航空母艦 龍驤
なお、残念ながら改修前の旧A船体は0.10.3にて削除されてしまっている。
改装前 改装後
扶桑の艦橋バリに不安になる形である
性能諸元
・基本性能
Tier | 6 | 種別 | ツリー艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 空母 | 派生元 | Hosho |
国家 | 日本 | 派生先 | Shokaku |
生存性 | 継戦能力 | (A) 38,400 (B-C) 39.600 | |
装甲 | 6-30mm ・防郭 0-1mm 艦尾 0-1mm ・砲郭 0-1mm ・装甲甲板 0-1mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | (A-C) 0% | |
機動性 | 機関出力 | 65,000馬力[hp] | |
最大速力 | 28.4ノット[kt] | ||
旋回半径 | 770m | ||
転舵所要時間 | 前期13.4秒 後期 9.5秒 |
隠蔽性 | 通常 | 副砲 | 主砲 | 火災 | 煙幕 | |
---|---|---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 9.9km | - | - | 0.0km | 0.0km | |
航空発見距離 | 6.3km | - | 0.0km | 9.3km | - |
種別 | 機体 | 兵装 | 生存性 | 速度(最速) | 小/中隊 | 最大ダメージ(火災) | 貫通 | ペイロード | 発見距離 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
攻撃機 | A5M Claude | Type 3 No.6 Mk.27 | 930 | 134kt(181kt) | 2/8 | 2200 (8.0%) | 28mm | 2 | 10.0km |
A6M2 Zero | Type 3 No.6 Mk.27 | 980 | 139kt(188kt) | 2/8 | 2200 (8.0%) | 28mm | 4 | 10.0km | |
種別 | 機体 | 兵装 | 生存性 | 速度(最速) | 小/中隊 | 最大ダメージ(雷速) | 射程 | ペイロード | 発見距離 |
雷撃機 | B4Y Jean | Type91 mod.1 | 1020 | 120kt(168kt) | 2/8 | 5400 (50kt) | 3.0km | 1 | 7.5km |
B5N2 Kate | Type91 mod.2 | 1070 | 128kt(179kt) | 2/8 | 6067 (50kt) | 4.0km | 1 | 7.5km | |
種別 | 機体 | 兵装 | 生存性 | 速度(最速) | 小/中隊 | 最大ダメージ | 貫通 | ペイロード | 発見距離 |
爆撃機 | D3A Val | Type 99 No.25 mod.1 | 960 | 133kt(186kt) | 2/8 | 4600 | - | 1 | 10.0km |
D4Y2 Suisei | Type3 No.25 Mk4 | 1010 | 137kt(192kt) | 2/8 | 5100 | 228mm | 1 | 10.0km |
副砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
---|---|---|---|---|---|---|
A-C | 127mm/40 Type89 A1 | 6基×2門 | HE弾 2100(8.0%) | 5.0秒 | 4.0km |
対空砲 | 船体 | 距離 | 口径 | 基数×門数 | 爆発数 | 秒間ダメージ | 命中精度 | 有効ゾーン | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
爆発半径内 | 継続的 | ||||||||
A | 短 | 13mm/76 Type93 4連装 | 6基×4門 | - | 65 | 85.0% | 0.1-0.9km | ||
長 | 127mm/40 Type89 A1 | 6基×2門 | 3 | 840 | 97 | 90.0% | 0.9-5.8km | ||
B | 短 | 25mm/60 Type96 mod.1 | 5基×1門 | - | 169 | 85.0% | 0.1-1.9km | ||
25mm/60 Type96 連装 mod.1 | 9基×2門 | ||||||||
長 | 127mm/40 Type89 A1 | 6基×2門 | 3 | 840 | 97 | 90.0% | 1.9-5.8km | ||
B | 短 | 25mm/60 Type96 mod.1 | 8基×1門 | - | 231 | 85.0% | 0.1-1.9km | ||
25mm/60 Type96 3連装 mod.1 | 10基×3門 | ||||||||
長 | 127mm/40 Type89 A1 | 6基×2門 | 3 | 840 | 97 | 90.0% | 1.9-5.8km |
・アップグレード
スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 | スロット5 | スロット6 |
○ | ○ | ○ | ○ |
1 | 飛行機隊改良1 | 航空母艦へ帰還中の航空機の速力 +20% | |
副兵装改良1 | 副砲の抗堪性 +100% 対空砲座の抗堪性 +100% | ||
2 | ダメージコントロールシステム改良1 | 浸水発生率 -3% 対水雷防御ダメージ軽減率 -3% 火災発生率 -5% | |
航空機エンジン改良1 | エンジンブースト時間 +10% | ||
3 | 副砲改良2 | 副砲最大射程 +20% 副砲弾の最大散布界 -20% | |
対空砲改良2 | 対空砲座の最大射程 +20% | ||
雷撃機改良1 | 雷撃機の攻撃時間 +5秒 | ||
攻撃機改良1 | 攻撃機の攻撃時間 +2秒 | ||
4 | ダメージコントロールシステム改良2 | 浸水復旧時間 -15% 消火時間 -15% | |
攻撃機改良2 | 攻撃機のHP +7.5% | ||
雷撃機改良2 | 雷撃機のHP +7.5% | ||
爆撃機改良2 | 爆撃機のHP +7.5% |
・母艦消耗品
・航空機消耗品
ゲーム内説明
龍驤は、1922年のワシントン海軍軍縮条約の制限下で建造された航空母艦であり、同型艦はありませんでした。二段式の格納庫により高い航空機搭載能力を実現していたものの、一方でこれは大幅な重量超過と安定性の低下に繋がっていました。これらの問題の対策のため、1930年代に竣工後間もなく改修を受け、バルジの大型化やタンクへのバラストの追加が施されました。1942年、第二次ソロモン海戦において魚雷1発と爆弾4発を被弾して大きく傾斜し、沈没しました。
排水量10,000トン以下の艦艇はワシントン海軍軍縮条約の制限の適用外であったことから、日本は大型航空母艦に加えて小型航空母艦の設計を開始しました。鳳翔の運用経験に基づいて設計された龍驤は、二段式格納庫により更に多くの航空隊を搭載できました。航空母艦龍驤は、1937年から1939年にかけて日中戦争に参加しました。第二次世界大戦において、本艦はフィリピン上陸作戦を支援し、オランダ領東インドに向かう輸送船団を護衛し、インド洋およびアリューシャン列島周辺での通商破壊作戦にも従事しました。
解説
鳳翔から開発できるT6日本空母。鳳翔と比較し火力、速力が大きく向上、また戦闘機を搭載可能になりスポット能力、防空能力も追加された。一方で同格艦の対空も向上し、戦場が高レベル化する中で空母としての動きを意識していかなくてはいけない。鳳翔で艦載機の使い方や攻撃の当て方を学んだ上で、盤面をコントロールする独自の空母の運用を身に着けていく必要がある。
艦載機は全て複葉機から単葉機になり、速力が劇的に向上。戦場全体を飛び回ることが可能になる。(まあ、マップもその分広がっているのだが)
速度の向上によってプレイヤーの判断時間が短くなっている点には要注意。鳳翔のようにのんびりしているとすぐに敵の防空圏に突っ込んでしまう。
アップデート0.10.3より、船体構成および諸元が変更された*1。過去のコメントを読む際など注意。
- 母艦
速力は28ノットに微増。とはいえ遅いのには変わりないし、脆さも鳳翔と変わりない。VPが水線上の舷側に大きく露出しており、巡洋艦の攻撃でも遠距離から容易にVPを抜かれることは覚えておこう。舷側に露出したVPは厚さが25mmしかなく、マッチング帯のほとんどの巡洋艦HEが触れただけでVP貫通判定になってしまう(対水雷バルジに当たった場合はギリギリセーフ)。特にSAP弾には注意*2。また小さい範囲ではあるが装甲が20ミリしかないスペースが有り、そこにたまたま当たってしまうと120ミリ以上の口径を持つHE弾、つまり殆ど全てのHE弾に稀にVP判定を受ける可能性がある
隠蔽も悪化しているので位置取りには注意。なおバグか仕様かは不明だがB、C船体ではバルジが大型化するが水雷防御判定はA船体のままである*3。どの道ペラペラなので誤差程度にしか感じないだろうが、手早く片づけたい際は覚えておこう。
- 攻撃機
攻撃小隊の機数が3→2機となった一方で中隊機数が6→8機となり、反復攻撃数は2→4回と倍増。攻撃あたりの投射弾数は、1機あたりの搭載数が増えた(2→4)ことで若干増加した。
鳳翔から順当に性能が向上しており、反復攻撃ができる状況なら高い火力を発揮する。が、そんなことを許してくれるような対空火力の艦は存在しないので中隊機数の多さは正直飾りである。
機体を無駄にしないために空撃ちの利用も考慮したい。
ロケット自体特別性能が高い訳では無いが爆撃機がAPであり火災が発生しないため、スリップダメージ狙いで出すことも考えられる。また特段強くないということは最悪全壊しても痛くないということの裏返しである。速力も高いため開幕スポット時、戦闘機を急ぎ置きたい時、高対空艦を殴りたいときに気楽に出す事ができる。
- 雷撃機
鳳翔から雷撃機・搭載魚雷とも全体的に強化され、1度に2本の魚雷を投下するようになった。
魚雷自体のダメージも同格と比較して高いため、反復攻撃を含め非常に高い火力を発揮できる本艦のメインウェポンである。
序盤敵が集中している中突っ込ませると中隊全損という最悪の事態に成りかねない。空母自体終盤の敵が目減りし対空砲が壊れた段階から本領発揮するものであり、雷撃機は中盤まで派手な損失を避け温存をしておきたい。中盤にかけ孤立をしだす鈍足戦艦たちを惨殺するには十分な火力があるだろう。
尚雷速が変わらないまま信管作動距離が伸びたため、必要な偏差が変わることには注意。
Ver.0.11.8のバランス調整によって魚雷諸元が弱体化された。
魚雷の最大ダメージが減少: 6,500 から 6,067
浸水を引き起こす確率が減少: 36% から 34%。
(WoWS Development Blog Betaより引用)
- 爆撃機
こちらも中隊・小隊機数に変化はないが、搭載する爆弾の威力が2500→5100と倍増。
2発バイタルヒットで1万超のダメージは素晴らしいのだが、いかんせん戦艦がすっぽり入る縦に広い散布界に2発というお祈り仕様が変わっていない。敵に横を向けられたが最後過貫通2発1000ダメージなぞザラであり、ダメージを出すにはしっかり縦から入らないといけないのだが、AP爆撃機を見て縦を素直に向けてくれるプレイヤーなんて基本居ない。戦艦のような機動性の悪い船相手に縦から狙ってバイタル1枚が期待値といったところだろう。
ただ、当てられるならばダメージの質としては魚雷に勝ることも忘れてはいけない。
スペック上のダメージは大差ないが、こちらはバイタルに届けば5100ダメージが確定で入るのに対し、魚雷は水雷防御が高い相手だと時には4割以上もダメージを軽減されてしまう。(雷撃ダメージが3000やら4000やらとしょっぱいのはこれが理由)また、区画耐久が減る事でダメージが半分程度になることもある。
完璧に刺せるのであれば雷撃よりこちらの方が上ブレが大きいため、チャンスが有れば積極的に狙っていきたい、具体的には「機動性、撃ち合い等の問題で敵の姿勢が固定され完璧に縦から侵入できるとき」「座礁、島浦射撃中で回避行動が取れない時」である。
- 総論
鳳翔から順当な強化がなされたものの、T4空母という物自体が強力である事からも、周囲の対空強化と相まって相対的には弱体化の感さえある。
その上マッチング優遇が無くなったことで2つ上のティアともマッチするようになった事で高対空艦とのマッチが増え、そもそも攻撃が通せない事も出て来始めた。
しかしスポット戦闘機を獲得した事で火力を出す以外の支援が可能になった。戦場が高レベル化し空母もより高レベルなプレーを求められる中で、いかにダメージを出しながらもスポットや防空、そして攻撃対象の選別で差を出していけるかが大事となってくる。空母は火力を出せるか以前に「どのルートで艦載機を飛ばすか」から勝負は始まっているのである。敵艦の対空といった諸データを理解し、敵の有利ポジションを潰す、危険度の高い艦を優先的にフォーカスしていく、といった状況判断能力を身に着け戦場の覇者となろう。
- 艦載機
前の瑞鳳に比べると予備機に余裕ができ、操作できる中隊数が増えたため戦略の幅が増える。
いよいよAlt攻撃が使用可能になり、空母らしくなってくるが、MM優遇が無くなっているため、油断すればあっという間に箱になる。- 戦闘機
ついにAlt攻撃が使用可能となり、複数の敵中隊を一度に攻撃することが可能になった。敵機が固まっていたら積極的に使用していきたい。ただし弾薬の消耗が激しいため乱発は禁物。
ここから制空編成が登場し、同時に3中隊の戦闘機を操ることができるようになる。が、機体は前Tierから変わっていない。
制空編成は3中隊の戦闘機を運用でき、同TierのIndependenceと比べ強力な制空能力を持つように見えるが、実際はIndependenceの制空編成も2中隊ではあるが龍驤と同じく12機であるため、3中隊12機と2中隊12機が正面からドッグファイトすると、12機で6機を襲うより4機を襲う方が効率がいいため撃ち負けることに注意。 - 雷撃機
こちらも瑞鳳から変化なしだが、同じくAlt攻撃が使用可能になったため、敵艦(特に駆逐艦)への命中率が大幅に向上する。
近距離で投下すれば命中率は上がるが、対空火力も上がることに注意。
とはいえ上手い駆逐乗りは、煙幕内でPキーを押しているため、煙幕に隠れているのを見つけたら速攻ALTして行こう。2中隊やれば2本位は当たるだろう - 爆撃機
Tierが上がり、耐久度と速力が上がったが威力は変わらない。
日空の爆撃機の手動攻撃は投下範囲がとても狭く、駆逐艦にも十分に命中が狙える。
その代わり対空砲火防御を使われると大幅に精度が低下し命中は望めない。
- 戦闘機
- 母艦
隠蔽が若干悪化したが瑞鳳から使用感はさほど変わらない。
何故か旋回性が向上しているが実感する機会はあまりないだろう。
- もし苦行だと感じたら
- 確かに苦行なのは当たり前です。なぜなら、次tierの飛龍は正規空母でこの龍驤は軽空母だからです。
しかし、アップデート前と後では大きく戦い方が変わりました。アップデート前に攻撃編成を使っていた人にはとても辛いかもしれませんが、インディペンデンスにはない3編隊もの戦闘機を使える制空編成があるため、制空戦では少なくとも同等もしくはスキル、編成によっては圧倒することができるでしょう。 - 自艦が攻撃編成の時、相手がインディペンデンスか制空編成龍驤の場合は自戦闘機は囮にしかなりません。戦果をあげやすい方法としては、4中隊(雷撃機×2、爆撃機×2)をまとめて動かし、前線に近い(味方艦の防空範囲に近い)艦を集中攻撃することでしょう。もし敵戦闘機が来たなら巡洋艦や米戦艦等の対空が高い船に逃げる、水上戦闘機出してもらう、味方戦闘機を囮にする、等で攻撃隊の損害を抑えることでそれなりの戦果はあげられるでしょう。気を付けることとしては、攻撃に夢中になりすぎて味方の護衛は忘れないようにしましょう。
- 確かに苦行なのは当たり前です。なぜなら、次tierの飛龍は正規空母でこの龍驤は軽空母だからです。
史実
日中戦争、太平洋戦争緒戦、蘭印攻略作戦、アリューシャン方面の戦いに参加する。第二次ソロモン海戦にて戦没。
帝国海軍の分類上、飛龍や翔鶴と同じ正規空母扱い。
航空母艦龍驤は、ワシントン海軍軍縮条約において排水量1万t未満の航空母艦は条約による制限の対象外であることを受け、排水量1万t未満になるよう設計、建造が開始された。
しかし、建造中に締結されたロンドン海軍軍縮条約にて排水量1万t未満の航空母艦も条約による制限対象に含まれることとなったため、設計を変更し格納庫の増設等を行った結果、重心が高くなりバランスが悪く不安定な艦となってしまった。
また、艦首と艦尾の乾舷(ざっくり言うと水面からの高さ)がとても低いのも特徴。普通に航行するだけで艦首は波しぶきが入りまくる。これだけ無理な構造のため当然のように居住性も最悪で、乗員からは不満の声が噴出したとも。
友鶴事件によって改修を受けたが、さらに第四艦隊事件によって龍驤も飛行甲板下部の艦橋囲壁圧壊に後部ハッチ損壊と大規模な損害を被った。この事故により2度目の改修を受け、その結果排水量が2000トン増加し1万トン級の空母として生まれ変わった。
最初期では赤城、加賀、鳳翔らとローテーションで航空戦隊を組み、一時期は鳳翔と共に一航戦を務めたこともある。
その後、1937年8月に発生した第二次上海事変に参加。赤城が大規模改装につき戦列を離れていたため、鳳翔・加賀とともに上海沖へ出撃。陸軍の上陸部隊や海軍陸戦隊を支援した。日華事変でも中国方面で行動。開戦前から数多くの作戦に参加、戦果を上げる。
1941年12月の開戦時には龍驤は南遣艦隊の一員として南方海域の攻略支援に就く。開戦日である8日にフィリピン諸島のダバオを空襲。翌日にはレガスビーを空襲し、17日にはダバオ攻略支援を担当。龍驤は次々に各地を転戦し、続く1月23日には蘭印攻略を支援し、2月10日は油田地帯のパレンバン攻略を支援。13~14日にかけてはバンカ海峡で連合軍艦船12隻を空襲で撃沈する戦果を挙げた。15日にはカスパル海峡で連合軍艦隊を攻撃している。
3月1日、スラバヤ沖海戦に参加して米駆逐艦「ポープ」を爆撃。4月1日にはインド洋にて8隻の連合軍商船を撃沈する。開戦からずっと戦い続けてきた龍驤はここでようやく休息を得られ、シンガポール経由で4月23日に呉へ帰還した。
1942年6月のミッドウェー作戦では隼鷹と共に別働隊として陽動を兼ねるアリューシャン作戦に参加。龍驤の攻撃隊はダッチハーバーを空爆し、アメリカの領土であったアッツ島、キスカ島を占領することに成功する。1942年6月3日~7日のことである。
詳しい人はもうお分かりだろうが、この攻略中まさにミッドウェー海戦が行われていた。結果はご存知の通り。後に龍驤と隼鷹を陽動に回したことは当時の司令官山本五十六最大の失策と指摘されたりもしている。
ミッドウェーでの惨敗後、残存艦隊と合流した龍驤は内地へ帰還。ミッドウェー海戦で第二航空戦隊が消滅してしまったため再編成が行われ、龍驤は新生第二航空戦隊の座に就いた。
その後は瀬戸内海西部で訓練をしていたが、8月初頭に米軍がガダルカナル島へ上陸する。この事に危機感を覚えた上層部はただちに機動部隊をソロモン方面へ進出させる方針を決定。新生一航戦(翔鶴、瑞鶴、瑞鳳)が派遣されるはずだったが、就役から日が浅い瑞鳳が外され、代わりに龍驤が参加。3隻の空母は護衛を伴ってトラック諸島へ向かったが、そこで偵察機から「ガダルカナル島沖に空母1隻を含む敵艦隊発見」の報せが飛び込んでくる。これを受けてトラックへの寄港を取りやめ、機動部隊は一路ガダルカナルへ進出した。
龍驤最後の出撃は米軍によるガダルカナル上陸作戦に端を発する第二次ソロモン海戦である。陸軍支援のため艦隊を分散させたのだが、これが失策で分散させすぎて龍驤は孤立する形となった。単艦で攻撃を行うところを米軍偵察機に発見され、空母サラトガからの攻撃機多数による集中攻撃を受ける。爆弾4発(うち1発艦橋直撃、将校ら全滅)、魚雷1発を受け沈没する。1942年8月24日のことであった。
この海戦に於ける日本側の戦没艦は龍驤のみ。米軍司令官は龍驤の存在に気をとられ同海域にいた翔鶴、瑞鶴に気づけなかった。奇しくも龍驤は囮として機能したのだった。現在も同海域海底にて眠る。
小ネタ
ゲーム内説明にもある通り正面から見ると容易に転覆の惨事を予感させるシルエットとなっている。史実においても関係者は不安で仕方がなかったらしく、複数回に渡る改修が行われている。
編集用コメント
- 艦載機の九六式、九四式間違えてる? -- 2015-07-11 (土) 00:54:44
- 他ゲーム関連のネタと思われる部分を削除。また、「もし苦行だと感じたら」を一旦非表示 -- 2015-09-06 (日) 22:21:06
- 装甲厚、外部に露出しているところで6mmの場所もあります(甲板、飛行甲板ではない場所)が書き直しましょうか? -- 2017-04-16 (日) 16:04:42
- 他の艦詳細ページ同様に初期船体の画像を折りたたむ形に並べ替え -- 2016-01-13 (水) 18:48:36
- ごめん画像の大きさが崩れてページがおかしくなってたので戻しました。できれば画像の配置はこのままでお願いしたい -- 2016-01-21 (木) 22:30:25
- 以前の艦載機の解説を削除 -- 2016-04-18 (月) 19:37:33
- 最初に初期船体を載せるのがどうしても納得いかなかった為、多少のページ崩れは仕方無いと割り切り、改修前と改修後の画像を入れ替えました。2上木の方には申し訳無いです、、、 -- 2017-04-04 (火) 07:16:20
- 編集する前に編集相談で相談した方が良かったのでは?少なくとも前の編集者は旧船体の画像をトップにしたいという意思は示してた訳だし -- 2017-04-04 (火) 10:15:53
- 小ネタ -- 2018-08-28 (火) 19:49:17
- 狙い目付けといたけどいらなかったら消してね -- 2018-08-28 (火) 21:08:23
- あのさあ、wikiなんだから他人が読める文章ちゃんと書きなよ。消すのも労力なんだから、単なる自己満足の記述増やすのはただ迷惑なだけだわ・・・ -- 2018-08-28 (火) 21:42:05
- 「もし苦行だと感じたら」がまるまる消えてる?けど、報告とかありましたかね? -- 2018-10-07 (日) 14:44:04
- あ、上の方にあったね。失礼 -- 木 2018-10-07 (日) 14:46:17
- せっかく苦行だと感じたらのページがあったので表示しときました -- 2018-10-07 (日) 14:58:02
- 長かった文章をまとめました -- 2018-10-07 (日) 17:55:34
- 雷撃機に追加 -- 2018-10-10 (水) 19:33:43
- 新仕様での解説を書いてみた -- 2019-04-06 (土) 18:12:08
- 1小隊2機での雷撃に関する注意を鳳翔に移行 -- 2020-01-23 (木) 18:35:40
- ついでに総論をちょっと改稿 -- 2020-01-23 (木) 18:41:21
- 公式wikiからAP弾の貫通力追記。ストックは記載なかったのでそのまま -- 2022-02-14 (月) 23:35:35
- 魚雷諸元の弱体化を今更ながら追記しました。 -- 2022-09-15 (木) 14:05:07
- ゲーム内説明追記(v12.10) -- 2023-11-17 (金) 13:35:02
コメント欄
- 「そもそも攻撃すらできないことも多い」 ←ほんとこれ、敵が固まってると攻撃前に落とされる。仕方なく孤立してる敵艦を探すも、いなかったら攻撃不可。潜水艦見つけても浮上してこなきゃ、そこら辺にいるのが分かってても何もできない。WGはこのクソゲー実際にプレイしてないだろ、頭おかしすぎるわ。 -- 2023-04-20 (木) 15:17:16
- 格上艦を対空が万全な序盤から狙うからだぞ ボトムのそういう試合ではは偵察や防空などのサポート重視で動いて試合の流れをコントロールしつつ艦が減って対空モジュールが壊れてくる後半の為に機体を温存しておけ 対潜水艦は味方の意識が低いなら諦めろ 自分がボトムだということは敵の空母もボトムで条件はイーブン 腐らず我慢比べだ -- 2023-04-20 (木) 15:46:32
- 下手くそ過ぎて平均5万しかない(´・ω・`) -- 2023-05-04 (木) 12:51:41
- 個人的にこの空母は面白く無かったなあ次からめっちゃ楽しかったんだけどねえ -- 2023-05-04 (木) 14:02:39
- えぇ、俺は4万5千だぜ。↑のコメ、読もうぜ。 -- 2023-05-04 (木) 13:07:47
- まじ楽しー。孤立した戦艦をいじめるのきもちよすぎだろww -- 2023-05-16 (火) 23:33:50
- トップティアだと殺戮ショーじゃね? -- 2023-09-15 (金) 10:31:26
- カンタン駆逐の開幕雷撃処分について。1.UGは航空魚雷改良1と雷撃機改良2、艦長スキルは高速航空魚雷(雷撃機があるとなお良いが、無くてもなんとかなる)を取得して全機発艦。空撃ちはせず、2、3機はくれてやる気概で。2.開幕は自陣と鏡合わせの配置なので、味方駆逐艦の位置情報を参考に敵駆逐艦の大まかな位置を予測しながら、マップの【内から外】に向かって駆逐艦の頭上を横切るようにスポットする(外から内はNG。切り返す間の随伴艦の対空砲火が痛いのと、遮蔽物の少ない外側に向かって逃げられて補足に苦労するので内側に向かって圧をかける)3.敵艦を確認したらそのまま横切って、目標から3kmほど離れた時点でアプローチの為に【減速しながら反転】する。4.反転を終えたらすかさず攻撃準備状態に入って駆逐艦がいるであろう場所に向かって照準を絞る(発見からでは照準が絞り切れない)5.敵駆逐艦の排煙をみながら、投射距離を調節してズドン。直線運動中なら信管作動のラインから船体一隻分ほどのマージンをとって投げよう。最大戦速ならおおよそ敵艦の2~2,5隻分前に向かって投げるとよく当たる。 -- 2023-11-25 (土) 01:37:35
- 補足。[2-a]最初のスポットで駆逐艦の頭上を通るのだが、厳密にはやや眼前を通過して、反転した際に駆逐艦に対して垂直にアプローチできる位置が望ましい。反転している間にも敵の駆逐艦は前進している、後方から回り込むと駆逐艦の前進した距離の分だけ、アプローチに余分な時間がかかるとともに、敵に艦を立てる余裕を与えてしまう。最短距離で垂直にアプローチしよう。[3-a]ここでのアプローチが戦果を左右するポイントで、直前までの敵艦の動きをよく観察しておく必要がある。逃げるように転舵したなら直ちに反転しなければ逃げられてしまうし、自機側に転舵したならワンテンポ遅らせて反転しなければ距離が不足してしまう。[3-b]3kmほどとは書いたが、このアプローチの距離感は【信管作動距離】と【照準を絞り切るだけの猶予】の二つを稼ぐことを目的としている。不慣れなうちは命中率は下がってしまうが、更に遅らせて反転し、照準を合わせる時間を多めに確保すると良い。[4-a]この段階に入ると敵の姿が見えてくるので、それまでに照準を絞り切っておきたい。龍驤は少し横に動くだけでも照準が開いてしまうので、この間も減速をしつつ絞り切り、敵艦を補足したらほんの少しの微調整を加えつつ【最大加速】で駆逐艦に突っ込む。基本的にはマウスで調整できる範囲に、キーボード側での大きな転回は避けたい。その為には前述のアプローチがやはり重要になる。アプローチまでは減速一杯、投射準備が整ったら全速力で遮二無二突っ込んで、回避する暇を与えないようメリハリをつけた操縦を心掛けたい。長文失礼。 -- 木主 2023-11-25 (土) 02:03:14
- アプグレの3スロ目、魚雷速度向上かロケット弾搭載機の攻撃時間延長で迷ってるんですけどどっちがいいですかね? -- 2023-12-20 (水) 05:14:33
- 俺の龍驤は雷撃仕様でした。つまり雷撃機全振りです。お勧めかどうかはわかりません。それでも昔は勝てたんですよ。 -- 2023-12-20 (水) 05:51:38
- 雷速一択 攻撃時間なんてPSでどうにでもなるし強みの雷撃を捨てる選択肢は無い -- 2023-12-20 (水) 08:39:10
- 日空の攻撃機は積極的に使うものじゃないから雷速にすると良い -- 2023-12-20 (水) 08:39:39
- ありがとうございます! -- 木主 2023-12-20 (水) 09:49:35
- 空母乗り始めようと思ってこの船と21艦長を用意したんですけど、艦長スキルはどれを取ればいいのかしら・・・ -- 2024-01-24 (水) 21:43:23
- 制空権、エンジン改良(これは取ってない人いるかも)、航空機装甲、抗堪、強化型航空機装甲が基本だと思う。で自分はそこに雷撃機、標準安定化、索敵掃射、偵察隊。別の21艦長は偵察隊とエンジン改良切って近接信管にしてるけどこっちの方が強み活かせるから近接信管取ってる人多いかもしれない -- 2024-01-24 (水) 22:38:57
- なるほど・・・ありがとうございます。参考にします― -- 2024-01-25 (木) 00:40:34
- 制空権、エンジン改良(これは取ってない人いるかも)、航空機装甲、抗堪、強化型航空機装甲が基本だと思う。で自分はそこに雷撃機、標準安定化、索敵掃射、偵察隊。別の21艦長は偵察隊とエンジン改良切って近接信管にしてるけどこっちの方が強み活かせるから近接信管取ってる人多いかもしれない -- 2024-01-24 (水) 22:38:57
- まーた魚雷ナーフされるってさぁ…… -- 2024-01-25 (木) 08:34:53
- 延々とひたすらナーフされ続けてる印象なんだけど魚雷がほぼメイン兵装なのにどんだけ暴れてるんだ…? -- 2024-01-25 (木) 11:20:58
- 爆撃難しい・・・爆発よけながら艦首艦尾から近づいているのに、1回で終わることがしばしば。この船って爆撃って決めにくいものですか? -- 2024-01-28 (日) 23:12:21
- ゴメン駆逐狩り過ぎました。多分駆逐に攻撃当てやすいから、みんな粘着し過ぎて通報数が大量にあったのかな。 -- 2024-02-07 (水) 19:00:23
- 久しぶりに龍驤使ったら魚雷がハの字にィイイ!3回目でようやっと直進とは・・ -- 2024-04-29 (月) 01:02:16
- ほぼ、索敵牽制サポートしか能力は無い。 -- 2024-05-21 (火) 10:58:02
- 魚雷発射距離の目安が3㌔だと言うことに気づく -- 2024-06-02 (日) 20:52:13
- ?射程は4kmだが・・・ -- 2024-06-03 (月) 09:39:11
- 魚雷の射程じゃなくて魚雷を落とす時の敵との距離の目安ね。大体3㌔くらいで攻撃体制に入ると当てやすいと言う個人的な感想です -- 2024-06-03 (月) 15:53:16
- 付け足し 厳密に言えば3.8~3.5㌔くらい -- 2024-06-03 (月) 15:55:23
- ?射程は4kmだが・・・ -- 2024-06-03 (月) 09:39:11
- 龍驤使って13機撃墜ってどうなん?すごいんか? -- 2024-06-18 (火) 15:44:34
- どういう立ち回りかによる。前に出過ぎてるからとかだったらそのくらいいく。また、いつも通り後ろの方にいたけど空母2隻マッチ&一人が空母狩りガチ勢だったのならある意味すごいと思う -- 2024-06-18 (火) 18:02:07
- 補足、戦闘機で7~9機・母艦で6~4機だったら文句なしですごい -- 2024-06-18 (火) 18:42:18
- 相手空母が艦長スキルもプレイヤースキルも無いのに初手空母狩りに固執すると対空エース取れるよ。後は最後の一人とか。 -- 2024-06-18 (火) 22:14:21
- どういう立ち回りかによる。前に出過ぎてるからとかだったらそのくらいいく。また、いつも通り後ろの方にいたけど空母2隻マッチ&一人が空母狩りガチ勢だったのならある意味すごいと思う -- 2024-06-18 (火) 18:02:07
- 雷撃機の魚雷ダメージ元に戻せ! -- 2024-08-09 (金) 19:35:58