Tier6 日本 駆逐戦車 / 略称: Ji-Ro / 日本語表記: ジロ車
↑ 7.5 cm Type 5 Gun Ro
初期状態。丸みを帯びた戦闘室は他車輌とは見間違えようがない。
↑ 10.5 cm Type 92 Gun Ro
最終状態。本車輌の史実状態。
スペック(v1.20.1)
耐久値 | 650 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 50/25/20 |
最高速度(前/後)(km/h) | 40/15 |
重量(初期/最終)(t) | 30.67/32.52 |
実用出力重量比(hp/t) | 8.92 |
主砲旋回速度(°/s) | 40 |
視界範囲(m) | 350 |
本体価格(Cr) | 930,000 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 可 |
ロール | 万能型駆逐戦車 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
7.5 cm Type 5 Gun Ro | 13.3 | AP AP HE | 150 194 40 | 135 135 175 | 1,800 | 0.33 | 1.8 | 900 1,000 900 | 60 | 145 2,80 100 | 1,850 | -5°/+30° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10.5 cm Type 92 Gun Ro | 6.67 | AP AP HE | 175 220 45 | 300 300 400 | 2,000 | 0.35 | 2 | 850 900 850 | 40 | 445 3,600 305 | 3,000 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
BMW IV Kai Ni Ro | 270 | 20 | 280 |
---|---|---|---|
BMW IV Kai San Ro | 290 | 20 | 290 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
Type 95 Ji-Ro | 34 | 38 | 5,500 |
---|---|---|---|
Type 95 Ji-Ro 2 | 35 | 40 | 6,000 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
Type 96 Mk. 4 Bo | 425 | 50 |
---|---|---|
Type 3 Otsu | 550 | 240 |
乗員
1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Radio Operator | 5 | Loader | 6 | Loader |
---|
拡張パーツ
Class2 | Class2 | × | Class2 | Class2 | Class2 | ||||||
× | × | Class2 | Class2 | Medium |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 19.95% | 5.19⇒4.39% |
移動時 | 11.97% | 3.11⇒2.63% |
派生車両
派生元 | Type 3 Ho-Ni III(TD/29,250) |
---|---|
派生先 | Chi-To SP(TD/56,230) |
射界
射界 | 左18°/右18° |
---|
開発ツリー
7.5 cm Type 5 Gun Ro (初期/58,000) | ━ | 10.5 cm Type 92 Gun Ro (17,500/90,000) | ━ | Chi-To SP (56,230/1,470,000) |
Type 96 Mk. 4 Bo (初期/14,000) | ━ | Type 3 Otsu (4,000/22,000) | ||
BMW IV Kai Ni Ro (初期/15,000) | ━ | BMW IV Kai San Ro (7,400/27,300) | ||
Type 95 Ji-Ro (初期/9,000) | ━ | Type 95 Ji-Ro 2 (5,200/13,800) |
車両に関する変更履歴
v1.20.1 | 新規実装 |
解説(v1.20.1)
- 火力
仰角と左右射界は非常に広く取れるので問題ない。しかし肝心の俯角が-5°と著しく悪く、装甲の薄い本車輌にとっては辛い弱点となっている。- 7.5 cm Type 5 Gun Ro
初期砲。照準性能は非常に優れており狙いを付けること自体は容易であるが、火力・貫通力は同格中戦車の水準である。
同格までなら戦えなくはないが、格上重戦車には苦慮する。
リロードも特別速くはなく、単発火力に対してDPMは物足りない。 - 10.5 cm Type 92 Gun Ro
本車輌の史実砲かつ最終砲。
単発火力が初期砲から倍以上に向上、DPMも改善される。照準性能は初期砲から少し落ちるものの、この口径にしては優秀である。
貫通力は駆逐戦車としては若干低めだが、弱点というほどではない。
仰俯角と射界を除けば、全体的な特徴はDicker Maxの10,5cm砲に類似している。
- 7.5 cm Type 5 Gun Ro
- 装甲
正面ですら50mmとかなり薄い。HPも高くないため、KV-2等の150mmクラスの榴弾が命中すると即死する可能性が高い。
しかも正面にエンジンがあるためこれが損傷、大破、炎上しやすい。
当然ながら自走砲も天敵である。
後述の隠蔽率を生かして見つからない動きを優先しよう。
- 機動性
前進は極めて鈍い。出力重量比はあのChurchill Gun Carrier並であり、平地で25km/h前後が精一杯という始末で、移動には苦労する。
幸い旋回性能は悪くなく、転回はさほど苦にならない。
また後退速度も15km/hと速めであり、射撃後の退避はしやすい。
なお最高速度自体は高く設定されており、下り坂で加速したり味方戦車に押してもらうなどすればこれを生かすことができる。
- 偵察性
隠蔽率は高く、駆逐戦車の中でも平均以上の値である。防御面では唯一の長所なので、迷彩塗装やカモフラージュスキルで伸ばしておきたい。
視認範囲は平均的。射界と隠蔽が高いので双眼鏡や迷彩ネットとの相性は良い。
- 総論
劣悪な性能の車体に扱いやすい砲を搭載した、実に日本戦車らしい戦車である。
茂みに隠れての狙撃では他車種の追随を許さず、高い火力で敵を蹴散らすことができる。隠蔽率が高く射界も広いため、茂みの中での取り回しもしやすい。
俯角は狭いので、足元の地形に注意することを忘れないようにしたい。紙装甲駆逐戦車の例に漏れず、近接戦には非常に弱い。射界が広く車体旋回も悪くないのでNDK耐性は意外と高いものの、防御する手段も逃げるだけの足も無いため、不利であることに変わりはない。
運用上の最大の問題点は前進速度の遅さと、それに見合うような装甲もないことだろう。
狙撃ポジションへの移動に苦労するだけでなく、崩壊した戦線から逃げ遅れたり、味方の救援に間に合わないといったことがよく起こる。
早め早めの判断が何より大事になってくる。
史実
九五式重戦車の車体を利用した数種の自走砲の1つ。
ソ連軍の重防備陣地の攻略と重戦車に対する対応を目的に1941年に開発を開始し、1943年の後半頃に試作車に砲を搭載しての試験も行われたが、その後、速度が不足から機械化部隊に随伴出来ないことが問題となり開発が中止された。(参考として一式中戦車の最高速度は44 km/hだったが、ジロの最高速度は25 km/hであった)
主砲は、試験では九二式十糎加農砲を改造したものを搭載していたが、砲架は九六式十五糎榴弾砲も搭載出来るように設計されていた。
なお、ジロという名称は試作を担当した三菱による呼称であり、チハなどの秘匿名称とは異なる。陸軍側からは自走式十加、自走式中口径砲車台などといった名称が用いられていたようである。
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- V39やCGCよりはTier7のエミールに近いなぁと思った。前進はナメクジの如く遅いが後退や旋回はまあまあなので意外と苦にはならない。 -- 2023-05-02 (火) 19:28:20
- ちょっともっさりすること以外は結構使いやすいですね、火力周りのバランスがいい感じ。足回りが微妙なので一人で戦況をひっくり返すとまではいかないまでもそこそこ動ける見方さえ残ってくれてれば防衛で無双できるポテンシャルはあるかな…? -- 2023-05-03 (水) 03:52:49
- ちょっとどころではない気がする。大昔のLoweを思い出す鈍足 -- 2023-05-05 (金) 12:10:49
- なんというか、乗員もエンジンもかなりダメージ負いやすい感じがする。そこが結構ストレスなんだが、いろいろと固まって置いてある感じだろうか。 -- 2023-05-03 (水) 17:39:06
- 史実の写真を見るにエンジンありますし乗員6人も居るので判定ギチギチに詰まってそうですね。 -- 2023-05-03 (水) 18:51:27
- 100試合くらい乗ってみたけど、まぁ何というか足回りが全てを台無しにしてる車両だね。平地25km、沼地15km、坂8km~3km、タボチャで+3~4kmって所かな。フリーに余裕あればこれ飛ばしてChi-To SPから乗った方がいいかも -- 2023-05-07 (日) 07:48:32
- 鈍足+紙装甲+俯角取れないではなあ。どう足掻いても苦行枠 -- 2023-05-07 (日) 11:47:09
- 足回りさえ改善されればかなり強いと思うんだけど…。砲性能にあんまストレス感じないのがいい。 -- 2023-05-10 (水) 03:55:20
- 前に行く動作が糞モサモサしてるからかストレスの方が貯まるな。紙装甲は別にいいんだがそれに見合う脚の無さがちょっとねぇ -- 2023-05-13 (土) 17:32:50
- 正面から見て右側に付いてる小さい筒は何だろ?スモークかな? -- 2023-05-14 (日) 19:45:38
- これは排気管です ケツ側のスペースがなくてしかたなく前方につけたのかな -- 2023-05-21 (日) 16:32:15
- 二つの筒の方なんだけどこれ排気管なの? -- 2023-05-21 (日) 16:40:48
- 排気管は正面からみて左だから今回の質問には関係ないね。右の2つの筒はスモークディスチャージャーって認識で良いと思われる -- 2023-05-21 (日) 17:14:11
- 思いっきり逆でしたね。申し訳ない&ご指摘感謝。 >多分発煙弾発射装置 -- 2023-05-21 (日) 18:42:08
- これね、5式中戦車にもついてるけどジャッキだよ -- 2023-05-21 (日) 21:53:40
- フェンダー上部に取り付けてある装置はジャッキだと思われます -- 2023-05-21 (日) 21:41:52
- そうなんですか、教えてもらって有難うございます。 -- 2023-05-21 (日) 22:16:28
- これは排気管です ケツ側のスペースがなくてしかたなく前方につけたのかな -- 2023-05-21 (日) 16:32:15
- 壊滅的に足が遅い、装甲は無いに等しい、なら遠距離狙撃しようにも精度が足りずすっぽ抜ける。間違いなく苦行中の苦行。即フリーで飛ばすべき。 -- 2023-05-22 (月) 16:23:03
- 精度0.35照準時間2は同格内でも悪くない値で、火力や射角も加味すると優秀とも取れるぞ。ただ足と装甲と俯角を補える程かというと...。一度狙撃ポジに入れば隠蔽と砲性能を活かせるんで必要以上に悲観することも無いが、ストレスが貯まる車両であることは異論なし。余裕がある人なら飛ばしてもいいかもね。 -- 2023-05-22 (月) 21:47:42
- 勝率の低い戦車の二要素「鈍足」と「紙装甲」がこれでもかってくらい揃っちゃってるもんな。それでいて固定戦闘室となれば約束された苦行枠よ。次が強いのが救い。 -- 2023-05-22 (月) 23:23:09
- 「俯角不足」もある三重苦だ 俯角が有れば地面が無敵装甲になるんだが -- 2024-05-02 (木) 11:31:39
- この火力でこの精度ならかなり優秀な部類だと思いますけどね。正直これで精度足りないって思うなら交戦距離が遠すぎる疑惑が… -- 2023-05-24 (水) 12:18:07
- ただでさえ酷い95式の車体使った結果がこれだよ!装甲ある分CGCの方がマシに見えてくる…… -- 2023-05-24 (水) 16:08:57
- ここのコメント見て使うのが怖かったけど砲性能が良いので意外と使いやすい。OIに追い抜かれるくらい遅いけど適切な射撃ポジにつけさえすれば優秀。ただポジションを頻繁に変えなければならなくなるような早い展開になると厳しい。遅すぎてタボチャ効果あるかわからない。 -- 2024-10-13 (日) 05:33:52
- 実際砲性能は凄く良いし隠蔽もあるから射撃ポジについて試合終了までその近辺でダメージを取り続けられれば強い・・・けどそんな試合は滅多にないし、戦況が変化した時に対応できる足が無いから最近のMAPでは活躍できるシーンが少なくてキツイ。恐らく8年ぐらい前に実装されてたらまだ評価されてた車両だろうなって感じがする。 -- 2024-10-13 (日) 10:15:52
- 前情報で苦行を覚悟してた分マシに思えました。俯角が取れなくなった代わりに射角が良くなったDickerMaxと思えば使えなくはないかなといったところです。正直CGCみたいなのを覚悟してました。 -- 2024-10-13 (日) 13:00:07
- 実際砲性能は凄く良いし隠蔽もあるから射撃ポジについて試合終了までその近辺でダメージを取り続けられれば強い・・・けどそんな試合は滅多にないし、戦況が変化した時に対応できる足が無いから最近のMAPでは活躍できるシーンが少なくてキツイ。恐らく8年ぐらい前に実装されてたらまだ評価されてた車両だろうなって感じがする。 -- 2024-10-13 (日) 10:15:52