Tier6 ソ連 軽戦車 (読み方 エムテー・ドゥヴァッツァッチ・ピャーチ)
重戦車のKVシリーズと中戦車のTシリーズを足して、無理矢理に軽戦車として小型化させたような独特な車体形状。
スペック (v1.10.0)
車体
耐久値 | 660 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 45/40/40 |
最高速度(前/後)(km/h) | 62/23 |
重量(初期/最終)(t) | 25.06/26.12 |
実用出力重量比(hp/t) | 28.33 |
本体価格(Cr) | 880,000 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 不可 |
ロール | 万能型軽戦車 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
45 mm VT-43M | 30 | AP APCR HE | 90 130 23 | 70 70 85 | 2,100 | 0.36 | 2 | 870 1,088 870 | 360 | 38 2,000 24 | 312 | -7°/+25° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
57 mm ZiS-4M | 20 | AP APCR HE | 112 160 29 | 85 85 95 | 1,700 | 0.36 | 2.3 | 990 1,238 990 | 100 | 56 2,800 28 | 740 | -5°/+25° |
76 mm S-54M | 13.33 | AP APCR HE | 125 156 39 | 115 110 165 | 1,533 | 0.42 | 2.3 | 816 1,020 816 | 70 | 80 2,400 48 | 1,390 |
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
MT-25 | 45/40/40 | 48 | 360 | 3,250 |
---|
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
V-2-10M | 600 | 15 | 750 |
---|---|---|---|
V-16M | 740 | 12 | 750 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
MT-25 | 26 | 44 | 8,000 |
---|---|---|---|
MT-25 reinforced | 28 | 48 | 8,000 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
9RM | 525 | 100 |
---|---|---|
R-113 | 730 | 80 |
乗員
1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Radio Operator | 5 | Loader |
---|
拡張パーツ
Class3 | Class2 | Class2 | Class2 | Class2 | Class2 | ||||||
× | × | Class2 | Class2 | Light |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
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静止時 | 16.07% | 3.97% |
移動時 | 16.07% | 3.97% |
派生車両
開発ツリー
45 mm VT-43M (初期/32,800) | ━ | 57 mm ZiS-4M (2,900/39,200) | ━ | 76 mm S-54M (4,300/49,600) | ━ | LTG (56,200/1,380,000) |
MT-25 (初期/9,900) | ||||||
9RM (初期/24,240) | ━ | R-113 (8,700/52,200) | ||||
V-2-10M (初期/28,000) | ━ | V-16M (11,200/39,000) | ||||
MT-25 (初期/9,000) | ━ | MT-25 reinforced (4,900/15,000) |
車両に関する変更履歴
v0.8.7 | v0.8.7にてT-50-2との置換実装 |
v0.9.1 | 初期履帯の硬化/中程度/軟化した地盤の移動性能を12/11/6%増加 改良履帯の硬化/中程度/軟化した地盤の移動性能を14/12/6%増加 エンジン:V-16(600馬力)をV-16M(700馬力)に変更 |
v0.9.3 | 派生元が(v0.9.2時点の)KV-1SからT-34に変更 派生先がKV-13からLTTBに変更 |
v0.9.6 | 45 mm 20Kの照準時間(初期砲塔時)を2.3秒から2.2秒に変更 45 mm 20Kの照準時間(改良砲塔時)を2.3秒から2.1秒に変更 45 mm 20Kの装填時間を2.1秒から2秒に変更 45 mm 20Kの着弾分布を0.46mから0.44mに変更 45 mm BT-43の装填時間を2.1秒から2秒に変更 57 mm ZiS-4の照準時間を2.3秒から2.1秒に変更 57 mm ZiS-4装填時間を2.7秒から2.4秒に変更 37 mm Automatic SH-37の弾倉交換時間(改良砲塔時)を45.7秒から40 秒に変更 |
v0.9.18 | 45 mm VT-43M・57 mm ZiS-4M・76 mm C-54М・V-2-10Мエンジンを追加 T-34M mod. 1941砲塔・37 mm Automatic SH-37・45 mm 20K・45 mm VT-43・57 mm ZiS-4・V-2-10エンジン・V-2Kエンジンを削除 MT-25サスペンションの移動中・車体旋回中の拡散を17%減少 MT-25 reinforcedサスペンションの移動中・車体旋回中の拡散を12%減少 視認範囲を350mから360mに変更 最高速度を72km/hから62km/hに変更 V-16Мエンジンの発火率を15%から12%に変更 V-16Мエンジンの馬力を700hpから740hpに変更 耐久力を570から590に変更 砲垂直安定装置Mk. Iを搭載可能に 中口径戦車砲用装填棒を搭載可能に |
v1.9.0 | 45 mm VT-43Mの総弾数を300発から360発に変更 修理費用を11%ダウン 収益性を2%ダウン HPを590から660に変更 派生元車輌を変更 |
解説
- 概要
v0.8.7にてT-50-2との置き換えで追加されたTier6ソ連軽戦車。
大戦中期に提案された25トン級戦車の計画案である。
v0.9.18の軽戦車ツリー改変により性能が変更された。改良砲塔および37 mm砲が削除され、76 mm砲が追加。
- 火力
前身A-20と同じく、攻撃面は貧相で不遇と言わざるを得ない。
いずれにも長所・短所がある為、プレイスタイルによって選択していこう。
俯角は45mm砲のみ-7°、他は-5°となる。- 45 mm VT-43M
初期砲。Tier5のT-50の最終砲だが、照準時間・俯角にも優れ、精度も改善されていて扱いやすい。
特に発射速度が大幅に向上した事で、2100ものDPMを得ている。
一方で単発火力は低く、通常弾・課金弾共に貫通力が不足しているため、貫通可能な部位を見極めつつ、しっかりと手数を稼ぐ必要がある。
課金弾を常用する性質上、戦果と収支の両立は事実上不可能。 - 57 mm ZiS-4M
T-34でおなじみの57mm砲だが、v0.9.18で独立した砲(ZiS-4→ZiS-4M)に変更された。
なぜか本家より発射速度・課金弾の貫通力が低下しており、発射速度や精度を含めた諸般の性能まで2つも格下であるTier4のT-28のものにさえ明確に劣っている有様。
一応、課金弾の貫通力は本車で最も高く、精度との両立など長所はある。 - 76 mm S-54M
v0.9.18にて追加された76mm砲。やはり本家76 mm S-54とは独立した砲となっている。
他の砲より単発火力に優れるが、発射速度がかなり遅く、精度・DPMも低い。
貫通力も57mm砲と大差がない上、同格軽戦車の主砲と比べてもあらゆる面で見劣りする。
決して扱いやすい砲とは言えない。
- 45 mm VT-43M
- 装甲
砲塔・車体ともにほぼ全周40mm、正面の一部は45mmおよび50mm部位がある。
さすがに頼れる装甲厚とは言い難いものの、当たり所が良ければ120mm口径未満のAP・APCRを跳弾し、真横から撃たれない限りほぼ確定で10榴のHEを非貫通で耐えるというのは軽戦車の装甲としては破格。
敵からすれば、高い瞬発力と相まって精密狙撃が難しいため、車体をうまい角度で斜めにする事を意識していれば跳弾が発生する確率は低くない。
もちろん、履帯を切られてしまうと防御性能は激減するため、回避できる弾は完全に回避しておきたい。
- 機動性
以前はトップクラスの最高速度を有していたが、v0.9.18の性能変化で72km/hから62km/hに落とされ、同格軽戦車と大差がなくなった(出力重量比は依然として優秀)。
なお、隠しパラメーターの軟弱地盤での機動性低下が控え目であり、湿地や水辺でも一定の速度で走行可能だ。
- 偵察性能
低質とは言わないまでも軽戦車としては全体的に物足りない。
視認範囲360mは同格軽戦車の中ではAMX 12 tや59-16と並んで低く、隠蔽性もv0.9.18で改善されたとはいえあくまで平均的な値に落ち着いているに過ぎない。
無線に関しては初期無線で525mとそこそこの性能があり、最終無線になれば730mまで向上する。共有できる車輌も多く、軽戦車ルートに限ってもTier8まで引き継ぐ事ができる。ここで開発しておいて損は無いだろう。
幸い搭乗員の兼任が無いため搭乗員スキルでの性能強化は行いやすい。
- 総論
加速は良好だが、視界や攻撃力は相変わらず低水準で、工夫なしで他国の軽戦車と張り合うのは無謀である。
本車を性能を出し切るのはむしろ上位の軽戦車よりも難しく、軽戦車に慣れていない場合は早めに後継車輌へ乗り換えることを目標にした方が良いだろう。
史実
1943年に設計された。転輪にインターリーブ方式を採用し、すべての転輪がベルトドライブで駆動する動輪など、革新的な軽戦車ではあったが試作には至らなかった。
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