Churchill III

Last-modified: 2024-03-09 (土) 17:55:03

Tier5 ソ連 重戦車 (課金戦車) / チャーチル3

Churchill_III-min.PNG
イギリスのChurchill Iの改良型で、履帯が覆われていたり、装甲の細部に改良が加えられている。

v0.9.19.1以前

shot_071.jpg
shot_072.jpg

shot_303.jpg

スペック(v1.10.0)

車体

耐久値920
車体装甲厚(mm)176/76/51
最高速度(前/後)(km/h)28/14
初期重量(t)39.71
実用出力重量比(hp/t)9.42
本体価格1,500G
修理費(Cr)
超信地旋回不可
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
QF 6-pdr Gun Mk. V26.25AP
APCR
110
180
75
75
1,9690.432.29892
1,115
17045
2,400
450-6°/+12°
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
Churchill MK III88/88/7634.133507,500
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Bedford Twin-Six374151,531
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
Churchill41.95209,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
WS No. 19R570110
 

乗員

1Commander2Gunner3Driver4Radio Operator5Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class2装填棒Class2砲垂直安定装置×改良型旋回機構Class2改良型照準器Class2追加グローサーClass2
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造Class2改良型装甲材Class2内張り装甲Medium
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時8.04%2.25%
移動時4.05%1.13%
 

車両に関する変更履歴

クリックで表示
v0.8.2ChurchillをChurchill IIIに名前変更
v0.9.20HDモデル化
v1.9.0総弾数を140発から170発に変更
修理費用を24%ダウン
HPを700から920に変更

解説

  • 概要
    Tier5のソ連課金重戦車
    レンドリース法(武器貸与法)よってソ連に供与された、イギリスのChurchill歩兵戦車である。
    マッチング優遇があり、Tier7戦車とはマッチングしない。
    v0.9.20にて車両がHD化された。
     
  • 火力
    本家(最終砲以外搭載時)と比べて俯角は-6゜とかなり悪化しており、使える地形も限られてしまっている。加えて、仰角も+12°と、狭くなっている。機動性の低さと合わさって、起伏の激しい地形では、不自由に感じることが多い。
    • QF 6-pdr Gun Mk. V
      Churchill IIIの史実砲。
      QF 6-pdr Gun Mk. Vを装備したChurchill Iの微劣化であり、発射速度・精度・照準時間・俯仰角で劣り、照準拡散と総弾数はこちらが優れる。
      劣化とは言え驚異的な発射速度を誇り、装填速度は最速で約1.8秒となる。
      課金戦車の割に貫通力も恵まれており、課金弾も多用すればKV-1等の重装甲車両の対処に困る場面も少ない。
      注意点として、弾種にHEが存在しない*1
       
  • 装甲
    Churchill Iと同じと思いきや意外と異なる部分は多い。
    車体前面装甲の176mmは銃座周りの分厚い部分のみであるため、過信しないように
    砲塔正面は垂直の88mmの上、防盾が76.2mmと弱体化しているため、同格以上の通常弾や格下の課金弾にも抜かれやすい。
    更に車体の覗視孔や車載機銃部も63.5mmと薄くなっており、何故か履帯も10mm薄い。正面防御力はChurchill Iにかなり劣る。
    一方、Churchill Iに比べると側面装甲は全面76.2mmと厚くなっており昼飯や豚飯を取りやすい。ハッチ部分も弱点ではない。
    また正面車体下部は114.3mmと妙に分厚くなっているので、相対した場合はChurchill Iと間違えて車体下部を撃たないようにしよう。
    履帯裏に車体判定があるのは同じ。
     
  • 機動性
    最高速度は28km/h、出力重量比9.42と本家Churchill Iより一回り優れる。
    もっとも多少マシになった程度であり、やはり重戦車としては鈍い。
     
  • 総論
    そこそこの貫通と連射力を備えた砲にそこそこの防御力、そしてマッチング優遇から、かなりの格下キラー性能を持つ。
    立ち止まって連射力と防御力を発揮できる場面では強いが、単発の軽さから障害物を挟んでのターン制などは苦手である。
    履帯裏にダメージ判定を持つ弱点もあるので、くれぐれも自分は撃てないのに相手に一方的に撃たれる状況にならないよう気を付けよう。
    同クラス以上と対峙する場合は、6ポンド砲で貫通可能な個所をきちんと把握しておくことが肝心。
     

史実

赤軍のチャーチル.jpg
ソ連で使用される「チェールチリ」として有名な一枚。砲塔前面に親衛重戦車連隊のマークが入っている。

赤軍特有のタンクデサント.jpg
赤軍名物タンクデサント。幅広く垂直の車体はT-34ISと比べても乗りやすそうではある。

他の英軍歩兵戦車同様、チャーチルもソ連にMk.III及びIVの253輌がレンドリース法に基づいて輸送され、親衛重戦車連隊に配備されロシア語風に「チェールチリ」(Черчилль)と呼ばれた。これらは重量に見合った装甲の頑丈さや、ソ連製重戦車より勝る機械的信頼性が評価された。東部戦線での最初の活躍は、1943年1月の第48親衛重戦車連隊の配備車輌によるスターリングラード解放を巡る戦いで、以降もクルスクの戦い、レニングラード解放、エストニア解放、キエフ解放などで活躍している。しかし、その後の冷戦開始や反共主義者であるチャーチルの名を持つため、この事実は長い間隠蔽されていた。例えばクルスクの戦いで英雄的な活躍をしたとされるスクリプキン大隊の装備車輌は、ソ連の公式戦史(ML研究所・編『第二次大戦史』)などではKV-1重戦車とされていたが、実際はチャーチルであったことが、ソ連崩壊後の情報公開で判明している。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%AB%E6%AD%A9%E5%85%B5%E6%88%A6%E8%BB%8A

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アーカイブ1

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*1 初期のQF 6-pdr GunにはHEが搭載されていなかった史実に基づく。ちなみに、イギリスのChurchill IのQF 6-pdr Gun Mk. VはHEが使用可能。