができる。
ちなみに、車体側面のドアはチャーチルシリーズと同じく(Black Princeにもついているが)本来なら砲塔をつける予定であった個所である。(WWⅠで実戦投入されたマーク*シリーズの画像を見れば側面に砲塔が付いているのが確認できる。)
引用元:Wikipedia より
実車解説動画
「Inside the Tanks - The_Challenger presents "The TOG II*" - World of Tanks」
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- 半数超のTier8HTを上回るHPを手にしたんですね... -- 2020-04-25 (土) 08:13:56
- 割引期間中に、ネタとしてこいつを買おうかどうか迷っているw -- 2020-05-28 (木) 23:15:01
- 割引だし買ってみたがまだ乗ってない…ついてきたプレミアムアカウントで稼いで特大内張とラマー買うまでは放置プレイだ -- 2020-06-18 (木) 22:59:11
- 早く出撃して、俺の戦車の的になってクレジットと経験値を稼がせてくれ -- 2020-06-19 (金) 23:48:18
- 的になるのは構わんが殺られる前に殺ってやるぜ?(耐久値でごり押し -- 2020-06-20 (土) 03:58:22
- ところがどっこい、砂の川で生き残ったぜ…味方HTのオイたんとKV-1が堂々と谷を進んで注目をあつめてくれたおかげで -- 2020-06-27 (土) 21:15:18
- ↑ちゃんと感謝するってメッセージ送ったか? -- 枝主? 2020-06-27 (土) 21:48:36
- 早く出撃して、俺の戦車の的になってクレジットと経験値を稼がせてくれ -- 2020-06-19 (金) 23:48:18
- 拡張パーツの改良型装甲材を装備するとHPは1720に。素の状態のTier8HTと比較してもKV-5に続く第2位という圧巻の数値。 -- 2020-08-05 (水) 10:46:53
- 新拡張の恩恵をふんだんに受けるTOGたん -- 2020-08-06 (木) 12:31:18
- 途中で送っちゃった。改良型装甲だけでなくターボも個人的にお勧め。 -- 2020-08-06 (木) 12:32:33
- そんなに早くなるもんなの?っていうかマウスと同じガソリン発電/モーター駆動だから機構的にターボ付くのか不思議だけど -- 2020-08-06 (木) 18:18:03
- 個人的なベストマッチは改良型装甲材/装填棒/ターボチャージャーの組み合わせ。ターボあれば少なくともKV-2には追随できる -- 2020-08-06 (木) 21:18:03
- 今までの弱さの8割くらいが足の遅さのせいだったから,数kmの高速化でも本当にありがたく感じる。今はtier6の中でも上位の強さじゃないだろうか。 -- 2020-08-06 (木) 22:12:00
- 固定で4㌔上がるから実質30%くらい最高速が上がる。平地ならすぐ18㌔に乗るしデカい。あと後退2㌔増えるのもかなり使いやすいです。 -- 2020-08-06 (木) 23:38:28
- 鈍足高耐久重戦車すべてにターボチャージャーはお勧めできる -- 2020-08-08 (土) 02:57:41
- ターボ付けてみたら超快適(当社比)で笑っちゃった。強いなこれ。自分も改良型装甲/ラマ―/ターボで安定 -- 2020-10-09 (金) 21:40:08
- 内張りはやや影の薄い選択肢になったなぁタボチャと交換しようか悩みどころ -- 2021-01-19 (火) 12:43:12
- KV-2が/俺をケツから/押してくる -- 2020-08-06 (木) 18:13:54
- 搭乗員の項目で描かれてる状況判断力って、どうスキルどうしは重複しないよね?スキル説明で書かれてる重複化は偵察とであって…試してリセット代無駄にしたこ記憶がある。 -- 2020-08-09 (日) 18:01:47
- 間違えて枝にしちゃいました。ごめんなさい。直せる人直していただけると助かります。 -- 枝主? 2020-08-09 (日) 18:02:35
- 搭乗員の項目で描かれてる状況判断力って、どうスキルどうしは重複しないよね?スキル説明で書かれてる重複化は偵察とであって…試してリセット代無駄にしたこ記憶がある。 -- 2020-08-09 (日) 18:01:47
- 結局、TOG2*の*←これって何なんだ? -- 2022-02-03 (木) 23:51:05
- 改って意味。昔どっかに書いてあった気がするけど消えたのかな? -- 2022-02-04 (金) 00:38:19
- 遅まきながら装甲材・ターボ積んで乗ったらなかなかに戦えるのは草生える。だが行先をミスると相変わらず経験値BOXになるから気を付けてね! -- 2022-02-17 (木) 09:59:11
- イベントで出たので買ってみましたけど、SPGの数(+マップ)をお祈りする車両ですね。上では装甲材がオススメされてましたけど、SPGが直撃で150~200持ってかれるので装甲材つけても1発耐えられる程度しかHP増えないので人によっては内張のほうがいいかもしれません。相手にFV304やleFHがいた場合、とにかく手数の暴力でHPがゴリゴリ削られるので… -- 2022-02-19 (土) 01:00:55
- 野戦改修レベル3までいけば2スロット用意できてHP強化重視or榴弾対策重視でキープ出来るから、両方採用もあり -- 2022-02-20 (日) 01:22:27
- 古いコメントへの返信で申し訳ないが、内張りにはspgからの攻撃のダメージ軽減は期待できない。(拡張パーツ参照)ここを読んだ人が間違えないように返信しておきます -- 2022-11-13 (日) 07:07:31
- 別の惑星だと94mm砲装備になっていて、どうやら実際に測ってみたら17ポンド砲ではなかったということらしいのだけど、それならWoTの方でもTier7で本来の装備のTOGを出してほしいよな。 -- 2023-12-01 (金) 00:41:03