Ikv 90 Typ B

Tier 7 スウェーデン 駆逐戦車 / 略称：Ikv 90 B

↑ 9 cm Bofors L/53
初期状態。計画時点でのIkv 90 Typ Bの史実装備。
きつい傾斜装甲の車体はStrv 103Bを連想させるが、垂直な戦闘室正面装甲のおかげで避弾経始は良くない。
これまでのスウェーデン駆逐戦車と同じく紙装甲。

↑ 9 cm kan m/F
最終状態。マズルブレーキが付いてやや短くなり、排煙器が消滅した。

スペック(v1.20.0)

車体

武装

エンジン

履帯

無線機

乗員

拡張パーツ

	Class3		Class2		×		Class2		Class2		Class2
	×		×		Class2		Class2		Light

隠蔽性

派生車両

射界

開発ツリー

車両に関する変更履歴

解説(v1.20.0)

• 概要
  v0.9.17で追加されたTier7のスウェーデン駆逐戦車。
  1960年代、ボフォース社が設計した新型歩兵砲車のB案である。
   

• 火力
  俯仰角は前身から変わらず-10°/+12°で、俯角で困ることは少ない一方で仰角の狭さに不自由を感じることが多い。
  • 9 cm Bofors L/53
    Ikv 65 Alt IIからの引継ぎ砲。
    前身から発射速度は向上したものの、照準速度や精度が大幅に落ちてしまっているため、弱点狙撃が必須になるような重装甲車両の相手は厳しいものがある。
    貫通180mmでは同格以下にもAT 8やO-Niといった対処の難しい車両が存在するため、金弾は多めに用意しておきたい。
     
  • 9 cm kan m/F
    最終砲。精度とAPの弾速に優れる*1が、HEATの貫通力は少し低めになっている。
    普段はAPを使用し、日本重戦車などの厚めの垂直装甲を持つ車輌にはHEATを使う、という使い分けが望ましいだろう。
    Ikv 65 IIの弱点であった発射速度は大幅に改善され、DPMは同格平均程度にまでなったが、単発火力は据え置きでありTier7駆逐戦車としてはやや物足りない値である。
     

• 装甲
  鋭い傾斜装甲が採用されているが、装甲厚が薄すぎるため跳弾は期待できない。
  格下のO-IやKV-2の15榴どころかTier5で多く使われる10榴、はたまた自走砲の砲弾さえ貫通することがほとんどのため、後述の機動性と隠蔽を活かしてとにかく被弾を回避したいところだ。
  耐久力は同格TD最下位タイ。また体当たりにも脆弱で、軽戦車やT67といった相手であってもかなりのダメージをもらってしまう。
   

• 機動性
  車重が13トンしかないため、310馬力という非力なエンジンでも出力重量比は23と非常に優秀である。最高速度も同格ではトップクラスである。
  しかし、エンジンの馬力が低いため、加速が遅く、木などの障害物に当たると大幅に減速してしまう。また、履帯性能が低いので、旋回や加速でもたつくことがある。
   

• その他
  ずんぐりとしたIkv 65 IIから見た目の印象は大きく変化したが、車高は低いままであり隠蔽率は相変わらず優秀。
  ただし前後と横方向に車体が大型化しており、ここまでの小柄なTDの感覚で動かしていると茂みからはみ出てしまう事がある。
  また視認範囲も狭いままであり、隠蔽率が高いといえども視界提供役になるのは難しい。
   

• 総論
  Ikv 65 IIの精度、貫通力、DPMを強化した性能となっている。
  逆にそれ以外の性能はあまり変化しておらず、高隠蔽･高機動といった長所はともかくとして、紙装甲･低耐久といった短所もそのままだ。
  砲性能についても単発火力は据え置きであり、火力を発揮するためにはある程度撃ち続ける必要がある。
  前述の隠蔽や機動性、俯角を活かして弱点を補うしかないが、市街地等の長所が活かしにくいマップではかなり繊細な立ち回りが求められる。これまで培ってきた駆逐戦車の基本戦術を忘れず運用していこう。

史実

情報提供

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