Ikv 65 Alt II

Last-modified: 2025-11-05 (水) 20:29:45

Tier 6 スウェーデン 駆逐戦車 / 略称:Ikv 65 II

Ikv 65 II_0-min.PNG
↑ 9 cm Bofors L/43
初期状態。
他国の駆逐戦車には見られない独特の形状。ベースになる予定だったのは実在する装甲兵員輸送車である。
二つの照準孔が開いた防楯が顔っぽく見える、かもしれない。(・o・)

Ikv 65 II_1-min.PNG
↑ 9 cm Bofors L/53 (65)
最終状態。計画時点でのIkv 65 Alt IIの史実装備。

スペック(v2.0.0)

車体

耐久値650
車体装甲厚(mm)15/10/10
最高速度(前/後)(km/h)60/20
重量(初期/最終)(t)10.75/11
実用出力重量比(hp/t)20.91
主砲旋回速度(°/s)24
視界範囲(m)330
本体価格(Cr)933,000
修理費(Cr)
超信地旋回
ロール狙撃型駆逐戦車
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
9 cm Bofors L/436.59AP
HEAT
HE
168
230
43
240
240
320
1,5820.362.1950
800
800
40280
4,000
195
600-10°/+12°
9 cm Bofors L/53 (65)7.59AP
HEAT
HE
190
230
45
240
240
320
1,6940.341.9980
880
880
40320
4,000
195
815
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Volvo TD 70 A21015660
GM 6V 5323015700
 

履帯

名称旋回速度(°/s)重量(kg)
Ikv 65 Alt II303,000
Ikv 65 Alt III323,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
Ra 14661512
 

乗員

1Commander(Radio Operator)2Gunner3Driver4Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class3装填棒Class2砲垂直安定装置×改良型旋回機構Class2改良型照準器Class2追加グローサーClass2
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造Class2改良型装甲材Class2内張り装甲Light
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時23.09%5.49%
移動時13.85%3.3%
 

派生車両

派生元Ikv 103(TD/30,620)
派生先Ikv 90 Typ B(TD/61,420)
 

射界

射界左15°/右15°
 

開発ツリー

クリックで表示
9 cm Bofors L/43
(初期/72,000)
9 cm Bofors L/53
(12,100/84,000)
Ikv 90 Typ B
(61,420/1,420,000)
Ra 100
(初期/23,500)
Ra 105
(4,100/24,800)
Ra 146
(5,600/33,600)
Volvo TD 70 A
(初期/12,100)
GM 6V 53
(1,080/15,300)
Ikv 65 Alt II
(初期/8,800)
Ikv 65 Alt III
(4,900/15,100)
 

車両に関する変更履歴

クリックで表示
v0.9.17新規実装
v1.9.0修理費用を11%ダウン
収益性を2%ダウン
HPを580から650に変更
v2.0.0詳細

解説(v1.29.1以前)

  • 概要
    v0.9.17で追加されたTier6のスウェーデン駆逐戦車
    1960年代、ランツヴェルク社が設計した新型自走砲の第2案である。
     
  • 火力
    Ikv 103から口径が小さくなり単発火力は落ちたが、その分砲精度や弾速は優秀。
    ただし駆逐戦車としてはDPMが低く、Tier5やTier4を含めても底辺であり一部Tier3にすら劣る。
    俯角は-10°とスウェーデン戦車の中ではやや控えめだが、他国の駆逐戦車と比べれば非常に優秀。
    装甲の薄い本車両にとっては地形は心強い盾である。積極的なハルダウンで被弾を減らしていこう。
    一方で仰角は+12°と狭い。Dicker MaxAT 8に比べればマシとはいえ撃ち上げしづらい点には注意。
    • 9 cm Bofors L/43
      初期砲。
      必要な場面のみ金弾で貫通力を補ってやれば最終砲とほぼ同一の火力を発揮でき、乗り出しから充分な戦力となれる。
       
    • 9 cm Bofors L/53
      Ikv 65 Alt IIが搭載予定だった史実砲。
      単発火力・貫通力・精度・俯角は十分な性能だが、初期砲から発射速度が更に遅くなってしまった。
      DPMはTier6駆逐戦車最下位となっておりTier4下位のSav m/43をも下回るため、立ち回りで補う必要がある。
       
  • 装甲
    傾斜は取り入れられているものの、防御力には全く期待出来ない。
    最も分厚い箇所でも15mm、大半は10mmしかなく、HEが貫通する事も多い。
    さらに車重が10トンしかない為、体当たりをされると大ダメージを受けやすい。
     
  • 機動性
    出力重量比・最高速度共に優秀である。
    Tier6駆逐戦車ではM18 Hellcatに次ぎ機動力が高い車両といえる。また、Hellcatと違い後退速度も駆逐戦車としてかなり優秀。
    ただし旋回に関してはやや遅めで、近距離戦では標準的な中戦車程度の機動力でも簡単に側面に回られてしまう。
     
  • その他
    Ikv 103から車体が大型化してはいるが、それでもこのTierの駆逐戦車としてはトップクラスの隠蔽率を維持している。15mルールを駆使すればそうそう見つかりはしない。
    なお、車体が軽いため横転ではなくひっくり返ることが多く、独特な車体形状のためひっくり返った際に味方に押してもらって起こすことが非常に困難である。
     
  • 総論
    前身のIkv 103と比べると、主砲が平均的な性能に落ち着いたことで、火力・隠蔽・速力がバランスよく整った人並みの駆逐戦車となった。
    駆逐戦車の基本をマスターしていれば、問題なく戦闘能力を発揮できるだろう。
    ただし、篭りっぱなしの運用ではDPMが低いのがネックとなり大活躍が期待しにくい。高戦果を図るなら、健脚と良好な俯角を生かす運用と、薄い装甲を補う運用の両立が重要である。
     

史実

詳細

IKV65_Alt2_history.jpg
IKV65_history2.jpg
Infanterikanonvagn 65 Alternativ II
(インファンテリカノンヴァグン セクスティフェム アルタナティヴ トヴォ)
とは、ランツヴェルク社が提案した新型自走砲の設計案の一つ。

 

1964年にIkv NYと呼ばれる計画が開始された。
この計画では歩兵支援だけでなく、戦車などとも交戦可能な汎用性の高い装甲戦闘車両が求められた。
武装は10.5cm砲や12cm砲や無反動砲などが提案されたものの、コスト削減の為に9㎝砲で決定された。
搭乗員は4人で最高速度は70km/hとし、重量は15トンを計画した。
スウェーデン北部の過酷な条件下でも動作する事が求められた他、主砲の俯仰角は-10°/+20°を目標とした。

 

1965年にスウェーデン陸軍は、ランツヴェルク社、ボフォース社、ヘグルント社の三社に対し、新型の装甲戦闘車両を要求した。
1930年~50年にかけて全てのスウェーデン戦車の設計を担当してきたランツヴェルク社だったが、MBT(主力戦車)はボフォース社のStrv 103に、APC(兵員輸送車)はヘグルント社のPBV 302に契約を取られ、危機に陥っていた。
状況を打開するべくランツヴェルク社は5つの案(のちに改良型として第6案も提案された)からなるIkv 65を提案した。
IKV65_Alt1-6_history.jpg

 

ランツヴェルク社の提案した歩兵砲車は、既存のIkvをベースにした伝統的で保守的な設計であり、PBV 302装甲兵員輸送車との大きな互換性を持たせていた。
主砲はHEとHEATを発射する90㎜ L/53 ボフォース社製低圧砲だった。
ランツヴェルク社の案はいずれも他社の新型Ikvと比較して軽量であり、戦闘室正面はたった15mmしか装甲厚が無かった。
このデザインは左右40°の射界と仰俯角+35°/-10°が特徴であった。
精巧な模型が作られるなどスウェーデン陸軍からの評価は高かったが、旋回砲塔を持たせる事が新たに要求された結果、この第2案は中止となった。

Pansarbandvagn_302.jpg
↑ベースとなる予定だったPBV 302装甲兵員輸送車。

参考1参考2

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  • DPMの低さを機動力と10度の俯角でカバーする車両 -- 2016-12-20 (火) 08:20:30
  • 機動力がDPMの低さはあまり気にならない。 -- 2016-12-23 (金) 23:53:13
  • 後期砲のボフォースのスペル間違ってますよね? -- 2016-12-24 (土) 14:36:39
    • そう思ったのなら自分で修正すればいい -- 2016-12-25 (日) 12:35:45
      • わかるなら自分でやるだろうよ。できる奴がやりゃいいだろこれくらい -- 2016-12-25 (日) 17:12:19
      • 未だにwikiの編集方法わからん奴とかいないだろ。めんどくさいなら指摘もしなくていいだろw -- 2017-05-02 (火) 10:55:13
  • 何だろう、この巨大合体ロボの足パーツになりそうな戦車の形は・・・ -- 2016-12-24 (土) 18:19:23
    • 自分はゴジラに出てくるスーパーXⅡに見える。 -- 2016-12-25 (日) 16:49:55
      • スーパーXⅡ程の防御性能ないんだよなぁ…機動性よし隠蔽よし精度よしで扱いやすいが金弾がHEATなせいでtier8HTに対して微妙に信頼性に乏しいのがネックかな。欲を言えばDPMがもう少し欲しいけどそれだとOPだしなぁ -- 2016-12-26 (月) 15:56:52
  • 防盾が -- 2017-01-02 (月) 22:59:48
    • おっと失礼 防盾が可愛いいと書きたかったんだ -- 2017-01-02 (月) 23:01:09
  • 欠点として,Tier6TDとしては視界が330でAT 8と並んで最下位だね.前身の103よりさらに10減ってる. -- 2017-01-05 (木) 15:34:22
  • 隠蔽高めなはずなのに、打つと途端に狙われる -- 2017-01-11 (水) 01:41:21
    • 撃つね -- 2017-01-11 (水) 01:43:19
    • 通常撃てばバレるもの。バレない状況は高隠蔽に頼るだけでなく茂みルールや距離・視界装置の破壊、そもそも視界の悪い車両にしかそれを前提としないなど工夫が必要。…そもそも、こいつの隠蔽率はTDとしては平均よりちょい上かくらいのスペックだし。 -- 2017-01-11 (水) 18:44:53
      • 平均てどのtierよ、それ  %で20いってる戦車なんてそうないよ -- 2017-01-11 (水) 21:05:38
      • すまん旧隠蔽率と同じ感覚だったわ -- 2017-01-11 (水) 21:22:16
    • 十分高い値ではあるけどほぼ同等の猫が過信すると今の状況では意外と見つかるからな。視界も短いので単独では更に見つかりやすい。しかし改めて比べると全て猫が上回っていると言っても過言ではないスペック -- 2017-01-13 (金) 01:55:58
      • 弾速と後退速度...後退速度は、大事...うん -- 2017-01-14 (土) 20:57:37
      • 猫は猫、これはこれ。比較はほどほどにして、この車両でどのように戦うかを書いてくれ。 -- 2017-01-15 (日) 11:56:39
      • マッチングが同じな以上、比較はせねばならないと思うが -- 2017-01-15 (日) 12:32:58
      • 比較坊のよく書き込む内容として「○○のほうが強い」だけでは○○のことを書きたいだけだろ。よって、この車両の情報提供欄に書く内容としては意味が薄い。比較した上で「その上で、この車両で戦うならどのようにするか」を書いてくれとお願いしている。 -- 2017-01-15 (日) 13:35:36
      • 比較してもやることは変わらんし、優劣をつける意味はないからな。できないことを嘆くのは暖色に任せて立ち回りを詰めよう。で、上にある後退速度と俯角を生かして撃つと見つかるくらいの場所でのハルダウンが楽にできるのは利点だな。押し込む味方の支援が凄くやりやすい -- 2017-01-15 (日) 14:19:29
      • どのように戦うって潜んで撃って見つかりそうな距離だったら下がる駆逐の基本だよね。猫だったら見つからない距離から自分で発見も出来るけどこちらは行動の幅が狭いってだけで。回りこんで撃つだとか飛び出し撃ちして下がるとかも後退速度の差より砲塔あった方がやりやすい。40kmとかならまだしも20kmじゃ逃げながら戦うことも出来ないし差をつけるなら傾斜の緩い丘でのハルダウンで猫なら貰うところを隠れられるくらいじゃね?通過車両が他国の下位互換なんて珍しくもないし別にいいんじゃないかな -- 2017-01-16 (月) 00:14:31
      • 弾速・AP貫通・精度・拡散・後退速度が猫より上でしかも換気扇が積めるこれより、猫の方が全て上回っているというのは過言だと思うが。 -- 2017-01-16 (月) 00:33:26
    • Tier8とかに乗っているときの感覚からすると、むしろこの距離で撃っても見つからないのかと思うことが多いけどな。カニ目を使って見つけて15mルールをきっちり使えば一方的に撃てることもあるし、前線が崩れても足を使って距離を取れば粘れるから全体的には使いやすいと思う。あと、弾速が速くて当てやすい。 -- 2017-01-15 (日) 20:47:04
      • そりゃ周りの視界が違うんだから当たり前でしょ。 -- 2017-01-15 (日) 23:51:12
    • 俯角が十分に取れるんで撃ったら隠れるの繰り返しで前線でも割りと粘れる、マップ次第だが↑みたいにティア6じゃ目が悪いのも多いし早々見つかって蜂の巣になる事はない。 -- 2017-02-06 (月) 18:40:12
  • 視認範囲変わった? -- 2017-03-10 (金) 23:14:37
  • 車重が軽いせいだと思うけど、四駆とかだと姿勢保持できる岩場の上とかでもずり落ちるから、狙撃位置には注意した方が良いかも -- 2017-03-13 (月) 02:56:42
    • 重心が高いからすぐ横転する。建物すれすれに移動してる時に壁に擦ると横転とか勘弁してよもー -- 2017-05-01 (月) 20:58:58
  • Ikv 65 Alt II、消しゴムや将棋の駒みたいで持ちやすそう -- 2017-04-19 (水) 05:22:58