カレドン級軽巡洋艦(後期C級軽巡洋艦) HMS Caledon D53
性能諸元
・基本性能
Tier | 3 | 種別 | ツリー艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 巡洋艦 | 派生元 | Weymouth |
国家 | イギリス | 派生先 | Danae |
Bellerophon | |||
生存性 | 継戦能力 | (A) 17,500 (B) 19,000 | |
装甲 | 6-76mm ・防郭 10-76mm ・艦首・艦尾 6-76mm ・砲郭 76mm ・装甲甲板 6mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | (A-B) 0% | |
機動性 | 最大速力 | 29.0ノット[kt] | |
旋回半径 | 580m | ||
転舵所要時間 | (A) 7.8秒 (B) 5.6秒 |
隠蔽性 | 通常 | 副砲 | 主砲 | 火災 | 煙幕 | |
---|---|---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 10.1km | - | - | 12.1km | 4.5 km | |
航空発見距離 | 3.9km | - | 0.0km | 6.9km | - |
射撃管制装置 | 船体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
A-B | Mk III mod.1 | 10.8km | 107m | |
Mk III mod.2 | 11.8km | 115m |
主砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ | 装填 | 180度旋回 | 弾種 |
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A-B | 152mm/45 | 5基×1門 | AP弾 2,900 | 8.0秒 | 18.0秒 | AP 4crh |
魚雷 | 船体 | 口径 | 基数×門数(片舷) | 最大ダメージ | 装填 | 射程 | 雷速 | 発見 |
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A-B | 533mm Mk II | 4基×2門(4門) | 10,000 | 41秒 | 6.0km | 53kt | 1.1km |
対空砲 | 船体 | 距離 | 口径 | 基数×門数 | 爆発数 | 秒間ダメージ | 命中精度 | 有効ゾーン | |
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爆発半径内 | 継続的 | ||||||||
A | 中 | 40mm Vickers 2-pdr.QF Mk II | 2基×1門 | 2 | 210 | 39 | 74.0% | 1.0-3.0km | |
76.2mm/45 HA Mk IV | 2基×1門 | ||||||||
B | 短 | 7.7mm Maxim machinegun Mk I | 2基×1門 | - | 14 | 70.0% | 0.1-0.7km | ||
中 | 40mm Vickers 2-pdr.QF Mk II | 2基×1門 | 2 | 210 | 39 | 74.0% | 0.7-3.0km | ||
76.2mm/45 HA Mk IV | 2基×1門 |
・アップグレード
スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 | スロット5 | スロット6 |
○ | ○ |
搭載可能アップグレード
1 | ![]() | 主砲兵装改良1 | 主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20% 主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50% 主砲および魚雷発射管の修理時間 -20% |
![]() | 副兵装改良1 | 副砲の抗堪性 +100% 対空砲座の抗堪性 +100% | |
![]() | 弾薬庫改良1 | 自艦の弾薬庫誘爆率 -70% | |
![]() | 応急工作班改良1 | 応急工作班の有効時間 +40% | |
2 | ![]() | ダメージコントロールシステム改良1 | 浸水発生率 -3% 火災発生率 -5% |
![]() | 機関室防御 | 主機損傷確率 -20% 主機修理時間 -20% 操舵装置損傷確率 -20% 操舵装置修理時間 -20% |
・消耗品
ゲーム内説明
カレドン級軽巡洋艦は、駆逐艦の支援及び偵察任務用として設計されました。
前級と比して高速化され、強力な雷装を備えていました。
1911年に、北海でも高速を維持することが可能な「艦隊偵察艦」のための要求がまとめられました。1916年から1917年にかけて建造されたこのカレドン級は、戦訓を反映した設計となっており、艦首楼が延長されていた点と、魚雷発射管の配置が特徴でした。本級のリードシップであったカレドンは、1917年に就役し、バルト海におけるイギリス艦隊の介入に参加しました。本艦は1926年まで大西洋艦隊に所属し、1927年から1931年にかけて地中海艦隊で運用されました。そして1933年に予備役となりましたが、第二次世界大戦の勃発に伴い現役復帰しました。
解説
- 主砲
英国特有の152 mmのAPのみ。貫通力は控えめで弾道も高めだが、マッチングする船の装甲は薄く交戦距離が短いことからあまり気にならない。APなので、縦の相手には殆どダメージが入らない。また、戦艦などの装甲が分厚い艦に対しては上部構造物を狙わなければダメージすら入らないので注意すること。 - 魚雷
片舷4門の魚雷は低ティア特有の交戦距離の短さから使用頻度は高い。英国巡洋艦の特徴として1本毎に発射が可能であり、上手く当てれば大ダメージが期待できる。しかし、回避されやすくなるので状況はよく選ぶこと。 - 機動性
巡洋艦としては十分な性能。装甲を考えればもう少し機動性が欲しいところではある。 - 装甲
喫水線上に露出した中央部の防郭装甲は76mmと同Tierでは(別格の)St. Louisに次ぐ。主砲下になると57mmになるがほとんど喫水線下となっている。この構成はTier5Emeraldまで共通である。ただし、だから安心ということではなく、6インチ砲以上のAPに抜かれ得る。*1そして過貫通を望めない。また、艦首艦尾甲板の6mm装甲は6インチ砲以上で強制貫通するので、縦を向いているからと油断せず、全ての砲撃に回避運動をすることを推奨する。不意打ちからの破壊的一撃を防ぐためにも艦長スキルの敵弾接近警報を取得するといいだろう。
体力は回復できるものの生き延びてこそである。 - 隠蔽
ティア3巡洋艦の中では良くもなく悪くもない。 - 総論
主砲の攻撃力が低く、装甲が絶望的な巡洋艦。エメラルドまでこの傾向は続くのでティアが低いうちに慣れておこう。
史実
カレドン級軽巡洋艦はカロライン級から始まるイギリスC級軽巡洋艦シリーズの5番目の艦種として1915年計画で4隻建造された。後に建造されるシアリーズ級、ケープタウン級とともに後期C級と呼ばれることもある。
設計思想は偵察巡洋艦のものを引き継いでおり、北海での活動を念頭に航洋性を強化している。前級セントーから減速ギアの搭載や魚雷発射管の甲板上への移設等の改良が行われている。
後期C級14隻のうち1隻は第一次世界大戦で戦没した。
1930年代には既に旧式化していたため、8隻が主砲を高角砲に変更し、防空巡洋艦に改装された。
第二次世界大戦では序盤から地中海等の激戦区に投入され、艦隊・船団護衛任務に従事し、13隻のうち5隻が戦没、1隻が衝突事故で沈没した。その他の艦も勝利が見えてきた大戦後半には次々に予備役となり、終戦まで現役だったのはカレドン1隻のみだった。
小ネタ
ちなみにC級軽巡洋艦全体の同型艦数は28隻。あのClevelandよりも多い。
その長女「カロライン」は、1914年に就役しているがなんと2011年まで現役で練習艦を務めていた。(係留されていて自力航行は不能だったが)
彼女は現在ベルファスト(アイルランドの首都。T7のあん畜生じゃないよ)で博物館船として公開されている。
実に97年も現役であった彼女は「ヴィクトリー」に次ぐ英海軍2位の現役期間を誇る。
そしてユトランド沖海戦参加艦の最後の生き残りである。ベルファストを訪れたときはぜひ彼女を訪ねてみてほしい。
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