Bat.-Châtillon 155 55

Last-modified: 2024-04-05 (金) 20:07:37

Tier 9 フランス 自走砲 / 略称: B-C 155 55

B-C_155_55_2-min.PNG
↑ Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.
初期状態。HD化により車体がフランス製になり、砲塔も形状が変化し印象が様変わりした。

 

B-C_155_55_3-min.PNG
↑ Canon de 155 mm
長大な砲身が目を引くが、口径は据え置き。

v0.9.20以前

B-C 155 55_0-min.PNG
↑ Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.

 

B-C 155 55_1-min.PNG
↑ Canon de 155 mm
車体はアメリカのM47 Pattonのもの。装甲厚はそのままであり、車体のみだがM46 Pattonと同程度の防御力を持っていた。

スペック(v1.13.0)

車体

耐久値440
車体装甲厚(mm)16/16/12
最高速度(前/後)(km/h)56.3/14
重量(初期/最終)(t)33.99/34.33
実用出力重量比(hp/t)18.35
砲塔旋回速度(°/s)6
視界範囲(m)270
本体価格(Cr)3,500,000
修理費(Cr)約13,700
ロール自走砲
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力爆発範囲(m)スタン時間(s)精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.2.14HE
HE
AP
45
56
268
680
830
460
7.6
4
-
12.15~27
×
×
0.635.5475
508
570
361,120
1,330
1,255
3,9890°/+45°
Canon de 155 mm2HE
HE
AP
48
60
310
680
830
460
7.6
4
-
12.15~27
×
×
0.634.5490
524
588
361,120
1,330
1,255
4,352
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
SOFAM 12 GS60020780
SOFAM 12 GS/A63012780
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
Batignolles-Châtillon 155 mle. 55352224,000
Batignolles-Châtillon 155 mle. 56382424,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
SCR 508400100
SCR 528F75080
 

乗員

1Commander2Gunner3Driver4Radio Operator5Loader6Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置×装填棒Class2砲垂直安定装置×改良型旋回機構Class1改良型照準器×追加グローサー×
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造Class1改良型装甲材×内張り装甲Medium
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時6.56%0.94%
移動時3.31%0.47%
 

派生車両

派生元Lorraine 155 mle. 51(SPG/182,000)
派生先Bat.-Châtillon 155 58(SPG/277,000)
 

射界

射界全周
 

開発ツリー

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Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.
(初期/125,000)
Canon de 155 mm
(59,000/225,000)
Bat.-Châtillon 155 58
(277,000/6,100,000)
SCR 508
(初期/21,600)
SCR 528F
(9,000/54,000)
Ford GAC
(初期/59,000)
Continental AV-1790-7B
(31,000/100,000)
Batignolles-Châtillon 155 mle. 55
(初期/30,000)
Batignolles-Châtillon 155 mle. 56
(23,000/61,000)
 

車両に関する変更履歴

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v0.8.6新規実装
v0.9.18全ての主砲のHEAT弾を削除
Batignolles-Châtillon 155 mle. 55サスペンションの移動時・車体旋回時の拡散を25%減少
Batignolles-Châtillon 155 mle. 56サスペンションの移動時・車体旋回時の拡散を25%減少
Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.の精度を0.7から0.63に変更
Canon de 155 mmの精度を0.7から0.63に変更
Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.の砲旋回時の拡散を14%減少
Canon de 155 mmの砲旋回時の拡散を14%減少
Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.の装填時間を31.1秒から28秒に変更
Canon de 155 mmの装填時間を31.1秒から30秒に変更
Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.の照準時間を6秒から5.5秒に変更
Canon de 155 mmの照準時間を5.5秒から4.5秒に変更
Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.の通常弾・課金弾の貫通を95mmから45mmに変更
Canon de 155 mmの通常弾・課金弾の貫通を95mmから48mmに変更
Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.の通常弾・課金弾のダメージを1,250から750に変更
Canon de 155 mmの通常弾・課金弾のダメージを1,250から750に変更
Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.にスタン効果を追加
Canon de 155 mmにスタン効果を追加
視認範囲を330mから270mに変更
砲塔旋回速度を10 deg/sから6 deg/sに変更
v0.9.20.1HDモデル化
重量を46.33tから33.99tに変更
初期履帯の最大積載量を47,000kgから35,000kgに変更
改良履帯の最大積載量を50,000kgから38,000kgに変更
SOFAM 12 GS/Aエンジンの出力を810hpから630hpに変更
SOFAM 12 GSエンジンの出力を770hpから600hpに変更
車体装甲厚(mm)を101.6/76.2/50.8から16/16/12に変更
v1.5.0Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.の最小スタン時間を13.5秒から12.15秒に変更
Canon de 155 mmの最小スタン時間を13.5秒から12.15秒に変更
v1.13.0Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.に戦術砲弾(AP)を追加
Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.の代替砲弾(HE)の弾速を475m/sから508m/sに変更
Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.の代替砲弾(HE)の貫通力を45mmから56mmに変更
Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.の標準砲弾(HE)のダメージ値を750HPから680HPに変更
Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.の代替砲弾(HE)のダメージ値を750HPから830HPに変更
Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.の標準砲弾(HE)の爆発範囲を8mから7.6mに変更(記載なし)
Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.の代替砲弾(HE)の爆発範囲を9mから4mに変更(記載なし)
Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.の代替砲弾(HE)の弾薬費を5,200Crから1,330Crに変更(記載なし)
Canon de 155 mmに戦術砲弾(AP)を追加
Canon de 155 mmの代替砲弾(HE)の弾速を490m/sから524m/sに変更
Canon de 155 mmの代替砲弾(HE)の貫通力を48mmから60mmに変更
Canon de 155 mmの標準砲弾(HE)のダメージ値を750HPから680HPに変更
Canon de 155 mmの代替砲弾(HE)のダメージ値を750HPから830HPに変更
Canon de 155 mmの標準砲弾(HE)の爆発範囲を8mから7.6mに変更(記載なし)
Canon de 155 mmの代替砲弾(HE)の爆発範囲を9mから4mに変更(記載なし)
Canon de 155 mmの代替砲弾(HE)の弾薬費を5,200Crから1,330Crに変更(記載なし)

解説(v1.12.1以前)

  • 概要
    v0.8.6にて追加されたTier9のフランス自走砲
    v0.9.20.1にて車体の大幅な軽量化とエンジン出力の低下がなされ、出力重量比が若干上昇。
     
    自走砲としては珍しく全周旋回砲塔を有する。
     
  • 火力
    単発火力は先代のLorraine 155 mle. 51から据え置きで、同格では単独最下位。
    精度が向上し、命中弾を与えやすくなったとはいえTier9・10車両を相手にする機会が増えたことで威力不足に悩まされる場面が更に増える。全周旋回砲塔と精度を活用し、手数の多さを活かす運用を心がけよう。
    なお、全周砲塔と言っても砲塔旋回速度が車体旋回速度の4分の1程度しかなく、大きく照準を変える時は車体を旋回させたほうが速いのだが*1、車体旋回時の照準拡散は同格自走砲と比べても極めて悪い*2
    初期砲・後期砲のいずれも威力は変わらないが、初期砲は装填時間が早く、後期砲は貫通力が3mm向上し照準時間が大幅に改善される。どちらを取るかは好みで選択しよう。
    車高が高い上に俯角も取れないので、近い位置を撃つ際は足元の地形に注意が必要である。
     
  • 装甲・隠蔽率
    HD化と共に車体が置き換えられたことにより、車体装甲は大きく劣化した。とはいえ元々被弾を前提としていない自走砲なので気にする必要はないだろう。
    隠蔽率は重戦車と同程度。茂みに隠れていても撃てばほぼ見つかってしまうため、地形や遮蔽物を利用して発見されない位置取りを行おう。
     
  • 機動性
    最高速度・出力重量比共に前身から若干悪化。
    隠蔽率の低さもあり、前身のように敵の意表をつくような場所から砲撃を行う運用はやや難しくなる。
    とはいえ自走砲としては依然として良好な機動性を持ち、陣地転換やカウンター避けは行いやすい。
    加えて全周砲塔ゆえに攻撃方向に車体を向ける必要がないため、通常の自走砲より効果的かつ無駄の無いカウンター対策を行える。
     
  • 注意点
    乗員関係で注意しなければいけない点として、フランス自走砲にて無線手が必要なのはTier7のLorraine 155 mle. 50と本車両だけである。くれぐれもTier7で育成した無線手を解任しないように気を付けたい。
     
  • 総論
    全周旋回砲塔と高い砲精度により、精密射撃を得意とする自走砲である。
    重装甲車両を正面から撃つだけでは戦果は見込めないため、状況によっては弾速を活かして軽装甲高速車両への偏差射撃も狙っていこう。
    仮に外してしまっても、装填が早く、他国の大口径砲に比べてリスクも少ない。
     

史実

Bat.-Châtillon 155 55は、バティニョール・シャティヨン社が開発・試作した155mm自走榴弾砲の1955年型である。
155mm榴弾砲を全周砲塔に搭載する計画の一つで、フランスにも輸出されたM47 パットン戦車の車体に155mm榴弾砲を搭載する計画であった。1955年に試作車の開発が開始され、58年には砲塔及び自動装填装置は完成したが、59年の末には計画は中止された。

情報提供

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マスター(M)バッジ報告専用スレができましたのでそちらへお願いします
使用感や装備など、アーカイブスペック解説に表記されています。

アーカイブ1

※実装または車両性能変更アップデートから3か月以上経過した車両であるため、管理人の提案に基づき新規コメント欄を非表示にします。本車両について語りたい方は外部掲示板を利用してください。


*1 車体旋回速度はM53/M55と並んで同格トップタイ
*2 同格自走砲の中で唯一自身の砲旋回時の値より大きい