Imperator Nikolai I

インペラトリッツァ・マリーヤ級戦艦　インペラートル・ニコライ1世

他 画像

性能諸元

･基本性能

･アップグレード

搭載可能アップグレード

搭載可能アップグレード

A		主砲兵装改良1	主砲および魚雷発射管の機能停止発生率　-20% 主砲および魚雷発射管の抗堪性　+50% 主砲および魚雷発射管の修理時間　-20%
		副兵装改良1	副砲の抗堪性　+100% 対空砲座の抗堪性　+100%
		弾薬庫改良1	自艦の弾薬庫誘爆率　-70%
D		ダメージコントロールシステム改良1	浸水発生率　-3% 対水雷防御ダメージ軽減率　-3% 火災発生率　-5%
		推力改良1	主機損傷確率　-20% 主機修理時間　-20%
		操舵装置改良1	操舵装置損傷確率　-20% 操舵装置修理時間　-20%

･消耗品

搭載可能消耗品

スロット	消耗品	使用 回数	準備 時間	有効 時間	効果
R		∞	120	15	火災・浸水・損傷したモジュールの修復
		∞	80
T		3	120	28	自艦のHPを回復する 回復量：最大HPの 0.5 [%/秒]
		4	80

ゲーム内説明

戦艦インペラートル・ニコライ1世は、ロシア帝国海軍時代に起工されたものとしては
最後の戦艦です。インペラトリッツァ・マリーヤ級戦艦の改良型であり、前級の高い火力を
引き継いでいました。本級では、ロシアにおける初期の弩級戦艦の開発経験を活かして
装甲配置を改良し、大幅な防御力強化が図られていました。

解説

Tier4プレミアム戦艦。ソ連国籍戦艦のうちの一隻である。
プレミアム艦は高Tierで鍛え上げられたベテランの艦長が搭乗していることもあるので相手にする場合は要注意である。
本艦が実装されたのはver.0.5.1以前とソ戦ツリー実装よりはるか昔のことであり、そのため散布界がアメリカ戦艦基準*1、応急工作班は通常のものである。
　

• 主砲
  ツリー艦Gangutとは主砲弾と照準速度が同等、射程は本艦のほうが少し長く、散布界は異なる。
  12インチクラスの砲を3連装4基、計12門装備。装填速度は36.0秒はマッチング帯では最低クラス*2。
  配置は独特で、背負い式の砲は無く、上部構造物でサンドイッチになっている。砲塔は4基中3基までが前向きに配置されており、前進中に進路を変更した場合でも9門は相手に向けることが出来る。砲を全門相手に向けようとするあまり戦場端まで行ってしまうプレイヤーも、この艦なら気兼ねなく進路変更可能である。全門斉射して直ちに回頭すれば36秒後には同じ相手に9門斉射を浴びせることも可能。
  真正面と真後ろには1基3門のみ指向できる一方、前方の砲塔射角は20度で3基指向、32度で全基向けられるので、1対1では姿勢による絶大な防御力を発揮する。相当接近するまで砲弾を弾けるだろう。
  弾速はT4でも遅い部類だが、射程と交戦距離を考えればさほど問題にはならない。むしろ弾道が高くなることで喫水下のバイタルを抜きやすいので便利と考えよう。装甲厚21mmまでは跳弾しないので、相手によってはAP弾で甲板を叩いて有効打を与えられる。
  散布界はアメリカ戦艦基準であり、Gangutと比較するとTier4帯域の戦闘距離では精度面で劣る。但し砲弾が中央に収束する確率であるσ値が2.0と主砲12門戦艦としては最高値であり、他国戦艦と比較すれば命中率は高い。
  HE弾も強力であり、高い発火率と主砲の命中率によって戦艦相手に高確率で火災を起こすことが出来る。防御姿勢を取った格上の戦艦相手にはHE弾のほうが有効である。装填時間が遅いため、APからHEへの切り替えは慎重に行おう。
  遅い装填時間は対駆逐艦でも問題になる。12門1斉射の威力はあるので、体力を大きく削ったらF3撃破要請を出して味方に任せてしまうのも良いだろう。
  　
• 対空
  対空砲火は弱い。
  雷撃には必死に舵を切ってかわすこと。幸い砲配置のおかげで回避運動後にどっちを向いていても火力があまり落ちない。大胆に舵を切って戦闘を続けよう。

• 機動力
  21.0ktは戦艦並み。かなり前進姿勢でも全砲門を向けられ、かつ前向き砲塔が多いため戦艦としては進軍しやすい。
  舵はTier4戦艦ではやや悪いほうだが気になるレベルではない。

• 装甲
  ドイツ戦艦でもお馴染みのタートルバック方式の装甲を装備しており、数値以上の硬さを発揮する。また、甲板の装甲も最低でも35mmとかなり硬い。つまり甲板の装甲を硬くしたドイツ戦艦。さらに上部構造物が殆どなく、主砲の配置の都合で防御姿勢を取りやすい。
  とはいえ、Tier5や妙義の35.6cm砲を完全に防げる訳ではないので油断はしないこと。バイタル配置がやや高い点も注意。
  　
• 隠蔽性
  海面発見距離は12.8km。これはマッチングする一部の巡洋艦より優れており悪い数値ではない。
  もっとも通常は駆逐艦や航空機に先に視認されるだろう。

• 総評
  装填時間こそ長いものの、門数・精度・弾道から来る貫通力に優れた主砲を装備しており、一斉射の攻撃力はTier4最強クラス。
  また、防御力も射角が優秀で装甲も硬いことからTier4最強クラスを誇っている。
  対空が弱いことが弱点である。お前、本当にTier4か？
  上記のように性能が非常に高い能力を持っているため、敵から集中砲火を受けることも多いことから前に出すぎないように注意すること。

史実

インペラートル・ニコライ1世は、未成に終わったインペラトリッツァ・マリーヤ級戦艦の四番艦。それまでの姉妹艦の改良型として計画されており、完成すれば彼女はより大きく、より重く、より厚い装甲を備えるはずであった。

1915年4月28日起工。ロシア革命を受け1917年4月29日には名称が『デモクラティーア』に変更され工事は中断、その後ウクライナ海軍に籍を置くも、1919年1月25日再びソヴィエト海軍に編入され名称も『サボルナ・ウクライーナ（統一ウクライナ）』とされる。1923年には完成を目指し再着工の案が出るものの却下され、1927年にセヴァストポリへ曳航された後、スクラップとされた。

小ネタ

対空砲は主砲塔の天蓋上という非常にデンジャラスな場所に設置されており、対空射撃中に主砲が発砲されたら射撃要員は爆風で吹っ飛ばされる(と言うより、ミ○チになる)。
　
2018年以前のハロウィンでは「Rasputin」の名前で仮装してボス艦として出演。
イベントボスにふさわしく、その抗堪性は何とHP200'000。
主砲諸元は以下の通り：

筆者うろ覚えだが、被発見距離8.0だったと思う。
見返してみると不思議な散布界だが、どういう計算式だったんだろう？

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