Tier 10 フランス 自走砲 / 略称: B-C 155 58/ 日本語表記: バティニョール・シャティヨン155 58
HD化により砲塔がキモく丸みを帯びた形状に変化し、史実のモックアップに近い容姿になった。
密閉式の全周旋回砲塔にも見えるが、相変わらず換気装置は搭載できない。
スペック(v1.13.0)
車体
耐久値 | 490 |
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車体装甲厚(mm) | 16/16/12 |
最高速度(前/後)(km/h) | 62/14 |
重量(t) | 35 |
実用出力重量比(hp/t) | 20.57 |
主砲旋回速度(°/s) | 7 |
視界範囲(m) | 280 |
本体価格(Cr) | 6,100,000 |
修理費(Cr) | 32,329(v0.8.8) |
ロール | 自走砲 |
武装
名称 | 連射間隔(s) | 弾倉交換時間(s) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | 爆発範囲(m) | スタン時間(s) | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 弾倉/総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
Canon de 155 mm | 10 | 52 | HE HE AP | 48 60 310 | 680 830 460 | 7.6 4 - | 12.15~27 × × | 0.61 | 4.5 | 490 524 588 | 3/36 | 1,120 1,330 1,255 | 4,352 | 0°/+45° |
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エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Hispano-Suiza HS110 | 720 | 10 | 1,426 |
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履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
Batignolles-Châtillon 155 mle. 58 | 38 | 18 | 12,000 |
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無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
SCR 528F | 750 | 80 |
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乗員
1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Loader | 5 | Loader |
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拡張パーツ
× | × | × | Class1 | × | × | ||||||
× | × | Class1 | × | Medium |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
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静止時 | 6.27% | 0.9% |
移動時 | 3.14% | 0.45% |
派生車両
派生元 | Bat.-Châtillon 155 55(SPG/277,000) |
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派生先 | なし |
射界
射界 | 全周 |
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開発ツリー
Canon de 155 mm (初期/225,000) | |
SCR 528F (初期/54,000) | |
Hispano-Suiza HS110 (初期/94,250) | |
Batignolles-Châtillon 155 mle. 58 (初期/36,000) |
車両に関する変更履歴
v0.7.4 | 新規実装 |
v0.8.6 | Bat.-Châtillon 155 55の追加によりBat.-Châtillon 155から改名と同時にTier8から10に引き上げ |
v0.9.18 | 全ての主砲のHEAT弾を削除 Batignolles-Châtillon 155 mle. 58サスペンションの移動時・車体旋回時の拡散を25%減少 Canon de 155 mmの精度を0.68から0.61に変更 Canon de 155 mmの砲旋回時の拡散を25%減少 Canon de 155 mmの砲発射時の拡散を44%減少 Canon de 155 mmの装填時間を80秒から52秒に変更 Canon de 155 mmの照準時間を5.5秒から4.5秒に変更 Canon de 155 mmの弾倉内装填時間を40%増加 Canon de 155 mmの弾倉内弾数を4から3に変更 Canon de 155 mmの通常弾・課金弾の貫通を95mmから48mmに変更 Canon de 155 mmの通常弾・課金弾のダメージを1,250から750に変更 Canon de 155 mmにスタン効果を追加 視認範囲を340mから280mに変更 砲塔旋回速度を10 deg/sから7 deg/sに変更 車体旋回速度を36 deg/sから18 deg/sに変更 |
v0.9.20.1 | HDモデル化 車体装甲厚(mm)を50/40/30から16/16/12に変更 静止時隠蔽率を11.69%/1.67%から6.27%/0.9%へ 移動時隠蔽率を5.81%/0.83%から3.14%/0.45%へ |
v1.5.0 | Canon de 155 mmの最小スタン時間を13.5秒から12.15秒に変更 |
v1.13.0 | Canon de 155 mmに戦術砲弾(AP)を追加 Canon de 155 mmの代替砲弾(HE)の弾速を490m/sから524m/sに変更 Canon de 155 mmの代替砲弾(HE)の貫通力を48mmから60mmに変更 Canon de 155 mmの標準砲弾(HE)のダメージ値を750HPから680HPに変更 Canon de 155 mmの代替砲弾(HE)のダメージ値を750HPから830HPに変更 Canon de 155 mmの標準砲弾(HE)の爆発範囲を8mから7.6mに変更(記載なし) Canon de 155 mmの代替砲弾(HE)の爆発範囲を9mから4mに変更(記載なし) Canon de 155 mmの代替砲弾(HE)の弾薬費を5,200Crから1,330Crに変更(記載なし) |
解説(v1.12.1以前)
- 火力
前身同様に全周旋回の砲塔を有しており、射界で悩む必要はない。ただし、Object 261に次いで弾道が低く、射線を斜面や障害物に阻まれやすい。時には高所を確保したり、リスクのある位置取りが必要とされる。
弾薬費は同格自走砲と比べて半額程度だが、ダメージの通りにくさからTier10らしく収支は悪い。装弾数は多めで余裕がある。- Canon de 155 mm
Bat.-Châtillon 155 58の史実砲。前身であるBat.-Châtillon 155 55と同名の主砲だが、本車両では精度が僅かに向上し、1セット3発の自動装填砲となっている。弾倉交換時間は100%乗員で50秒弱とかなり長い。連射間隔は10秒で口径155mmのHEが3発降り注ぐ事となり、修理修理スキルが不十分な相手ならば履帯を連続で切ることもできる。
同格自走砲の中では弾速や精度が優秀であり、全周旋回砲塔と自動装填砲、高い機動力などの利点から砲弾を命中させやすく射界の管理が必要ないなどストレスは少ない。口径の小ささからスタン時間は短めであるが、連射が効くため特定の相手を長時間スタン状態にすることができる。
相変わらず弾速と引き換えに弾道はかなり低く、他の自走砲ならば射線を通せる場面でも撃てなくなるということが少なくない。拡散の数値は悪いが、車体旋回の機会が少ないため実際には弱点という程のものではない。砲弾の種類
通常HE弾は使用できる砲弾の中で威力は最も低いが、爆風とスタン効果があるため一番戦果を出しやすく、メインで使用することになる。重装甲車両の正面装甲に対してはダメージがほぼ発生しない。爆風範囲が他の自走砲に比べて狭いため、周囲の地面や障害物に当てて爆風で弱点にダメージを通すということは難しい。
代替HE弾は威力が高く一見ダメージを出すのに向いているように見えるが、爆発半径が4mと異様に狭く至近弾によるダメージがほとんど期待できずスタン効果もなくなるため、通常HE弾の方が戦果を出せるというのが現状である。通常HE弾と比較して威力は2割程度上昇しているが、爆風の範囲の狭さから装甲の薄い部分に到達しにくくなっているため実感しにくい。差異が出るのは装甲の薄い部分に直撃したときか、通常HE弾ではダメージの通らないほどの重装甲車両に当たった時である。至近弾が期待できないため、基本時に直撃させる必要があり、必然的に通常HE弾よりも近距離での砲撃が必要になる。貫通力は通常HE弾に比べ僅かに上昇するため、終盤に接近してきた紙装甲車を迎撃するのには有効。
戦術AP弾は高い貫通力を持つが、重装甲車両の正面装甲を貫通するには心もとなく自走砲故に弱点を狙うことも難しいため、側背面を狙える場面での使用が基本となる。中戦車以下の装甲は安定して貫通できるが、そもそも直撃させることが難しく視界範囲内に入る程の近距離でないかぎり使用は難しい。マップによっては最前線の後方の稜線に隠れて撃ち込むことも可能だが、使用機会はかなり限られる。非貫通の榴弾よりは威力が出るため、試合終盤の直射モードでは味方と連携して使用することがある。3種類の砲弾の中でも弾速があり弾道は最も低い。
- Canon de 155 mm
- 装甲
HD化によって以前よりも更に薄くなってしまい、跳弾は期待できなくなった。元々被弾を免れたい自走砲としてそこまで気になることはないが、飛び出し直射等で運良く弾けたりというのはなくなってしまったので注意しよう。
耐久力はTier10車両の中で最下位の低さであり、同格重戦車の通常弾一発で撃破されかねない値となっている。野戦改修レベル8の軽量型モジュールを選択した場合は更に耐久力が下がることになる。後述するように機動力を生かして逃走や直射ができる分、本車両にとって一撃にも耐えられない耐久力の低さは大きな弱点となっている。
- 機動性
機動力は相変わらず優秀で、野戦改修や拡張パーツで強化すると前進速度は70km/hを超える。このため軽戦車に見つかった場合でも逃げ切るという光景も珍しくない。機動力を生かして前線の近くで砲撃したり、他の自走砲では入り込むのが難しい射撃ポイントを利用することができる。また、長い弾倉交換時間中に陣地転換を行えば敵の予想外のポイントから砲撃を加えることも可能である。後退速度も自走砲としては優秀であるが、前進速度に比べると遥かに遅い。
移動速度と引き換えに車体と砲塔の旋回速度はかなり低く抑えられている。このため時には砲塔旋回だけでは照準が間に合わず車体ごと旋回し照準する必要がある。砲撃をする際は次の移動先や逃走方向に車体を向けておくことで初めて素早い移動が可能になる。
速度が出るため体当たりもそこそこの威力を発揮するが、車重はかなり軽く紙装甲であるため自身へダメージが大きく、あくまでも最終手段である。
- その他
v0.9.20以前の長所だった隠蔽性能だが、HD化に伴って大幅に低下してしまった。重戦車と同等の隠蔽である為、敵との位置関係には注意を払おう。
車体を旋回させずに照準できる為、改良型射撃装置や迷彩ネット、乗員スキルの速射との相性が非常に良い。
ただし、オープントップの自動装填車両ゆえにラマーや換気扇などで弾倉交換時間の短縮が不可能となっているので注意。
- 総論
これまで通りの高い機動力に低い単発火力といった特徴を引き継ぎ、自動装填装置が追加された特異な自走砲である。
火力面の強みとしては、やはり自動装填装置の存在が挙げられる。他の自走砲が一定間隔でしか砲撃できないのに対して、本車両は3発分の火力を集中させる事ができる。このため瀕死の敵をより確実に仕留めたり、複数の敵を足止めするなど選択肢が多い。
史実
鉄道・軍事機器メーカーであるバティニョール・シャティヨン社によって開発された、155mm榴弾砲を全周旋回可能な砲塔に装備した自走砲である。
1955年より試作車両の開発が始まり、1958年に自動装填装置と砲塔が完成したが、翌年の末にプロジェクトは中止された。
↑回転砲塔であることがよく分かる一枚。ゲーム中で装備している砲と違い大型の駐退復座機を装備している。
・参考資料
Chars français:http://www.chars-francais.net/new/index.php?option=com_content&task=view&id=40&Itemid=41
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