Tier 9 アメリカ 中戦車 / 日本語表記:M46 パットン 
↑ M46M73 + 90 mm Gun M3
M46 Pattonの史実状態。
車載機銃の有無以外、M26 Pershingとほぼ変わらない形状をしている。
↑ M46T119 + 105 mm Gun T5E1M2
こちらはM47 Pattonの砲塔に換装した状態。
主砲はM48A5 Pattonと同じ105 mm Gun M68(L7のアメリカ版)ではなく、試作対戦車野砲を転用した105mm戦車砲。
絞り込まれた形の主砲防盾付近は、避弾経始に優れている。v0.9.20にて装甲が強化された。
スペック(v1.10.0) 
車体
耐久値 | 1,600⇒1,700 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 102/76/51 |
最高速度(前/後)(km/h) | 48/20 |
重量(初期/最終)(t) | 41.07/43.1 |
実用出力重量比(hp/t) | 19.03 |
本体価格(Cr) | 3,450,000 |
修理費(Cr) | 17,809~ |
超信地旋回 | 可 |
ロール | 万能型中戦車 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
90 mm Gun M3 | 7.89 | AP APCR HE | 160 243 45 | 240 240 320 | 1,895 | 0.38 | 2.0 | 853 1,066 853 | 70⇒71 | 255 4,400 255 | 2,050 | -10°/+22° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
90 mm Gun M36 | 7.89 | AP APCR HE | 172 262 45 | 240 240 320 | 1,895 | 0.38 | 2.0 | 853 1,066 853 | 70⇒71 | 255 4,400 255 | 2,080 | |
90 mm Gun T15E2M2 | 7.89 | AP APCR HE | 190 268 45 | 240 240 320 | 1,895 | 0.37 | 2.0 | 975 1,219 975 | 70⇒71 | 255 4,400 255 | 2,250 | |
105 mm Gun T5E1M2 | 6 ⇒6.67 | AP APCR HE | 218 265 53 | 390 390 480 | 2,340 ⇒2,600 | 0.4 ⇒0.39 | 2.0 | 945 1,181 945 | 54 | 1,000 4,000 680 | 2,400 | |
105 mm M4 | 7.5 | HE HEAT | 53 102 | 410 350 | 2,625 (HEAT) | 0.55 | 2.0 | 472 381 | 80 | 166 4,000 | 2,600 |
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
M46M73 | 102/76/76 | 38 | 400 | 8,000 |
---|---|---|---|---|
M46T119 | 216/64/76 | 40 | 410 | 9,700 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Ford GAN | 560 | 20 | 569 |
---|---|---|---|
Continental AV-1790-1 | 704 | 20 | 569 |
Continental AV-1790-7 | 820 | 20 | 569 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
M46T80E1 | 41.2 | 36 | 10,000 |
---|---|---|---|
M46T81 | 45.05 | 38 | 10,000 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
SCR 508 | 395 | 100 |
---|---|---|
SCR 528 | 745 | 80 |
乗員
1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Radio Operator | 5 | Loader |
---|
拡張パーツ
![]() | Class2 | ![]() | Class2 | ![]() | Class1 | ![]() | Class1 | ![]() | Class1 | ![]() | Class1 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | ○ | ![]() | ○ | ![]() | Class1 | ![]() | Class2 | ![]() | Medium |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 11.97%⇒10.46% | 2.07% |
移動時 | 8.95%⇒7.82% | 1.55% |
派生車両
派生元 | M26 Pershing(MT/174,690) |
---|---|
派生先 | M48A5 Patton(MT/205,000) |
開発ツリー
90 mm Gun M3 (初期/81,000) | ┳ ┃ | ━━━━━━━ | ┳ ┃ | 105 mm Gun T5E1M2 (68,000/219,000) | ━ | M48A5 Patton (160,000/6,100,000) |
┃ ┗ | 90 mm Gun M36 (12,400/88,500) | ┃ ┗ | 90 mm T15E2M2 (18,900/128,900) | |||
M46M73 (初期/28,000) | ━ | M46T119 (24,400/52,000) | ━ | 105 mm M4 (1,500/40,300) | ||
SCR 508 (初期/21,600) | ━ | SCR 528 (9,000/54,000) | ||||
Ford GAN (初期/37,200) | ━ | Continental AV-1790-1 (10,500/45,000) | ━ | Continental AV-1790-5A (31,000/99,000) | ||
M46T80E1 (初期/31,700) | ━ | M46T81 (23,000/60,500) |
車両に関する変更履歴
v0.6.5 | 新規実装 |
v0.7.0 | 弾薬ラックの耐久性を20%増加。 初期砲塔の視界距離を450mから460mに増加 |
v0.7.5 | 本体価格+470,000cr 105mm T5E1M2の装填時間+0.4秒 105mm T5E1M2の砲塔旋回による精度低下増加 初期砲塔:+40% 上位砲塔:+50% |
v0.8.2 | 装甲に関する小さなエラーを修正 |
v0.8.4 | 当たり判定を修正 |
v0.8.11 | サスペンションダメージモデルを標準化 |
v0.9.2 | M46T80E1 suspensionの移動時及び車体旋回時のレティクル拡散を7%減少 M46T81 suspensionの移動時及び車体旋回時のレティクル拡散を8%減少 105mm T5E1M2の分散を14%減少、分散を0.42mから0.4mに変更 105mm T5E1M2の砲塔旋回時のレティクル拡散を17%減少、精度を0.42mから0.4mに変更 |
v0.9.3 | 拡張パーツに改良型サスペンションを追加 |
v0.9.9 | HDモデル化 90 mm Gun M3の照準時間を2.3秒から2秒に変更 90 mm Gun M36の照準時間を2.3秒から2秒に変更 90 mm Gun T15E2M2の照準時間を2.3秒から2秒に変更 105 mm Gun T5E1M2の照準時間を2.3秒から 2秒に変更 105 mm M4 gunの照準時間を2.3秒から2秒に変更 105 mm Gun T5E1M2 の着弾分布を0.4mから0.39mに変更 105 mm Gun T5E1M2 (M46T119 砲塔) の装填時間を9.3秒から9秒に変更 |
v0.9.13 | AP M77 shell (90 mm Gun T15E2M2 用砲弾) の貫通力を180mmから190mmに変更 105 mm Gun T5E1M2 の 砲塔旋回中の散布界を20%減少 |
v0.9.20 | 砲塔装甲(mm)を101.6/63.5/76.2から215.9/63.5/76.2に変更 |
v0.9.20.1 | 派生先車両の変更 |
v1.5.1 | 105 mm M4 gunのHEAT弾の貫通力を101.6mmから102mmに変更*1 |
v1.9.0 | 105 mm M4の総弾数を54発から80発に変更 |
解説 
- 概要
v0.6.5で追加されたTier9のアメリカ中戦車。
戦後、既存のM26 Pershingを改造した第1世代主力戦車であり、Pattonシリーズの初代である。
- 火力
俯角はいずれも-10°と優秀であり、ハルダウンを積極的に行っていこう。
なお、90 mm Gun T15E2M2と105 mm Gun T5E1M2は改良履帯か改良型装甲材が必須となる。- 90 mm Gun M3
M46 Pattonの史実砲。
Tier7相当の主砲なので敢えて使う必要はないだろう。 - 90 mm Gun M36
M47 Pattonの史実砲。
T15E2M2の微劣化版であり、初期履帯ではここからの乗り出しになるので改良型装甲材か履帯の開発を進めよう。 - 90 mm Gun T15E2M2
T26E4の史実砲の改良型。
M26 Pershingからの引き継ぎ砲では最もまともな性能だが、単発火力の割にDPMも低く、実用的とは言い難い。 - 105 mm M4
M4A1 Sherman以来の10榴。
当然の事ながらTier9中戦車の主砲としては論外の性能であり、絶対に搭載してはいけない。 - 105 mm Gun T5E1M2
試作対戦車砲を転用した最終砲。
Tier9中戦車の主砲としては精度が低めであり、400m超の長距離狙撃は苦手である。一方で照準拡散が小さい上に照準時間も良好であり、近・中距離ではスペックの割に当てやすい印象がある。
単発火力は390と優秀だが、通常弾のAPは貫通力218mmと重装甲車両には頼りない性能であり、課金弾のAPCRは貫通力265mmとそれなり*2なのでこちらを多めに携行したい。もっとも課金弾であっても同格以上の重装甲車両には厳しい為、側背面取りや弱点狙撃も積極的に行っていこう。
なお、同じ単発火力390でDPM型のAMX 30 1er prototypeと比較すると、精度・貫通力・発射速度が劣る代わりに照準時間・俯角で優れる仕様になっている。
- 90 mm Gun M3
- 装甲
v0.9.20アップデートでM48A1 Pattonと共に砲塔装甲が強化された。
正面向きで全域200mm程度の防御力を手にし、キューポラも非常に小型であるため貫通175mm族の砲撃であればほぼ完璧に防ぎうる。
更にキッチリハルダウンを決めれば、持ち前の良好な避弾経始が功を奏し防御力がかなり増す。「おでこ」や「ほっぺ」といった部位は300mm相当に達するが、逆に主砲より下あたりを境にとした砲塔下部は、傾斜が相殺され弱点となってしまう。また、防楯部分も200mm程度で抜かれる可能性がある。
可能な限り露出面積を減らすように心がければアメリカ戦車らしい防御力を発揮できる。
- 機動性
旋回性と最高速度こそ変わらないが800馬力を超える新エンジンのお陰でかなりの向上を見た。
結果、悪くない旋回性と余裕のある瞬発力が戦場を選ばない足回りを発揮してくれる。
瞬発力と加速も良く、多少の起伏や旋回程度であれば最高速度を落とさずに動き回る事が可能だ。
主砲の自由度に加え、足回りの良さも相俟って運用性に優れ、実にアメリカ戦車らしい性能を持つ。
- 総論
洗練され先鋭化した性能を持つライバル達と比較すると性能面で「尖った」部分に乏しい上、貧弱な装甲も相まって一見して明白な強みを見出しにくいかも知れない。
しかし、動きの自由度と投射火力の高さは優れた運用性を生み、実戦力としてライバル車両に劣る物ではない。
目立たないが重要な長所としてゲーム中最高クラスの410mを誇る視界範囲で、拡張パーツや乗員スキルなどで補正してやれば茂みに隠れた敵車両や超遠距離の敵を発見できることも珍しくない。
隠蔽率は悪いがこの車両でしか使えないスポットポイントを開拓してみるのも良いだろう。
味方との連携や地形の利用で真価を発揮する、Tier9アメリカ中戦車の名に恥じない一台である。
史実 
M46パットン(英語:M46 Patton)は、アメリカ合衆国で開発・製造された戦車である。同車の愛称であるパットンは、第二次世界大戦中にヨーロッパ戦線で活躍したジョージ・パットン陸軍大将に由来する。
同車は、M1エイブラムス戦車が開発されるまでアメリカ軍の主力戦車であったM47パットン、M48パットン、M60パットンで構成されるパットンシリーズの元祖である。
第二次世界大戦が終結すると、アメリカの戦車生産・開発は事実上ストップした。1950年代に向けての構想はあったものの、従来のM24チャーフィー軽戦車、M4A3E8シャーマン中戦車、M26パーシング重戦車で機甲力の任務はカバーできるとされた。開発予算は航空機製造に回されがちで、地上兵器は既存車両の近代化計画で乗り越えることとなった。これは1940年代末の国際情勢の悪化でも変わらなかった。
1946年5月、アメリカ陸軍はM26パーシングを更新する戦車の開発を開始した。M26はエンジンの出力不足による登坂力不足を指摘されていたため、より高出力のエンジンであるコンチネンタルAV-1790-3と、新型トランスミッションであるアリソンCD-850-1を搭載した試作車M26E2が開発され、試験が行われた。搭載する90mm砲を長砲身のT54に変更する案もあったが、結局従来の90mm砲に新設計の排煙機とマズル・ブレーキを装備したM3A1が採用され、試作車も新たにT40の名が与えられた。結果が良好であったため、1949年には新しい形式番号M46と、ジェネラル・パットンの名を与えられ制式採用された。
M46は新規生産ではなくM26を改造して作られており、その生産途中で新型のM47パットンが開発されたが初期トラブルが多発し生産が遅れ、つなぎとしてエンジンをAV-1790-5Bに、トランスミッションをCD-850-4に変更、ブレーキ周り等を改良したM46A1が追加生産された。およそ2,000輌生産されたM26の内、800輌がM46に、360輌がM46A1に改造されている。
M26とM46の外見は非常に似通っているが、エンジングリルが大きく異なり、起動輪と最後部の下部転綸の間に追加された小型転綸で容易に識別できる。M46とM46A1は外見が同じで、登録ナンバー30163849以降であればA1と識別できる。
情報提供 
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