Churchill VII

Last-modified: 2020-09-04 (金) 21:26:40

Tier 6 イギリス 重戦車

Churchill_VII_Early.jpg
↑Churchill IV + QF 6-pdr Gun Mk. V
初期状態。Churchill Iから車体に巨大なフェンダーを取り付けたことで大型化しているように見える。しかしフェンダーに装甲判定は無くサイズや形状はほぼ同じである。鋳造式にしたChurchill IV型砲塔を乗せており丸みを帯びているが、肝心の傾斜は雀の涙である。

Churchill_VII_Late.jpg
↑Churchill VII + OQF 77 mm Gun Mk. II
最終状態。改良砲塔側面に張り付いているのは予備履帯で、20mm厚の増加装甲扱いになっている。ちなみに車体側面にも一部予備履帯が貼り付けてあるが、ここも20mmの増加装甲扱いであるとは言え弾薬庫の目印となっている。

chrch7front.jpg
↑正面装甲の偏りが改善された車体正面の隙は、斜めになった段差程度になった  …訳ではない。
フェンダー内に相変わらず薄い装甲の車体があるので、正面からだと110mm程度の防御力しかなく、撃ち込まれると弱点の車体が履帯ごと貫通してしまう。またフェンダー内の車体形状が正面装甲より前に張り出してしまったので、昼飯時でも正面装甲の横を狙うと弱点に当たってしまう。

 

v0.9.8まで

Churchill7_stock.jpg

 

Churchill7_improved.jpg

スペック(v1.10.0)

車体

耐久値1,020⇒1,080
車体装甲厚(mm)152/95/51
最高速度(前/後)(km/h)20/12
重量(初期/最終)(t)39.19/40.73
実用出力重量比(hp/t)8.59
本体価格(Cr)900,000
修理費(Cr)約5,800
超信地旋回不可
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
QF 6-pdr Gun Mk. V27.27AP
APCR
HE
110
180
30
75
75
100
2,0450.391.9892
1,115
892
14545
2,400
32
450-12.5°/+20°
75 mm Gun Mk. V20AP
APCR
HE
91
144
38
110
110
175
2,2000.411.9619
774
619
10056
2,800
56
500
75 mm Vickers HV12.50
⇒13.95
AP
APCR
HE
145
202
38
135
135
175
1,687
⇒1,884
0.362.3785
981
785
100100
2,800
56
591-4°/+12°
3.7-inch Howitzer8.57HE
HEAT
47
110
370
280
2,400
(HEAT)
0.512.3243
243
60156
5,600
393-3°/+20°
OQF 77 mm Gun Mk. II13.95AP
APCR
HE
148
208
38
140
140
190
1,9530.362.3785
981
785
84150
2,800
75
681-4°/+12°
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
Churchill IV89/76/76303507,500
Churchill VII152/95/95303608,000
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Meadows D.A.V.30020724
Bedford Twin-Six350201,531
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
Churchill IV40.15188,150
Churchill VII43208,150
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
WS No. 19 Mk. I40040
WS No. 19 Mk. II45040
WS No. 19 Mk. III55040
 

乗員

1Commander2Gunner3Driver4Radio Operator5Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class2装填棒Class2砲垂直安定装置×改良型旋回機構Class2改良型照準器Class2追加グローサーClass2
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造Class2改良型装甲材Class2内張り装甲Medium
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時7.47%1.84%
移動時3.7%0.92%
 

派生車両

派生元Churchill I(HT/27,000)
派生先Black Prince(HT/54,000)
 

開発ツリー

クリックで表示

QF 6-pdr Gun Mk. V
(初期/35,000)

75 mm Gun Mk. V
(4,000/45,000)
75 mm Vickers HV
(5,000/63,000)

3.7-inch Howitzer
(2,300/35,000)
Churchill IV
(初期/8,350)
Churchill VII
(3,900/17,000)
OQF 77 mm Gun Mk. II
(14,500/50,000)
Black Prince
(54,000/1,400,000)
WS No. 19 Mk. I
(初期/15,000)
WS No. 19 Mk. II
(3,600/21,000)
WS No. 19 Mk. III
(4,000/22,000)
Meadows D.A.V.
(初期/9,000)
Bedford Twin-Six
(850/11,000)
Churchill IV
(初期/8,600)
Churchill VII
(4,900/18,000)
 

車両に関する変更履歴

クリックで表示

v0.8.9中程度の地盤でのサスペンション Churchill IV の抵抗を7%減少
主砲 3.7-inch Howitzer の俯角を3度から 5度に変更
主砲 75 mm Gun Mk. V の砲塔旋回時のレティクルの広がりを20%減少
主砲 75 mm Vickers HV の砲塔旋回時のレティクルの広がりを20%減少
砲塔 Churchill IVの砲塔旋回速度を32度/秒から30度/秒に変更
主砲 75 mm Gun Mk. V の俯角を4度から12.5度に変更
主砲 75 mm Gun Mk. V の砲塔旋回時のレティクルの広がりを20%減少
主砲 75 mm Vickers HV の砲塔旋回時のレティクルの広がりを12%減少
主砲 QF 6-pdr Gun Mk. Vの俯角を6度から12.5度に変更
砲塔 Churchill VII の砲塔旋回速度を32度/秒から30度/秒に変更
砲塔 Churchill IV のHPを800から860に変更
砲塔 Churchill VII のHPを880から960に変更
v0.9.9HDモデル化
v1.9.03.7-inch Howitzerの総弾数を50発から60発に変更
75 mm Gun Mk. Vの総弾数を84発から100発に変更
75 mm Vickers HVの総弾数を84発から100発に変更
QF 6-pdr Gun Mk. Vの総弾数を84発から145発に変更
修理費用を11%ダウン
収益性を2%ダウン
Churchill IV砲塔時のHPを860から1,020に変更
Churchill VII砲塔時のHPを960から1,080に変更

解説

  • 概要
    v0.8.1アップデートで追加されたTier6のイギリス重戦車
    Churchill歩兵戦車の後期生産型である。
    v0.9.9にてHD化。
     
  • 火力
    Churchill Iから砲もほぼ引き継いでいるため、ほとんど攻撃面での向上は見られない。
    乗り出しが快適な反面、最後まで開発しても砲性能は大して変わらない。
    全体的に俯仰角が狭く、地形適性は劣悪な車両となっている。起伏の多い場所では、後述の機動性の劣悪さと相まって、自分は相手を撃てないのに、相手からは一方的に撃たれる状況にもなりかねない。起伏の多い場所での戦いは極力避けるのが無難といえる。
     
    • QF 6-pdr Gun Mk. V / 75 mm Gun Mk. V
      Churchill Iから引き継いだ6ポンド砲と75mm砲。
      互いに対して6ポンド砲は貫通力、75mm砲は単発火力で若干優れるが、いずれもTier6重戦車としては論外の性能。
      俯角が-12.5°と良好そうに見えるが、実際は長すぎる車体が邪魔をして側面以外では制限が掛かってしまう。
       
    • 75 mm Vickers HV
      Churchill Iの最終砲。
      最終砲の77mm砲と大差ない性能を有し、初期状態から見劣りなく使える。
      ただし、一定距離からストンと落ちていく山なり気味の弾道を描く為、長距離の偏差射撃は少しやり辛い。
       
    • 3.7-inch Howitzer
      Cruiser Mk. IIなどと互換性のある3.7インチ榴弾砲。
      前身の3-inch Howitzerから口径*1が大きくなった事で火力は強化された。
      しかし、同格には15榴を装備する重戦車がいる以上、榴弾砲主体の運用に活路を見出すのは難しい。
      15榴に比べれば装填が3倍以上早いので軽装甲車両の排除には役立つが、装甲の厚い相手にはHEを当てても2桁以下のダメージしか望めない。極端に装甲の厚い相手にはHEのダメージが出ないこともありうる。HEATの貫通力も110mmしかなく、弱点を精密に狙える精度もないため、完封される可能性が高い。
      弾速は遅く、弾道も高いので移動目標への偏差射撃はかなり難しい。
      高い弾道を活かしたオートエイムによる長距離狙撃で障害物に隠れている敵の天板を撃ち抜く、といった技も可能だが所詮は曲芸の域を出ない。
      主力の補助として履帯切りに徹することも選択肢に入るが、とても重戦車の役割に適しているとは言い難い。
       
    • OQF 77 mm Gun Mk. II
      Cometなどと互換性のある77mm*2砲。
      75mm Vickers HVの微強化版だが、悪く言うとTier5重戦車の最終砲から殆ど進歩していない。
      Tier6重戦車でAPの貫通力148mmはやや不足気味であり、格上重戦車への貫通はほぼ期待できない。
      ゆえに格上に対しては貫通力208mmの課金弾APCRを用いていく事になる。
      さらに問題になのは、Tier6重戦車としては単発火力が140と非常に低い事だ。
      次のBlack Princeとの共通の欠点であり、ターン制の戦闘に持ち込まれると不利になりやすい。
      持ち前のタフさを活かして出来る限り多くの有効打を与えていきたい。
       
  • 装甲
    正面装甲の大半がスペック通り152mm厚の重装甲となり、Churchill Iのようなスペック詐欺からは解放された。
    ただし殆どの面が垂直装甲で構成されているため、正面向きでは弱点以外も普通に貫通されてしまうことが多い。防御の際は分厚い側面装甲を生かして昼飯の角度を活用しよう。
    天板装甲の広さと薄さ*3はChurchill Iから変わっておらず、自走砲に対する弱点になっている。
    鈍い機動力によって回避が期待できない以上、地形や障害物を活かした立ち回りが必須となってくる。
     
    v0.9.9のHD化により、車体正面の機銃口および操縦手ハッチ、また車体側面の吸気口および脱出ハッチの弱点部分が消失。代わりに履帯判定が小型化され、車体後部のエンジンルーム側面が30mmとなった。
     
    • 砲塔
      初期砲塔はChurchill Iの改良砲塔とほぼ変わらない装甲厚しかなく、きわめて脆い。
      改良砲塔の正面/側面装甲厚は車体と同じスペックとなり、起伏を利用して頭だけ出した場合かなりの硬さを発揮できる。更によそ見も活用することで同格以上の砲撃をはじくポテンシャルを秘めている。
      ただし前述の通り俯角が4度しか取れないので、車体を隠しやすい場所は限られる。
      20mmしかない天板の装甲が水平からでも少し見えており、口径60mmを超えるAPやAPCRは3倍ルールにより、ほぼ確実に貫通してしまう。上下範囲は狭いが、少しでも撃ち下ろされると危ない。
      主砲の両脇の膨らんだ部分は203mmあるが、面積は狭いので頼りにできない。
      なお砲塔に貼り付けられた予備履帯は追加装甲扱いされており、その部分の側面は表記より20mm堅い。
       
    • 車体
      車体正面の152mmは、Churchill Iの時のように「スペック上は177mmだが、実際はごく一部分だけ」と言った極端な配置ではなくなり、防御面に関しては大きな向上を見せた。
      ただし、履帯内のダメージ判定のある車体部分はあまり強化されておらず、明確な弱点となっている点に注意。
      この事から弱点である履帯を撃たせない立ち回りが求められる。
       
      側面は95mmとTier6重戦車としては厚い部類に入る。
      豚飯・昼飯がそれなりに有効だが、どう角度を取っても履帯内の車体が弱点になってしまう欠点がある。

      【画像による解説】

      チャーチル7豚飯.png
      ※画像はSD時代の物で若干差違がある。
      履帯フェンダーの隙間から見えるエッジの効いた箇所が履帯内車体正面の目印である。(上図)
      履帯と薄い空間装甲により三重装甲の形になるが、本体正面はたったの57mmしかない。(下図)
      図のように25度ほど傾けて豚飯すれば170mm~246mm程度の防御力を期待できるものの、エンジンルーム側面が25.4mmしかないので砲弾がかすめるだけで大体抜かれてしまう穴がある。
      そもそも図を見ると豚飯で弾いて射撃姿勢を取る段階で履帯内の車体正面が堂々と丸見えである事がお分かり頂けるだろう。
      また、単発火力の低さから脅威度も低いので、152mmの砲塔正面が垂直になった瞬間を撃たれる事も少なくない。
      次のBlack Princeでは多少改善されるものの、どのみち障害物などを使って履帯弱点を隠すこの防御体勢を多用するので今の内に馴れておくのもよい。

       
  • 機動性
    機動性は劣悪である。
    エンジンは無線と同じようにChurchill Iと同一のものであり、若干の重量増加もあって機動力は全体的に悪化している。
    20km/hという破滅的な最高速だけでなく、重量に明らかに不相応の低馬力エンジンが旋回性能にも悪影響を与えている。
    平地でも加速が悪く、ただでさえ遅い最高速すら出せないこともままある。
    Churchill Iは履帯性能が良く、遅いながらも意外とスイスイと動けたな・・・とさえ思えてくる。
     
    とりわけ移動時に側面を晒したままで敵に発見されるのは最悪の状況である。
    機動性の酷さのため立て直すまでに時間が掛かり、その長い側面と予備履帯で目印の付いた弾薬庫を存分に敵に晒してしまう。
    最前線には確実に間に合わないので、最初は支援射撃を行うぐらいのつもりでいよう。
     
  • その他
    障害物を挟んで睨み合いになった時の小技として、無駄に大きく前に出っ張った履帯だけを物陰からチラリと露出することで、敵の攻撃を誘発させるような使い方もある。
    そこで機会を逃さず上手く攻撃してくれるような頼れる味方がいるなら試すのも一興だ。
     
  • 総論
    様々な欠点の複合により、実際に戦闘してみると不便極まりない戦車となっている。
    不足している俯仰角からくる地形適性の低さ、射撃の自由度が劣悪な割に低単発で脅威度の低い砲性能、当たり判定の大きな前後に長い車体、自走砲に貫通されやすい天板装甲、履帯に内蔵されたダメージ判定のある車体装甲、前身からさらに劣化した機動性、などなどストレスが溜まる要素がかなり多い。
    だが、高い耐久値に正面装甲152mm・側面装甲95mmという同格内では優れた防御力により、戦い方次第では意外な粘り強さを発揮できる。また、本車両は脅威が低い分、敵プレイヤーに警戒されにくいという利点もある*4
    堅実な立ち回りでそのタフさを活かせるように戦っていこう。
     
    なお、装甲重視の車両に共通して言えることだが、格下には強いが格上には抵抗らしい抵抗はほとんどできない。
    格上戦車の砲撃はほぼ貫通してしまうため、ボトムTierになった場合は無理に前進せずに砲の精度を生かした一歩引いた位置およびその以遠で支援射撃に徹したほうが賢明だろう。
     
    次に開発する戦車は最後のチャーチルことBlack Princeとなっている。
    またか…という思いと共にスペックの装甲厚や最高速を見て落胆するかもしれないが、念願の高馬力エンジン搭載によって加速が大きく改善したり、車高が低くなっていたり、履帯裏が堅くなったり、俯角が改善されたり、数値詐欺な石頭砲塔になったりと、痒い所に手が届く仕様になっている。

史実

車体設計が大幅に変更されたChurchill歩兵戦車の後期型。それまでの12.7mm厚の装甲板を溶接して車体を組み、内側からリベットで増加装甲を留める手間のかかる作り方を改め、全面的に溶接組みを取り入れた。砲塔前面装甲が152mm、車体側面も95mmの一枚板に強化され、A22Fという新たなナンバーが与えられた。しかしその分重量が増えたため、最大速度は20km/hに落ちてしまった。

 

実車解説動画(英語音声&EUユーザー向け各国語字幕)
http://www.youtube.com/watch?v=fKX_MzRVi1A

情報提供

愚痴や日記など生産性のない話題外部総合掲示板をご利用ください。
マスター(M)バッジ報告専用スレができましたのでそちらへお願いします
使用感や装備など、アーカイブスペック解説に表記されています。
アーカイブ1アーカイブ2

※実装または車両性能変更アップデートから3か月以上経過した車両であるため、管理人の提案に基づき新規コメント欄を非表示にします。本車両について語りたい方は外部掲示板を利用してください。


*1 3-inch Howitzer(口径81mm)→3.7-inch Howitzer(口径94mm)
*2 実際の口径は76.2mm
*3 砲塔は20mm、車体は前部が19mm、後部は16mmしかない
*4 一般的に、本車と逆の特性をもつ機動力と火力に優れた車両が警戒されやすい。鈍足であっても、15榴を装備しているO-IやKV-2は本車よりも警戒されやすい