Tier 9 フランス 自走砲 / 略称: B-C 155 55
↑ Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.
初期状態。HD化により車体がフランス製になり、砲塔も形状が変化し印象が様変わりした。
↑ Canon de 155 mm
長大な砲身が目を引くが、口径は据え置き。
↑ Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.
↑ Canon de 155 mm
車体はアメリカのM47 Pattonのもの。装甲厚はそのままであり、車体のみだがM46 Pattonと同程度の防御力を持っていた。
スペック(v1.13.0)
車体
耐久値 | 440 |
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車体装甲厚(mm) | 16/16/12 |
最高速度(前/後)(km/h) | 56.3/14 |
重量(初期/最終)(t) | 33.99/34.33 |
実用出力重量比(hp/t) | 18.35 |
砲塔旋回速度(°/s) | 6 |
視界範囲(m) | 270 |
本体価格(Cr) | 3,500,000 |
修理費(Cr) | 約13,700 |
ロール | 自走砲 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | 爆発範囲(m) | スタン時間(s) | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F. | 2.14 | HE HE AP | 45 56 268 | 680 830 460 | 7.6 4 - | 12.15~27 × × | 0.63 | 5.5 | 475 508 570 | 36 | 1,120 1,330 1,255 | 3,989 | 0°/+45° |
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Canon de 155 mm | 2 | HE HE AP | 48 60 310 | 680 830 460 | 7.6 4 - | 12.15~27 × × | 0.63 | 4.5 | 490 524 588 | 36 | 1,120 1,330 1,255 | 4,352 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
SOFAM 12 GS | 600 | 20 | 780 |
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SOFAM 12 GS/A | 630 | 12 | 780 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
Batignolles-Châtillon 155 mle. 55 | 35 | 22 | 24,000 |
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Batignolles-Châtillon 155 mle. 56 | 38 | 24 | 24,000 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
SCR 508 | 400 | 100 |
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SCR 528F | 750 | 80 |
乗員
1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Radio Operator | 5 | Loader | 6 | Loader |
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拡張パーツ
× | Class2 | × | Class1 | × | × | ||||||
× | × | Class1 | × | Medium |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
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静止時 | 6.56% | 0.94% |
移動時 | 3.31% | 0.47% |
派生車両
派生元 | Lorraine 155 mle. 51(SPG/182,000) |
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派生先 | Bat.-Châtillon 155 58(SPG/277,000) |
射界
射界 | 全周 |
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開発ツリー
Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F. (初期/125,000) | ━ | Canon de 155 mm (59,000/225,000) | ━ | Bat.-Châtillon 155 58 (277,000/6,100,000) |
SCR 508 (初期/21,600) | ━ | SCR 528F (9,000/54,000) | ||
Ford GAC (初期/59,000) | ━ | Continental AV-1790-7B (31,000/100,000) | ||
Batignolles-Châtillon 155 mle. 55 (初期/30,000) | ━ | Batignolles-Châtillon 155 mle. 56 (23,000/61,000) |
車両に関する変更履歴
v0.8.6 | 新規実装 |
v0.9.18 | 全ての主砲のHEAT弾を削除 Batignolles-Châtillon 155 mle. 55サスペンションの移動時・車体旋回時の拡散を25%減少 Batignolles-Châtillon 155 mle. 56サスペンションの移動時・車体旋回時の拡散を25%減少 Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.の精度を0.7から0.63に変更 Canon de 155 mmの精度を0.7から0.63に変更 Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.の砲旋回時の拡散を14%減少 Canon de 155 mmの砲旋回時の拡散を14%減少 Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.の装填時間を31.1秒から28秒に変更 Canon de 155 mmの装填時間を31.1秒から30秒に変更 Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.の照準時間を6秒から5.5秒に変更 Canon de 155 mmの照準時間を5.5秒から4.5秒に変更 Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.の通常弾・課金弾の貫通を95mmから45mmに変更 Canon de 155 mmの通常弾・課金弾の貫通を95mmから48mmに変更 Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.の通常弾・課金弾のダメージを1,250から750に変更 Canon de 155 mmの通常弾・課金弾のダメージを1,250から750に変更 Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.にスタン効果を追加 Canon de 155 mmにスタン効果を追加 視認範囲を330mから270mに変更 砲塔旋回速度を10 deg/sから6 deg/sに変更 |
v0.9.20.1 | HDモデル化 重量を46.33tから33.99tに変更 初期履帯の最大積載量を47,000kgから35,000kgに変更 改良履帯の最大積載量を50,000kgから38,000kgに変更 SOFAM 12 GS/Aエンジンの出力を810hpから630hpに変更 SOFAM 12 GSエンジンの出力を770hpから600hpに変更 車体装甲厚(mm)を101.6/76.2/50.8から16/16/12に変更 |
v1.5.0 | Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.の最小スタン時間を13.5秒から12.15秒に変更 Canon de 155 mmの最小スタン時間を13.5秒から12.15秒に変更 |
v1.13.0 | Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.に戦術砲弾(AP)を追加 Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.の代替砲弾(HE)の弾速を475m/sから508m/sに変更 Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.の代替砲弾(HE)の貫通力を45mmから56mmに変更 Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.の標準砲弾(HE)のダメージ値を750HPから680HPに変更 Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.の代替砲弾(HE)のダメージ値を750HPから830HPに変更 Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.の標準砲弾(HE)の爆発範囲を8mから7.6mに変更(記載なし) Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.の代替砲弾(HE)の爆発範囲を9mから4mに変更(記載なし) Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.の代替砲弾(HE)の弾薬費を5,200Crから1,330Crに変更(記載なし) Canon de 155 mmに戦術砲弾(AP)を追加 Canon de 155 mmの代替砲弾(HE)の弾速を490m/sから524m/sに変更 Canon de 155 mmの代替砲弾(HE)の貫通力を48mmから60mmに変更 Canon de 155 mmの標準砲弾(HE)のダメージ値を750HPから680HPに変更 Canon de 155 mmの代替砲弾(HE)のダメージ値を750HPから830HPに変更 Canon de 155 mmの標準砲弾(HE)の爆発範囲を8mから7.6mに変更(記載なし) Canon de 155 mmの代替砲弾(HE)の爆発範囲を9mから4mに変更(記載なし) Canon de 155 mmの代替砲弾(HE)の弾薬費を5,200Crから1,330Crに変更(記載なし) |
解説(v1.12.1以前)
- 火力
単発火力は先代のLorraine 155 mle. 51から据え置きで、同格では単独最下位。
精度が向上し、命中弾を与えやすくなったとはいえTier9・10車両を相手にする機会が増えたことで威力不足に悩まされる場面が更に増える。全周旋回砲塔と精度を活用し、手数の多さを活かす運用を心がけよう。
なお、全周砲塔と言っても砲塔旋回速度が車体旋回速度の4分の1程度しかなく、大きく照準を変える時は車体を旋回させたほうが速いのだが*1、車体旋回時の照準拡散は同格自走砲と比べても極めて悪い*2。
初期砲・後期砲のいずれも威力は変わらないが、初期砲は装填時間が早く、後期砲は貫通力が3mm向上し照準時間が大幅に改善される。どちらを取るかは好みで選択しよう。
車高が高い上に俯角も取れないので、近い位置を撃つ際は足元の地形に注意が必要である。
- 装甲・隠蔽率
HD化と共に車体が置き換えられたことにより、車体装甲は大きく劣化した。とはいえ元々被弾を前提としていない自走砲なので気にする必要はないだろう。
隠蔽率は重戦車と同程度。茂みに隠れていても撃てばほぼ見つかってしまうため、地形や遮蔽物を利用して発見されない位置取りを行おう。
- 機動性
最高速度・出力重量比共に前身から若干悪化。
隠蔽率の低さもあり、前身のように敵の意表をつくような場所から砲撃を行う運用はやや難しくなる。
とはいえ自走砲としては依然として良好な機動性を持ち、陣地転換やカウンター避けは行いやすい。
加えて全周砲塔ゆえに攻撃方向に車体を向ける必要がないため、通常の自走砲より効果的かつ無駄の無いカウンター対策を行える。
- 注意点
乗員関係で注意しなければいけない点として、フランス自走砲にて無線手が必要なのはTier7のLorraine 155 mle. 50と本車両だけである。くれぐれもTier7で育成した無線手を解任しないように気を付けたい。
- 総論
全周旋回砲塔と高い砲精度により、精密射撃を得意とする自走砲である。
重装甲車両を正面から撃つだけでは戦果は見込めないため、状況によっては弾速を活かして軽装甲高速車両への偏差射撃も狙っていこう。
仮に外してしまっても、装填が早く、他国の大口径砲に比べてリスクも少ない。
史実
Bat.-Châtillon 155 55は、バティニョール・シャティヨン社が開発・試作した155mm自走榴弾砲の1955年型である。
155mm榴弾砲を全周砲塔に搭載する計画の一つで、フランスにも輸出されたM47 パットン戦車の車体に155mm榴弾砲を搭載する計画であった。1955年に試作車の開発が開始され、58年には砲塔及び自動装填装置は完成したが、59年の末には計画は中止された。
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